2019年 金鯱賞 事前予想
今週の日曜日に行われる、金鯱賞(G2)の事前予想をするわね。
大阪杯(G1)の優先出場権をかけて争われる、金鯱賞。
2008年以降は前走5着以内の馬が馬券に絡みやすく、また上位人気馬が好走する傾向にあるのよね。
ただ、最近は5~9番人気の伏兵馬が上位を賑わせているから、好走しそうな中穴を見極めるのが重要になってくるわ!
過去10年のうち、人気薄で馬券に絡んだ馬の共通点を探ったところ、ある中穴馬をあぶりだせたのよ…。
データの後に注目馬を紹介するから、最後までしっかり読むのよ。
まずは、金鯱賞の登録馬を見てちょうだい。
2019年 金鯱賞 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担重量 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アルアイン | 牡 | 57.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
エアウィンザー | 牡 | 56.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
ギベオン | 牡 | 56.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
クリノヤマトノオー | 牡 | 56.0 | 高橋義忠 | 栗東 |
ショウナンバッハ | 牡 | 56.0 | 上原博之 | 美浦 |
スズカデヴィアス | 牡 | 56.0 | 橋田満 | 栗東 |
タニノフランケル | 牡 | 56.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
ダノンプレミアム | 牡 | 56.0 | 中内田充 | 栗東 |
ペルシアンナイト | 牡 | 57.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
ムイトオブリガード | 牡 | 56.0 | 角田晃一 | 栗東 |
メートルダール | 牡 | 56.0 | 戸田博文 | 美浦 |
サトノワルキューレ | 牝 | 54.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
モズカッチャン | 牝 | 54.0 | 鮫島一歩 | 栗東 |
リスグラシュー | 牝 | 55.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
2019年 金鯱賞 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 2- 1- 3- 12/ 18 | 11.1% | 16.7% | 33.3% |
前走2着 | 2- 1- 0- 4/ 7 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
前走3着 | 0- 0- 2- 8/ 10 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
前走4着 | 2- 2- 2- 4/ 10 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
前走5着 | 1- 1- 0- 5/ 7 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
前走6〜9着 | 2- 4- 2- 28/ 36 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
前走10着〜 | 1- 1- 2- 47/ 51 | 2.0% | 3.9% | 7.8% |
これは、前走着順別のデータ。
前走掲示板内の馬が馬券に絡んでいるのが、目立つわね。
冒頭でも伝えたけど、金鯱賞は2008年以降、前走5着以内の好調馬が結果を残しているの。
今回出走するなかで、条件に当てはまるのがこの子たち。
・エアウィンザー
・ギベオン
・タニノフランケル
・リスグラシュー
・アルアイン
・クリノヤマトノオー
・メートルダール
・ペルシアンナイト
次は体重別の成績を見てみましょう。
2019年 金鯱賞 馬体重別成績
馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
420〜439kg | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
440〜459kg | 0- 1- 2- 14/ 17 | 0.0% | 5.9% | 17.6% |
460〜479kg | 1- 1- 0- 24/ 26 | 3.8% | 7.7% | 7.7% |
480〜499kg | 3- 3- 1- 37/ 44 | 6.8% | 13.6% | 15.9% |
500〜519kg | 3- 5- 5- 21/ 34 | 8.8% | 23.5% | 38.2% |
520〜539kg | 2- 0- 3- 12/ 17 | 11.8% | 11.8% | 29.4% |
540〜 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
体重別成績を見ると480キロ以上の、「馬格」のある馬が勝ちやすいというデータが出ているわね。
480キロ以上のなかでも、” 500~519kg”の馬の複勝率が38.2%と際立っているから、ベストな体重がこの範囲に収まる馬なら期待できるわ。
