2019年 函館スプリントステークス 事前予想
今週は函館スプリントステークスの予想をするわよ!
夏の函館開催の始まりを告げる、このレース。
過去には944,140円や872,270円など、100万近い馬券が何度も出ているから、穴党の私たちとしては見逃せないわね。
勝てる人気薄の馬を見つけるためには、アドレナリンの様に過去のデータ分析がかならず必要になるわ!
今回も過去10年分のデータをもとに、客観的な予想を展開するわね。
注目馬は予想の最後に紹介しているから、最後まで見逃さないように!!
まずは、いつも通り特別登録馬を見ていきましょう。
2019年 函館スプリントステークス 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アスターペガサス | 牡 | 52.0 | 中竹和也 | 栗東 |
カイザーメランジェ | 牡 | 56.0 | 中野栄治 | 美浦 |
サフランハート | 牡 | 56.0 | 北出成人 | 栗東 |
シュウジ | 牡 | 57.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
タワーオブロンドン | 牡 | 58.0 | 藤沢和雄 | 美浦 |
ダイメイフジ | 牡 | 56.0 | 森田直行 | 栗東 |
ダノンスマッシュ | 牡 | 57.0 | 安田隆行 | 栗東 |
ティーハーフ | 牡 | 57.0 | 西浦勝一 | 栗東 |
トウショウピスト | 牡 | 56.0 | 土田稔 | 美浦 |
ライトオンキュー | 牡 | 56.0 | 昆貢 | 栗東 |
タマモブリリアン | 牝 | 54.0 | 南井克巳 | 栗東 |
デアレガーロ | 牝 | 54.0 | 大竹正博 | 美浦 |
ペイシャフェリシタ | 牝 | 54.0 | 高木登 | 美浦 |
リナーテ | 牝 | 54.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
ユキノアイオロス | セン | 56.0 | 石毛善彦 | 美浦 |
それでは早速、データを分析して予想を立てていくわよ。
2019年 函館スプリントステークス 牡牝別成績
過去の牡牝別成績では、牝馬の勝率が約2倍となっているわね。
さらに複勝率も牡馬と比べて、10%以上高いの。
函館スプリントステークスは「夏は牝馬」という格言の通り、牝馬の活躍が目立つわね。
夏になると急に牝馬が強くなる傾向があるから、穴馬はこのあたりに潜んでいるんじゃないかと睨んでいるわ。
近走で牡馬と戦って掲示板を逃している牝馬がいれば、人気が集中しないから狙い目よ。
2019年 函館スプリントステークス 前走クラス別成績
こちらは前走クラス別成績のデータ。
表を見るとG1とG2が馬券に絡みやすくなっているわね。
この単勝回収率を調べてみたら、200倍以上にもなっていたし、ハイレベルなレースを経験した馬が有利だわ。
今回は高松宮記念(G1)と京王杯スプリングカップ(G2)を出走していた子たちが、予想を立てるとき中心になるわね。
次は脚質別成績を見てみるわよ。
2019年 函館スプリントステークス 脚質別成績
表をご覧の通り脚質では、逃げや先行の傾向がある馬が有利になっているわね。
とくに勝ち馬が多く出ているのが、先行よ。
函館スプリントステークスのコースは1200mで、最初の直線は260mと短めなのよ。
だから、先にインコースに入れた馬が、そのまま1着となるケースが多いのよね。
今回出走を予定している馬のなかで、逃げ・先行の脚質を持つ子たちは以下よ。
・シュウジ(牡)
・タマモブリリアン(牝)
・トウショウピスト(牡)
・ダノンスマッシュ(牡)
・ダイメイフジ(牡)
・ライトオンキュー(牡)
とくに、ダノンスマッシュやダイメイフジは直近で、重賞を経験しているから押さえておきましょう。
2019年 函館スプリントステークス 年齢別成績
年齢別成績では、若い馬が好走するという一般的な結果が出ているわね。
スプリントレースだから若くて瞬発力のある馬が、インコースに入りやすくそのままゴールするって感じかしら。
逆に8歳以上は馬券に絡んだことがないから、期待できないわ。
ティーハーフ
ユキノアイオロス
だからこの子たちとは、ここでお別れ。
ただ、穴党としてはこんな当たり前のデータでは、つまらないわよね。
そこで6~7歳の回収率を調べたところ、7歳馬の単勝回収率が276倍以上になっていたことが分かったわ。
とくに2014年に当時7歳で本走の勝ち馬となった、ガルボは8番人気の穴だったの。
その時は3連単で872,270円もの配当になり、大荒れしたのよね。
ガルボは前走の高松宮記念(G1)では11着となり、函館スプリントステークスで勝てているから、レベルの高いレースを経験している7歳馬には注意しておいてね!
