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フェアリーステークス2022のデータ予想を大公開!アドレナリン競馬

今週は新春を彩る乙女たちの共演、フェアリーステークス(G3)を予想するわよ!

年初めの3歳牝馬重賞として歴史を刻む、このレース。

今年の牝馬クラシックの行方を占う意味でも、注目度の高い一戦よね。

ただ楽しみなのは、配当面も同じ。

過去10年で6度も6桁配当で決着しているように、大荒れ高配当必至よ。

今回も各種データを用いて、そんな波乱を巻き起こし得る伏兵を炙り出しておいたわ。

ページの最後で注目穴馬として紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!

さっそく、確定した枠順から確認していきましょう。

目次

2022年フェアリーS 特別登録馬

枠番 馬番 馬名 性別 負担重量 騎手 調教師 所属
1 1 エバーシャドネー 牝3 54.0 藤岡佑介 藤岡健一 栗東
2 ビジュノワール 牝3 54.0 大野拓弥 中舘英二 美浦
2 3 スターズオンアース 牝3 54.0 石橋脩 高柳瑞樹 美浦
4 ニシノラブウインク 牝3 54.0 三浦皇成 小手川準 美浦
3 5 スクルトゥーラ 牝3 54.0 横山武史 鹿戸雄一 美浦
6 スピードグラマー 牝3 54.0 木幡育也 藤沢和雄 美浦
4 7 ブルトンクール 牝3 54.0 菅原明良 新開幸一 美浦
8 ライラック 牝3 54.0 M.デム 相沢郁 美浦
5 9 エリカヴィータ 牝3 54.0 ルメール 国枝栄 美浦
10 スプリットザシー 牝3 54.0 丸山元気 西村真幸 栗東
6 11 ウラカワノキセキ 牝3 54.0 津村明秀 田島俊明 美浦
12 ユキヤナギ 牝3 54.0 勝浦正樹 的場均 美浦
7 13 ヴァンルーラー 牝3 54.0 戸崎圭太 吉岡辰弥 栗東
14 ポケットシンデレラ 牝3 54.0 菱田裕二 青木孝文 美浦
8 15 テーオーシャルマン 牝3 54.0 横山和生 奥村豊 栗東
16 フィールシンパシー 牝3 54.0 坂井瑠星 小島茂之 美浦

 

それじゃあ今週も過去10年分のデータを基に、フェアリーステークスの予想を組み立てていくわよ。

まずは、前走クラス別成績から見てちょうだい。

2022年フェアリーS 前走クラス別成績

前走 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
同クラス 2 0 1 31 5.9% 5.9% 8.8%
今走昇級戦 8 10 9 97 6.5% 14.5% 21.8%

本走が昇級戦となる馬がよく馬券に絡んでいるわね。

そもそもこのレース、前走に重賞を使った馬が少ない、という面もあるんだけど、それでも勢いを持って参戦してくる昇級戦組の方が好走率は高いわ。

そんな昇級戦組のなかでもとくに注目したいのが、新馬戦組
過去10年の成績は【2-1-4-18】とまずまずではあるんだけど、単勝回収率は350%と絶好調なのよね。

新馬戦あがりで実績が乏しいからといって侮っちゃダメよ!

次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。

2022年フェアリーS 前走着順別成績

前走着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
前走1着 4 5 4 56 5.8% 13.0% 18.8%
前走2着 2 0 0 4 33.3% 33.3% 33.3%
前走3着 1 1 0 6 12.5% 25.0% 25.0%
前走4着 1 1 1 7 10.0% 20.0% 30.0%
前走5着 0 2 1 6 0.0% 22.2% 33.3%
前走6~9着 2 1 3 15 9.5% 14.3% 28.6%
前走10着~ 0 0 1 13 0.0% 0.0% 7.1%

条件戦から来る子が多いから、必然的に前走1着馬も多いデータなんだけど…。
やはり前走の勝ち馬はそれなり信頼度があるわね。

馬券は基本的には前走の勝ち馬を中心に組み立てましょう。

ただ、前走10着以降と大敗した子たちの成績も悪くないから注意が必要。
この前走10着以降から勝利した2頭について調べてみたら、いずれも前走が芝1600mの重賞だった、という共通点があったわ。

該当するヴァンルーラースプリットザシーは、巻き返しに期待できそうね。

次は、レース当日の人気別成績を見てもらうわよ。

2022年フェアリーS レース当日人気別成績

当日人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 0 1 6 30.0% 30.0% 40.0%
2番人気 3 2 2 3 30.0% 50.0% 70.0%
3番人気 0 0 2 8 0.0% 0.0% 20.0%
4番人気 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0%
5番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
6~9人気 2 5 1 32 5.0% 17.5% 20.0%
10番人気以下 0 1 2 44 0.0% 2.1% 6.4%

1番人気と2番人気がまったくと言っていいほど勝てていないわね!

