2019年 愛知杯 事前予想
今週は、大荒れ必至のハンデ重賞、愛知杯の予想をしていくわよ!
牝馬限定のハンデ戦ということで、とにかく荒れることが多いこのレース。
実際、2016年から2018年まで、3年連続で10万オーバーの配当が出ているの。
こんなレースこそ、私の穴馬予想を参考にしてちょうだい。
今回もデータを使って、好走必至の大穴を見つけておいたわ。
注目馬はページの最後で紹介しているわよ!
さっそく、今週の特別登録馬を見てもらうわね。
2019年 愛知杯 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
ウスベニノキミ | 牝 | 49.0 | 鈴木孝志 | 栗東 |
ウラヌスチャーム | 牝 | 53.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
エテルナミノル | 牝 | 55.0 | 本田優 | 栗東 |
キンショーユキヒメ | 牝 | 54.0 | 中村均 | 栗東 |
コルコバード | 牝 | 54.0 | 木村哲也 | 美浦 |
スカーレットカラー | 牝 | 51.0 | 高橋亮 | 栗東 |
ティーエスクライ | 牝 | 50.0 | 武幸四郎 | 栗東 |
ノームコア | 牝 | 55.0 | 萩原清 | 美浦 |
モーヴサファイア | 牝 | 51.0 | 池添学 | 栗東 |
ヤマニンエルフィン | 牝 | 50.0 | 松下武士 | 栗東 |
ランドネ | 牝 | 53.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
レイズアベール | 牝 | 50.0 | 吉村圭司 | 栗東 |
レイホーロマンス | 牝 | 52.0 | 橋田満 | 栗東 |
レッドジェノヴァ | 牝 | 55.0 | 小島茂之 | 美浦 |
ワンブレスアウェイ | 牝 | 54.0 | 古賀慎明 | 美浦 |
それじゃ、過去10年のデータを使って、愛知杯の予想を組み立てていくわ。
2015年は愛知杯が開催されなかったから、全9レース分のデータね。
前走クラス別成績から見てちょうだい。
2019年 愛知杯 前走クラス別成績
前走1000万下組の好走が目立つわね。
勝率・連対率・複勝率いずれも全クラス中トップの成績よ。
今回、該当する馬は以下の3頭だから、一通り覚えておいてちょうだい。
ウスベニノキミ
モーヴサファイア
レイズアベール
そして馬券に絡んだ数を見ると、やはり前走G1組にも注目せざるを得ないわ。
過去3着以内に入った馬のうち、3頭に1頭はこのクラスから出ているの。
2011年には当日9番人気で2着に入ったブロードストリートのような馬もいたから、本命か穴かを問わずひととおりチェックしておくべきね。
該当する馬は以下の4頭よ。
コルコバード
ノームコア
レッドジェノヴァ
ワンブレスアウェイ
次は、前走着順別成績を見てちょうだい。
2019年 愛知杯 前走着順別成績
ここで注目したいのが前走勝ち馬。
表には書かれていないけど、該当する馬は単勝回収率が232%、複勝回収率が160%もあるのよ。
このレースに、前走オープンクラスを勝った馬はほとんど来ないから…
必然的に「前走条件戦を勝った馬はオイシイ」ということがわかるわね。
前走条件戦で2着以降だった馬も十分買えるけど、勝った馬と比べれば一段落ちる、という風に考えてちょうだい。
次は、当日人気別成績を見てもらおうかしら。
2019年 愛知杯 レース当日人気別成績
もう、どの範囲の馬も十分馬券に入る可能性があるって感じね。
1~2番人気の馬は、他のレースと比べると信頼度が今一つに見えるけど…
このレースではオッズが割れがちで、1,2番人気馬でも単勝・複勝回収率がそれぞれ100前後あるから、切る理由を積極的に探したりしなくても大丈夫よ。
とはいえ、このレースでは6~9番人気のいわゆる中穴が勝つケースが多いし、荒れるレースを期待するなら必然的にその辺りを軸として考えることになるわね。
次は、年齢別成績よ。
2019年 愛知杯 年齢別成績
まず、7歳以上の馬はまったく馬券になっていないことがわかるわね。
ティーエスクライとヤマニンエルフィンは切ってしまいましょう。
また6歳馬について詳しく調べてみたところ、馬券に絡んだ馬は全員、前走の着順が5着以降だったことがわかったの。
ベテランの馬が半端に実績を積んでしまうと、斤量を重めに設定されてしまいがち、ということかしら。
そういった意味では、レイホーロマンスなんかはちょっと買いにくいわね。
そんなところで、現段階における注目馬を紹介するわよ。
2019年 愛知杯 注目馬①
ノームコア(牝4)
【前走:エリザベス女王杯(G1)2番人気5着】
実力だけで言えば、ほぼ間違いなく本走トップクラスであろうノームコア。
昨年は重賞戦線で安定した成績を残し続けて、9月には紫苑ステークスを制覇。
本走ではC.ルメールの騎乗が決まっていることもあって、世間的な人気もかなりのものになるんじゃないかしら。
ここまでに紹介した通り、この愛知杯は荒れるイメージがあるわりに、1番人気馬でも十分に買えるレース。
彼女は好走率の高い4歳馬だし、データ的にも不安なところはないわね。
よほど重い斤量を背負わされなければ、十分馬券を任せられる1頭よ!
2019年 愛知杯 注目馬②
キンショーユキヒメ(牝6)
【前走:福島記念(G3)8番人気15着】
前走では、トップと1.8秒差をつけられてしまったキンショーユキヒメ。
ここ数レースはパッとしない結果が続いていたことも相まって、もうピークが過ぎたかな?と思われていそうだけど…
とはいえ前走では位置取りのおかげで前には届かなかったものの、上がり3Fのタイムは35秒0でレーストップ。
昨年4月に福島牝馬ステークス(G3)を勝ったときの脚は、まだまだ衰えていなさそうよ。
また、彼女はデータ的にも見所があるわ。
前走クラス別成績のところでは取り上げなかったけど、前走でG3を使ってきた馬は勝率が11.8%もある上に、単勝回収率も197%とかなりのもの。
当日の人気も、負担重量次第ではあるけれど、おおむね一桁代後半の買いやすいところに収まりそうよね。
彼女を侮っていると、痛い目見るわよ!
3年連続で6桁配当が出ている愛知杯
この馬を押さえておけば、期待以上の高配当にありつけそうよ!
2019年 愛知杯 注目穴馬
モーヴサファイア(牝5)
【前走:3歳上1000万下 2番人気1着】
データ上ぜひ押さえておきたい「前走1000万下勝ち馬」の中でも、今回とくに注目したいのがこのモーヴサファイア。
彼女が前走で下したセンテリュオはまだ一介の条件戦馬ではあるけれど、ここまでの通算成績が(3-3-0-1)とかなり実力のある馬。
そんなセンテリュオの猛追をしっかり1馬身差凌ぎ切って勝ったモーヴサファイアについても、高く評価する必要があるわ。
彼女は彼女で、ここまでの成績が(4-3-0-4)とこちらも安定しているし、このレースでも十分以上に通用するはず。
彼女はかなり大柄な馬だから、万一斤量を高めに設定されても構わず走ってくれそう、という点でも期待できるわね。