2018年 ヴィクトリアマイル 最終予想
ヴィクトリアマイルの最終予想をするわよ!
2015年には2,000万、2017年には90万と、近年高配当が続出しているヴィクトリアマイル。
とはいえ今年は人気どころのリスグラシューが堅そうだから、配当にうまみがないんじゃないか?と少し心配していたんだけど…
データを調べたところ、今年はかなり「紐荒れ」に期待できることがわかったの!
「来ればデカい」穴馬を調べ上げて最後にまとめておいたから、楽しみにしててちょうだい!
さっそく、確定した枠順を見てもらおうかしら。
2018年 ヴィクトリアマイル 枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | レッツゴードンキ | 牝6 | 55.0 | 岩田康誠 | 梅田智之 | 栗東 |
2 | ミスパンテール | 牝4 | 55.0 | 横山典弘 | 昆貢 | 栗東 | |
2 | 3 | ラビットラン | 牝4 | 55.0 | 川田将雅 | 角居勝彦 | 栗東 |
4 | ジュールポレール | 牝5 | 55.0 | 幸英明 | 西園正都 | 栗東 | |
3 | 5 | レーヌミノル | 牝4 | 55.0 | 和田竜二 | 本田優 | 栗東 |
6 | レッドアヴァンセ | 牝5 | 55.0 | 北村友一 | 音無秀孝 | 栗東 | |
4 | 7 | カワキタエンカ | 牝4 | 55.0 | 大野拓弥 | 浜田多実 | 栗東 |
8 | クインズミラーグロ | 牝6 | 55.0 | 藤岡康太 | 野中賢二 | 栗東 | |
5 | 9 | ソウルスターリング | 牝4 | 55.0 | ルメール | 藤沢和雄 | 美浦 |
10 | アエロリット | 牝4 | 55.0 | 戸崎圭太 | 菊沢隆徳 | 美浦 | |
6 | 11 | アドマイヤリード | 牝5 | 55.0 | M.デム | 須貝尚介 | 栗東 |
12 | エテルナミノル | 牝5 | 55.0 | 四位洋文 | 本田優 | 栗東 | |
7 | 13 | ワントゥワン | 牝5 | 55.0 | 藤岡佑介 | 藤岡健一 | 栗東 |
14 | リエノテソーロ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼人 | 武井亮 | 美浦 | |
15 | デアレガーロ | 牝4 | 55.0 | 池添謙一 | 大竹正博 | 美浦 | |
8 | 16 | リスグラシュー | 牝4 | 55.0 | 武豊 | 矢作芳人 | 栗東 |
17 | デンコウアンジュ | 牝5 | 55.0 | 蛯名正義 | 荒川義之 | 栗東 | |
18 | メイズオブオナー | 牝4 | 55.0 | 福永祐一 | 藤原英昭 | 栗東 |
詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわね。
■前走レース別成績
阪神牝馬S、高松宮記念、中山記念以外からは勝ち馬が出ていない
■脚質別成績
馬券内率がいいのは前方の馬だが、勝ち馬は半分以上が差し馬
■前走着順別成績
どの着順の馬も馬券になっている
前走の結果で人気を落としている馬が狙い目
■所属別成績
極端な西高東低
今年の関東馬はアエロリット以外切る
それじゃ、新たなデータを使ってヴィクトリアマイルの最終的な予想を組み立てていくわ。
当日人気別成績を見てちょうだい!
2018年 ヴィクトリアマイル レース当日人気別成績
1番人気は複勝率60%、勝率30%とまあまあの数字ね。
この数字だけで1番人気馬を買うわけにはいかないけど、今年一番人気になりそうなリスグラシューは他のデータも不足がないから、安心して買えるわよ。
ちなみに、10番人気以降で勝利した馬が過去1頭だけいるけど、これは2014年当時11番人気だったヴィルシーナ。
その時の単勝オッズが28.3倍だったから、このレースで勝つのは単勝30倍未満の馬まで、と考えていいわ。
2頭目の軸で遊ぶにしても大穴は買えない、ということね。
さて、勝ち馬の傾向がわかったところで、気になるのは相手となる馬のこと。
そこで今回は10番人気以降で馬券に絡んだ馬の共通点を探してみたの。
人気のない関東馬は月曜日に切っているから、関西馬に限定して調べたんだけど…
すると該当する馬は全員、過去に重賞を勝っていたことがわかったわ。
今回でいうエテルナミノル、ラビットラン、レーヌミノルのような関西馬が穴をあけてきたってことね。
さあ、ここでさっそくだけど、今回の予想印を紹介するわ。
予想にはもちろん他にも大事なデータを使っているんだけど、それについては各馬のコメントを確認してちょうだい!
