12月20日(金)有馬記念2024の最終見解をアップしたわよ。
12月22日(日)に中山競馬場で開幕される重賞「有馬記念(G1)」の予想を公開!
昨年の有馬記念は「ドウデュース」が2人気5.2倍というオッズから、2位のスターズオンアースに半馬身差をつける圧巻の内容。
このレースを最後に引退となる今年の有馬記念、日本競馬史上2頭しか達成していない秋古馬三冠を達成し、有終の美を飾れるのかしら。
ドウデュースの連覇を脅かす有力馬もたくさん出走しているから、過去10年のデータと各馬の評価から、有馬記念の予想を進めるわよ。
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有馬記念2024 出走予定馬・予想オッズ
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 予想オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドウデュース | 牡5 | 58 | 武豊 | 栗東友道 | 2.1 | 1 |
アーバンシック | 牡3 | 56 | ルメール | 美浦武井 | 4.7 | 2 |
ダノンデサイル | 牡3 | 56 | 横山典 | 栗東安田 | 10.9 | 3 |
スタニングローズ | 牝5 | 56 | ムーア | 栗東高野 | 15.2 | 4 |
スターズオンアース | 牝5 | 56 | 川田 | 美浦高柳瑞 | 15.8 | 5 |
ジャスティンパレス | 牡5 | 58 | 坂井 | 栗東杉山晴 | 18 | 6 |
プログノーシス | 牡6 | 58 | ○○ | 栗東中内田 | 18.7 | 7 |
ベラジオオペラ | 牡4 | 58 | 横山和 | 栗東上村 | 19.9 | 8 |
ローシャムパーク | 牡5 | 58 | マーカン | 美浦田中博 | 21.4 | 9 |
レガレイラ | 牝3 | 54 | 戸崎圭 | 美浦木村 | 22.2 | 10 |
シャフリヤール | 牡6 | 58 | Cデムー | 栗東藤原 | 26.9 | 11 |
メイショウタバル | 牡3 | 56 | 浜中 | 栗東石橋 | 36.2 | 12 |
ホウオウビスケッツ | 牡4 | 58 | 岩田康 | 美浦奥村武 | 38 | 13 |
ディープボンド | 牡7 | 58 | 幸 | 栗東大久保 | 48.8 | 14 |
ショウナンラプンタ | 牡3 | 56 | ○○ | 栗東高野 | 48.8 | 15 |
ブローザホーン | 牡5 | 58 | 菅原明 | 栗東吉岡 | 57.9 | 16 |
ダノンベルーガ | 牡5 | 58 | 松山 | 美浦堀 | 76.6 | 17 |
ハヤヤッコ | 牡8 | 58 | 吉田豊 | 美浦国枝 | 84.1 | 18 |
シュトルーヴェ | セ5 | 58 | 鮫島駿 | 美浦堀 | 95.4 | 19 |
アラタ | 牡7 | 58 | 大野 | 美浦和田勇 | 105.4 | 20 |
ニシノレヴナント | セ4 | 58 | ○○ | 美浦上原博 | 129.2 | 21 |
カラテ | 牡8 | 58 | 杉原 | 栗東音無 | 347.6 | 22 |
除外対象馬
カラテ
ホウオウビスケッツ
メイショウタバル
アラタ
ショウナンラプンタ
ニシノレヴナント
有馬記念の枠順は、12月19日(木曜)17時~19時に開催される「有馬記念フェスティバル」の公開抽選で発表されるわよ。
有馬記念2024予想 有力馬の評価
今年の有馬記念で注目したい人気馬をピックアップして評価するわ。
現役最強馬「ドウデュース」
評価:S
今年の天皇賞秋とジャパンカップを制した国内最強馬の「ドウデュース」は、この有馬記念がラストランになるわ。
前走のジャパンカップはスローペースで前がかなり有利な展開だったものの、この馬だけは上り32秒7という異次元の末脚を使い勝利をもぎ取った形に。
昨年の有馬記念の勝ち方も強烈で、スローペース前有利の展開から4角で3番手に位置を上げ、上り最速を使って勝利。
昨年に同レースを制しているから適性は文句なし。能力も現役最強とくれば、ケチをつけるのはレース間隔くらいね。
当然ながら、ハイレベルな秋古馬3冠(天皇賞秋・JC・有馬記念)を制するのは体力を消耗するし、最も距離の長い有馬記念の2500mで普段通りの走りを行うのは容易ではないわ。
ただ、この馬のタフさは疑いようがないのよね。天皇賞秋からジャパンカップへのローテも難なくこなしていたし、カイバもモリモリ食べて、調教でも好時計を叩き出すタフネスっぷり。
母「アイリッシュダンス」は短い間隔で好走している連闘が得意なタイプ。疲れが敗因になる可能性は低いと思うわ。
菊花賞馬「アーバンシック」
評価:S
菊花賞の勝ち馬。
前走の菊花賞はスローペースのなか外目を追走し、インが渋滞して不利を受けたのを横目に、ルメール騎手が見事な位置取りで4角を絶好のポジションで迎えたわ。
最後抜け出してからも良い脚を使い、2着のヘデントールに2.5馬身差をつけて勝利。
上がり3位の堅実な末脚を使っていた点も評価していて、2500mという距離もこの馬にはプラス。
セントライト記念で中山コースの勝ち鞍もあるし、鞍上は昨年のスターズオンアースで見事な騎乗を見せたルメール騎と、不安材料が少ないのも魅力。
3歳馬の斤量ハンデを活かして「ドウデュース」にどこまで迫れるのか、オッズ次第で軸も考慮に入れたい1頭。
ダービー馬「ダノンデサイル」
評価:A
今年のダービー馬「ダノンデサイル」は最も取捨が難しい1頭。
日本ダービーを2馬身差つけて勝利し、世代頂点の座に輝いたのも束の間、菊花賞では6着という悔しい結果に。
菊花賞の内容は内枠でインを確保したものの、逃げた「ピースワンデュック」「メイショウタバル」が垂れて内枠が大渋滞になり、大きな不利を受けた不運な内容。
最後は大きく外を回りながら、上がり2位の末脚を使い4角15番手から6着まで駆け上がったわ。
当然ながら菊花賞は見直せる内容ではあるものの、勝ち馬のアーバンシックと上がり0.1秒しか変わらないから、アーバンシックよりも強いとは言い切れないのよね。
オッズと枠次第ではあるんだけど、前走の敗因明確な内容で人気が落ちないようなら妙味は薄いわ。
ほかの有馬記念出走馬の評価
スタニングローズ
評価:B
エリザベス女王杯の勝ち馬。
G1レース2勝の実績を持ち、秋に復活を遂げた女王が、牡馬混合G1の有馬記念に殴り込みよ。
前走のエリザベス女王杯はインがごちゃついて後方勢が不利を受けるなか、好位から外に回したこの馬に展開が向いたんだけど、それでも0.4秒差の勝利は能力の高さを評価しないといけないわ。
