【スプリンターズステークス2024予想】過去10年の鉄板データと香港馬の評価を無料公開！アドレナリン競馬

【アドレナリン競馬予想の実績】
9/1 新潟記念(G3) ：△→☆→○ 推奨馬券的中
9/7 紫苑S(G2)：○→◎→△ 推奨馬券的中
9/8 京成杯AH(G3)：◎サンライズロナウド(3人気3着)
9/8 セントライト記念(G2)：▲→◎ 推奨馬券的中
9/22 オールカマー(G2)：◎レーベンスティール(1人気1着)
9/22 神戸新聞杯(G2)：◎ジューンテイク(3人気2着）

9月29日（日）に中山競馬場で行われる秋のG1開幕戦「スプリンターズステークス（G1）」の予想を公開！

今回も各種データを用いて、高配当を演出し得る穴馬候補を炙り出しておいたわ。

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先週のオールカマー以上に自信を持って提供してくれるみたいだから、この絶好のチャンスを掴んでちょうだい！

スプリンターズステークス2024 出走予定馬

馬名	性齢	斤量	騎手	厩舎
ウイングレイテスト	牡7	58	松岡	美浦畠山
ウインマーベル	牡5	58	松山	美浦深山
ヴェントヴォーチェ	牡7	58	ルメール	栗東牧浦
エイシンスポッター	牡5	58	シュタルケ	栗東吉村
オオバンブルマイ	牡4	58	武豊	栗東吉村
サトノレーヴ	牡5	58	レーン	美浦堀
ダノンスコーピオン	牡5	58	戸崎圭	栗東福永
トウシンマカオ	牡5	58	菅原明	美浦高柳瑞
ナムラクレア	牝5	56	横山武	栗東長谷川
ビクターザウィナー	セ5	58	モレイラ	海外シャム
ピューロマジック	牝3	54	横山典	栗東安田
マッドクール	牡5	58	坂井	栗東池添
ママコチャ	牝5	56	川田	栗東池江
ムゲン	セ5	58	ティータ	海外Ｐ．ン
モズメイメイ	牝4	56	国分恭	栗東音無
モリノドリーム	牝5	56	丸山元気	美浦鹿戸
ルガル	牡4	58	西村淳	栗東杉山晴
レイベリング	牡4	58	○○	美浦鹿戸

スプリンターズステークス2024 予想オッズ・想定人気

馬名	予想オッズ
サトノレーヴ	4
ママコチャ	5.4
ナムラクレア	7.3
ビクターザウィナー	7.5
マッドクール	7.5
トウシンマカオ	14.4
ルガル	18
オオバンブルマイ	18.2
ピューロマジック	23.6
ウインマーベル	26.3
エイシンスポッター	37.6
ウイングレイテスト	37.9
ダノンスコーピオン	46.7
モズメイメイ	47
ヴェントヴォーチェ	56.8
モリノドリーム	58.3
ムゲン	59
レイベリング	119.8