◎リスグラシュー
◯カワキタエンカ
▲レーヌミノル
△アエロリット
☆レッツゴードンキ
2018年 ヴィクトリアマイル 注目馬①
リスグラシュー(牝4)
【前走:サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(G2)1番人気3着】
月曜日の予想でも最初に紹介していたリスグラシュー。
あれからとくに心配なところも出てきていないから、穴党の私でも本命に推さざるを得ないわ。
最終追い切りは栗東の坂路を持ったまま4Fを54.4というタイムで、一見ちょっと物足りないけど…
1週前の時点で、同じコースでいっぱいに追われて49.9という超好時計を出しているから、水曜日は軽めにとどめたって感じね。
またリスグラシューといえば、先週の天皇賞(春)を戦えなかった武豊騎手が騎乗するのも好材料だわ。
武騎手がこのレースで一番人気に乗ったときの成績は(1-1-0-1)で、馬券にならない方がおかしいくらいの好成績なの。
間違いない馬に間違いない騎手が乗ってくれたから、安心して買えるわね!
2018年 ヴィクトリアマイル 注目馬②
カワキタエンカ(牝4)
【前走:福島牝馬ステークス(G3)1番人気2着】
本走の出走メンバーの中では、かなり楽に逃げられそうなカワキタエンカ。
前走ではかなり厳しくマークされた上で2着に粘っていた彼女、本走なら着順が上がるんじゃないか、なんて期待してしまうわ。
このところの好走のわりに人気もあまり伸びていないし、あとはこの調子で他のジョッキーたちが彼女を忘れてくれるのを願うばかりね。
最終追い切りは、中2週での出走だからか軽めに仕上げた格好で、坂路4Fを61.2というタイム。
このタイムだけでは状態について何とも言えないけど、浜田調教師の反応を見る限り「予定通り」って感じかしら。
彼女がもし勝てば、2015年の再来のような超高配当に期待ができるわ!
近年高配当が続出しているヴィクトリアマイル
紐荒れ必至の今年、この馬たちはぜひ勝っておいてちょうだい!
2018年 ヴィクトリアマイル 注目馬③
レーヌミノル(牝4)
【前走:高松宮記念(G1)7番人気7着】
いまひとつ世間の評価が得られず、今年は単勝オッズが30倍つくかつかないか、というところに落ち着きそうなレーヌミノル。
とはいえ過去にG1桜花賞を勝っている彼女は、このレースで穴をあける条件に当てはまっているわ。
最終追い切りも、栗東のCWコースで助手に追われて6Fを84.9-12.2と上々。
本走は放牧明け3走目とあって、近2走よりも格段に動きがいいわね。
また、彼女にはさらにプラス材料があるの。
それは枠順。
彼女が入った3枠は過去10年の成績が(4-0-0-16)で、他のどの枠よりも勝ち馬を輩出しているのよ。
過去1600mでは崩れていないレーヌミノル、スプリントの成績で人気を落としている今が狙い目よ!
2018年 ヴィクトリアマイル 注目馬④
アエロリット(牝4)
【前走:中山記念(G2)5番人気2着】
今回リスグラシューに次いで人気を得そうなのが、アエロリット。
前走の中山記念も、その前のレースから+18kgというコンディションでウインブライトのクビ差2着に粘っていて、ほぼ勝ったに等しい内容だったわね。
今回は前走から距離も短縮される上、過去NHKマイルカップを勝ったのと同じ舞台で走れるわけだから、否応なく期待が高まるわ!
そんな彼女だけど、今週の最終追い切りを一般的な水曜ではなくて木曜日に行っていたのよね。
何かトラブルがあったのか心配する人もいるかもしれないけど…
これは菊沢調教師が馬場の状態や、馬のコンディションまで考えつくした結果だから、心配しなくていいわ。
内容についても、このところの雨で重馬場になった坂路を53.9-13.2でまとめていて文句なしね。
リスグラシューとワンツーだとさすがに馬券の旨味がないけど、それでも彼女を切るのは考えられないわ!
2018年 ヴィクトリアマイル 注目穴馬
レッツゴードンキ(牝6)
【前走:高松宮記念(G1)3番人気2着】
スプリントやダートなど、色々な条件でずっと好走を続けながら、あと一歩勝利に届いていないレッツゴードンキ。
このところはとくにスプリントで結果を残してきていたから、距離延長を不安視する声もあるけど…。
彼女は3歳時に桜花賞を勝っているわけだし、マイラーの素質は十分よ。
また本走では1枠1番を引いたおかげで、前に壁を作りながら走れそうだから、距離延長の影響はうんと低く見積もってよさそうね。
そうそう、1枠はこのレースでもっとも馬券内率が高い枠で、過去10年この枠に入った馬はなんと35%の割合で馬券に絡んでいるのよ。
なんとしてもG1を獲りたい彼女にとって、理想的な枠といえるわね。
過去2回出走して、あまりいい結果を出せていないこのレースだけど、今の彼女なら勝ってもおかしくないわ!