この条件に当てはまるのが、以下の3頭。
・アルアイン
・ギベオン
・メートルダール
・ペルシアンナイト
とくにギベオンは人気のルメール騎手が騎乗しないと発表があったし、世間の注目は薄れそう…。
だから、オッズも上がる可能性が高いわよ。
2019年 金鯱賞 レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 6- 1- 0- 3/ 10 | 60.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 0- 1- 3- 6/ 10 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
3番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 1- 1- 3- 5/ 10 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
5番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 1- 2- 1- 6/ 10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
7番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
8番人気 | 0- 3- 1- 6/ 10 | 0.0% | 30.0% | 40.0% |
9番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
10番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0- 0- 1- 6/ 7 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
14番人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
※同着が発生した年があるから、3着の合計が10になっていないわ。
こちらは、当日人気別成績のデータ。
上位人気が良い走りを見せる金鯱賞だけあり、1番人気の勝率が群を抜いているわね。
現時点では、エアウィンザーに人気が集中しそうって、とこかしら。
ただ、見逃せないのが6~9番人気の連対率や複勝率。
実は金鯱賞、最近毎年のように6番人気以下の伏兵馬が上位を賑わせているの。
昨年出場した、サトノノブレスの好走も記憶に新しいわね。
サトノノブレスは8番人気と、世間から注目はされていなかったけど、勝ち馬のスワーヴリチャードとの1/2差で2着で馬券に絡んでいるわ。
それだけでなく2009年以降、ほとんどのレースで6番人気以下の馬が馬券に絡んでいるのから、今年もこのデータは見逃せないわね。
過去、6~9番人気の馬券に絡んだ馬のデータを深堀りしたところ、
・10頭中8頭が、480 kgオーバー
・10頭中6頭が、5歳以上
・10頭中9頭が、牡
こんな共通点があったのよ。
今回出走するなかで、同じような馬がいたら、買いってことね。
それじゃあ、ここまでのデータから読み解いた、月曜時点での注目馬を紹介するわ。
2019年 金鯱賞 注目馬①
ダノンプレミアム(牡4)
【前走:東京優駿(G1)1番人気6着】
復帰を待ち望まれていた、ダノンプレミアム。
前走の東京優駿(G1)から、半年以上も期間を空けての出走になるわね。
ダノンプレミアムはデビュー戦から2018年の報知杯弥生賞(G2)まで4連勝を記録した、言わずと知れた実力馬。
ただ直近の東京優駿(G1)では奇しくも6着と掲示板内を逃し、その後は挫跖によって皐月賞を回避していたのよね。
今回の復帰を待ちわびていた人も多いんじゃないかしら。
ただ、今までの経歴や復帰戦ということを踏まえると、世間の注目は集まりそうね!
金鯱賞の“人気馬が勝つ”というセオリー通りに行けば、ダノンプレミアムなしには予想を立てられないわ。
2019年 金鯱賞 注目馬②
ギベオン(牡4)
【前走:中日新聞杯(G3)1番人気1着】
ルメール騎手が騎乗するんじゃないか?と噂されていた、ギベオン。
昨日の時点では、丸山元気騎手とのコンビで金鯱賞を挑むことが分かったわね。
人気のルメール騎手が騎乗しないことを落胆している人も多いけど、オッズが高くなりそうだし穴馬党からしたら吉報とも捉えられるんじゃないかしら。
前走の中日新聞杯(G3)では1番人気の期待通り、見事勝ち馬になったギベオン。
その時の体重は504 kgと、馬格もあるわ。
ベスト体重は500 kg台だし、いい走りを見せてくれそうね。
大阪杯(G1)の前哨戦となる、金鯱賞…
人気馬を脅かす、伏兵馬はこの子よ!!
2019年 金鯱賞 注目穴馬
メートルダール(牡6)
【前走:アメリカジョッキークラブカップ(G2)5番人気3着】
今回、注目なのがメートルダール。
前走のアメリカジョッキークラブカップなど、20レース中、14レースで馬券に絡んでいる実力のあるベテラン馬よ。
一般的に若い馬に人気が集中するから、金鯱賞ではオッズが高くなると予想しているの。
ここ最近の体重は480~500 kgで、ベスト体重もこの辺りね。
6番人気以下が好走する、
・10頭中8頭が、480キロオーバー
・10頭中6頭が、5歳以上
・10頭中9頭が、牡
というデータにも当てはまっているわ。
ギベオン同様、当日の体重はしっかりチェックしてちょうだいね!