スプリンターズステークス2024予想 有力馬の評価

サトノレーヴ

春雷S→函館スプリントS→キーンランドCで3連勝中の「サトノレーヴ」は今レースの筆頭有力候補。

前走のキーンランドCは先行して好位置からスムーズに追い出して0.3秒差の1着。差し有利ななか4番手で先行し、加速ラップで勝利する力強い内容だったわ。

抜群の安定感に加えて、苦手な輸送もない中山コース。Cコース2週目でイン前有利な馬場も向きそうよ。

唯一馬券外となった阪急杯4着は、重馬場、距離が1400mで長かった点、開幕2日目でインが伸びる馬場だった点が敗因。上位3頭はすべてこの馬よりも内を通っていたわ。

1勝クラスで函館の重馬場もこなしているから、適性がないわけではなさそうだけど。

鞍上はオーストラリアの名手「ダミアン・レーン」騎手が継続騎乗。短期免許の日数を使い切って騎乗すると言われているわ。

レーン騎手は10月に第1子誕生を控えていて、元々は日本に来る予定はなかったみたい。この馬でチャレンジできるなら、無理をしてでも来日する価値を見出してくれたのね。

能力は高く、適性・馬場ともに向きそうな今回は当然1番人気想定。重賞を連勝して迎える今回はオッズ妙味が出にくいけど、今回は人気に逆らえないわね。

ママコチャ

昨年の覇者「ママコチャ」は2戦ぶりに川田将雅騎手が騎乗して連覇を狙うわ。

大外8枠から先行し、終始外を回しながらも見事2着に粘りこむ内容。

牝馬ながらトウシンマカオと同じ57kgを背負って0.1秒差だから、能力を高く評価したいわ。

最も勝ち馬を多く輩出するセントウルステークスからのローテ。

今回は牡馬よりも2kg軽い56kgで出走できるのよね。

ナムラクレア

高松宮記念2年連続2着、去年のスプリンターズSで3着だったナムラクレアは実績上位の存在。

前走のキーンランドCはインを選択するも、ラチ沿いで詰まって失速するロスがり5着に敗れたわ。

重馬場・不良馬場の好走率が高く、時計のかかる馬場が得意なんだけど、今の中山の馬場なら割引が必要そう。

大敗する時も敗因が明確だから、前走の5着でオッズ妙味が出て買いやすくなるタイミングね。

主戦の浜中騎手は騎乗停止のため、鞍上は横山武史騎手に乗り替わり。

前走は浜中騎手もミスを認めているように、進路選択が良くなかったから、乗り替わりでもそこまで不安視していないけど、テン乗りでどこまで能力を引き出せるのかは注視したいところ。

ビクターザウィナー

高松宮記念3着の香港馬「ビクターザウィナー」が再び国内G1に参戦。

スタートがとにかく速い馬で、高松宮記念は4角まで1番手で通過。

ルガルとナムラクレアに差されたものの、ロスなく脚を溜められる内枠に入った2頭だったから、枠順次第では逃げ切り勝ちも十分あり得たわよね。

香港馬で初の日本レース、しかも不慣れな左回りでこれだけのパフォーマンスを発揮したんだけど、次の中山コースはシャティン競馬場と同じ右回り。

コース形状も似ているから、高松宮記念よりも走りやすいんじゃないかしら。

マッドクール

今回出走メンバーの中で最上位のレーティング”116″を誇る「マッドクール」。

高松宮記念はイン前有利なトラックバイアスが味方して1着。

次走のチェアマンズSPは大外枠から強引にハナを奪いに行くも、すぐにポジションを下げて3番手に追走。最後は脚が残っておらず、差し有利な展開が合わず最下位に大敗したわ。

香港では2戦ともビクターザウィナーに先着を許しているものの、高松宮記念のようにトラックバイアスを味方にできれば十分チャンスはあるわ。

さらに、鞍上は翌週に凱旋門賞を控えた坂井瑠星騎手。スケジュールが厳しくても、それだけこの馬に魅力を感じているってことね。

スプリンターズステークス2024 開催情報

開催日時	2024年9月29日(日) 中山11R 15:40
開催場所	中山競馬場
コース	芝1,200m
レースグレード	G1
出走条件	3歳以上
負担重量	定量

