2018年 鳴尾記念 事前予想
今週は宝塚記念に向けた大事な前哨戦、鳴尾記念の予想をしていくわよ!
例年あまり出走頭数の多くないこのレースだけど、今年も特別登録の段階で12頭立てとなったわね。
少頭数のレースは当てやすい上に、この鳴尾記念は例年高配当が多く出ているから、効率よく稼げるわよ。
今年もデータを使って、10万馬券を演出してくれそうな伏兵馬を見つけ出したわ!
ページの最後に紹介しているから、ぜひチェックして夏競馬の軍資金をゲットしてちょうだい。
さっそく、今年の特別登録馬を確認してもらうわね。
2018年 鳴尾記念 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アメリカズカップ | 牡 | 56.0 | 音無秀孝 | 栗東 |
サトノノブレス | 牡 | 56.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
ストレンジクォーク | 牡 | 56.0 | 古賀慎明 | 美浦 |
ストロングタイタン | 牡 | 56.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
タツゴウゲキ | 牡 | 56.0 | 鮫島一歩 | 栗東 |
テイエムイナズマ | 牡 | 56.0 | 武英智 | 栗東 |
トリコロールブルー | 牡 | 56.0 | 友道康夫 | 栗東 |
ナスノセイカン | 牡 | 56.0 | 矢野英一 | 美浦 |
マルターズアポジー | 牡 | 56.0 | 堀井雅広 | 美浦 |
モンドインテロ | 牡 | 56.0 | 手塚貴久 | 美浦 |
ヤマカツライデン | 牡 | 56.0 | 池添兼雄 | 栗東 |
トリオンフ | セン | 56.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
それじゃ、このレースが2000mでの開催になった2012年以降6レース分のデータを使って、鳴尾記念の予想を組み立てていくわ。
前走クラス別成績から見てちょうだい!
2018年 鳴尾記念 前走クラス別成績
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3勝 | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
OPEN非L | 1- 2- 4- 34/ 41 | 2.4% | 7.3% | 17.1% |
G3 | 0- 2- 3- 26/ 31 | 0.0% | 6.5% | 16.1% |
G2 | 4- 2- 2- 20/ 28 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
G1 | 4- 3- 1- 13/ 21 | 19.0% | 33.3% | 38.1% |
地方 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
海外 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
※今回出走する馬の前走クラスだけを取り上げているから、各列の合計が6にならないわよ
前走G1組が圧倒的に好走しているわね!
ただ該当する馬を確認してみたら、ここから馬券に絡んだ馬は全員レース当日の1~3番人気だったわ。
今年、前走G1を使ってきたのはサトノノブレスとヤマカツライデンの2頭。
オッズ1桁で落ち着きそうなサトノノブレスはともかく、ヤマカツライデンはこのデータじゃ買えないってことね。
あとは前走G3組が過去1勝もしていない、というのも気になるところ。
今回は結構な馬が該当するけど、トリオンフとマルターズアポジーも前走G3だってことは覚えておいてちょうだい。
そうそう、前走G3組は馬券内率がなかなか高いんだけど、穴馬を探すならOP特別組の方がよりオススメできるわ。
前走OP特別組は勝ち馬も1頭輩出しているし、複勝回収値も163とかなりあるのよ。
前走G3の馬については、とりあえず3着内がカタそうなところを軽く押さえておく程度でいいわね。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2018年 鳴尾記念 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 1- 1- 1- 9/ 12 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
前走2着 | 0- 0- 2- 4/ 6 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
前走3着 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走4着 | 0- 2- 0- 7/ 9 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
前走5着 | 1- 1- 1- 6/ 9 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
前走6〜9着 | 4- 2- 3- 29/ 38 | 10.5% | 15.8% | 23.7% |
前走10着〜 | 4- 4- 3- 38/ 49 | 8.2% | 16.3% | 22.4% |
前走で掲示板入りした馬はまったく勝っていない、という極端なデータね。
タツゴウゲキ、トリオンフ、トリコロールブルー、ナスノセイカンあたりを買うときは、少し気を付けた方がいいわ。
馬券の大半は前走で掲示板を外した馬から出ているわけだけど、とくに注目したいのは前走6~9着の馬。
勝率、複勝率も申し分ないし、回収値も単勝で130、複勝は245とかなりのもの。
