2020年 アルゼンチン共和国杯 事前予想
今週はG1ホースへの登竜門、アルゼンチン共和国杯(G2)を予想するわよ!
ハンデ戦でありながら上位陣がよく走り、例年堅く決着しがちな今レース。
ただ今年は重賞3勝のユーキャンスマイルをはじめ、人気を吸ってくれそうな有力馬が数多く登録されているから、中堅どころの伏兵を見つけるだけでも十分な配当に期待できそうなの。
今回もデータを使って各馬を調べ上げ、そんな注目の穴馬候補を炙り出しておいたから、ぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、今年の特別登録馬を確認するわよ。
2020年 アルゼンチン共和国杯 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アールスター | 牡 | 56.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
アイスバブル | 牡 | 55.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
アドマイヤジャスタ | 牡 | 56.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
オーシャンビュー | 牡 | 50.0 | 伊藤伸一 | 美浦 |
オーソリティ | 牡 | 54.0 | 木村哲也 | 美浦 |
オセアグレイト | 牡 | 55.0 | 菊川正達 | 美浦 |
ゴールドギア | 牡 | 53.0 | 伊藤圭三 | 美浦 |
サトノルークス | 牡 | 56.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
サンアップルトン | 牡 | 55.0 | 中野栄治 | 美浦 |
サンレイポケット | 牡 | 55.0 | 高橋義忠 | 栗東 |
タイセイトレイル | 牡 | 55.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
トーセンカンビーナ | 牡 | 55.0 | 加藤征弘 | 美浦 |
ナムラドノヴァン | 牡 | 51.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
バレリオ | 牡 | 55.0 | 相沢郁 | 美浦 |
プリンスオブペスカ | 牡 | 54.0 | 松永昌博 | 栗東 |
メイショウテンゲン | 牡 | 56.0 | 池添兼雄 | 栗東 |
ユーキャンスマイル | 牡 | 58.0 | 友道康夫 | 栗東 |
ラストドラフト | 牡 | 56.0 | 戸田博文 | 美浦 |
エアウィンザー | セン | 57.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
ヒュミドール | セン | 51.0 | 小手川準 | 美浦 |
ベストアプローチ | セン | 56.0 | 小島茂之 | 美浦 |
ミュゼエイリアン | セン | 53.0 | 黒岩陽一 | 美浦 |
それじゃあ今週も、過去10年分のデータを使ってアルゼンチン共和国杯の予想を組み立てていくわね。
まずは、前走クラス別成績から見てもらうわ。
2020年 アルゼンチン共和国杯 前走クラス別成績
前走クラス | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 3 | 1 | 1 | 7 | 25.0% | 33.3% | 41.7% |
G2 | 3 | 5 | 1 | 56 | 4.6% | 12.3% | 13.8% |
G3 | 0 | 0 | 1 | 12 | 0% | 0% | 7.7% |
OP特別 | 2 | 1 | 2 | 36 | 4.9% | 7.3% | 12.2% |
3勝クラス | 2 | 3 | 3 | 19 | 7.4% | 18.5% | 29.6% |
※今回登録されている馬の前走クラスだけを取り上げているから、合計が10にならない列があるわよ。
前走G1組がよく走れている、というデータよ。
出走した約7割が馬券に絡んでいるところを見ると、今年もG1組が馬券に入りそう。
前走G1組のユーキャンスマイルとメイショウテンゲンにとっては、大駆けに期待できそうな好データと言えるわね。
さて、重賞を使った馬が好調な本走だけど、前走3勝クラス組の好成績も見逃せないわ。
複勝率は29.6%もあるし、かなり馬券に絡めている印象ね。
なかでも、六社ステークスを使ってきた馬は【0-2-2-3】で、複勝回収率は200%と本走との相性は抜群。
オーシャンビューとナムラドノヴァンは除外対象ではあるものの、出走が決まれば軽視できない存在になるわね。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2020年 アルゼンチン共和国杯 前走着順別成績
前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 2 | 2 | 5 | 16 | 8.0% | 16.0% | 36.0% |
2着 | 2 | 0 | 1 | 6 | 22.2% | 22.2% | 33.3% |
3着 | 0 | 4 | 2 | 6 | 0% | 33.3% | 50.0% |
4着 | 2 | 1 | 0 | 8 | 18.2% | 27.3% | 27.3% |
5着 | 1 | 1 | 0 | 12 | 7.1% | 14.3% | 14.3% |
6~9着 | 3 | 2 | 1 | 40 | 6.5% | 10.9% | 13.0% |
10着以下 | 0 | 0 | 1 | 41 | 0% | 0% | 2.4% |
前走で好走した馬ほど、本走でもよく走ることが分かるわね。
なかでも、前走で4着までに入った馬が馬券の中心。
今レースはそもそも前走で上位になった馬が少ないから、前走で4着以内に入った、というだけでも高く評価したいところ。
オーソリティ
バレリオ
サンレイポケット
ユーキャンスマイル
は有力な馬券候補として覚えておいてちょうだい。
逆に、前走で10着以下だった馬には厳しいデータね。
ここから唯一3着になったのは2013年のルルーシュなんだけど、調べてみたら彼は前走で15着と大敗したにも関わらず、当日は3番人気になるほど実績がある馬だったの。
今メンバーにおいては彼のような存在はいないし、10着以下からの巻き返しは見込めないと言わざるを得ないわ。
前走で大敗した子たちは、他に買えるデータが無い限りかなり分が悪いから注意してちょうだい。
次は、年齢別成績を見てもらうわよ。
2020年 アルゼンチン共和国杯 年齢別成績
