2019年 皐月賞 事前予想
今週は皐月賞の予想をするわよ!
皐月賞はクラシック三冠の開幕戦。
過去10年のうち単勝1番人気で優勝したのは、2010年ヴィクトワールピサと、2013年ロゴタイプの2頭のみなの。
例年人気薄が勝ちやすい傾向にあるから、大きな配当を得るには下馬評に振り回されない、冷静な予想が必要になるわ。
そんなときこそ、アドレナリンの出番。
今回も過去10年分のデータをもとに、客観的に予想を展開するわね。
注目馬は予想の最後に紹介しているから、最後まで見逃さないように!!
まずは特別登録馬を見てちょうだい。
2019年 皐月賞 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アドマイヤジャスタ | 牡 | 57.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
アドマイヤマーズ | 牡 | 57.0 | 友道康夫 | 栗東 |
エメラルファイト | 牡 | 57.0 | 相沢郁 | 美浦 |
クラージュゲリエ | 牡 | 57.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
クリノガウディー | 牡 | 57.0 | 藤沢則雄 | 栗東 |
サートゥルナーリア | 牡 | 57.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
サトノルークス | 牡 | 57.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
シュヴァルツリーゼ | 牡 | 57.0 | 堀宣行 | 美浦 |
タガノディアマンテ | 牡 | 57.0 | 鮫島一歩 | 栗東 |
ダディーズマインド | 牡 | 57.0 | 青木孝文 | 美浦 |
ダノンキングリー | 牡 | 57.0 | 萩原清 | 美浦 |
ナイママ | 牡 | 57.0 | 武藤善則 | 美浦 |
ニシノデイジー | 牡 | 57.0 | 高木登 | 美浦 |
ファンタジスト | 牡 | 57.0 | 梅田智之 | 栗東 |
ブレイキングドーン | 牡 | 57.0 | 中竹和也 | 栗東 |
メイショウテンゲン | 牡 | 57.0 | 池添兼雄 | 栗東 |
ラストドラフト | 牡 | 57.0 | 戸田博文 | 美浦 |
ランスオブプラーナ | 牡 | 57.0 | 本田優 | 栗東 |
ヴェロックス | 牡 | 57.0 | 中内田充 | 栗東 |
それじゃあ、10年分のデータを使って皐月賞の予想を立てていくわよ!
2019年 皐月賞 前走クラス別成績
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1勝 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OPEN非L | 0- 3- 1- 30/ 34 | 0.0% | 8.8% | 11.8% |
G3 | 5- 1- 4- 37/ 47 | 10.6% | 12.8% | 21.3% |
G2 | 5- 6- 5- 71/ 87 | 5.7% | 12.6% | 18.4% |
地方 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
海外 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
これは前走クラス別のデータ。
見ると、ハイレベルなクラス走ってきた馬が優勝する傾向にあるわね。
今回も軸馬は前走G2・G3組から選ぶのがオススメ だわ。
勝ち馬の数こそ同じだけど、勝率を見るとG3組が一歩リード 。
過去10年間で前走G3を走って優勝した馬は、以下の5頭よ。
・アルアイン
・ディーマジェスティ
・ドゥラメンテ
・イスラボニータ
・ゴールドシップ
この5頭はほとんどが中団に位置し、後半スパートを駆け勝利しているの。
今回もG3を走ってきた差し馬には注目しておきましょう。
またG3組のなかでも共同通信杯を走った馬の勝率が最も高く、33.3%以上あったの。
今回それに該当するのが、以下の3頭。
・アドマイヤマーズ
・クラージュゲリエ
・ダノンキングリー
この子たちは好走する可能性が高いから、注意しておきなさい。
一方、500万下は1度も馬券に絡んでいないから、今年の皐月賞でも期待は薄いわね。
ダディーズマインドは切っても問題ないわ。
2019年 皐月賞 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 |
前走1着 | 8- 5- 4- 52/ 69 | 11.6% | 18.8% | 24.6% | 128 |
前走2着 | 2- 3- 2- 26/ 33 | 6.1% | 15.2% | 21.2% | 57 |
前走3着 | 0- 0- 2- 21/ 23 | 0.0% | 0.0% | 8.7% | 0 |
前走4着 | 0- 2- 0- 8/ 10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 |
前走5着 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 |
前走6〜9着 | 0- 0- 2- 21/ 23 | 0.0% | 0.0% | 8.7% | 0 |
前走10着〜 | 0- 0- 0- 11/ 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 |
こちらは前走着順別のデータ。
前走の勝ち馬が好走する面白味のない結果になっているわね。
ここまで勝ち馬が多いと、前走1着だった馬に注目せざるを得ないわ。
ただ、穴馬党の私たちとしては、4着以下のデータもしっかり分析しないとね。
4着以下の馬券に絡んだ4頭をさらに調べたところ、4頭中、3頭は報知杯弥生賞(G2)を出
走していた馬だったの。
