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NHKマイルカップ2018のデータ予想を大公開!アドレナリン競馬

目次

2018年 NHKマイルカップ 事前予想

3歳マイル王を決する、NHKマイルカップG1が今週の日曜日に行われるわ!

これまでは、皐月賞や桜花賞で敗れたクラシック戦線離脱組が多く参加していたけど、今年はちょっと違うわね。
ここを目標にしてきたマイラーが集結したって感じ!

また、今年から本レースのトライアルに指定されたアーリントンカップ組の動向にも注目が集まりそうよ。

そして、NHKマイルカップの特徴と言えば「アレ」!

これは、過去10年の結果を見てもらった方が早いわね。

アレっていうのは、配当のこと!

過去10年で4回も3連単10万馬券が出ていて、なんと100万馬券も2回出ているの!
2016年は1→2番人気で決まっているけど、12番人気が突っ込んできたおかけでそこそこの波乱が起きたわ。

ガチガチもあるけど、荒れるときはデカイってイメージよ!

とにかく、NHKマイルカップは荒れるってことを頭に入れておいてちょうだい!

今年も台風の目となりそうな一角をピックアップしたから、最後までちゃんとチェックしてね!

じゃあ、今年の登録馬の紹介に移るわ。

2018年 NHKマイルカップ 特別登録馬

馬名 性別 負担
重量
調教師 所属
アイスフィヨルド 57.0 武藤善則 美浦
アルジャーノン 57.0 荒川義之 栗東
カシアス 57.0 清水久詞 栗東
カツジ 57.0 池添兼雄 栗東
ギベオン 57.0 藤原英昭 栗東
ケイアイノーテック 57.0 平田修 栗東
タワーオブロンドン 57.0 藤沢和雄 美浦
ダノンスマッシュ 57.0 安田隆行 栗東
デルタバローズ 57.0 堀宣行 美浦
パクスアメリカーナ 57.0 中内田充 栗東
ファストアプローチ 57.0 藤沢和雄 美浦
フロンティア 57.0 中内田充 栗東
ミスターメロディ 57.0 藤原英昭 栗東
リョーノテソーロ 57.0 武井亮 美浦
ルーカス 57.0 堀宣行 美浦
レッドヴェイロン 57.0 石坂正 栗東
アンコールプリュ 55.0 友道康夫 栗東
テトラドラクマ 55.0 小西一男 美浦
トーセンブレス 55.0 加藤征弘 美浦
プリモシーン 55.0 木村哲也 美浦
ミュージアムヒル 55.0 古賀慎明 美浦
ロックディスタウン 55.0 藤沢和雄 美浦

早速、ここから過去10年のデータを使ってNHKマイルカップの予想を始めるわよ!

最初は、前走クラス別成績から。

2018年 NHKマイルカップ 前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1勝 0- 0- 0- 5/ 5 0% 0% 0%
OPEN非L 0- 2- 1- 33/ 36 0% 6% 8%
G3 3- 3- 1- 24/ 31 10% 19% 23%
G2 4- 3- 6- 61/ 74 5% 10% 18%
G1 3- 2- 2- 27/ 34 9% 15% 21%

さすがにG1ということで、馬券の中心は前走重賞組
条件戦上がりは厳しいって感じ。
何頭か登録があるようだけど…そもそも出走自体が難しそうだわ。

今年はOP特別からの臨戦はないから、前走重賞組で馬券を組み立てれば良いってことね。

どんなレースから参戦してきたのか、クラスごとにまとめてみたわ。

2018年 NHKマイルカップ 前走レース別成績

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ニュージG2 4- 1- 4-55/64 6.3% 7.8% 14.1%
毎日杯G3 2- 1- 0- 7/10 20.0% 30.0% 30.0%
桜花賞G1 2- 0- 0-10/12 16.7% 16.7% 16.7%
皐月賞G1 1- 2- 2-15/20 5.0% 15.0% 25.0%
アーリンG3 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
スプリンG2 0- 2- 1- 4/ 7 0.0% 28.6% 42.9%
橘S 0- 1- 1-14/16 0.0% 6.3% 12.5%
ファルコG3 0- 1- 0- 9/10 0.0% 10.0% 10.0%
フラワーG3 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
アネモネ 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
弥生賞G2 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
京成杯G3 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
共同通信G3 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0%
マーガレ 0- 0- 0-15/15 0.0% 0.0% 0.0%
500万下* 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0%
フューチG1 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%
昇竜S 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
若駒S 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
桜草特別500* 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
フローラG2 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
ヒヤシン 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
チューリG3 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
クロッカ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

 

※登録のある馬の前走レースに絞ったから合計が10にならないわ

トライアル組が強いかと思ったら、意外と別路線組が頑張っているのね。
スプリングステークス組と毎日杯組は、出走数が少ないながらも好成績を残しているわ。

スプリングステークス組の前走着順を調べてみると、意外にも3頭中2頭が着外
ここからの参戦馬は、着順を気にしなくてさそうよ。
データからだと、前走で人気を裏切ってしまったルーカスにもチャンスはあるってことね。