これほど上位陣の信頼度が低いのであれば、世間の評価を鵜呑みにしちゃダメってこと。

逆に人気していなくても、好データに該当していれば買えるってことだから、下馬評を気にせず下位人気馬も積極的に馬券に含めていきましょう。

ちなみに今年はエリカヴィータスクルトゥーラライラックが抜けて人気しているわよ。

次は、所属別成績を見てもらおうかしら。

2022年フェアリーS 所属別成績

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
関東 10 8 9 107 7.5% 13.4% 20.1%
関西 0 2 1 23 0.0% 7.7% 11.5%

関西馬はここ10年1勝もできていないのがわかるわね。

母数は関東馬がかなり上回っているとはいえ、好走率を見ても優勢なのは関東馬よ。

馬券を組む際は、関東馬に比重を置くことをオススメするわ。

次は、枠順別成績を見てちょうだい。

2022年フェアリーS 枠順別成績

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
1枠 2 0 2 16 10.0% 10.0% 20.0%
2枠 1 2 2 15 5.0% 15.0% 25.0%
3枠 1 1 2 16 5.0% 10.0% 20.0%
4枠 3 2 1 14 15.0% 25.0% 30.0%
5枠 1 1 0 18 5.0% 10.0% 10.0%
6枠 0 1 0 19 0.0% 5.0% 5.0%
7枠 1 0 3 16 5.0% 5.0% 20.0%
8枠 1 3 0 16 5.0% 20.0% 20.0%

枠順の有利不利は少ないとされる中山だけど、このレースでは4枠だった馬が好調のようね。

直近10年で3頭の勝ち馬が出ているだけでなく、2013年には当時10番人気だったクラウンゼロがこの枠から勝利した例もあって、単勝回収率は実に480%にもなるわ。

今年4枠を引いたブルトンクールと、ライラックには警戒したいわね。

また勝ち馬の数こそ少ないものの、8枠も単勝・複勝ともに回収率は100%オーバー
内か外かで迷うようなら、コスパのいい外側がオススメよ。

最後は、馬体重別成績を見てもらおうかしら。

2022年フェアリーS 馬体重別成績

馬体重 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
~439kg 2 3 4 43 3.8% 9.6% 17.3%
440~459kg 4 4 1 39 8.3% 16.7% 18.8%
460~479kg 0 1 3 27 0.0% 3.2% 12.9%
480kg以上 4 2 2 21 13.8% 20.7% 27.6%

基本的には馬格がある馬ほど走る、って感じのデータね。

とくに480kgを超えるような馬は、好走率が抜けて高いんだけど…。
今年は比較的に小柄な子たちが多くて、前走時の馬体重を参考にするとこの範囲に当てはまりそうな馬はいないのよね。

もし当日に、馬格が大きく一変しているような子がいれば注目しましょう。

とはいえ現実的には、440~459kgの範囲に収まる子たちがオススメ。
単勝回収率も250%を超えているし、コスパ面でも活躍してくれそうよ。

そんなところで、最終追い切りの結果も考慮した予想印を発表していこうかしら!

2022年フェアリーS 注目馬①

ビジュノワール(牝3)
【前走:2歳新馬 1番人気1着】

新馬戦を難なく勝利しての参戦となる、ビジュノワール

今回はそんな新馬戦と同じ条件でのレースとあって、さらなる激走を期待せずにはいられない、って感じね。

さらに彼女はデータ面でも優位と言える存在で、ローテーションや馬体重、枠とどれをとっても好調。
前走のルメールJから大野拓弥Jへと鞍上は替わるけど、データ的には乗り替わりがあってもそこまで勝ち負けには影響しないといったところだし、人馬ともに不安はないわね。

そんなビジュノワールの最終追い切りは、美浦の坂路で【54.5-39.4-25.4-12.3】の時計。
リズムよく走れていたのが好印象で、前走時と変わらず調子もよさそうよ。

オッズも10倍程度はつきそうとあって、配当面でも旨味タップリね!

