2018年 天皇賞(春)最終予想
天皇賞(春)の最終予想をするわ!
武豊騎手の騎乗停止など、例年に増して波乱を予感させる今年のレース。
ここしばらく「荒れるG1」という印象の強かった春天だけど、今年は3連単の配当がさらに1ケタ増えるかもしれないわよ。
今回もデータを使って、100万馬券を生み出してくれるかもしれない穴馬を探し出したわ。
ページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!
じゃあ、さっそく確定した枠順を見てもらうわね。
2018年 天皇賞(春)枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ミッキーロケット | 牡5 | 58.0 | 和田竜二 | 音無秀孝 | 栗東 |
2 | チェスナットコート | 牡4 | 58.0 | 蛯名正義 | 矢作芳人 | 栗東 | |
2 | 3 | シホウ | 牡7 | 58.0 | 浜中俊 | 笹田和秀 | 栗東 |
4 | カレンミロティック | セン10 | 58.0 | 池添謙一 | 平田修 | 栗東 | |
3 | 5 | ヤマカツライデン | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 | 池添兼雄 | 栗東 |
6 | ガンコ | 牡5 | 58.0 | 藤岡佑介 | 松元茂樹 | 栗東 | |
4 | 7 | ピンポン | 牡8 | 58.0 | 宮崎北斗 | 粕谷昌央 | 美浦 |
8 | クリンチャー | 牡4 | 58.0 | 三浦皇成 | 宮本博 | 栗東 | |
5 | 9 | ソールインパクト | 牡6 | 58.0 | 福永祐一 | 戸田博文 | 美浦 |
10 | サトノクロニクル | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 | 池江泰寿 | 栗東 | |
6 | 11 | シュヴァルグラン | 牡6 | 58.0 | ボウマン | 友道康夫 | 栗東 |
12 | レインボーライン | 牡5 | 58.0 | 岩田康誠 | 浅見秀一 | 栗東 | |
7 | 13 | トウシンモンステラ | 牡8 | 58.0 | 国分恭介 | 村山明 | 栗東 |
14 | アルバート | 牡7 | 58.0 | ルメール | 堀宣行 | 美浦 | |
8 | 15 | トーセンバジル | 牡6 | 58.0 | M.デム | 藤原英昭 | 栗東 |
16 | スマートレイアー | 牝8 | 56.0 | 四位洋文 | 大久保龍 | 栗東 | |
17 | トミケンスラーヴァ | 牡8 | 58.0 | 秋山真一 | 竹内正洋 | 美浦 |
詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわよ。
■前走レース別成績
大阪杯組・京都記念組の成績がよい
■前走着順別成績
馬券の中心は前走1~3着
4~9着の馬よりも2桁決着の馬のほうが好走する
■馬体重別成績
500kg以上の馬は買い
■脚質別成績
先行馬の成績がかなり良い
それじゃ、新たに2点のデータを使って、天皇賞(春)の最終的な予想を組み立てていくわ。
当日の人気別成績から見てちょうだい!
2018年 天皇賞(春)レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
2番人気 | 4- 1- 2- 3/ 10 | 40.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 1- 4- 1- 4/ 10 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
4番人気 | 1- 3- 0- 6/ 10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
5番人気 | 0- 0- 2- 8/ 10 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
6番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7番人気 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
11番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
13番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
14番人気 | 1- 0- 0- 9/ 10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
17番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気よりも、2番人気の馬のほうが圧倒的に好走しているわね!
今年の人気トップはシュヴァルグランかレインボーラインか微妙なところだけど、G1を勝った経験がないレインボーラインが2番人気じゃないかしら。
ほかにも、2着率のよい3~4番人気の馬も押さえておきたいわ。
軸はその辺りの馬でいいとして、じゃあ穴馬はどう選ぶか?という点についてだけど…
前走騎手別の成績を使っていくわよ。
2018年 天皇賞(春)騎手別成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
武豊 | 2- 2- 1- 4/ 9 | 22.2% | 44.4% | 55.6% |
蛯名正義 | 2- 1- 1- 3/ 7 | 28.6% | 42.9% | 57.1% |
岩田康誠 | 1- 1- 0- 7/ 9 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
松岡正海 | 1- 1- 0- 3/ 5 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
横山典弘 | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
藤田伸二 | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
ウィリア | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
石橋脩 | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
福永祐一 | 0- 1- 1- 6/ 8 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
池添謙一 | 0- 1- 1- 4/ 6 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
武幸四郎 | 0- 1- 1- 2/ 4 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
内田博幸 | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
北村宏司 | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
四位洋文 | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
和田竜二 | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
田辺裕信 | 0- 0- 1- 3/ 4 | 0.0% | 0.0% | 25.0% |
ルメール | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
モッセ | 0- 0- 1- 1/ 2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
小牧太 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
川田将雅 | 0- 0- 0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
秋山真一 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
酒井学 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
安藤勝己 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
浜中俊 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
幸英明 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
藤岡佑介 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
戸崎圭太 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
柴山雄一 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
丸山元気 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
荻野琢真 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
北村友一 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
吉田隼人 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
柴田大知 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
後藤浩輝 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
江田照男 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ボウマン | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
C.デム | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
M.デム | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
杉原誠人 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
高倉稜 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
松山弘平 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
国分恭介 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
三浦皇成 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
的場勇人 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
津村明秀 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
丹内祐次 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
中谷雄太 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
太宰啓介 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝浦正樹 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ブフ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上村洋行 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
佐藤哲三 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
柴田善臣 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
乗り替わりのない馬の方が好成績なのはもちろんだけど、それにしても極端ね。
とくに2~3着については乗り替わりのない馬から選ぶのが賢明よ。
さあ、ここで最終的な予想印を発表するわ!