逆に毎日杯組は3頭すべてが前走で連対していたから、それなりの結果を残していないと厳しいと言えるわ。
唯一、毎日杯からの参戦馬であるギベオン(前走2着)に好データとなったわね。

馬券に絡んだ頭数を見ると、やはりトライアルのニュージーランドトロフィー組が最多
けど、率で見るとちょっと頼りない感じよね。

前走着順を見てみると、9頭中4頭が馬券圏外
スプリングステークス組同様、こちらも着順を気にし過ぎない方がよさそう
ただ、全頭が5番人気以内だったから人気薄は狙いにくいって感じよ。
アイスフィヨルド(前走7番人気)とデルタバローズ(9番人気)の扱いには気を付けたいわ。

トライアル組で見るなら、もうひとつのアーリントンカップの方が好走率は良いわね。
1頭しか馬券には絡んでいないけど、しっかり前走を勝った馬だったわ。
今年のアーリントンカップ覇者タワーオブロンドンには追い風データ
まあ開催時期が今年から変わったから、ちょっと傾向は変わるかもしれないわ。

あと気を付けたいのが、前走桜花賞組
2017年アエロリットと2016年メジャーエンブレムのように、桜花賞では上位争いに加われなかったものの本レースで巻き返すパターンもあるからよ。

アンコールプリュプリモシーンが該当するわね。
特にプリモシーンは、着順だけ見ると10着と大敗しているけど4着とは0.2秒差。
ちょっと気を付けたい1ね…。

トーセンブレスが出走するなら是非狙いたかったんだけど…まあ回避は致し方なし、オークスでの走りに期待しましょう。

最後にファルコンステークス組とフラワーカップ組にも触れておくわ。
どちらも前走を勝っていたから、少なくとも馬券圏内には入っていて欲しいって感じかしら。

ミスターメロディ(ファルコンステークス1着)フロンティア(ファルコンステークス3着)には良いデータとなったけど、ロックディスタウン(フラワーカップ組13着)には少し厳しいデータとなったわね…。
まあ母数が少ないから、ここで決めつけるのは危険よ。

あと、前走クイーンカップは該当データがないからテトラドラクマは他のデータと併せて検討するわ。

次は、前走着順別成績よ。

2018年 NHKマイルカップ 前走着順別成績

前確定着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
前走1着 4- 3- 1- 37/ 45 8.9% 15.6% 17.8%
前走2着 0- 3- 0- 19/ 22 0.0% 13.6% 13.6%
前走3着 2- 0- 1- 14/ 17 11.8% 11.8% 17.6%
前走4着 1- 1- 0- 9/ 11 9.1% 18.2% 18.2%
前走5着 2- 0- 1- 10/ 13 15.4% 15.4% 23.1%
前走6〜9着 1- 2- 3- 27/ 33 3.0% 9.1% 18.2%
前走10着〜 0- 1- 4- 33/ 38 0.0% 2.6% 13.2%

 

前走クラス別成績でもちょこちょこ触れたけど、前走の着順は気にしなくていいってデータね。

巻き返しパターンも多いから、着順だけで判断するのは危険よ!

次は、上り3ハロン順位別成績。

2018年 NHKマイルカップ 上り3ハロン別成績

上3F時差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
0.0〜0.1 4- 1- 1- 14/ 20 20.0% 25.0% 30.0%
0.2〜0.3 1- 1- 0- 16/ 18 5.6% 11.1% 11.1%
0.4〜0.5 1- 0- 1- 18/ 20 5.0% 5.0% 10.0%
0.6〜0.7 1- 2- 2- 16/ 21 4.8% 14.3% 23.8%
0.8〜0.9 0- 2- 2- 22/ 26 0.0% 7.7% 15.4%
1.0〜1.2 2- 1- 2- 25/ 30 6.7% 10.0% 16.7%
1.3〜1.5 0- 2- 1- 19/ 22 0.0% 9.1% 13.6%
1.6〜1.9 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% 20.0% 30.0%
2.0〜2.4 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0.0%
2.5〜2.9 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0%
3.0〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0〜0.2 4- 1- 1- 18/ 24 16.7% 20.8% 25.0%
0.3〜0.6 3- 2- 2- 35/ 42 7.1% 11.9% 16.7%
0.7〜1.0 0- 4- 3- 38/ 45 0.0% 8.9% 15.6%
1.1〜1.5 2- 2- 3- 39/ 46 4.3% 8.7% 15.2%
1.6〜2.0 1- 1- 1- 8/ 11 9.1% 18.2% 27.3%
0.0〜0.4 5- 2- 2- 35/ 44 11.4% 15.9% 20.5%
0.5〜0.9 2- 4- 4- 51/ 61 3.3% 9.8% 16.4%
1.0〜1.9 3- 4- 4- 51/ 62 4.8% 11.3% 17.7%
2.0〜 0- 0- 0- 12/ 12 0.0% 0.0% 0.0%
0.0〜0.9 7- 6- 6- 86/105 6.7% 12.4% 18.1%
1.0〜 3- 4- 4- 63/ 74 4.1% 9.5% 14.9%
0.0〜1.9 10- 10- 10-137/167 6.0% 12.0% 18.0%
4.0〜 0- 0- 0- 0/ 0

 

3位以内の成績が抜群に良いわね。

この18頭中16頭が後方から競馬をする馬だったから、差し・追い込みを狙うなら末脚堅実な馬でないと厳しいわよ。

ちなみに残った2頭は先行馬で、成績はナント(1-1-0-0)複勝率100%
先行できて上がり上位の脚も使える馬は確実に押さえておきたいわ!