前走エリザベス女王杯で好走した馬が有馬記念で好走した例も多く、スタニングローズは能力だけでなくデータ的にも馬券内は十分あり得るわ。22年3着の「ジェラルディーナ」と被るわね。
ただ、前走よりもメンバーレベルが上がるうえに、牡馬混合になるとワンパンチ足りない印象。
さらに今回、世界トップジョッキーのムーア騎手に乗り替わりなんだけど、ムーア騎手の有馬記念の成績は(0-0-0-3)で複勝率ゼロ。過剰人気する要素はたっぷり。
前走の派手な勝ち方で人気しそうだし、オッズ妙味はあまりなさそうな1頭。
スターズオンアース
評価:B
昨年の有馬記念2着馬「スターズオンアース」は、JCに引き続き川田将雅騎手が騎乗。
前走は8か月ぶりの出走となり、外枠から先行してインを追走したんだけど、最後の直線で逃げたシンエンペラーやドゥレッツァに離されて7着に敗れたわ。
昨年は長期休養明けでも好走していたように、ブランクに弱いわけでもないから、昨年の有馬記念がピークだった可能性もあるわね。
ルメール騎手が不利な外枠から先行策を選択し、見事2着に好走したんだけど、前が有利な展開が味方したのも大きかったわよ。
川田将雅騎手はルメール騎手に並ぶ国内トップ騎手なのは間違いないんだけど、有馬記念は過去10年で8回出走し、馬券内ゼロ。お世辞にも得意な舞台とは言えないわ。
「昨年2着+川田将雅騎手+クラシック2冠馬」と、人気する要素はかなり詰まっている馬だから、オッズ次第で消しも視野に入れたい1頭。
ジャスティンパレス
評価:B
昨年の有馬記念は1人気に支持されるも、前有利の展開が向かず4着。
ドバイシーマC4着→宝塚記念10着→天皇賞秋4着→ジャパンカップ5着と、ハイレベルなレースで掲示板に食い込む能力はあるんだけど、馬券内までワンパンチ足りないのよね。
出遅れ癖や出足の鈍さから、後方から差す競馬になりやすいんだけど、スタミナ的には先行して前目で粘りたい持続力型。
有馬記念は前有利な展開になりやすく、昨年のような後方から差す競馬になると厳しいわ。
今年は例年と比べて逃げ・先行馬が少なく、スローペースからの瞬発力勝負になりそうで、展開が向かない可能性も十分高いわ。
ただ、近走の惜しい内容続きでかなり人気も落ちそうだし、相手候補に入れるのはアリ。
プログノーシス
評価:A
コックスプレートから有馬記念に出走するプログノーシスは、2019年の勝ち馬「リスグラシュー」を彷彿とさせるローテーション。
前走のコックスプレートは2番手に先行して器用に立ち回るも、世界レーティング2位の「ヴィアシスティーナ」にかわされ2着。
ヴィアシスティーナは次走のチャンピオンズS(GI)でも大差をつけて圧勝。
世界トップの馬と2kgのハンデを背負って善戦したのは高く評価したいわね。
前が有利な展開になりやすい有馬記念において、前走のコックスプレートで先行して結果を出したのは大きな武器。
ムーニーバレー競馬場は小回りで先行力が求められるから、有馬記念の舞台と似ているのよね。
ただし出遅れ癖があるから、後方からの競馬になると厳しいわ。
さらに鞍上は三浦皇成騎手のテン乗り。乗り難しいこの馬の騎乗となると正直不安ね。
年齢的にも6歳馬のデータは好走率が悪いんだけど、オッズがつきそうな今回は狙う価値があるタイミング。
ベラジオオペラ
評価:B
大阪杯の勝ち馬。
前走の天皇賞秋は3番手で先行し、前有利な展開が向くも6着。
先行力が活きる中山競馬場は脚質的に相性が良いんだけど、2500mという距離はこの馬には厳しいと思うわ。
ただ、今年は逃げ先行馬が少なく、前に行く馬が見当たらないから、昨年よりもペースが落ち着けば前残りの展開もあり得るわね。
鍵となるのはやはり、2500mという未知の距離に対応できるのかだけど、調教師曰く「立ち回りひとつ」とのこと。
小回りな中山コースをロスなく先行できれば、2500mでも持つかもしれないわ。
ローシャムパーク
評価:C
BCターフでクビ差の2着に敗れたローシャムパーク。
最後方でじっくり我慢する競馬を遂行し、途中行きたがる素振りを見せるも、
大阪杯は折り合いを欠きながらも強引にまくって2着と、能力ごり押しの大味な競馬が魅力。
操縦性が低いローシャムパークにとって、中山2500mという舞台は厳しいと思うわ。
レガレイラ
評価:C
ホープフルSの勝ち馬。
有馬記念の勝ち鞍がある木村哲也調教師の管理馬で、3歳世代の有力候補の1角。
牝馬ながら皐月賞6着→ダービー5着に善戦し、牡馬に負けず劣らない活躍だったんだけど、牝馬限定重賞のローズSとエリザベス女王杯で5着に敗れ、株価が急速に下落しているわ。
ルメール騎手がアーバンシックに騎乗となり、戸崎圭太騎手に乗り替わり。
出遅れ癖があり、出足も鈍く後方からの競馬になるから、先行力が求められる有馬記念には脚質的に不向き。
3歳牝馬で今の実績だと、2500mの古馬混合G1という有馬記念の舞台は荷が重いんじゃないかしら。
シャフリヤール
評価:A
21年のダービー馬。
6歳になっても海外G1で活躍している「シャフリヤール」は、昨年の有馬記念も5着に好走しているように、軽視は禁物。
前走のBCターフは向こう正面で窮屈な競馬になり、直線で追い出しが遅れるロスもあって3着。
最後に伸びていたのを見ると、位置取りがスムーズなら2着のローシャムパークにもう少し迫っていたかも‥という内容。
2走前の札幌記念は叩きで仕上がりも不十分のため度外視可能。
3走前のドバイシーマCはリバティアイランドやジャスティンパレスに先着する2着と、国内トップホースにも渡り合える能力があるわ。
操縦性の高い馬で先行力もあるから、有馬記念の舞台と相性もいいわ。
6歳馬でデータ的には割引なんだけど、有馬記念の好走例がある以上、消すわけにはいかない1頭。
ホウオウビスケッツ
評価:B
今年の天皇賞秋は逃げて3着に好走。
今年の有馬記念は明確に逃げそうな馬が他にいないから、昨年のタイトルホルダーのように楽に逃げられる可能性もゼロではないわ。
ただ、過去10年で逃げて残した馬は「タイトルホルダー」と「キタサンブラック」の2頭のみ。この2頭に並ぶ能力があるかと言われると、残すのは厳しそう。
天皇賞秋よりも500m長い有馬記念で逃げ切るのは至難の業だろうから、ここは軽視で。
ディープボンド
評価:C
「プボ」の愛称で親しまれるディープボンドは、今年で有馬記念は4年連続の出走となるわ。
21年の有馬記念で2着。続く22年は8着に敗れ、昨年23年は15着に大敗。
スタミナが豊富で、タフなロングスパート戦になればG1でも馬券内に来るから要注意な1頭。
ただし、今年は例年よりも先行馬が手薄で、苦手な瞬発力勝負のレースになりそうなのが大きな不安材料。