2022年フェアリーS 注目馬②

エリカヴィータ(牝3)
【前走:2歳新馬 1番人気1着】

セレクトセールで1億8700万円の値がついたことでも話題になった、エリカヴィータ

前走の新馬戦では圧倒的な人気に応えて最先着し、早くもその価値に違わぬ実力のほどを見せてくれたわね。

そんな彼女、このフェアリーSとも相性がよそさそうよ。

勝ち馬の条件とも言える関東所属馬であるなど、検証ではかなりの好データに該当していたわ。
新馬戦に続いてルメールJが鞍上なのも、その期待の現れ、って感じね。

エリカヴィータの最終追い切りは、美浦の南Wで【68.8-53.3-38.9-12.4】の時計。
調教でも問題になるような部分は見られなかったし、仕上がりは上々、と言っていいんじゃないかしら。

1番人気が勝てない、なんてデータがあるのはちょっと不安なところだけど、彼女ならその前例を覆して勝利も十分あり得るわ!

2022年フェアリーS 注目馬③

スプリットザシー(牝3)
【前走:朝日杯フューチュリティステークス(G1)12番人気10着】

データ上、好走気配十分なのがスプリットザシーよ。

前走の朝日杯FSでこそ大敗を喫した彼女だけど、「前走が芝1600mの重賞」だった馬が巻き返し得る、というのは伝えた通り。

また彼女と同じディープインパクトを父に持つ馬は、本走において過去10年で通算【2-1-2-4】と、よく走れているのよね。

これまで彼女ような馬格がかなり小さい馬はいい成績が残せていないけど、ここまで好材料を持った子はいなかっただけ、とも言えるし、前例を覆して好走する可能性は十分よ。

そんなスプリットザシーの最終追い切りは、栗東の坂路で【55.5-38.7-25.0-12.4】の時計。
追われてからの反応もよかったし、いい状態で本番が迎えられそうだわ。

彼女がここを勝つようなことになれば、今年のクラシック戦線がますます楽しみになるわね!

2022年フェアリーS 注目馬④

フィールシンパシー(牝3)
【前走:2歳未勝利 4番人気1着】

未勝利戦組からは、このフィールシンパシーをオススメするわ。

新馬戦2着、そして前走の未勝利戦1着と、安定して実力を発揮できるところが魅力の彼女。
とくに前走は本走と同じ条件の中山芝1600mで勝利したとあって、適性に関しても高く評価できるんじゃないかしら。

彼女はローテーション以外にも、勝ち馬の条件とも言える「関東馬」であることや、好走範囲内の馬体重であるなど、データ面でも優勢な1頭。
下馬評や実績以上に、「買える」存在よ。

フィールシンパシーは状態面も不安はなさそうで、美浦の南Wで行われた最終追い切りでは6F【85.6-70.1-55.9-40.9-12.7】の時計で寮馬に先着するなど、仕上がりはなかなかのもの、って感じだったわ。

オッズもかなりの見返りが見込めるところにあるし、積極的に狙っていきたいわね!

今年も高配当決着の気配漂う、フェアリーステークス。
6桁配当をゲットしたければ、アノ伏兵は見逃し厳禁よ!

2022年フェアリーS 注目穴馬

ヴァンルーラー(牝3)
【前走:アルテミスステークス(G3)10番人気9着】

本走においてもっとも注目したい穴馬候補が、ヴァンルーラーよ!

前走のアルテミスSでは直線で失速したのが響き、大敗を喫してしまった彼女だけど…。
何度か伝えたように、このフェアリーSは前走が芝1600mの重賞だった馬がたびたび巻き返しを見せている舞台だし、馬体重や枠も好調な範囲内。

今回はかなりの好材料が揃っていて、総合的に見ても勝利まで狙える1頭と言えるわ。

そうそう、今回彼女の鞍上を務める戸崎圭太Jだけど、フェアリーSでは過去10年で【2-1-1-2】と、いわば馬券内の常連。
2走前にはコンビで未勝利戦を勝利した実績もあるし、このあたりも彼女を推せる理由になるわね。

そんなヴァンルーラーの最終追い切りは、栗東の坂路で【52.4-38.0-24.6-12.3】の時計。
スピードに乗った時はやはり目を見張る強さがあるし、しっかり寮馬に先着できていたのも好印象だったわ。

前走からの休養も十分だし、万全の状態で当日が迎えられそうよ。

アルテミスSの大敗が嫌われてか、人気は大穴クラスに落ち着きそうな今回。
6桁配当をゲットするためにも、彼女は見逃し厳禁よ!

エビコ

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