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今週は3歳マイル王決定戦、NHKマイルカップを予想するわよ!
過去10年で100万馬券1回、6桁配当が6回飛び出している、超荒れ模様のこのレース。
人気順や下馬評に惑わされず、好走傾向にある馬を探し出すことが勝利の条件よ!
今回も各種データを用いて、信頼度の高い注目馬、さらに馬狂わせを演出し得る穴馬候補を炙り出しておいたわ。
【5/6更新】枠順が確定!セリフォスとダノンスコーピオンは切るわ!
枠順・馬体重データを追加して、最終的にはセリフォスとダノンスコーピオンの人気勢を外した3連単36点の買い目が導き出されたわ!
10万馬券の立役者になり得る大注目の穴馬候補と一緒に紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!
2022年NHKマイルカップ 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担重量 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
インダストリア | 牡 | 57.0 | 宮田敬介 | 美浦 |
オタルエバー | 牡 | 57.0 | 中竹和也 | 栗東 |
カワキタレブリー | 牡 | 57.0 | 杉山佳明 | 栗東 |
キングエルメス | 牡 | 57.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
ジャングロ | 牡 | 57.0 | 森秀行 | 栗東 |
セリフォス | 牡 | 57.0 | 中内田充 | 栗東 |
ソリタリオ | 牡 | 57.0 | 西村真幸 | 栗東 |
タイセイディバイン | 牡 | 57.0 | 高野友和 | 栗東 |
ダノンスコーピオン | 牡 | 57.0 | 安田隆行 | 栗東 |
ダンテスヴュー | 牡 | 57.0 | 友道康夫 | 栗東 |
ディオ | 牡 | 57.0 | 辻野泰之 | 栗東 |
デルマグレムリン | 牡 | 57.0 | 五十嵐忠 | 栗東 |
トウシンマカオ | 牡 | 57.0 | 高柳瑞樹 | 美浦 |
ドーブネ | 牡 | 57.0 | 武幸四郎 | 栗東 |
プルパレイ | 牡 | 57.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
マテンロウオリオン | 牡 | 57.0 | 昆貢 | 栗東 |
アルーリングウェイ | 牝 | 55.0 | 藤岡健一 | 栗東 |
ステルナティーア | 牝 | 55.0 | 木村哲也 | 美浦 |
セイクリッド | 牝 | 55.0 | 大根田裕 | 栗東 |
ソネットフレーズ | 牝 | 55.0 | 手塚貴久 | 美浦 |
フォラブリューテ | 牝 | 55.0 | 宮田敬介 | 美浦 |
それじゃあ今回も過去10年分のデータを基に、NHKマイルの予想を組み立てていくわよ。
まずは、レース当日の人気別成績から見てちょうだい!
2022年NHKマイルカップ レース当日人気別成績
当日人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 3 | 1 | 1 | 5 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 3 | 2 | 1 | 4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
4番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9人気 | 2 | 2 | 5 | 31 | 5.0% | 10.0% | 22.5% |
10番人気以下 | 1 | 3 | 3 | 83 | 1.1% | 4.4% | 7.8% |
大荒れ傾向とはいえ、1・2番人気の馬はまずまず信頼度が高め。
どちらも複勝率は50%以上あるし、今年のような上位で人気が割れる展開では重要視したいところ。
現時点ではセリフォスとダノンスコーピオンが該当しているけど、最終的には当日の人気順を見て判断してちょうだい。
ただし、頭固定はオススメできないわ。
どちらも勝率は30%と低いだけなく、10番人気からも勝ち馬が出ているように、幅広く最先着馬が出る傾向にあるのよね。
これは勝ち馬だけでなく、馬券圏内というところでも同じことが言えるんだけど…。
1・2番人気に比重をおきつつ、他は人気順を気にせずより好データに該当した子たちをピックアップしてボックスで買う、という馬券がベターと言えそうね。
次は、前走レース別成績を見てもらうわよ。
2022年NHKマイルカップ 前走レース別成績
前走レース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ニュージーランドT(G2) | 3 | 0 | 2 | 48 | 5.6% | 5.6% | 9.3% |
桜花賞(G1) | 2 | 2 | 0 | 10 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
皐月賞(G1) | 2 | 1 | 1 | 11 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
ファルコンS(G3) | 1 | 1 | 1 | 13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
アーリントンC(G3) | 1 | 0 | 3 | 18 | 4.5% | 4.5% | 18.2% |
弥生賞(G2) | 1 | 0 | 1 | 1 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
スプリングS(G2) | 0 | 1 | 1 | 6 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
フューチュリティS(G1) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
チューリップ賞(G2) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
※今回登録されている馬の前走レースだけを取り上げているから、合計が10にならない列があるわよ。
桜花賞・皐月賞を使った子たちがよく走れているようね。
今年は桜花賞組がアルーリングウェイとフォラブリューテ、皐月賞組がダンテスヴューだから注目よ。
