2018年 目黒記念 事前予想
上半期の盛り上がりどころ、ダービーウィークがやってきたわね!
今年も熱い戦いが期待できそうで楽しみだわ!
そんな日本ダービーの余韻に浸りながら楽しめちゃうのが、同日の最終レース目黒記念(G2)!
このレースは配当の方でも熱くなれるわよ!
じゃあどれくらい期待できるのか、登録馬紹介の前に直近10年の結果をお見せするわね。
過去10年で堅い決着は2008年のみ。
それ以外では10万馬券が5回、ソコソコ荒れているの!
メンバー構成を考えると、今年も荒れるニオイがプンプンするわ…!
ダービーがダメでも、ニッコリ笑顔で帰れるような配当に期待できる馬をバッチリ見つけたから、楽しみにしていてちょうだい!
じゃあ、さっそく登録馬を紹介するわ。
2018年 目黒記念 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
ウインテンダネス | 牡 | 54.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
コウキチョウサン | 牡 | 51.0 | 和田正一 | 美浦 |
サウンズオブアース | 牡 | 58.0 | 藤岡健一 | 栗東 |
ゼーヴィント | 牡 | 57.5 | 木村哲也 | 美浦 |
ソールインパクト | 牡 | 54.0 | 戸田博文 | 美浦 |
チェスナットコート | 牡 | 56.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
トウシンモンステラ | 牡 | 52.0 | 村山明 | 栗東 |
ノーブルマーズ | 牡 | 55.0 | 宮本博 | 栗東 |
ハッピーモーメント | 牡 | 54.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
パフォーマプロミス | 牡 | 56.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
ブライトバローズ | 牡 | 54.0 | 堀宣行 | 美浦 |
ホウオウドリーム | 牡 | 54.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
ポポカテペトル | 牡 | 55.0 | 友道康夫 | 栗東 |
リッジマン | 牡 | 52.0 | 庄野靖志 | 栗東 |
ロードヴァンドール | 牡 | 56.0 | 昆貢 | 栗東 |
ヴォージュ | 牡 | 54.0 | 西村真幸 | 栗東 |
コルコバード | 牝 | 53.0 | 木村哲也 | 美浦 |
フェイムゲーム | セン | 59.0 | 宗像義忠 | 美浦 |
マコトガラハッド | セン | 51.0 | 鮫島一歩 | 栗 |
早速、ここから過去10年のデータを使って目黒記念の予想を始めていくわよ!
最初は、前走クラス別成績から。
2018年 目黒記念 前走クラス別成績
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2勝 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
3勝 | 1- 2- 0- 17/ 20 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
OPEN非L | 4- 4- 4- 55/ 67 | 6.0% | 11.9% | 17.9% |
G3 | 3- 0- 2- 15/ 20 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
G2 | 0- 2- 0- 26/ 28 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
G1 | 2- 2- 3- 24/ 31 | 6.5% | 12.9% | 22.6% |
地方 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
海外 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G2組がちょっと不振というくらいで、他はそんなに大差のないデータね。
と言っても、G2組の前走レースもバラバラで特に偏りも見られなかったから、G2からの臨戦がダメってことじゃないわ。
前走のクラスだけで絞るのは難しいわね。
前走レース別で見てみると、最も多いステップがOP特別のメトロポリタンステークス(2-2-3-34)。
この7頭を調べてみたら、5頭が馬券圏内で2頭が6着だったから、最低でも掲示板前後は欲しいって感じ。
次に多かったのが、G1の天皇賞春で(2-2-1-20)で複勝率も20.0%とマズマズ。
この5頭を調べてみたら、全頭が4着以下で負けていたわ。
そのうちの3頭は二桁決着の惨敗だったから、前走着順は気にしなくて良さそうね。
最後に注目したいのがG1の有馬記念とG3のダイヤモンドステークス。
前者が(0-0-2-0)、後者が(1-0-1-0)となっていて、ともに2頭だけとは言え複勝率100%を残しているの!
