2020年 日経新春杯 最終予想
日経新春杯の最終予想をするわよ!
今年は、賞を勝った実力馬から、条件戦で存在感を示している若駒まで、見ごたえのあるメンバーが揃ったわね
そんな14頭が、ハンデキャッパーのもとで公平に戦うわけだから、盛り上がりは必至。
配当面でも期待できるレースになるわ。
とくに今回は、さまざまな好走条件を備えた素質馬が中穴クラスでくすぶっているし、このままいけばかなりの配当が出る可能性大。
データ上期待できる本命馬もいるし、効率よく高配当が狙えそうよ。
予想印はページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、確定した枠順を見てもらうわね。
2020年 日経新春杯 枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | メロディーレーン | 牝4 | 49.0 | 岩田望来 | 森田直行 | 栗東 |
2 | 2 | レッドジェニアル | 牡4 | 56.0 | 武豊 | 高橋義忠 | 栗東 |
3 | 3 | マスターコード | 牡6 | 53.0 | 幸英明 | 吉村圭司 | 栗東 |
4 | レッドレオン | 牡5 | 54.0 | 北村友一 | 角居勝彦 | 栗東 | |
4 | 5 | チェスナットコート | 牡6 | 55.0 | 藤岡康太 | 矢作芳人 | 栗東 |
6 | モズベッロ | 牡4 | 52.0 | 池添謙一 | 森田直行 | 栗東 | |
5 | 7 | タイセイトレイル | 牡5 | 55.0 | 川田将雅 | 矢作芳人 | 栗東 |
8 | エーティーラッセン | 牡6 | 51.0 | 藤懸貴志 | 木原一良 | 栗東 | |
6 | 9 | ロードヴァンドール | 牡7 | 55.0 | 太宰啓介 | 昆貢 | 栗東 |
10 | サイモンラムセス | 牡10 | 53.0 | 小牧太 | 梅田智之 | 栗東 | |
7 | 11 | サトノガーネット | 牝5 | 55.0 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | 栗東 |
12 | スズカディープ | セン8 | 52.0 | 岩崎翼 | 橋田満 | 栗東 | |
8 | 13 | アフリカンゴールド | セン5 | 55.0 | 福永祐一 | 西園正都 | 栗東 |
14 | プリンスオブペスカ | 牡6 | 54.0 | 藤井勘一 | 松永昌博 | 栗東 |
詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわよ。
■前走クラス別成績
G1組の勝率が高く、OP特別組の成績はイマイチ
前走2勝クラス組は他のデータが良ければ有力
■前走着順別成績
前走勝った馬が好成績だが、掲示板を外しても他のデータ次第で買える
前走2桁着順だった馬は、その前走が2000mなら買える
■レース当日人気別成績
1番人気の信頼度は高く、勝ち馬のほとんどは2番人気まで
2桁人気の馬も前走2000mなら買える
■馬体重別成績
7歳以上は切る
若ければ若いほどいいが、5歳馬は複勝回収率が高い
それじゃあ月曜日から引き続き、過去10年のデータを新たに2点使って、日経新春杯の予想を詰めていくわ。
枠順別成績から見てちょうだい!
2020年 日経新春杯 枠順別成績
枠 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 1 | 0 | 9 | 28.6 | 35.7% | 35.7% |
2 | 1 | 1 | 2 | 10 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
3 | 1 | 2 | 2 | 10 | 6.7% | 20.0% | 33.3% |
4 | 1 | 1 | 1 | 13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
5 | 0 | 1 | 1 | 18 | 0.0% | 5.0 | 10.0% |
6 | 2 | 2 | 0 | 16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
7 | 0 | 1 | 4 | 16 | 0.0% | 4.8% | 23.8% |
8 | 1 | 1 | 0 | 19 | 4.8% | 9.5% | 9.5% |
1枠の好走率が圧倒的ね!