ただ、サンプルこそ少ないものの、弥生賞組もかなりの好走率を残してるわ。
昨年この舞台を制したシュネルマイスターも、弥生賞からのローテーションだったわね。
しかも前走に弥生賞を使った馬は回収率も抜けた成績で、単勝回収率123%・複勝回収率593%と人気薄がよく馬券に絡んでいるの。
今回この条件に該当する、インダストリアも見逃せないわよ。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2022年NHKマイルカップ 前走着順別成績
前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
前走1着 | 2 | 3 | 0 | 41 | 4.3% | 10.9% | 10.9% |
前走2着 | 3 | 2 | 3 | 19 | 11.1% | 18.5% | 29.6% |
前走3着 | 0 | 0 | 2 | 17 | 0.0% | 0.0% | 10.5% |
前走4着 | 2 | 2 | 0 | 7 | 18.2% | 36.4% | 36.4% |
前走5着 | 2 | 0 | 1 | 10 | 15.4% | 15.4% | 23.1% |
前走6~9着 | 1 | 1 | 1 | 26 | 3.4% | 6.9% | 10.3% |
前走10着~ | 0 | 2 | 3 | 29 | 0.0% | 5.9% | 14.7% |
前走で負けた馬たちもそれなりに走れていて、あまり前走の着順は成績に影響しない感じ。
このレースに限っては、そこまで前走の結果を重視しなくてよさそうよ。
ちなみに、前走10着以降だった馬が巻き返すケースだけど…。
このレースでは過去10年で5頭が前走10着以降から馬券になっているんだけど、調べてみたらその5頭は
・重賞での馬券実績あり
・東京1600mでの勝ち鞍あり
いずれかの条件に該当していたのよね。
今回前走10着以降だった馬の中で、これらに該当しないフォラブリューテには注意してちょうだい。
次は、脚質別成績を見てもらうわよ。
2022年NHKマイルカップ 脚質別成績
脚質 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 3 | 1 | 1 | 5 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
先行 | 2 | 3 | 2 | 35 | 4.8% | 11.9% | 16.7% |
中団 | 3 | 4 | 7 | 62 | 3.9% | 9.2% | 18.4% |
後方 | 2 | 2 | 0 | 47 | 3.9% | 7.8% | 7.8% |
逃げ馬が強いわね!
勝ち馬3頭を含め、逃げた馬が過去10年で5頭馬券になっているわ。
今回のメンバーで逃げ馬らしい逃げ馬は、ジャングロのみ。
逃げるかはわからないけど、いつもの競馬をしてくれればジャングロが馬券に絡む可能性は高まりそうね。
他はどの脚質も同じような成績だけど、前めで競馬をした馬の方が若干好調のようだわ。
そのあたりも、馬券候補の取捨で迷ったら参考にしてちょうだい。
次は、枠順別成績を見てもらうわよ。
2022年NHKマイルカップ 枠順別成績【5/6更新】
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0 | 1 | 1 | 18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
2枠 | 1 | 1 | 0 | 18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
3枠 | 1 | 1 | 2 | 16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
4枠 | 2 | 0 | 1 | 17 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
5枠 | 1 | 3 | 1 | 15 | 5.0% | 20.0% | 25.0% |
6枠 | 2 | 0 | 3 | 15 | 10.0% | 10.0% | 25.0% |
7枠 | 1 | 1 | 0 | 28 | 3.3% | 6.7% | 6.7% |
8枠 | 2 | 3 | 2 | 23 | 6.7% | 16.7% | 23.3% |
どちらかといえば外枠有利、って感じのデータかしら。
なかでも、もっとも好走率が高いのが6枠。
ここからは回収率もよくて、単勝・複勝ともに200%近い数値になっているの。
今回6枠に入るインダストリアと、セイクリッドには警戒が必要ね。
次は、馬体重別成績を見てもらうわよ。
2022年NHKマイルカップ 馬体重別成績【5/6更新】
馬体重 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
~439kg | 0 | 1 | 1 | 11 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
440~459kg | 1 | 2 | 0 | 31 | 2.9% | 8.8% | 8.8% |
460~479kg | 5 | 2 | 8 | 46 | 8.2% | 11.5% | 24.6% |
480~499kg | 4 | 2 | 1 | 40 | 8.5% | 12.8% | 14.9% |
500kg以上 | 0 | 3 | 0 | 22 | 0.0% | 12.0% | 12.0% |
500kgを超えない程度で大きい馬ほど勝率が高いわね。
とくに480~499kgだった馬は勝率がもっとも高いだけでなく、単勝回収率も約150%と好調。
調教後の馬体重を参考にすると、今回この条件には、
インダストリア
オタルエバー
キングエルメス
セリフォス
ソリタリオ
マテンロウオリオン
の6頭が該当するわよ。
またレース当日、増減があった場合に思い出して欲しいんだけど…。
前走から−5kg以上あった馬【4-7-6-70 / 勝4.6% 連12.6% 複19.5%】
前走から+5kg以上あった馬【2-3-2-47 / 勝3.7% 連9.3% 複13.0%】
なのに対し、
前走から+−5kg以内だった馬は【4-0-2-33 / 勝10.3% 連10.3% 複15.4%】と、勝率が高いの。
勝ち馬に関しては、前走から大きな増減がない子に重点を置いて選びたいわね。
そんなところで、最終的な注目馬と穴馬候補、推奨馬券を発表するわよ!