年齢による衰えもあるし、有馬記念のハイレベルな相手に善戦するのは難しいんじゃないかしら。
ブローザホーン
評価:B
今年の宝塚記念の勝ち馬。
実績は上位人気と遜色ないし、馬場が渋って時計がかかる舞台になれば、A評価にもなり得る1頭。
2走前の京都大賞典は休養明けでパフォーマンスを出せず11着、前走のJCは瞬発力勝負が向かず12着と、2戦続けて二桁着順はかなり印象が悪いわね。
最終追い切りでは新馬戦11着のジーティーアメリカに0.4秒差追走でアタマ遅れという、なんとも言えない仕上がり具合。
調教師曰く「今がピーク」とのこと。確かに時計だけ見れば、直近2走よりも早いタイムを出しているし、叩いて良くなるタイプみたいね。
ただ、今回もブローザホーンには厳しい瞬発力勝負になりそうなメンバー構成だから、ここはまだ軽視して紐まで。
ダノンベルーガ
評価:C
松山弘平騎手とコンビで有馬記念に初出走。
堀厩舎の管理馬で、ジャパンカップと同じく同厩シュトルーヴェと2頭出しの布陣。
2走前の天皇賞秋は2角での不利があり14着に大敗。
前走のJCは内枠を活かして先行するも、向こう正面で位置を下げて見せ場なく9着。
調教の時計がかなり良くて、最終追い切りが「美浦・W:82.9-65.9-51.0-36.3-11.3(強め)」というバキバキの仕上がり。
ただ、22年の皐月賞以来となる中山コースで、右回りへの対応も気になるところ。ここ2走の成績でガクッと人気を落とすなら紐に入れてもいいけど、Sペース瞬発力勝負になりそうな今回は割引。
ハヤヤッコ
評価:C
アルゼンチン共和国杯の勝ち馬。
データ的にも過去10年以内に前走アル共組から勝ち馬は出ているわ。
ただ、ハヤヤッコの前走の内容はハイペースで差し有利な展開が向いた勝利。
今回はスローペースになりそうなメンバー構成だから、ここはさすがに厳しいと思うわよ。
シュトルーヴェ
評価:C
日経賞・目黒記念の勝ち馬。
中山2500mという舞台は適性抜群なんだけど、有馬記念のメンバーレベルはさすがに厳しいと見ているわ。
ニシノレヴナント
評価:C
能力・実績的に今回は消し
カラテ
評価:C
能力・実績的に今回は消し
有馬記念2024の本命馬・展開予想は、20日(金)アップ予定の最終見解記事で公開するわよ。※公開済み
有馬記念2024 開催情報
開催日時 | 2024年12月22日(日) 中山11R |
開催場所 | 中山競馬場 |
コース | 芝2,500m |
レースグレード | G1 |
出走条件 | 3歳以上オープン |
負担重量 | 定量 |
有馬記念2024のコース「中山競馬場芝2500m」の特徴・レース傾向
有馬記念の舞台は中山芝2,500m(右回り・内回りコース)。
スタートは外回りコースの3コーナー付近から。すぐに4コーナーに入る形状だから、内枠の馬が位置取りしやすいわ。
コーナーは全部で6つ。直線は短い上にゴール前には高低差2.4mの急坂があるから、内側をロスなく立ち回る器用さが求められるわよ。
『内枠+小回り巧者+パワータイプ』といった条件の揃った馬が狙い目。
【中山競馬場で勝ち鞍のある出走馬】
- ドウデュース
- アーバンシック
- ダノンデサイル
- アラタ
- シュトルーヴェ
- スタニングローズ
- ブローザホーン
- ベラジオオペラ
- ホウオウビスケッツ
- レガレイラ
- ローシャムパーク
- カラテ
有馬記念2024 1週前追い切り・調教の評価
アーバンシック | 美W 良 G前仕掛け | 6F 80.7 65.4 51.5 37.6 12.0 |
ジャスティンパレス | 栗坂 良 馬なり余力 | 4F 54.6 40.2 25.6 12.3 |
シャフリヤール | 栗CW 良 一杯に追う | 6F 83.0 67.2 51.8 36.4 11.4 |
シュトルーヴェ | 美W 良 馬なり余力 | 6F 84.0 67.0 52.1 37.3 12.0 |
スタニングローズ | 栗坂 良 馬なり余力 | 4F 53.2 38.6 25.0 11.9 |
スターズオンアース | 美W 良 馬なり余力 | 6F 82.4 66.3 52.2 37.5 11.9 |
ダノンデサイル | 栗CW 良 馬なり余力 | 6F 82.5 67.0 52.1 37.1 11.1 |
ダノンベルーガ | 美W 良 馬なり余力 | 6F 84.3 67.4 52.4 37.4 12.0 |
ディープボンド | 栗CW 良 稍一杯追う | 6F 81.6 65.8 51.2 36.6 11.3 |
ドウデュース | 栗CW 良 馬なり伸る | 7F 96.7 65.3 50.3 35.5 11.0 |
ハヤヤッコ | 美W 良 強めに追う | 6F 80.1 64.4 50.1 36.2 11.7 |
プログノーシス | 栗CW 良 馬なり余力 | 6F 80.6 66.0 51.7 37.0 11.6 |
ブローザホーン | 栗坂 良 馬なり余力 | 4F 56.8 41.4 26.4 13.1 |
ベラジオオペラ | 栗CW 良 一杯に追う | 7F 95.6 65.0 50.7 35.9 11.2 |
レガレイラ | 美W 良 強めに追う | 7F 96.1 66.3 51.6 37.6 11.7 |
ローシャムパーク | 美W 良 馬なり余力 | 7F 94.3 65.1 50.6 36.2 11.5 |
ドウデュース:S評価
有馬記念の1週前追切の時計を昨年と今年で比較すると以下の通り。
2023年:82.8 67.5 52.0 35.7 11.0(栗東・CW・馬なり)
2024年:80.4-65.3-50.3-35.5-11.0(栗東・CW・馬なり)
昨年よりも速い時計を叩き出していて、まさに今がピークと言える仕上がり。元々動くタイプとはいえ、直近の重賞によるダメージを感じさせない調教だったわ。
武豊騎手が「もう1年いってほしい」と漏らすのも頷けるわね。
アーバンシック:A評価
6ハロン80秒7-12秒0(美浦W・3頭併せ)
エイムフォーエース(2勝)に1馬身先着・ゴーゴーユタカ(OP)に併入
ルメール騎手ではなく石神深騎手が騎乗。時計は悪くないんだけど、「しまいの脚が物足りない」「しまいが甘くなった」というコメントから、完璧な仕上がりとは言えなさそう。
前走の菊花賞の1週前追切の時計は「81.8 66.2 51.3 36.7 11.9(美W・馬なり)」だったから、前走からの上積みはあまり期待できないかも。
ダノンデサイル:A評価
6F 82.5 5F 67.0 4F 52.1 3F37.1 2F 22.9 1F 11.1秒(CW・併せ馬)