報知杯弥生賞(G2)と皐月賞のコースは同じだし、脚が慣れていたのかもしれないわね。
前走が報知杯弥生賞(G2)であれば、4着以下でも悲観する必要はないわ。
2019年 皐月賞 レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 2- 2- 1- 5/ 10 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 1- 3- 0- 6/ 10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 2- 1- 2- 5/ 10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 2- 1- 2- 5/ 10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
5番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
7番人気 | 1- 0- 0- 9/ 10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
8番人気 | 1- 1- 3- 5/ 10 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
9番人気 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
10番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
12番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
13番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
冒頭でも伝えた通り、皐月賞は1番人気が10年間で2頭しか勝っていないの。
だから人気がない馬にも充分に、期待できるわよ。
当日人気別データを見ると、6番~9番の人気薄の馬もしっかりと優勝 しているでしょ。
過去10年間、6番~9番人気で3着以内になった馬の共通点を確認したところ、ほとんど前走が芝2000mだったのよ。
皐月賞と同距離に慣れている馬であれば、人気薄でも買っておくべき。
今回は前走、報知杯弥生(G2)と共同通信杯(G3)組が予想の中心になりそうね。
それじゃあ、これらのデータから月曜時点の注目馬を紹介するわね。
2019年 皐月賞 注目馬①
ナイママ(牡3)
【前走:報知杯弥生(G2)9番人気8着】
昨年の11月あたりから思うように結果が残せていない、ナイママ。
札幌2歳ステークス(G3)の2着を最後に、掲示板外の常連になってしまったわね。
それが原因で前走でも人気薄に…。
ただ前走が報知杯弥生(G2)であれば、人気薄でも3着以内に入る可能性は充分にあるわ。
だから現時点では注目馬として挙げておくわね。
2019年 皐月賞 注目馬②
ニシノデイジー(牡3)
【前走:報知杯弥生(G2)1番人気4着】
2歳新馬のデビュー戦から、5レース連続で馬券に絡んでいる、ニシノデイジー。
初のG1、ホープフルステークスでも、3着以内に入る実力を見せているわ。
その結果、前走の報知杯弥生賞(G2)では、1番人気に。
当時は天候に恵まれず馬場状態が思わしくなかったし、結果4着と結果を残すことはできていなかったけど、今回はその屈辱を晴らしてくれるはず。
直近では皐月賞と同距離の芝2000mを2レース走っているから、脚も慣れているだろうし…。
脚質も差しだから、期待できるわよ。
2019年 皐月賞 注目馬③
ラストドラフト(牡3)
【前走:報知杯弥生(G2)2番人気7着】
今週の皐月賞が4レース目となる、アドマイヤマーズ。
デビュー戦から2連続で勝利を果たしている、今後が期待できる馬よ。
前走ではルメール騎手から田辺騎手に乗り換えがあったり、天候にも恵まれなかったり…。その影響から7着と結果はイマイチ。
でもデータ的には前走が報知杯弥生(G2)であれば、掲示板外でも好走する結果が出ているし、悲観することはないわね。
2019年 皐月賞 注目馬④
アドマイヤマーズ(牡3)
【前走:共同通信杯(G3)1番人気2着】
今までのレースすべて、連対しているほど実力のあるアドマイヤ―マーズ。
デイリー杯2歳S(G2)や朝日杯フューチュリティS(G1)など、ハイレベルなレースでもしっかり結果を残しているわね。
その分人気も高く、すべて2番人気以内と注目を集めているのよ。
今回も下馬評を集める可能性は高いけど、ここまで安定していると注意しておかないとね。
2019年 皐月賞 注目馬⑤
ダノンキングリー(牡3)
【前走:共同通信杯(G3)3番人気1着】
ディープインパクトを父にもつ、ダノンキングリー。
2か月前の共同通信杯(G3)では、朝日杯フューチュリティステークス(G1)の優勝馬、アドマイヤマーズなど実力馬が集うなか、見事1着に。
スタートからしっかり3番手に付き、しばらく様子を見ながら、直線に入ったところでアドマイヤーズの内を突いて鮮やかな差し切り。
今年出走する3頭のディープインパクト産駒の中で、その末脚を最も色濃く引き継いでいるんじゃないかしら。
過去10年のデータでも、前走1着は好走するからダノンキングリーも押さえておきましょう。
人気薄でも充分に期待できる皐月賞…
クラシック三冠初めの穴馬はこの子よ!!
2019年 皐月賞 注目穴馬
クラージュゲリエ(牡3)
【前走:共同通信杯(G3)4番人気3着】
キングカメハメハを父にもつ、クラージュゲリエ。
約2か月前の前走、共同通信杯では第4コーナーから直線に向かったところで、外から徐々に周りを抜き、3着に入っていたわね。
2着との差は大きかったけど、全レース優勝していたアドマイヤジャスタや、朝日フューチュリティ(G1)で勝馬となったアドマイヤマーズに食らいつけたのは実力がある証拠。
現段階で世間も注目していないし、高配当が期待できる穴馬よ!!