サウンズオブアースとフェイムゲームは要注目ね。
次は、前走着順別成績よ。
2018年 目黒記念 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 3- 3- 2- 21/ 29 | 10.3% | 20.7% | 27.6% |
前走2着 | 0- 1- 2- 11/ 14 | 0.0% | 7.1% | 21.4% |
前走3着 | 0- 1- 0- 7/ 8 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
前走4着 | 2- 0- 2- 10/ 14 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
前走5着 | 0- 2- 0- 5/ 7 | 0.0% | 28.6% | 28.6% |
前走6〜9着 | 3- 1- 2- 47/ 53 | 5.7% | 7.5% | 11.3% |
前走10着〜 | 2- 2- 2- 39/ 45 | 4.4% | 8.9% | 13.3% |
前走掲示板組の成績が良いんだけど、注目して欲しいのは6着以下の成績。
特に勝ち馬は掲示板組と同じ5頭で、勝率も掲示板組6.9%・着外組5.1%となっていて大差ないの。
この12頭のうち、10頭が当日人気6番以降で穴を開けた馬たちだったから、前走着外からの巻き返しには十分気を付けたいわ!
穴馬の好走条件を見つけるために、この10頭の直近3走を掘り下げてみたら3頭が重賞で掲示板確保、6頭がOP特別以下のレースで連対していたことが分かったの。
前走は不甲斐ない結果で終わってしまったものの、直近で良績を残していれば要注意ってことね。
残った1頭は2015年1着のヒットザターゲット。
直近はパッとしなかったけど、前年の天皇賞秋で掲示板を確保していたから1年以内にそれなりの実績があれば気を付けたいって感じよ。
次は、前走負けた22頭に絞ったデータを見てちょうだい。
2018年 目黒記念 前走着差表
前走着差 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
勝1.0〜1.9 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
勝0.6〜0.9 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝0.3〜0.5 | 0- 2- 0- 4/ 6 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
勝0.1〜0.2 | 2- 0- 1- 9/ 12 | 16.7% | 16.7% | 25.0% |
勝0.0 | 1- 0- 1- 6/ 8 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
負0.0 | 1- 1- 0- 5/ 7 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
負0.1〜0.2 | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
負0.3〜0.5 | 1- 2- 4- 22/ 29 | 3.4% | 10.3% | 24.1% |
負0.6〜0.9 | 3- 2- 3- 25/ 33 | 9.1% | 15.2% | 24.2% |
負1.0〜1.9 | 0- 2- 1- 40/ 43 | 0.0% | 4.7% | 7.0% |
負2.0〜2.9 | 0- 0- 0- 13/ 13 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
負3.0〜3.9 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
負4.0〜 | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
前走負けた馬を考えるには、着差0.9秒以内ってとこね。
1.0秒以上で負けた4頭は、うち3頭が前走で天皇賞春を走っていたわ。
前走クラス別成績でも触れたように、前走天皇賞春組は着順・着差ともに気にし過ぎない方がいいってことね。
次は、年齢別成績。
2018年 目黒記念 年齢別成績
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳・4-6月 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4歳・4-6月 | 3- 2- 4- 25/ 34 | 8.8% | 14.7% | 26.5% |
5歳・4-6月 | 2- 7- 2- 30/ 41 | 4.9% | 22.0% | 26.8% |
6歳・4-6月 | 2- 1- 1- 33/ 37 | 5.4% | 8.1% | 10.8% |
7歳以上 | 3- 0- 3- 52/ 58 | 5.2% | 5.2% | 10.3% |
5歳以下の若い馬の成績が良いから、中心はココね。
ただ、勝率はどの年齢も大差ないから4・5歳の決め打ちは危ないわ。
さらに、6歳以上で馬券に絡んだ10頭中8頭が当日6番人気以降に支持された馬だったから、今年も高齢馬には要注意ね!