レベレンシア(2勝)に先着
目立った時計ではないものの、レベレンシアに追走して徐々に加速。ゆったりした走りで仕上がりは十分良さそう。
参考として、菊花賞とダービーの1週前追切の時計を紹介するわ。
菊花賞:78.1 63.8 49.9 35.8 11.4(一杯)
ダービー:79.6 65.0 49.6 35.1 11.0(強め)
安田調教師いわく、菊花賞のような負荷をかける調整ではなく、バランスや推進力を確かめる内容とのこと。
「目の前のこの馬のことを考えて調整しています」というコメント。疲れもなく軽快な様子で、問題なく実力を発揮できそうなコンディションね。
有馬記念2024 過去10年の結果
年度 | 着 | 枠 | 馬名 | 馬齢 | 人気 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 着差 | 上り | 馬体重 | 通過順位 | 父 | 母父 | 前走 | 間隔 | 前人 | 前着 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | 1 | 5 | ドウデュース | 牡4 | 2 | 武豊 | 58 | 友道康 | 2:30.9 | 34.3 | 506(+2) | ⑬⑬⑧③ | ハーツクライ | Vindication | JC | 中3週 | 3 | 4 |
2 | 16 | スターズオンアース | 牝4 | 7 | Cルメ | 56 | 高柳瑞 | 1/2 | 34.8 | 494(-2) | ②②②② | ドゥラメンテ | SmartStrike | JC | 中3週 | 5 | 3 | |
3 | 4 | タイトルホルダー | 牡5 | 6 | 横山和 | 58 | 栗田徹 | 1 | 36.2 | 474(-2) | ①①①① | ドゥラメンテ | Motivator | JC | 中3週 | 4 | 5 | |
2022年 | 1 | 9 | イクイノックス | 牡3 | 1 | Cルメ | 55 | 木村哲 | 2:32.4 | 35.4 | 492(+4) | ⑧⑨⑥③ | キタサンブラック | キングヘイロ | 天皇賞 | 中7週 | 1 | 1 |
2 | 3 | ボルドグフーシュ | 牡3 | 6 | 福永祐 | 55 | 宮本博 | 21/2 | 35.2 | 498(+2) | ⑭⑭⑮⑥ | スクリーンヒーロー | Layman | 菊花賞 | 中8週 | 7 | 2 | |
3 | 5 | ジェラルディーナ | 牝4 | 3 | Cデム | 55 | 斉藤崇 | 11/2 | 35.7 | 470(0) | ⑭⑭⑪⑫ | モーリス | ディープイン | エリ女 | 中5週 | 4 | 1 | |
2021年 | 1 | 10 | エフフォーリア | 牡3 | 1 | 横山武 | 55 | 鹿戸雄 | 2:32.0 | 35.9 | 516(+2) | ⑨⑨⑧⑤ | エピファネイア | ハーツクライ | 天皇賞 | 中7週 | 3 | 1 |
2 | 5 | ディープボンド | 牡4 | 5 | 和田竜 | 57 | 大久保 | 3/4 | 36.1 | 502(–) | ⑤⑥⑥⑤ | キズナ | キングヘイロ | 凱旋門 | 中11週 | 14 | ||
3 | 7 | クロノジェネシス | 牝5 | 2 | Cルメ | 55 | 斉藤崇 | 1/2 | 36 | 478(–) | ⑦⑦⑧⑧ | バゴ | クロフネ | 凱旋門 | 中11週 | 7 | ||
2020年 | 1 | 9 | クロノジェネシス | 牝4 | 1 | 北村友 | 55 | 斉藤崇 | 2:35.0 | 36.2 | 474(+10) | ⑫⑫③③ | バゴ | クロフネ | 天皇賞 | 中7週 | 2 | 3 |
2 | 14 | サラキア | 牝5 | 11 | 松山弘 | 55 | 池添学 | クビ | 35.4 | 448(-2) | ⑬⑬⑬⑫ | ディープインパクト | Lomitas | エリ女 | 中5週 | 5 | 2 | |
3 | 13 | フィエールマン | 牡5 | 2 | Cルメ | 57 | 手塚貴 | クビ | 36.5 | 478(0) | ②④②② | ディープインパクト | GreenTune | 天皇賞 | 中7週 | 5 | 2 | |
2019年 | 1 | 6 | リスグラシュー | 牝5 | 2 | Dレー | 55 | 矢作芳 | 2:30.5 | 34.7 | 468(–) | ⑩⑩⑪⑨ | ハーツクライ | AmericanPost | コック | 中7週 | 1 | |
2 | 10 | サートゥルナーリア | 牡3 | 3 | Cスミ | 55 | 角居勝 | 5 | 35.4 | 504(+2) | ⑬⑬⑪⑦ | ロードカナロア | スペシャルウ | 天皇賞 | 中7週 | 2 | 6 | |
3 | 7 | ワールドプレミア | 牡3 | 4 | 武豊 | 55 | 友道康 | クビ | 35 | 492(+8) | ⑮⑯⑯⑯ | ディープインパクト | Acatenango | 菊花賞 | 中8週 | 3 | 1 | |
2018年 | 1 | 8 | ブラストワンピース | 牡3 | 3 | 池添謙 | 55 | 大竹正 | 2:32.2 | 35.7 | 534(+4) | ⑥⑥⑦④ | ハービンジャー | キングカメハ | 菊花賞 | 中8週 | 1 | 4 |
2 | 12 | レイデオロ | 牡4 | 1 | Cルメ | 57 | 藤沢和 | クビ | 35.4 | 490(+8) | ⑨⑨⑨⑧ | キングカメハメハ | シンボリクリ | 天皇賞 | 中7週 | 2 | 1 | |
3 | 15 | シュヴァルグラン | 牡6 | 9 | Hボウ | 57 | 友道康 | 11/4 | 35.5 | 470(+2) | ⑬⑪⑪⑩ | ハーツクライ | Machiavellia | JC | 中3週 | 5 | 4 | |
2017年 | 1 | 2 | キタサンブラック | 牡5 | 1 | 武豊 | 57 | 清水久 | 2:33.6 | 35.2 | 540(-2) | ①①①① | ブラックタイド | サクラバクシ | JC | 中3週 | 1 | 3 |
2 | 3 | クイーンズリング | 牝5 | 8 | Cルメ | 55 | 吉村圭 | 11/2 | 35.1 | 474(0) | ④⑤⑤③ | マンハッタンカフェ | Anabaa | エリ女 | 中5週 | 8 | 7 | |