スプリンターズステークス2024のコース「中山競馬場芝1200ｍ」の特徴・レース傾向

スプリンターズSの舞台である中山芝1200ｍは外回りコースで、向こう正面の真ん中からスタート。

スタート直後から4コーナーまで約4.4mの下り坂で、コーナーまでおよそ250mの直線。

最初の下り坂でハイペースになりやすいんだけど、あまり飛ばし過ぎると4角で大きく外に振られてしまうわ。

最後は中山名物の急坂があるから、スピードだけで押し切るのは難しいコース。

小回りコースだからコーナリングも重要。トップスピード型よりも、器用かつ持続力タイプを狙いたいわね。

スプリンターズステークス2024 過去10年の結果と配当

日付	人気	着順	馬名	性	齢	騎手	斤量	頭数	馬場	単勝	複勝	枠連	馬連	馬単	３連複	３連単
231001	3	１	ママコチャ	牝	4	川田将雅	56	16	良	¥490	¥180	¥770	¥3,260	¥5,190	¥2,310	¥17,140
	6	２	マッドクール	牡	4	坂井瑠星	58	16	良		¥320	¥770	¥3,260	¥5,190	¥2,310	¥17,140
	1	３	ナムラクレア	牝	4	浜中俊	56	16	良		¥140				¥2,310	¥17,140
221002	8	１	ジャンダルム	牡	7	荻野極	57	16	良	¥2,030	¥470	¥3,430	¥15,340	¥36,640	¥50,590	¥468,950
	7	２	ウインマーベル	牡	3	松山弘平	55	16	良		¥510	¥3,430	¥15,340	¥36,640	¥50,590	¥468,950
	5	３	ナランフレグ	牡	6	丸田恭介	57	16	良		¥560				¥50,590	¥468,950
211003	3	１	ピクシーナイト	牡	3	福永祐一	55	16	良	¥530	¥200	¥700	¥890	¥1,910	¥9,050	¥38,610
	2	２	レシステンシア	牝	4	ルメール	55	16	良		¥160	¥700	¥890	¥1,910	¥9,050	¥38,610
	10	３	シヴァージ	牡	6	吉田隼人	57	16	良		¥770				¥9,050	¥38,610
201004	1	１	グランアレグリア	牝	4	ルメール	55	16	良	¥220	¥140	¥570	¥530	¥790	¥10,430	¥22,540
	3	２	ダノンスマッシュ	牡	5	川田将雅	57	16	良		¥180	¥570	¥530	¥790	¥10,430	¥22,540
	10	３	アウィルアウェイ	牝	4	松山弘平	55	16	良		¥680				¥10,430	¥22,540
190929	2	１	タワーオブロンドン	牡	4	ルメール	57	16	良	¥290	¥130	¥1,250	¥1,260	¥2,040	¥1,070	¥6,080
	3	２	モズスーパーフレア	牝	4	松若風馬	55	16	良		¥180	¥1,250	¥1,260	¥2,040	¥1,070	¥6,080
	1	３	ダノンスマッシュ	牡	4	川田将雅	57	16	良		¥120				¥1,070	¥6,080
180930	1	１	ファインニードル	牡	5	川田将雅	57	16	稍	¥280	¥150	¥1,150	¥4,140	¥5,260	¥65,370	¥209,620
	11	２	ラブカンプー	牝	3	和田竜二	53	16	稍		¥510	¥1,150	¥4,140	¥5,260	¥65,370	¥209,620
	13	３	ラインスピリット	牡	7	武豊	57	16	稍		¥1,400				¥65,370	¥209,620
171001	1	１	レッドファルクス	牡	6	Ｍ．デム	57	16	良	¥320	¥140	¥1,470	¥1,760	¥2,890	¥7,650	¥31,850
	5	２	レッツゴードンキ	牝	5	岩田康誠	55	16	良		¥300	¥1,470	¥1,760	¥2,890	¥7,650	¥31,850
	7	３	ワンスインナムーン	牝	4	石橋脩	55	16	良		¥350				¥7,650	¥31,850
161002	3	１	レッドファルクス	牡	5	Ｍ．デム	57	16	良	¥920	¥380	¥2,000	¥4,490	¥8,240	¥42,230	¥180,060
	2	２	ミッキーアイル	牡	5	松山弘平	57	16	良		¥290	¥2,000	¥4,490	¥8,240	¥42,230	¥180,060
	9	３	ソルヴェイグ	牝	3	田辺裕信	53	16	良		¥740				¥42,230	¥180,060
151004	1	１	ストレイトガール	牝	6	戸崎圭太	55	16	良	¥440	¥180	¥3,170	¥5,550	¥9,090	¥23,020	¥106,170
	11	２	サクラゴスペル	牡	7	横山典弘	57	16	良		¥610	¥3,170	¥5,550	¥9,090	¥23,020	¥106,170
	9	３	ウキヨノカゼ	牝	5	四位洋文	55	16	良		¥490				¥23,020	¥106,170
141005	13	１	スノードラゴン	牡	6	大野拓弥	57	18	良	¥4,650	¥650	¥2,260	¥7,360	¥26,040	¥19,580	¥190,930
	2	２	ストレイトガール	牝	5	岩田康誠	55	18	良		¥170	¥2,260	¥7,360	¥26,040	¥19,580	¥190,930
	5	３	レッドオーヴァル	牝	4	田辺裕信	55	18	良		¥380				¥19,580	¥190,930

