弥生賞ディープインパクト記念の最終予想をするわよ!
事前予想でも伝えたように、近年は混戦ムードで荒れる傾向の強いこのレース。
検証では今年も波乱のありそうな結果が出ていたし、不人気馬にこそ目を向けて激走傾向にある穴馬を探し出したいわね。
今回も引き続きデータを用いて、そんな番狂わせの可能性を秘めた伏兵と高回収率が見込める買い目を炙り出せたわ。
回収率500%が見込める注目の穴馬、ページの最後で紹介しているからぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、確定した枠順から確認していくわよ。
枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ジャスティンロック | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 吉岡辰弥 | 栗東 |
2 | 2 | メイショウゲキリン | 牡3 | 56.0 | 横山武史 | 池添兼雄 | 栗東 |
3 | 3 | リューベック | 牡3 | 56.0 | 池添謙一 | 須貝尚介 | 栗東 |
4 | 4 | アケルナルスター | 牡3 | 56.0 | 菅原明良 | 清水英克 | 美浦 |
5 | 5 | マテンロウレオ | 牡3 | 56.0 | 横山典弘 | 昆貢 | 栗東 |
6 | 6 | ボーンディスウェイ | 牡3 | 56.0 | 石橋脩 | 牧光二 | 美浦 |
7 | ドウデュース | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 友道康夫 | 栗東 | |
7 | 8 | ラーグルフ | 牡3 | 56.0 | 丸田恭介 | 宗像義忠 | 美浦 |
9 | インダストリア | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭太 | 宮田敬介 | 美浦 | |
8 | 10 | アスクビクターモア | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 | 田村康仁 | 美浦 |
11 | ロジハービン | 牡3 | 56.0 | M.デム | 国枝栄 | 美浦 |
詳しい予想に入る前に、軽く前回のおさらいをしておくわね。
■レース当日人気別成績
1・2番人気を絡めたボックス買いがオススメ
券種は3連複を推奨
■前走クラス別成績
若駒S(OP特別)組は勝率66.7%
朝日杯FS(G1)組は複勝率75.0%
■前走着順別成績
勝ち馬の7割は前走1着馬
前走5着馬の単勝回収率は1364%
■騎手乗り替り別成績
前走と同騎手だった馬が好成績を残している
中山開催のレースで馬券圏内になった実績があれば、乗り替わりがあっても勝利し得る
それじゃあ引き続き過去10年分のデータを使って、弥生賞ディープインパクト記念の予想を詰めていくわよ。
枠順別成績から見てちょうだい。
枠順別成績
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
2枠 | 0 | 1 | 2 | 8 | 0.0% | 9.1% | 27.3% |
3枠 | 1 | 0 | 4 | 6 | 9.1% | 9.1% | 45.5% |
4枠 | 2 | 1 | 2 | 7 | 16.7% | 25.0% | 41.7% |
5枠 | 0 | 2 | 0 | 13 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
6枠 | 1 | 0 | 0 | 16 | 5.9% | 5.9% | 5.9% |
7枠 | 1 | 5 | 1 | 13 | 5.0% | 30.0% | 35.0% |
8枠 | 4 | 1 | 1 | 14 | 20.0% | 25.0% | 30.0% |
よく馬券に絡む枠と、そうでない枠がハッキリしているわね。
とくに8枠は過去10年で4頭もの勝ち馬が出ているし、隣の7枠は連対馬が5頭。
外枠が有利、という見方もできそうね。
また3・4枠も複勝率が40%オーバーと高いだけでなく、どちらも単勝回収率は200%オーバー、複勝回収率は100%オーバーと好調。
狙うべきは3・4・7・8枠に収まる子たち、と覚えておいてちょうだい。
次は、馬体重別成績を見てもらうわよ。
馬体重別成績
馬体重 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
~459kg | 1 | 2 | 1 | 18 | 4.5% | 13.6% | 18.2% |
460~479kg | 3 | 0 | 2 | 23 | 10.7% | 10.7% | 17.9% |
480~499kg | 4 | 7 | 4 | 29 | 9.1% | 25.0% | 34.1% |
500~519kg | 2 | 1 | 2 | 11 | 12.5% | 18.8% | 31.3% |
520kg以上 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0.0% | 0.0% | 16.0% |
520kgを超えない程度でより馬格のある馬が走る、と言えそうなデータね。
とくに480~519kgの範囲だった馬が馬券の中心、という印象。
前走時の馬体重を参考にした際、この範囲に足らなかった
アケルナルスター
アスクビクターモア
マテンロウレオ
は好走率が一段落ちる、と考えたいわね。
また今回のメンバーで、唯一前走時に520kgを超えていたロジハービンについては、扱いに気を付けるべき、と言っておくわ。
そんなところで、最終追い切りの結果も考慮した予想印とオススメの買い目を発表していくわね!