3 | 10 | シュヴァルグラン | 牡5 | 3 | Hボウ | 57 | 友道康 | ハナ | 34.8 | 474(+4) | ⑧⑧⑧⑧ | ハーツクライ | Machiavellia | JC | 中3週 | 5 | 1 | |
2016年 | 1 | 11 | サトノダイヤモンド | 牡3 | 1 | Cルメ | 55 | 池江泰 | 2:32.6 | 35.5 | 502(+4) | ④③③③ | ディープインパクト | Orpen | 菊花賞 | 中8週 | 1 | 1 |
2 | 1 | キタサンブラック | 牡4 | 2 | 武豊 | 57 | 清水久 | クビ | 35.8 | 536(0) | ②②②② | ブラックタイド | サクラバクシ | JC | 中3週 | 1 | 1 | |
3 | 2 | ゴールドアクター | 牡5 | 3 | 吉田隼 | 57 | 中川公 | 1/2 | 35.7 | 498(-6) | ③③③③ | スクリーンヒーロー | キョウワアリ | JC | 中3週 | 3 | 4 | |
2015年 | 1 | 7 | ゴールドアクター | 牡4 | 8 | 吉田隼 | 57 | 中川公 | 2:33.0 | 34.8 | 494(+4) | ③③⑤③ | スクリーンヒーロー | キョウワアリ | アルゼ | 中6週 | 1 | 1 |
2 | 9 | サウンズオブアース | 牡4 | 5 | Mデム | 57 | 藤岡健 | クビ | 34.7 | 502(0) | ③③⑤⑥ | ネオユニヴァース | DixielandBan | JC | 中3週 | 5 | 5 | |
3 | 11 | キタサンブラック | 牡3 | 4 | 横山典 | 55 | 清水久 | 3/4 | 35.1 | 526(-4) | ①①①① | ブラックタイド | サクラバクシ | 菊花賞 | 中8週 | 5 | 1 | |
2014年 | 1 | 4 | ジェンティルドンナ | 牝5 | 4 | 戸崎圭 | 55 | 石坂正 | 2:35.3 | 34.1 | 470(-2) | ③③③② | ディープインパクト | Bertolini | JC | 中3週 | 1 | 4 |
2 | 6 | トゥザワールド | 牡3 | 9 | Wビュ | 55 | 池江泰 | 3/4 | 33.8 | 524(+4) | ⑦⑦⑥⑦ | キングカメハメハ | サンデーサイ | 菊花賞 | 中8週 | 2 | 16 | |
3 | 14 | ゴールドシップ | 牡5 | 1 | 岩田康 | 57 | 須貝尚 | ハナ | 33.9 | 510(–) | ⑪⑩⑥⑤ | ステイゴールド | メジロマック | 凱旋門 | 中11週 | 14 |
有馬記念 過去10年の勝ち馬と配当
年度 | 人気 | 勝ち馬 | 騎手 | 単勝 | 複勝 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
23年 | 2 | ドウデュース | 武豊 | ¥520 | ¥230 | ¥2,730 | ¥8,050 | ¥42,110 |
22年 | 1 | イクイノックス | ルメール | ¥230 | ¥120 | ¥1,320 | ¥2,520 | ¥9,740 |
21年 | 1 | エフフォーリア | 横山武史 | ¥210 | ¥110 | ¥1,740 | ¥1,440 | ¥7,180 |
20年 | 1 | クロノジェネシス | 北村友一 | ¥250 | ¥130 | ¥10,330 | ¥7,370 | ¥50,150 |
19年 | 2 | リスグラシュー | レーン | ¥670 | ¥210 | ¥2,990 | ¥10,750 | ¥57,860 |
18年 | 3 | ブラストワンピース | 池添謙一 | ¥890 | ¥270 | ¥940 | ¥4,910 | ¥25,340 |
17年 | 1 | キタサンブラック | 武豊 | ¥190 | ¥120 | ¥3,170 | ¥5,420 | ¥25,040 |
16年 | 1 | サトノダイヤモンド | ルメール | ¥260 | ¥120 | ¥440 | ¥1,050 | ¥3,940 |
15年 | 8 | ゴールドアクター | 吉田隼人 | ¥1,700 | ¥410 | ¥6,840 | ¥20,360 | ¥125,870 |
14年 | 4 | ジェンティルドンナ | 戸崎圭太 | ¥870 | ¥280 | ¥12,350 | ¥15,250 | ¥109,590 |
過去10年の3連単の平均配当は「45,682円」よ。
今年は有力馬「ドウデュース」の人気が抜けて高いから、堅い配当になる可能性が高いわね。
有馬記念2024予想 過去10年のデータとレース傾向
今年の有馬記念の出走馬で最も多くの好走データに該当したのは「ドウデュース」だったわよ!
2位が「アーバンシック」で3位が「スタニングローズ」だったわ。
馬名 | 適性 | 前走 | 騎手 | 年齢 | 脚質 | 血統 |
---|---|---|---|---|---|---|
アラタ | 大野 | 7 | 差し | × ハーツクライ | キングカメハメハ||
アーバンシック | ルメール | 3 | 先行 | × ハービンジャー | スワーヴリチャード ||
カラテ | 杉原 | 8 | 差し | × フレンチデピュティ | トゥザグローリー ||
ジャスティンパレス | 坂井 | 5 | 差し | × Royal Anthem | ディープインパクト ||
シャフリヤール | C.デム | 6 | 差し | × Essence of Dubai | ディープインパクト||
シュトルーヴェ | 鮫島駿 | 5 | 差し | × ディープインパクト | キングカメハメハ||
ショウナンラプンタ | ○○ | 3 | 差し | × Zensational | キズナ ||
スタニングローズ | ムーア | 5 | 先行 | × クロフネ | キングカメハメハ ||
スターズオンアース | 川田 | 5 | 先行 | × Smart Strike | ドゥラメンテ ||
ダノンデサイル | 横山典 | 3 | 先行 | × Congrats | エピファネイア ||
ダノンベルーガ | 松山 | 5 | 差し | × Tizway | ハーツクライ ||
ディープボンド | 幸 | 7 | 先行 | × キングヘイロー | キズナ ||
ドウデュース | 武豊 | 5 | 差し | × Vindication | ハーツクライ ||