スプリンターズステークス2024予想 過去10年の人気別成績

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番人気	4- 0- 2- 4/ 10	40%	40%	60%
２番人気	1- 3- 0- 6/ 10	10%	40%	40%
３番人気	3- 2- 0- 5/ 10	30%	50%	50%
４番人気	0- 0- 0- 10/ 10	0%	0%	0%
５番人気	0- 1- 2- 7/ 10	0%	10%	30%
６番人気	0- 1- 0- 9/ 10	0%	10%	10%
７番人気	0- 1- 1- 8/ 10	0%	10%	20%
８番人気	1- 0- 0- 9/ 10	10%	10%	10%
９番人気	0- 0- 2- 8/ 10	0%	0%	20%
10番人気	0- 0- 2- 8/ 10	0%	0%	20%
11人気以下	1- 2- 1- 57/ 61	1.6%	4.9%	6.6%

1～3番人気の連帯率は4～5割と安定した成績。

一方で4番人気以下の馬券内率は全体的に2割前後と、下位人気の成績はイマイチね。

下位人気の勝ち馬は14年の「スノードラゴン（13人気）」と、22年の「ジャンダルム（8人気）」の2頭のみ。

14年は新潟開催だったのを考慮すると、中山開催で4番人気以下の勝ち星は1頭のみという結果に。

スプリンターズステークス2024予想 過去10年の前走レース別成績

前走レース名	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収率	複勝回収率
セントウルS GⅡ	4- 3- 1-44/52	7.7%	13.5%	15.4%	29%	55%
安田記念 GⅠ	2- 1- 1- 6/10	20.0%	30.0%	40.0%	54%	145%
北九州記念 GⅢ	2- 1- 1-19/23	8.7%	13.0%	17.4%	109%	65%
キーンランドC GⅢ	1- 1- 5-37/44	2.3%	4.5%	15.9%	105%	68%
ＣＢＣ賞 GⅢ	1- 1- 0- 1/ 3	33.3%	66.7%	66.7%	306%	233%

スプリンターズＳで狙うべき前走G1・G2・G3クラス組のレースは上記の通り。

セントウルS組はレースレベルに注意

最も勝ち馬が多いのは、前哨戦に位置づけられるセントウルステークス（G2）のローテーション。

注意したいのは、今年のセントウルSは中京開催という点。

2022年に1番人気に支持された「メイケイエール」は、中京で開催されたセントウルSの勝ち馬だったんだけど、次走のスプリンターズSでは14着と大敗。

同年のセントウルSで2着だった「ファストフォース」も、スプリンターズSは10着だった点を踏まえると、この年のセントウルSのレースレベルが低かったと考えられるわ。

一方で、前年21年度のセントウルSは、1・2着馬がそのままスプリンターズSを制しているから、レベルが高かったと言えるわね。

つまり、前走セントウルS組は開催場所よりもレースレベルの高さで評価を判断すべきってこと。

今年のセントウルSは「トウシンマカオ」と「ママコチャ」が1・2着。どちらも不利とされる8枠で、ママコチャはスプリンターズSの昨年覇者。レベルは当然高いわよね。

不利な枠かつハイペースな展開で粘ったママコチャはもちろん、外から末脚を使ったトウシンマカオも力強い内容だったわ。今年のセントウルS組は評価を高めに見ておきたいところ。

【セントウルステークス組】
トウシンマカオ：1着
ママコチャ：2着
モズメイメイ：3着
ダノンスコーピオン：12着
ピューロマジック：13着

安田記念で差し届かなかった後方勢が狙い目

過去10年で10頭中4頭が馬券に絡んでいる安田記念（G1）組。当然ながら傾向の分析は必須よ。

馬券に絡んだのは以下の4頭を見てちょうだい。

22年3着「ナランフレグ」（5人気）
20年1着「グランアレグリア」（1人気）
17年1着「レッドファルクス」（1人気）
15年2着「サクラゴスペル」（11人気）