2022年NHKマイルカップ 注目馬①
インダストリア(牡3)
【前走:弥生賞ディープインパクト記念(G2)2番人気5着】
前走の弥生賞ディープインパクト記念では、直線でいい脚を使いながら最先着馬に0秒3届かずの5着だったインダストリア。
ただ上りはメンバー最速で、4角で大外を回された不利がなければ勝利していてもおかしくなかったわ。
デビューから4戦すべてで上がり最速を記録しているし、叩き合いでは重賞馬にも引けを取らない地力を備えている、と言っていいんじゃないかしら。
伝えたように、弥生賞は当レースにおける絶好のローテーション
しかも前走5着馬も勝率15%と、データ上は好走傾向にあるのよね。
枠も好調どころに収まったし、最先着したジュニアCの時のような前めでの競馬ができれば、直線で突き抜けての勝利もある、と見ているわ。
オッズも5倍程度は確保できそうだし、オイシイ勝ち馬候補として覚えておいてちょうだい!
2022年NHKマイルカップ 注目馬②
ジャングロ(牡3)
【前走:ニュージーランドトロフィー(G2)3番人気1着】
前走のニュージーランドTを勝利し、目下3連勝と勢いに乗るジャングロ。
1600m戦のベゴニア賞で6着に敗れたこともあり、ニュージーランドTではいまひとつ信頼度に欠ける印象があった彼だけど、終わってみればいつも通り逃げ勝って、マイル戦でも高い適性があることを証明してくれたわね。
伝えたようにこのNHKマイルCは、圧倒的に逃げ馬有利の舞台。
メンバーでも逃げ馬らしい逃げ馬はジャングロだけだし、ここでも思いきりのいい逃げを打ってくれれば馬券圏内のみならず、勝利までも十分に見込めるんじゃないかしら。
彼はその他のデータも好調だし、オッズも現段階では10倍程度。
馬券に含めれば、配当面でも活躍してくれそうね!
2022年NHKマイルカップ 注目馬③【5/6更新】
アルーリングウェイ(牝3)
【前走:桜花賞(G1)5番人気8着】
大混戦となった桜花賞では8着に敗れた、アルーリングウェイ。
それでも勝ち馬のスターズオンアースとは0秒2差と、決して力負けした内容ではなかったわ。
今回は斤量面での恩恵も受けられるし、中京開催の前々走エルフィンSでは最後にいい脚が使えたように、左回りでかつ直線の長い東京マイルでも激走に期待できるんじゃないかしら。
彼女はデータ面でも好調で、臨戦過程や脚質など、好材料との適合が多かった1頭。
調教でもよく動けていたようだし、一発あっても不思議はないわよ。
オッズも10倍程度は確保できそうだし、積極的に馬券に含めていきたいわね!
2022年NHKマイルカップ 注目馬④【5/6更新】
プルパレイ(牡3)
【前走:ファルコンステークス(G3)2番人気1着】
前哨戦のファルコンSを勝利して参戦してくる、プルパレイ。
出遅れがあったものの、直線では狭いところから一気にギアを上げ、最終的には後続に2馬身差の快勝と、かなり強い競馬だったわね。
彼は前々走のクロッカスSでも大きく出遅れながら、上がり32.5という驚異の末脚で2着に入線。
今回はそんなクロッカスSと同じ東京コースだし、末脚が爆発すれば最先着だって見込めそうなんだけど…。
出遅れ癖があるのだけは不安要素よね。
ただ臨戦過程や馬体重データはいいものが揃っているし、レースとの相性や適性に関しては問題ないわ。
大きな出遅れさえしなければ、後方からの競馬になっても勝ち負けになる可能性は十分よ。
ポジション争いがカギになりそうなNHKマイルC。
となればアノ大穴を見逃すワケにはいかないわ!
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2022年NHKマイルカップ 注目穴馬【5/6更新】
オタルエバー(牡3)
【前走:ファルコンステークス(G3)6番人気3着】
前走ファルコンSでは、直線で中団から一気に抜け出し3着入線したオタルエバー。
キレ勝負でも重賞で十分に勝ち負けできるところを示してくれたわね。
ただこのオタルエバー、デビューから4戦はすべて逃げの競馬を展開して【2-1-1-0】の好成績を収めているの。
東京コースでも2歳1勝クラスで、逃げて勝ち馬とタイム差なしの2着入線を果たしているわ。
さらに今回オタルエバーとコンビを組むのが、タイトルホルダーで天皇賞(春)を逃げ勝った横山和生J。
伝えたようにこのNHKマイルCは逃げ馬に展開が向くレースだし、オタルエバーでも逃げてくれれば勝ち負けの場面を作っても不思議はないわ。
現段階では人気も大穴クラスだし、まさに荒れるNHKマイルCでは積極的に狙うべき1頭ね!
推奨馬券は、以下の3連単36点よ!
【1着】
11. インダストリア
13. ジャングロ
15. オタルエバー
【2・3着】
8. アルーリングウェイ
11. インダストリア
13. ジャングロ
15. オタルエバー
16. プルパレイ