ニシノレヴナント | ○○ | 4 | 差し | × コンデュイット | ネロ ||
ハヤヤッコ | 吉田豊 | 8 | 差し | × クロフネ | キングカメハメハ ||
プログノーシス | 三浦 | 6 | 差し | × Observatory | ディープインパクト ||
ブローザホーン | 菅原明 | 5 | 差し | × デュランダル | エピファネイア ||
ベラジオオペラ | 横山和 | 4 | 先行 | × ハービンジャー | ロードカナロア ||
ホウオウビスケッツ | 岩田康 | 4 | 先行 | × ルーラーシップ | マインドユアビスケッツ ||
メイショウタバル | 浜中 | 3 | 逃げ | × フレンチデピュティ | ゴールドシップ ||
レガレイラ | 戸崎圭 | 3 | 差し | × ハービンジャー | スワーヴリチャード ||
ローシャムパーク | マーカン | 5 | 差し | × キングカメハメハ | ハービンジャー
騎手:◎過去10年で2勝 〇1勝 △馬券内ゼロ
ここからはレース予想の精度をさらに上げるために、過去の傾向を詳しく解説していくわよ。
人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 5- 1- 1- 3/ 10 | 50% | 60% | 70% | 114% | 89% |
2番人気 | 2- 1- 2- 5/ 10 | 20% | 30% | 50% | 119% | 85% |
3番人気 | 1- 1- 3- 5/ 10 | 10% | 20% | 50% | 89% | 112% |
4番人気 | 1- 0- 2- 7/ 10 | 10% | 10% | 30% | 87% | 101% |
5番人気 | 0- 2- 0- 8/ 10 | 0% | 20% | 20% | 0% | 57% |
6番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0% | 10% | 20% | 0% | 60% |
7番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0% | 10% | 10% | 0% | 24% |
8番人気 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10% | 20% | 20% | 170% | 96% |
9番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0% | 10% | 20% | 0% | 87% |
10番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
11人気以下 | 0- 1- 0- 59/ 60 | 0% | 1.7% | 1.7% | 0% | 12% |
有馬記念は強い馬が順当に勝つレース傾向で、1番人気の信頼度は高いわね。
5~9人気馬も毎年1頭くらいは絡んでくるから、軸は1~3人気から選んで、相手候補で中穴人気の馬を選ぶのが配当的に面白そう。
昨年の1番人気「ジャスティンパレス」は、前が有利な展開に苦しみ4着に敗れたわ。
昨年の有馬記念時のジャスティンパレスを振り返ると、天皇賞秋でイクイノックスと0.4秒差の2着に入線し、上り最速の33.7秒をマーク。
差し有利な展開が向いたとはいえ、3着のプログノーシスに1馬身差以上つける内容で、有馬記念は堂々の1人気3.6倍に支持されたんだけど、展開不利を打ち破るほどの能力はなく、今思えば1番人気は過剰人気だったわね。
今年の1番人気想定「ドウデュース」は、昨年の有馬記念で2番人気5.2倍に支持され、上り最速34.3秒をマークし勝利。
現在、天皇賞秋・ジャパンカップの秋古馬G1を連勝中と、歴史に残る偉業を達成する勢い。
今年のドウデュースは、去年のジャスティンパレスよりも遥かに信頼度が高いと言わざる得ないわ。
前走レース別成績
前走 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
JC G1 | 3- 3- 4- 41/51 | 5.9% | 11.8% | 19.6% |
天秋 G1 | 3- 2- 1-11/17 | 17.6% | 29.4% | 35.3% |
菊花賞 G1 | 2- 2- 2- 9/15 | 13.3% | 26.7% | 40.0% |
アル共 G2 | 1- 0- 0- 7/ 8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
コックス G1 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100% | 100% | 100% |
エリ女 G1 | 0- 2- 1-23/26 | 0.0% | 7.7% | 11.5% |
BCT G1 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
福島記念 G3 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
京都大賞 G2 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
中3週以内の間隔が短いローテと、半年以上の休養明けは消しでOK。
有馬記念は人気投票で出走の可否が決まるから、有馬記念をメイチで仕上げられない馬も多く、厳しい間隔でも出走を余儀なくされる馬が多いのよね。
ジャパンカップからのローテは上位人気馬の好走率が高く、有力馬が人気に応える結果が多いわ。
成績が良いローテで好走した馬
- 天皇賞秋&JC:ドウデュース
- 菊花賞:アーバンシック
- エリザベス女王杯:スタニングローズ
- アルゼンチン共和国杯:ハヤヤッコ
- コックスプレート:プログノーシス(2着)
- BCターフ:ローシャムパーク(2着)・シャフリヤール(3着)
調教師・厩舎別成績
調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
(栗)友道康夫 ドウデュース | 1- 0- 3-12/16 | 6.3% | 6.3% | 25.0% |
(美)高柳瑞樹 スターズオンアース | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0% | 100% | 100% |