それじゃあ、これらのデータから月曜時点の注目馬を紹介するわね。
2019年 函館スプリントステークス 注目馬①
ダノンスマッシュ(牡4)
【前走:高松宮記念(G1) 1番人気4着】
今回、一番人気が集中するんじゃないかと予想しているのが、ダノンスマッシュ。
前走の高松宮記念では、1番人気にもかかわらず4着と馬券を逃していたけど…。
今までの成績は(5-2-0-5)と、実力は申し分ないわね。
直近のレースは1200mが多く、スプリントには慣れているから安心。
前走クラス別成績や年齢別成績の条件とも合っているし、逃げの傾向が高い脚質も高評価。
高松宮記念の無念をどうにか晴らしたいと調教にも熱が入っていると思うし、当日は良い仕上がりになっている可能性が高いわよ。
2019年 函館スプリントステークス 注目馬②
ダイメイフジ(牡5)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2) 14番人気10着】
次に注目なのが、ダイメイフジよ。
ダイメイフジはデビューから1年間は好成績を残していたけれど、最近パッとしないのよね。
ただ前走の京王杯スプリングカップ(G2)では、馬群の先頭近くでコーナーを回っているし、
函館ステークスでは先にインコースにさえは入れれば有利になるから、彼の脚質的には合っているのよ。
さらに前走はG2を走っているし、年齢も体力のある5歳だから、期待できるわね。
2019年 函館スプリントステークス 注目馬③
リナーテ(牝5)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2) 6番人気2着】
前走の京王杯スプリングカップでは、接戦の末2着となったリナーテ。
今年は2レース出走しているけど、いずれも連対しているのよね。
2連続2着以内は強い証だし、5番人気以内には入りそうな雰囲気…。
今まで1200mのレースで1着の経験もあるから、注目しておいて損はないわね。
過去には90万馬券を叩きだした函館スプリントステークス…
再び波乱を巻き起こすのはこの子たちよ!!
2019年 函館スプリントステークス 注目穴馬①
タマモブリリアン(牝6)
【前走:韋駄天ステークス(OP)5番人気8着】
直近のレースではしばらく1200mのスプリントを走り続けている、タマモブリリアン。
2018年にも函館スプリントステークスを走っていて、今回で2回目の出走となるわ。
直近のレースでは掲示板内に入れていなかったけれど、夏は牝馬の成績が急激に良くなる傾向があるから、現時点では押さえておいた方がいいわよ。
彼女の自慢の逃げ脚を本走で活かすことができれば、世間の期待をいい意味で裏切ることになりそう…。
最初のサマースプリント指定のレースで、輝かしい成績を残してほしいわね。
2019年 函館スプリントステークス 注目穴馬②
トウショウピスト(牡7)
【前走:安土城ステークス(L)13 番人気12着】
もう一つの穴馬候補が、トウショウピストよ。
トウショウピストの年齢は7歳と、若い馬と比べると衰えが懸念点だから世間からの注目も集まっていないわね。
ただ前にも伝えた通り過去には同じ年齢で好走した、ガルボもいるし好走する可能性はちゃんとあるわよ。
トウショウピストの脚質は本走のコースに適した『逃げ』だから、若い馬を交わして先頭でコーナーを回ればいいところまで行くんじゃないかしら。
前走では2019年に重賞(リスティッド)に格上げされた、安土城ステークスを走り、残念ながら12着とイマイチな結果になってしまったけれど…。
内枠に入ることができスタートを思い切って走れれば、大波乱が巻き起こるわよ。