4頭とも共通して言えるのは、前走の安田記念で差し・追込の競馬をしていた点。

しかも、グランアレグリア以外は差し届かずに敗れているわ。※グランアレグリア以外の3頭は4角13番手以下で通過

15年のサクラゴスペルは4角を中団6番手で通過し、差し有利な展開のなか持続力を活かして2着に粘りこむ結果に。

距離短縮馬は、持ち前の瞬発力やスタミナでスプリント戦で人気以上の好走をするから、安田記念組は着順にかかわらず評価しておきたいわね。

今年の該当馬はなし
※「ダノンスコーピオン」は2走前に安田記念に出走

前走G3組は強い内容を見せた馬を評価

下位クラスとはいえ、キーンランドカップやCBC賞といったG3クラスの出走馬も侮れないわ。

ママコチャやモズスーパーフレアのように、一度叩いてスプリンターズSをメイチで仕上げるの馬が多いわね。

ジャンダルムは北九州記念で17着に大敗した後、スプリンターズSを勝利した異例のローテ。

トップハンデかつ大外枠の不利な条件から、スプリンターズSは内枠かつ斤量減という掛け合わせがハマった印象よ。

基本的にはG3で大敗した馬って買いにくいんだけど、ジャンダルムのように条件が一気に好転するケースもあるから、穴馬を探す際に参考にしてちょうだい。

【前走キーンランドC（G3）組】
サトノレーヴ（2人気1着）
エイシンスポッター（8人気2着）
モリノドリーム（4人気4着）
ナムラクレア（1人気5着）

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9/29(日)スプリンターズS2024の無料予想

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スプリンターズステークス2024予想 過去10年の脚質別成績

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	平均着順
逃げ	0- 2- 1- 7/ 10	0.0%	20.0%	30.0%	7.7着
先行	3- 4- 2- 27/ 36	8.3%	19.4%	25.0%	7.7着
差し	6- 4- 4- 47/ 61	9.8%	16.4%	23.0%	7.7着
追込	1- 0- 3- 50/ 54	1.9%	1.9%	7.4%	10.2着

逃げ・先行・差しの平均着順は奇しくも全く同じ着順だったわ。

ただし、過去10年で逃げ馬がそのまま勝ちきったケースはゼロ。

17年3着の「ワンスインナムーン」と、19年2着「モズスーパーフレア」は差し有利ななか前で粘る強い内容。枠も真ん中より内側と、能力と内枠が揃って前粘りできるくらい逃げ切りは厳しそうね。

昨年は先行馬だけで決着したけど、過去10年間の勝ち馬のうち6頭が差し馬で決着しているわ。

スプリンターズステークス2024予想 過去10年の枠順別成績

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１枠	2- 1- 4-13/20	10.0%	15.0%	35.0%
２枠	1- 2- 1-16/20	5.0%	15.0%	20.0%
３枠	1- 0- 3-16/20	5.0%	5.0%	20.0%
４枠	3- 2- 0-15/20	15.0%	25.0%	25.0%
５枠	1- 3- 0-15/19	5.3%	21.1%	21.1%
６枠	0- 1- 0-19/20	0.0%	5.0%	5.0%
７枠	1- 0- 1-19/21	4.8%	4.8%	9.5%
８枠	1- 1- 1-18/21	4.8%	9.5%	14.3%

スピード決着の1200m戦だけあって、やはり内枠が有利な傾向。

1～5枠の平均着順が7～8着なのに対し、6～8枠の平均着順は9～10着と低迷しているわ。

外回りコースの向こう正面からスタートする特殊な形状で、外枠は4角までの距離ロスが大きくなってしまうのよね。

脚を溜められる内枠の方が、小回りかつ急坂のある中山コースでは有利よ。

多少の能力差なら覆るほど、枠の有利不利があるから要注意。

スプリンターズステークス2024予想 注目穴馬 / 買い目

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注目穴馬1頭目：ムゲン

5歳の香港馬「ムゲン（Mugen）」は確かな実力と実績があるにもかかわらず、日本の知名度がないために人気がかなり低い穴馬。

この馬は後方一気の競馬が得意で、展開次第でハマれば怖いタイプ。ビクターザウィナーとは正反対の脚質よ。

今年の4月に行われた重賞のチェアマンズSP（G1）で3着に好走し、7着のビクターザウィナーに先着。しかも最後方から馬群の中央を縫って差しているの。

2着のカリフォルニアスパングルとは半馬身差まで迫る内容を見せ、前走のプレミアカップでついにリベンジを果たしたわ。

前走はカリフォルニアスパングルと斤量差が9kgもあったから、素直に評価するのは危険だけど、ビクターザウィナーとオッズの乖離があって妙味が出そうな1頭。

ただし、どうしても展開待ちになる馬だから、先週のイン前有利な傾向とは合わなそうなのは割引。馬場次第で評価を上げたいところ。