年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3歳 | 1 | 0 | 3 | 0 | 25.0% | 25.0% | 100.0% |
4歳 | 6 | 4 | 3 | 22 | 17.1% | 28.6% | 37.1% |
5歳 | 1 | 4 | 4 | 40 | 2.0% | 10.2% | 18.4% |
6歳 | 2 | 2 | 0 | 30 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
7歳 | 0 | 0 | 0 | 17 | 0% | 0% | 0% |
8歳 | 0 | 0 | 0 | 13 | 0% | 0% | 0% |
若い馬ほどよく走る、という傾向が強いわね。
特に3歳馬は1着経験を含め、ここ10年出走したすべてのレースで馬券になっているわ。
複勝回収率は実に325%にもなるし、配当面でも鍵を握りそうな存在だから注視してちょうだい。
本走では、オーソリティが唯一の3歳馬よ。
他には、3歳馬に次ぐ成績である4歳馬も注目したいところ。
4歳馬からは勝ち馬が6頭出ているんだけど、調べてみたら6頭すべてが当日3番人気以内だったことが分かったの。
今回4歳馬の中でも上位人気の可能性がある、メイショウテンゲンとサトノルークスあたりは、最先着も期待できる存在として覚えておきたいわね。
逆に、7・8歳馬はまったくと言っていいほど走れていないわ。
ここまで極端な成績が出ている以上、高齢馬を選ぶのであれば細心の注意が必要よ。
最後は、レース当日の人気別成績を見てもらうわ。
2020年 アルゼンチン共和国杯 レース当日人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 3 | 2 | 1 | 4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 4 | 1 | 0 | 5 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 2 | 1 | 5 | 2 | 20.0% | 30.0% | 80.0% |
4番人気 | 0 | 4 | 0 | 6 | 0% | 40.0% | 40.0% |
5番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0% | 10.0% | 10.0% |
6番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0% | 0% | 10.0% |
7番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0% | 0% | 10.0% |
9番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0% | 0% | 10.0% |
10番人気以下 | 0 | 0 | 1 | 70 | 0% | 0% | 1.4% |
ハンデ戦とはいえ、人気した馬が堅実な結果を出しているわ。
特に勝ち馬については、当日3番人気以内だった馬が全体の9割を占めているし、素直に上位3頭から探してよさそうね。
ちなみに当日3番人気だった馬は、単勝と複勝の両回収率がそれぞれ100%を上回っている、なんてデータがあるから狙い目よ。
穴サイドを見てみると、10番人気以下では1頭が3着に入っているわね。
これは2018年のマコトガラハッドなんだけど、この馬は当時11番人気で単勝オッズは55.9倍だったわ。
そもそも5番人気以降は好走率がガクっと落ちる本走において、穴馬を狙う際にはこのオッズを超えない程度にすべき、と言えそうね。
そんなところで、現段階における注目馬を発表するわよ!
2020年 アルゼンチン共和国杯 注目馬①
ユーキャンスマイル(牡5)
【前走:天皇賞春(G1)2番人気4着】
ジャパンカップへ向け、秋初戦を迎えるユーキャンスマイル。
前走の天皇賞(春)では馬券を外す形になったけど、前走4着までが好走傾向にある今レースにおいては悲観する結果じゃないわ。
しかも、本走は前走G1組がかなりの好成績を収めている舞台でもあるから、彼はデータ上かなり信頼できる存在よ。
今回彼は1番人気濃厚だけど、人気した馬がよく走るレースであることは伝えた通り。
さらに当日の単勝オッズが2.9倍以下だった馬は、ここ10年で複勝率100%、なんてデータもあるし、配当妙味はあまりないけど馬券には含めざるを得ない、といった感じね。
ただ、斤量次第では思わぬ不利を受ける可能性もあるから、抜け目なく金曜まで追っていくわよ。
2020年 アルゼンチン共和国杯 注目馬②
オーソリティ(牡3)
【前走:青葉賞(G2)3番人気1着】
東京優駿トライアルレースである前走の青葉賞では、見事重賞初制覇を果たしたオーソリティ。
レース後に判明した骨折の影響で東京優駿には出走できず、本走は長期休暇明けの参戦になるんだけど…。
それでも、本走は3歳馬が馬券を外していない前例があるし、前走で上位入賞した馬が好成績を残しているのは伝えた通り。
さらに、各所でも騒がれているけど、前走の勝ち時計2分23秒0は東京優駿でコントレイルが記録した2分24秒1を大きく上回っているなど、地力は疑いようのないものを持っているのよね。
前走とほぼ同条件の今回は、適性含めレースの主役になり得る存在と言えるわ。
「久々」が嫌われて敬遠されるようなことがあれば、ますますおいしい1頭になるわね。
上位陣の馬券独占もあり得る、今年のアルゼンチン共和国杯だけど…
思わぬオッズになりそうな、アノ有力馬を忘れないでちょうだい!
2020年 アルゼンチン共和国杯 注目穴馬
メイショウテンゲン(牡4)
【前走:宝塚記念(G1)16番人気5着】
前走の宝塚記念では掲示板を確保する好走を見せた、メイショウテンゲン。
3歳クラシック戦線では振るわなかった彼だけど、古馬になってからは馬券に絡むレースが増えているし、前走の結果を含め明らかに良化傾向にあるのは本走に向けて好印象ね。
そうそう、今回は触れなったけど彼と同じく、前走が宝塚記念だった馬はここ10年で2勝を挙げているのよね。
しかも単勝回収率は実に145%と、たびたび穴馬として馬券を賑わせているところも評価していいんじゃないかしら。
宝塚記念での好走と今回のメンバー構成もあって、現段階ではなかなか人気しているようだけど、それでもこれほどの好データがあることを考えれば配当面でも十分おいしい存在。
勝ち馬さえも狙える彼、注目の穴馬候補として覚えておいてちょうだい!
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