鳴尾記念では、この条件に該当する馬が穴をあけてきた、ってことね。
次は、年齢別成績よ。
2018年 鳴尾記念 年齢別成績
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳・10-12 | 2- 2- 3- 6/ 13 | 15.4% | 30.8% | 53.8% |
4歳・4-6月 | 1- 1- 2- 3/ 7 | 14.3% | 28.6% | 57.1% |
4歳・10-12 | 0- 2- 1- 8/ 11 | 0.0% | 18.2% | 27.3% |
5歳・4-6月 | 3- 2- 1- 8/ 14 | 21.4% | 35.7% | 42.9% |
5歳・10-12 | 1- 0- 0- 13/ 14 | 7.1% | 7.1% | 7.1% |
6歳・4-6月 | 2- 1- 2- 18/ 23 | 8.7% | 13.0% | 21.7% |
6歳・10-12 | 1- 0- 0- 12/ 13 | 7.7% | 7.7% | 7.7% |
7歳以上 | 0- 2- 1- 31/ 34 | 0.0% | 5.9% | 8.8% |
4歳馬は半分以上馬券に絡んでいるのね。
とくに馬券内率については、若ければ若いほどいい、という分かりやすい傾向がみられるわ。
今年の特別登録馬のうち、4歳なのはアメリカズカップ、トリオンフ、トリコロールブルーの3頭よ。
また勝ち馬に着目すると、勝率・勝利数ともに優秀なのが5歳馬。
今年該当するのはストロングタイタン1頭だけよ。
次は、脚質別成績を見てちょうだい。
2018年 鳴尾記念 脚質別成績
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
平地・逃げ | 2- 0- 0- 10/ 12 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
平地・先行 | 3- 1- 3- 24/ 31 | 9.7% | 12.9% | 22.6% |
平地・中団 | 5- 4- 5- 32/ 46 | 10.9% | 19.6% | 30.4% |
平地・後方 | 0- 5- 2- 32/ 39 | 0.0% | 12.8% | 17.9% |
平地・マクリ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
まず、逃げ馬は勝率がトップだけど2~3着に入ったことがない、いわゆる「ピンかパー」だということがわかるわね。
マルターズアポジーは勝ち馬候補の一角だけど、買い目には気を付けてちょうだい。
今年はヤマカツライデンもいて楽に逃げられないだろうから、なかなか厳しい戦いになりそう。
その他の脚質に注目すると、勝率が高いのは先行馬、馬券内率が高いのは差し馬、という感じね。
さあ、ここで現段階における注目馬を紹介するわ。
2018年 鳴尾記念 注目馬①
トリコロールブルー(牡4)
【前走:大阪城ステークス(OP特別)4番人気1着】
今年に入ってセミオープンとオープンクラスを連勝し、勢いに乗っているトリコロールブルー。
本走でも、ルメール騎乗のトリオンフや現役逃げ馬の代表格マルターズアポジーに並んで、上位人気の一角として評価されているわね。
彼は後方からの競馬ができる脚質や前走の格など、データ的にもいいものが揃っていて、今のところかなり馬券の中心に推しやすいわ。
唯一、前走掲示板内の馬は勝ったことがない、というデータが気がかりなんだけど…。
本走の上位人気陣はだいたいどこかしらにケチがついている中で、トリコロールブルーは比較的マイナスが少ない、ともいえるわね。
両手離しで称賛はできないけど、それでも必要十分に信頼できる、って感じ。
彼については、金曜日までかけて引き続きじっくり吟味していくわ!
2018年 鳴尾記念 注目馬②
ストロングタイタン(牡5)
【前走:都大路ステークス(OP特別)3番人気9着】
このところどうにも勝ちきれないレースの続くストロングタイタン。
前走の都大路ステークスも、正直とくに良いところなく敗退した、って感じよね。
ただ彼の通算成績を調べてみると、このレースでなら十分に勝機があることがわかったわ。
まず、ストロングタイタンはここまでのキャリア15戦で5勝を挙げているんだけど、そのうち4鞍が夏に行われたレースだったの。
夏競馬が得意な彼なら、6月に行われるこの鳴尾記念でもいい成績を残してくれそうね。
さらに彼は、ここまでに調べたデータにもよく合致しているのよ。
どうにか1桁に食い込んだ前走の着順や、本走唯一の5歳という馬齢など、このレースの好走条件を多く備えているわ。
ほぼ1年ぶりの勝ち星に向けて、陣営も気合十分なはずよ!
当てやすい上に高配当でオイシイ鳴尾記念
データが選んだコノ穴馬を押さえておけば、10万馬券も夢じゃないわ!
2018年 鳴尾記念 注目穴馬
アメリカズカップ(牡4)
【前走:都大路ステークス(OP特別)9番人気6着】
G3を1勝、OP特別を2勝と、今回の出走メンバーの中ではなかなかの実績をもつアメリカズカップ。
ただ最近は、あまり目立った成績を残せていないのよね…。
本走の人気候補であるトリコロールブルーが勝った大阪城ステークス(OP特別)で9着に沈んでいるし、力関係の面でも不安だわ。
とはいえ彼は先行脚質や前走の格・着順、そして4歳という年齢など、本走での好走条件をよく備えているのよね。
データを見る限りだと、こんなに魅力的な馬はそうそういないわよ。
今週の関西は週半ばに長い雨が降りそうだけど、その影響で馬場が重くなればアメリカズカップにとってますます有利になるわ。
彼は2017年のきさらぎ賞(G3)やカシオペアステークス(OP特別)など、道悪のレースでしっかり勝ちきっているのよ。
今のところほとんど人気していないし、今の内からコッソリ注目しておいてちょうだい!