今回の注目穴馬は、回収率500%が見込めるオイシイ1頭よ!
◎本命
リューベック(牡3)
【前走:若駒ステークス(OP特別L)3番人気1着】
ベストと言えるデータが揃った、リューベック。
勝率6割の若駒Sを使って来る点や、前走から続いて池添謙一Jが鞍上を務めてくれる点など、このレースの勝ち馬に推せる条件を多く備えているわ。
また、前めでの競馬を得意とする彼が今回内めの枠に収まったことも、追い風になる材料
開幕2週目でまだまだ前残りがある中山なら、序盤から楽に先行して最先着、なんていう展開も十分考えられるわね。
そんなリューベックの最終追い切りは、栗東のCWで5F【67.9-52.0-36.9-11.3】の時計を記録。
順調に稽古をこなせて状態もよさそうだし、今回のメンバー相手でも現実的に勝利が狙えるわ!
○対抗
ドウデュース(牡3)
【前走:朝日杯フューチュリティステークス(G1)3番人気1着】
当日も圧倒的な1番人気は変わらなそうな、ドウデュース。
1番人気はそこそこ信頼できる、というデータもあるし、それだけで傾向上は馬券から外せない存在と言えるわ。
彼は他のデータも好調なものばかりで、実績・実力ともに今メンバートップ。
初の中山・2000m戦ではあるけど、パワーやスタミナは新馬戦とアイビーSで証明済みだし、鞍上は折り合いのついた武豊Jとあって、この舞台も難なくこなしてくれるんじゃないかしら。
ドウデュースの最終追い切りは、栗東のCWで馬なりながら、7F【98.5-81.8-66.5-51.7-37.2-12.0】という好時計を記録。
動きは抜群にいいし、万全の仕上がりで乗り込めそうね。
馬券妙味は期待しにくいけど、間違っても切っちゃダメよ!
▲単穴
インダストリア(牡3)
【前走:ジュニアカップ(OP特別L)2番人気1着】
前走のジュニアCでは後続に2馬身半もの差をつけ勝利した、インダストリア。
皐月賞ではなくNHKマイルに向けて本走を使うとのことだけど、新馬戦と未勝利戦の走りを見れば、中長距離のレースでも十分勝ち負けできそうよね。
今回は前走で結果を出した中山が舞台だし、データとの相性もいいから、デビューから3戦連続で上がり最速を記録する強烈な末脚が繰り出せれば一発もある、と見ているわ。
そんなインダストリア、調教でも抜群の動きを見せていて、美浦の南Wで行った最終追い切りでは、6F【82.8-66.0-51.4-37.2-11.8】の好時計を記録。
本番でも使用する予定のチークピース効果もあって、前走以上に能力が発揮できそうな出来、って感じね。
彼を単勝10倍弱程度で買えるのは、今回が最後になるかもしれないわ!
さて、検証してきた弥生賞ディープインパクト記念。
大荒れな展開になることも考慮しつつ、小点数で高配当を狙いたいわね。
そんなデータ検証から導き出された、オススメの買い目は…。
◎○▲☆の3連複ボックス勝負よ!
☆注目穴馬
ボーンディスウェイ(牡3)
【前走:ホープフルステークス(G1)10番人気5着】
中山2000mで2勝の実績をもつ、ボーンディスウェイ。
ホープフルSでも3着馬に0秒1差の5着と、決して力負けした敗戦ではなかったし、得意の舞台でのレースとなる今回は上位入線に期待できるわ。
さらに伝えてきた通り、彼は複勝率80%の前走5着馬、人気薄から馬券になる条件の「5戦以上のキャリア、かつ中山開催の1勝クラスで勝ち鞍あり」に該当するなど、穴馬として好走するための材料が豊富。
内枠と開幕2週目の利を活かして、葉牡丹の時のようなラップで先行できれば、上位陣をまとめて蹴散らすようなことがあっても不思議じゃないわ。
そんなボーンディスウェイの最終追い切りは、美浦の南Wで6F【82.2-65.4-50.2-36.3-11.8】の時計。
併せた寮馬にも先着するなど、リズムよく淡々と走れていたし、仕上がりは上々と見ていいわ。
3連複で万馬券を演出してくれるのは、この子よ!