(美)木村哲也 レガレイラ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50% | 50% | 50% |
(栗)大久保龍 ディープボンド | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0% | 25% | 25% |
(栗)中内田充 プログノーシス | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
(美)国枝栄 ハヤヤッコ | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
(美)堀宣行 ダノンベルーガ | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0% | 0% | 0% |
(栗)杉山晴紀 ジャスティンパレス | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
(栗)音無秀孝 カラテ | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0% | 0% | 0% |
アーバンシックを管理する「武井亮」調教師と、ダノンデサイルを管理する「安田翔伍」調教師は有馬記念初出走。
有力な3歳馬は厩舎も経験値が浅いことから、初めて尽くしのなかでどれだけパフォーマンスを出せるか注目ね。
馬券内実績のある厩舎の管理馬
- ドウデュース
- スターズオンアース
- レガレイラ
- ディープボンド
騎手別成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ルメール | 2- 3- 2- 2/ 9 | 22.2% | 55.6% | 77.8% | 54% | 161% |
武豊 | 2- 1- 1- 5/ 9 | 22.2% | 33.3% | 44.4% | 78% | 95% |
戸崎圭太 | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% | 124% | 40% |
松山弘平 | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0% | 154% |
岩田康誠 | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% | 0% | 20% |
横山和生 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0% | 110% |
横山典弘 | 0- 0- 1- 6/ 7 | 0.0% | 0.0% | 14.3% | 0% | 48% |
C.デム | 0- 0- 1- 4/ 5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0% | 40% |
川田将雅 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
浜中俊 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
ムーア | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
マーカン | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
坂井瑠星 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 20% |
大野拓弥 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 110% |
幸英明 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0% | 0% |
「ルメール」騎手は複勝率77.8%、回収率161%という驚異の数字で、消すのは危険よ。
平均2.9人気で回収率がプラスというのは異常とも言える好走率。
ただし、ネームバリューの割に好走率が低い騎手に要注意。
スタニングローズにテン乗りとなる「ムーア」騎手は、過去10年中3戦して馬券内ゼロ。
スターズオンアースに継続騎乗となる「川田将雅」騎手も、過去8戦で馬券内ゼロ。
勝利経験のある騎手が乗る馬
- アーバンシック(ルメール)
- ドウデュース(武豊)
- 戸崎圭太(レガレイラ)
馬券内ゼロの騎手が乗る馬
- スターズオンアース(川田将雅)
- スタニングローズ(ムーア)
- メイショウタバル(浜中俊)
- ローシャムパーク(マーカンド)
- ジャスティンパレス(坂井瑠星)
- ディープボンド(幸)
年齢別成績
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 4- 3- 2- 16/ 25 | 16.0% | 28.0% | 36.0% |
4歳 | 3- 5- 1- 39/ 48 | 6.3% | 16.7% | 18.8% |
5歳 | 3- 2- 6- 40/ 51 | 5.9% | 9.8% | 21.6% |
6歳 | 0- 0- 1- 22/ 23 | 0.0% | 0.0% | 4.3% |
7歳 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8歳 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
斤量が古馬よりも2kg軽くなる3歳馬が有利。
有馬記念に出走できる3歳馬となると、クラシックや古馬混合G1で好走した実績があるはずだから、2kgのハンデがあれば十分通用するのよね。
ただ、今年は菊花賞とダービーの勝ち馬が出走しているように、初めての古馬との直接対決で、世代レベルが問われる1戦でもあるわ。
消しデータは6歳以上。
過去10年で唯一の6歳馬ながら馬券内に食い込んだ「シュバルグラン」は、6着→3着→3着というリピーターで、有馬記念の適性がかなり高かったわ。
6歳以上
- アラタ
- カラテ
- シャフリヤール
- ディープボンド
- ハヤヤッコ
- プログノーシス
血統別成績
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2- 1- 2-27/32 | 6.3% | 9.4% | 15.6% |