最後は、牡牝別成績。

2018年 NHKマイルカップ 牡牝別成績

牡牝 着別度数 勝率 連対率 複勝率
8- 8- 9-132/157 5.1% 10.2% 15.9%
セン 0- 0- 0- 0/ 0
牡・セン 8- 8- 9-132/157 5.1% 10.2% 15.9%
2- 2- 1- 18/ 23 8.7% 17.4% 21.7%

 

ここで注目して欲しいのは牝馬の成績。
出走数のわりに好走していて、率に関して言えば牡馬を上回っているの。

3年連続で連対しているから、引き続き気を付けたい傾向よ。
今年も牝馬の登録が複数あるから、彼女たちにもチャンスは十分あるってこと!

そこで、好走条件を見つけるためにこの5頭を調べてみたら、全頭が前走掲示板を確保していたことが分かったわ。
前走クラス別成績では着順を気にしないでいいと言ったけど、牝馬に関しては大敗した馬の巻き返しは厳しいって感じなのね。

前走クイーンカップを制したテトラドラクマと、500万下を勝ち上がったミュージアムヒルが条件に合うわね。
ただ前走クラス別成績でも紹介したように、プリモシーンも要注意の1頭よ。

ミュージアムヒルは出走が厳しそうだし、トーセンブレスは回避が表明されているから、今年狙うならテトラドラクマかプリモシーンね。

それじゃ、ここまでのデータを基に現時点での注目馬を紹介するわ!

2018年 NHKマイルカップ 注目馬①

タワーオブロンドン(牡3)
【前走:アーリントンカップ(G3)1番人気1着】

デビューから馬券を外しておらず、安定した成績が魅力ね。

唯一大きく負けたと言えるのが、2走前の朝日杯フューチュリティステークス(G1)の着差0.6秒3着。
1着は言わずもがな、現時点で最強と名高いダノンプレミアム。
勝ち馬とは少し離されてしまったけど、2着ステルヴィオとはクビ差の大接戦を演じたわ。

前走のアーリントンカップでは、相手が違うと言わんばかりに見事な差し切りを見せたわね。
上がり3ハロンもきちんと上位をマーク、この堅実な末脚にも要チェックよ。

今年から本レースのトライアルに指定されたアーリントンカップ。
記念すべき第1回目の勝ち馬ってことで、さらに注目を集めそうね!

2018年 NHKマイルカップ 注目馬②

ギベオン(牡3)
【前走:毎日杯(G3)2番人気2着】

父はディープインパクト、母はアメリカのG1を2勝したコンテスティッドという超良血馬のギベオン。

キャリア3戦、未だに連対を外していないのよね。
前走は勝ち馬には届かなかったものの、キッチリ伸びて2着。

後ろからでも行けるけど、新馬戦のように先行できる所も良いわね!
この時も2位の上がりを使っているから、前でも後ろでも良い脚を使えるのはデカイわ!

東京左回りはフリージア賞(500万下)で勝っているから、コースも問題なし。

前走毎日杯組の成績が良いことは、前走クラス別成績でも触れたわね。
データから見てもプッシュできる1頭。

初の重賞制覇がG1…なんてパターンも十分有り得るってことよ!

荒れればデカイNHKマイルカップ!
前走は不完全燃焼、巻き返しを虎視眈々と狙っているコノ馬に要注意よ!

2018年 NHKマイルカップ 注目穴馬

プリモシーン(牝3)
【前走:桜花賞(G1)6番人気10着】

桜花賞敗退組の一角。
出遅れたこともあって、直線では前が壁になる場面もあり10着と大敗してしまったけど、この大敗で見限るのは早いと思うわ。

騎乗内容については…ここではアレコレ言わないけど、しっかり武器である末脚は使えていたのよ。
上がりは3位4着トーセンブレスに0.2秒差まで迫ったわ。

正直、力を出し切れずに終わっていると思うの。

1600mは4戦3連対(2-1-0-1)と得意とする舞台だし、同コースは未勝利戦で勝っているから問題なし。
未勝利戦では、クビ差とは言えのちにクイーンカップを制するテトラドラクマに先着しているのよね。

「牝馬」「前走桜花賞」と、データ的にも気になる1頭。

牝馬で言えばテトラドラクマもモチロン気になる存在だけど、人気落ちってとこでプリモシーンを推したいわ!

前走で完全に発揮できなかった自慢の末脚を、ここで爆発させて欲しいわね!


 

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