この10頭は、前走着順別成績の6着以下で紹介した10頭とほぼ被っていて、9頭が3走以内で重賞掲示板or OP特別以下のレースで連対していたわ。
残った1頭は2015年1着のヒットザターゲット、説明済だから割愛するわね。
ここで言いたいことは、高齢馬は1年以内の実績に注目ってことよ。
最後に、年齢別成績と関連のあるコチラのデータを見てもらうわ。
2018年 目黒記念 キャリア表
キャリア | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4戦 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5戦 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6戦 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
7戦 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
8戦 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
9戦 | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
10戦 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
若い馬が好走しているように、キャリア数も使われ過ぎていない方が好成績ね。
中心に選ぶなら20戦以下の馬が良いわ。
ただ、31戦以上の馬も4勝しているから軽視は厳禁よ。
意外にも、この中には5歳馬が2頭入っていたの。
ハギノジョイフル(2009年)とコパノジングー(2010年)で、それぞれ3走前と前走で1600万下を勝ち上がっていたわ。
キャリアを重ねた5歳馬でも勢いがあれば気を付けたいってことね。
それじゃ、ここまでのデータを基に現時点での注目馬を紹介するわ!
2018年 目黒記念 注目馬①
フェイムゲーム(牡8)
【前走:ダイヤモンドステークス(G3)1番人気1着】
昨年の目黒記念覇者であるフェイムゲーム。
前走の結果が示す通り、8歳の衰え未だナシ。
58.5kgを背負って、2着を1馬身以上突き放しての勝利は見事だわ。
今年も同じローテで臨んでくるのね。
ダイヤモンドステークスは前走クラス別成績でも触れたように、複勝率100%と相性の良いレース。
加えて前年勝ち馬と来たら、連覇を期待せずにはいられないわよね!
7勝挙げているうちの5勝が東京ってのも見逃せないポイント!
相性の良いローテで得意の東京…今年も目が離せないわ!
2018年 目黒記念 注目馬②
チェスナットコート(牡4)
【前走:天皇賞春(G1)7番人気5着】
さすがに前走はG1の壁高しって感じだったわね。
それでも、初の58kgを背負って着差0.3の5着なら健闘したと言えるわ。
天皇賞春は本レースとも相性の良いレースだから、今年も押さえておきたいところ。
好走傾向の強い4歳というのも魅力ね。
キャリアも16戦と、データと相性◎。
それだけじゃなくて、掲示板を外したのも1度だけという堅実な走りもポイントよ!
東京は3戦2連対と、コースも問題ないわ。
前走よりもメンバーは落ち着くから、ここで重賞初制覇も夢じゃないわよ!
今年も波乱の気配濃厚な目黒記念!
高配当を演出する“甘く見られた実力馬”と“見過ごされている素質馬”に注目よ!
2018年 目黒記念 注目馬③
ソールインパクト(牡6)
【前走:天皇賞春(G1)13番人気13着】
上記で紹介したチェスナットコートと同じ天皇賞春組だけど、こちらは惨敗組。
けど、前走クラス別成績でも触れたように着順は気にしなくてよし。
大敗してしまった馬でも、G2に少しランクを落とせば十分好走可能ってことよ。
キャリアは36戦とソコソコ多いけど、あまり大崩れしない馬よね。
二桁決着の大敗は5回だけで、そのうちの3回は1800~2000m。
長距離に限れば安定した走りを見せているわ。
3走前のダイヤモンドステークスでも3着に健闘していて、侮れない存在。
さらに注目すべきは、東京との相性の良さ!
12戦して掲示板を外したのは2回だけ、加えて2000m以上のレースに限れば馬券を外したことないの!
そろそろ激走してもおかしくない…前走の大敗で甘く見ていると怖い1頭よ!
2018年 目黒記念 注目穴馬
コルコバード(牝5)
【前走:湾岸ステークス(1600万下)1番人気1着】
前走湾岸ステークスを勝ち上がり、オープン入りを果たした牝馬コルコバード。
本レースと相性の良い5歳馬よ。
3歳時はクラシックへと期待されていたんだけど、優先出走権をかけたスイートピーステークスでは2着と0.1秒差の3着…。
残念ながらクラシック街道には乗れず、3歳春を終えてしまったのよね…。
それでも、この馬の素質は大きいと思うわ。
驚くべきは成績の安定ぶり。
キャリア12戦の内、掲示板を外したことは一度もないの。
トータル成績は(5-4-2-1)連対率75.0%、複勝率は驚異の91.7%!
さらに東京は7戦4勝(4-2-1-0)と得意舞台なのも見逃せないわ!
同厩舎のゼーヴィントの方が目立っているけど、コチラにも気を付けておかないとイタイ目を見るわよ!