◎レインボーライン
◯ガンコ
▲チェスナットコート
△トミケンスラーヴァ
☆ヤマカツライデン
2018年 天皇賞(春)注目馬①
レインボーライン(牡5)
【前走:阪神大賞典(G2)3番人気1着】
前走を制してめでたくG2馬となったレインボーライン。
今にして思えば、昨年の菊花賞(G1)でサトノダイヤモンドの2着になった頃から、ステイヤーとしての片鱗を見せていたのよね。
彼は今年、馬券内率の極めて高い2番人気に収まりそうなことをはじめとして、今回調べたデータによく合致しているわ。
最終追い切りは坂路で4F60秒、日曜の追い切りは500万下の併せ馬に完敗と、調教の具合は一見かなり不安に映るけど…。
もともとこのレインボーラインはまったく調教駆けしない馬なのよね。
そういうマイペースな馬の強みが活かされるのは距離の長い戦い。
まさに春天のようなレースよ。
前走を快勝した勢いのまま、天皇賞の盾をつかみ取って欲しいわ!
2018年 天皇賞(春)注目馬②
ガンコ(牡5)
【前走:日経賞(G2)3番人気1着】
昨年末に芝へと転向して以来、極めて好調なガンコ。
キャリアチェンジ後4戦目の前走では、ついにG2を勝ってしまったわね。
そのレース内容も、終始1番人気キセキの後ろにつけた、先行馬として理想的な勝ち方。
前走のようなレースができる脚質がこの天皇賞(春)で有利に働くのは、すでに話したとおりよ。
父ナカヤマフェスタ、母父シングスピールという地味な血統で、良血馬のひしめくこのレースに進んできた彼。
今までダートを蹴り込んできたその足で、エリート達を蹴散らしてほしいわね!
例年をさらに上回る波乱が予想される天皇賞(春)
来れば100万馬券も夢じゃない、大注目の穴馬たちを紹介するわ!
2018年 天皇賞(春)注目馬③
チェスナットコート(牡4)
【前走:日経賞(G2)7番人気2着】
前走では、上で紹介したガンコの2着に食い込んだチェスナットコート。
最後の直線ではガンコの脚が止まりかけていたし、もうちょっと距離が長ければ「万が一」があったかもしれない、と思わせてくれたレースだったわ。
そして本走は京都の芝3200m。
もうちょっと、という距離ではないけれど、この距離延長がチェスナットコートにとってプラスなのは間違いないと思うの。
鞍上は前走から引き続き蛯名騎手が務めてくれるとあって、乗り替わりのない馬が圧倒的に有利なこのレースの条件によく当てはまっているわ。
また、彼には更にプラスの材料があるの!
それは枠順。
彼が入った1枠の成績は過去10年で(5-1-1-12)、なんと勝ち馬の半分を輩出しているのよ。
このレースでガンコへのリベンジを果たしてG1馬になっても、驚かないわね!
2018年 天皇賞(春)注目馬④
トミケンスラーヴァ(牡8)
【前走:阪神大賞典(G2)8番人気10着】
今年初めに行われた万葉S(OP特別)で、京都の長距離を勝っているトミケンスラーヴァ。
あくまでもOP特別の競争とはいえ、京都の芝3000で勝利しているのは、ここまでに紹介した他の馬にはない強みよ。
その万葉Sでは終始番手につけたいい競馬をしていたの。
このレースにおける好走条件にもバッチリはまっているわ。
さらにその勝ち鞍や、前走の阪神大賞典でも鞍上を務めていた秋山騎手が、引き続き騎乗してくれるのも追い風ね。
力関係を考えると勝利は難しいだろうけど、馬券内に食い込んでくれればかなりの高配当になるわ!
2018年 天皇賞(春)注目穴馬
ヤマカツライデン(牡6)
【前走:大阪杯(G1)15番人気11着】
月曜日にも注目馬として紹介していたヤマカツライデン。
今回は鞍上が松山騎手に乗り替わるとあって、今日調べた条件には一見当てはまらないんだけど…。
乗り替わりのあった馬も、過去10年の勝利数についてはそんなに悪くないの。
まあ、だいたい平均的な成績は出しているのよ。
彼のような馬は「ピンかパー」の走りをするだろうから、そういうつもりで買う分には問題ないってわけ。
それに、2012年にこのレースを大逃げで勝ったビートブラックも、前走から騎手が乗り替わっていたのよね。
なるべく夢はみないようにしているつもりだけど、彼が「第二のビートブラック」になる可能性については期待していいわ!