ハーツクライ | 2- 0- 2-12/16 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
エピファネイア | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
ハービンジャー | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
キングカメハメハ | 0- 2- 0-14/16 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
ドゥラメンテ | 0- 1- 1- 2/ 4 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
キズナ | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
ロードカナロア | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
ゴールドシップ | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
サンデーサイレンス系(赤背景)の血統が好走傾向にあるわね。
ハーツクライ産駒は1着2回・3着2回で複勝率25%、「ドウデュース」は血統面でも有馬記念と相性が良いことが分かるわ。あと「ダノンベルーガ」もハーツクライ産駒よ。
ディープインパクト産駒は根強く好走傾向で、今年は「ジャスティンパレス」「シャフリヤール」「プログノーシス」が該当。
ミスプロ系も勝ち星こそないものの、複勝率はそこそこ高いから軽視は禁物。
今年は「アラタ」「シュトルーヴェ」「スタニングローズ」「ハヤヤッコ」が該当。
アーバンシックはサンデーサイレンス系のスワーヴリチャード産駒で血統面も相性は良さそう。
エピファネイア産駒の「ダノンデサイル」と「ブローザホーン」はサンプルが少ないロベルト系で、血統面の予想アプローチは慎重にいきたいわ。
サンデーサイレンス系の血統を持つ馬
- ディープインパクト産駒:「ジャスティンパレス」「シャフリヤール」「プログノーシス」
- ハーツクライ産駒:「ドウデュース」「ダノンベルーガ」
- キズナ産駒:「ディープボンド」「ショウナンラプンタ」
- スワーヴリチャード産駒:「アーバンシック」「レガレイラ」
- ゴールドシップ産駒:「メイショウタバル」
脚質別成績
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 0- 2- 7/ 10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
先行 | 5- 3- 2- 23/ 33 | 15.2% | 24.2% | 30.3% |
差し | 2- 6- 4- 50/ 62 | 3.2% | 12.9% | 19.4% |
追込 | 0- 1- 2- 49/ 52 | 0.0% | 1.9% | 5.8% |
マクリ | 2- 0- 0- 1/ 3 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
過去10年の有馬記念は先行馬が2年に1度勝利しているように、先行馬が有利な傾向。
ただし、18年の「キセキ」が逃げて5着に敗れているように、有馬記念で逃げ切るのは難しいわ。
逃げ馬の好走例は以下の2頭のみ。
15年「キタサンブラック」3着
17年「キタサンブラック」1着
23年「タイトルホルダー」3着
過去10年で最も荒れた2015年の有馬記念は、3番手で先行したゴールドアクターが8人気ながら1着に好走。
4角6番手以内の馬が上位を独占したわ。
昨年の有馬記念も、不利な外枠に入ったスターズオンアースとルメール騎手が先行策を打ち、見事2着に好走。
ルメール騎手の戦略が光ったレースなんだけど、要するに有馬記念の先行策は枠の不利を蹴散らすほど強力なの。
小回りな中山コースでは、瞬発力の高さよりも、操縦性が高くて先行力のある馬が安定しやすいわ。
前走の脚質が「先行」
- スタニングローズ
- ディープボンド
- ベラジオオペラ
枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5% | 10% | 15% |
2枠 | 1- 2- 1-16/20 | 5% | 15% | 20% |
3枠 | 2- 2- 1-15/20 | 10% | 20% | 25% |
4枠 | 2- 0- 2-16/20 | 10% | 10% | 20% |
5枠 | 3- 2- 1-14/20 | 15% | 25% | 30% |
6枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5% | 10% | 15% |
7枠 | 0- 1- 2-17/20 | 0% | 5% | 15% |
8枠 | 0- 1- 1-18/20 | 0% | 5% | 10% |
スタート後すぐにコーナーがあるコースである以上、どうしても距離ロスが大きくなる外枠(6~8枠)は不利な傾向。
あと、有馬記念は枠だけでなく並びも重要。
内枠に入ればマークされて進路を塞がれる可能性もあるし、程よい中枠が好走しているのは、マークされにくいのも影響してそうね。
有馬記念2024予想 注目穴馬 / 買い目
有馬記念の最終見解は、枠順公開後の金曜日に公開予定。
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有馬記念の〇対抗以下の予想印と買い目は、note限定で公開するわ。
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10/21 菊花賞(G1):本命◎アーバンシック(2人気1着)
10/27 天皇賞秋(G1):本命◎ドウデュース(2人気1着)
11/2 京王杯2歳S(G2):対抗〇ヤンキーバローズ(4人気3着)
11/10 福島記念(G3):単穴▲アラタ(7人気1着)→本命〇ダンディズム(3人気3着)
11/17 マイルCS(G1):本命◎ソウルラッシュ(4人気1着)
11/24 ジャパンカップ(G1):本命◎ドウデュース(1着)→△シンエンペラー(2着)
12/1 チャンピオンズカップ(G1):〇→◎→紐
12/8 阪神JF(G1):対抗〇アルマヴェローチェ(5人気1着)
注目穴馬は「アドレナリン競馬公式note」で限定公開するわ!
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