また全体的に、目の枠の方が好成績であることがわかるわ。
1枠のメロディーレーンはもとより、レッドジェニアル、マスターコード、レッドレオンあたりもぜひ注目しておきたいわね。
また外側でも6~7枠あたりはなかなか好走率が高くて、とくに7枠は複勝回収率が131%もあるの。
ただ月曜日に調べたデータと照らし合わせると、この条件で買えるのはサトノガーネットくらいよ。
そうそう、今回かなり人気しそうなアフリカンゴールドが、やや不調な8枠に入っているわね。
ただこの枠に入った3番人気以内の馬は50%の確率で馬券になっているし、あまり不安がる必要はないわ。
対照的に、3番人気以内の馬がすべて飛んでいるのが5枠。
今回ここに入ったタイセイトレイルは、やっぱりちょっと厳しいかも知れないわね。
次は、斤量別成績を見てもらおうかしら。
2020年 日経新春杯 斤量別成績
斤量 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
49kg | 0 | 0 | 0 | 2 | 0% | 0% | 0% |
51kg | 0 | 0 | 0 | 3 | 0% | 0% | 0% |
52kg | 1 | 0 | 3 | 13 | 5.9% | 5.9% | 23.5% |
53kg | 0 | 1 | 0 | 13 | 0% | 7.1% | 7.1% |
54kg | 2 | 1 | 0 | 22 | 8.0% | 12.0% | 12.0% |
55kg | 4 | 3 | 1 | 17 | 16.0% | 28.0% | 32.0% |
56kg | 1 | 5 | 3 | 21 | 3.3% | 20.0% | 30.0% |
※今回出走する馬の負担重量だけを取り上げているから、各列の合計が10にならないわよ。
今回はレッドジェニアルの56kgがトップハンデで、あとは55kg負担の馬が5頭。
データ的にもそのあたりの馬は好調で、基本的には彼らを中心に馬券を組み立てたいわ。
あと目立つのは、軽ハンデ組の中では複勝率の高い52kg組で、今年は該当する馬が一頭だけいるわね。
そうそう、今回そこそこの支持を集めているメロディーレーンは最軽量の49kg負担だけど、この条件の馬はほとんど前例がないの。
過去出走した2頭はいずれも当日の2桁人気だし、今回のレースの参考にはならなさそうね。
さあ、ここで今週の予想印を紹介するわよ。
2020年 日経新春杯 注目馬①
レッドジェニアル(牡4)負担重量56kg
【前走:菊花賞(G1)7番人気6着】
人気はもとより、その他のデータもかなりいいものが揃っているレッドジェニアル。
2枠は一見勝率が低いようだけど、馬番に注目すると2番に入った馬は勝率20%。
本命も穴も勝っている条件だから、このレースは2番の馬というだけで安心して買えるわよ。
他にも、このレースは上位人気の信頼度が高い、というのはすでに話した通りだし、不安らしいものはほとんど見つからない状態。
オッズについても、今年は上位人気の支持が割れているから、単勝3倍強くらいは期待できそうよね。
穴党の私でも、彼を切ることは考えられないわ!
2020年 日経新春杯 注目馬②
サトノガーネット(牝5)負担重量55kg
【前走:中日新聞杯(G3)8番人気1着】
月曜日にも注目馬として紹介していたサトノガーネット。
前走で重賞を勝ちながらも負担重量が55kgに落ち着いたからか、本走でも単勝10倍を切るくらいの人気になりそうね。
そんな55kg負担の馬は本走で好走しがちだし、枠順も外側4つの中では一番複勝率が高いところ。
その他のデータがいいのは月曜日に話した通りよ。
彼女の最終追い切りは、栗東の坂路で4ハロン55.0-12.7。
まだまだ良くなりそうな動きではあったけど、寮馬にしっかり先着して、充実の内容って感じね。
距離延長についても、陣営は良い方に出ると判断しているようだし、狙い目よ!
2020年 日経新春杯 注目馬③
メロディーレーン(牝4)負担重量49kg
【前走:江坂特別(2勝クラス)2番人気4着】
実績はあくまで2勝ながら、強烈な末脚が印象的なメロディーレーン。
実力はともかく、枠順や斤量などがいかにも有利そうだからか、本走でもそれなりに注目されているわね。
とはいえ彼女はここまで調べた大半のデータによく当てはまっているし、49kg負担は前例がほぼないとはいえ有利であることに変わりはないところ。
また主戦の岩田望来騎手が、この重量でも乗れる体格だったのはありがたいわ。
岩田騎手は昨年3月のデビューでまだまだ頼りないようだけど、今年に入ってからすでに1勝を挙げているあたりなかなか期待できる存在。
さまざまな好条件が重なった今回なら、勝利まで十分にありえるわよ!
2020年 日経新春杯 注目馬④
アフリカンゴールド(セ5)負担重量55kg
【前走:アルゼンチン共和国杯(G2)1番人気3着】
当日までに出てくる情報次第では、1番人気になっていてもおかしくないアフリカンゴールド。
読者の中には、連下評価であることに驚く人もいるかもしれないわね。
彼が8枠に入ったからといって、あまり心配しすぎる必要はない、というのはすでに話した通り。
だけど馬番に注目してみると、13番以降に入って勝利した馬はいない、というのも事実なのよ。
ここまで紹介した3頭と比べると、ちょっと見劣りするわよね。
もっとも彼は、その辺りを差し引けば並のレースをアッサリ勝ってもおかしくないくらいのデータが揃っているし、実績も十分。
買い目を絞るのはともかく、切るのはオススメしないわ!
誰が好走してもおかしくない日経新春杯
今回の負担重量なら「アノ条件戦馬」の激走に期待できるわよ!
2020年 日経新春杯 注目穴馬
モズベッロ(牡4)負担重量52kg
【前走:グレイトフルステークス(3勝クラス)4番人気4着】
本走唯一の52kg負担であるモズベッロ。
前走は一見ちょっと残念な結果に終わっているけど、典型的な前残りの展開だったあのレースで、4角10番手からトップと1馬身差程度まで迫ったのはお見事だわ。
少なくとも末脚については、十分に重賞クラスだと言えるわ。
彼のように前走に3勝クラスを使った馬はけっこう複勝率が高いし、今回彼が入った4枠は、好調というわけではないにせよ問題なく買えるところ。
上位の厚い今年、さすがに連対は厳しいかも知れないけど、3着に飛びこんで馬券を賑わす可能性は十分。
あとは当日まで、なるべく注目されないよう願うばかりね!