4月5日(土)24時50分からドバイのメイダン競馬場で開催される「ドバイシーマクラシック2025」の予想情報を公開!
今年はダービー馬「ダノンデサイル」、2冠馬「チェルヴィニア」、ジャパンカップで馬券内に好走した「シンエンペラー」「ドゥレッツァ」の4頭が国内から出走。
1着賞金は日本円にして約5億2000万円!しかも日本馬が活躍しやすい馬場だから、国内の有力馬がこぞって参加する海外レースよ。
昨年はドバイの大馬主「ゴドルフィン」管理馬の「レベルスロマンス(UAE)」が後続を振り切り完勝。
今年はレベルスロマンスだけでなく、強力な欧州勢が出走するから、海外勢力のチェックも予想に欠かせないわ。
この記事を読んで、激戦が予想されるドバイシーマクラシック2025を攻略してちょうだい!
先週の阪神11R六甲Sで「142万馬券」を的中させた競馬予想サイト『BAXIS』がなんと…
大阪杯の予想はかなり気合が入っているみたいだから、試しに予想を覗いてみてちょうだい。
■六甲S(L) 2025-03-30 阪神11R
的中 ¥1,428,920 3連単 24点 200円
■マーチS(G3) 2025-03-30 中山11R
的中 ¥956,970 3連単 6点 900円
■阪神大賞典(G2) 2025-03-23 阪神11R
的中 ¥525,840 3連単 8点 600円
ドバイシーマクラシック2025 出走予定馬
馬名 | 所属国 |
---|---|
カランダガン | フランス |
ドゥレッツァ | 日本 |
レベルスロマンス | UAE |
シンエンペラー | 日本 |
ジアヴェロット | イギリス |
ダノンデサイル | 日本 |
カリフ | バーレーン |
チェルヴィニア | 日本 |
デイラマイル | イギリス |
ソヴリンスピリット | バーレーン |
国内予想オッズ
馬名 | 予想オッズ |
---|---|
シンエンペラー | 2.1 |
ダノンデサイル | 3.5 |
レベルスロマンス | 3.8 |
ドゥレッツァ | 6.9 |
チェルヴィニア | 10.9 |
カランダガン | 13.1 |
ジアヴェロット | 68.5 |
カリフ | 289.8 |
デイラマイル | 289.8 |
海外ブックメーカーのオッズ
馬名 (英名) | 1xbet | ウィリアムヒル | パリマッチ |
---|---|---|---|
カランダガン (Calandagan) | 3.25倍 (3.75/3.25) | 3.00倍 (3.50/3.00) | 3.25倍 (3.50/3.25) |
レベルスロマンス (Rebel’s Romance) | 対象外 (4/4) | 4.00倍 (6.00/3.50) | 4.00倍 (4.50/3.75) |
🇯🇵 シンエンペラー (Shin Emperor) | 対象外 (7.5/3.25) | 6.50倍 (9.00/5.50) | 5.50倍 (6.00/5.50) |
🇯🇵 ダノンデサイル (Danon Decile) | 未発表 | 9.00倍 (11.00/9.00) | 12.00倍 (12.00/11.00) |
ジャヴェロット (Giavellotto) | 10.00倍 (10/10) | 11.00倍 (11.00/11.00) | 10.00倍 (11.00/10.00) |
🇯🇵 ドゥレッツァ (Durezza) | 13.00倍 (13/13) | 15.00倍 (15.00/13.00) | 13.00倍 (13.00/13.00) |
🇯🇵 チェルヴィニア (Cervinia) | 対象外 (15/15) | 15.00倍 (15.00/11.00) | 17.00倍 (17.00/15.00) |
カリフ (Calif) | 未発表 | 26.00倍 (26.00/21.00) | 未発表 |
アルリファー (Al Riffa) | 17.00倍 (17/17) | 26.00倍 (26.00/17.00) | 17.00倍 (21.00/17.00) |
デイラマイル (Deira Mile) | 50.00倍 (50/50) | 51.00倍 (51.00/34.00) | 50.00倍 (50.00/34.00) |
ソブリンスプリット (Sovereign Spirit) | 65.00倍 (65/65) | 67.00倍 (67.00/67.00) | 67.00倍 (67.00/67.00) |
ザフォクシーズ (The Foxes) | 26.00倍 (26/26) | 対象外 (34.00/26.00) | 26.00倍 (26.00/26.00) |
ドバイシーマクラシック2025 国内馬の評価
ダノンデサイル
前走:アメリカジョッキーC(GII)1人気1着
前走のAJCCと同じく戸崎騎手が騎乗。
ダービー馬「ダノンデサイル」は有馬記念で3着の実績があり、国内馬の中でも最有力候補と言える存在よ。
前走は戸崎騎手のテン乗りでAJCCをあっさり勝利。有馬記念で逃げを選択し、次走は控える競馬で上がり最速を叩き出すという、器用さを活かした自在な競馬が彼の持ち味ね。
ドバイシーマクラシックは先行力と瞬発力が求められるレースで、ダノンデサイルは完璧な適性を持っているわ。
懸念点を挙げるとすれば、エピファネイア産駒の好走例がまだない点かしら。過去の好走馬はすべてサンデーサイレンス系の血統で、スピード型の血統が必須ともいえる条件。
海外ブックメーカーでは10倍以上ついているとこもあり、あまり有力視されていないのも注目ポイント。
ファンが多いこの子は応援する人も多いだろうし、国内の馬券的な妙味は薄いタイプ。
シンエンペラー
前走:ネオムターフC(GII)1人気1着
前走のネオムターフは逃げを選択し、終始ラチ沿いを回る無駄のない進行でそのまま1着。
今回出走するカリフやアルリファーに楽に先着している点からも、格付けは済んだように思えるわ。
欧州血統ではあるものの、日本の芝にも適用できるスピードがあり、ドバイシーマクラシックでも上位を狙える馬よ。
逃げの成績はあまり良くないものの、先行できる機動力がある点は大きくプラス。
海外遠征を多く経験しているし、輸送の影響もそれほど心配しなくていいと考えると、軸にしやすいわね。
ドゥレッツァ
前走:ジャパンC(GI)7人気2着
前走のJCは向こう正面で位置を上げてハナを奪い、そのまま2着に残る豪快な競馬を見せてくれたわ。
菊花賞の内容を彷彿とさせるスタミナと自在性を見せ、スローペースとはいえ脚を残したのは能力がかなり高い証拠。
ドバイシーマクラシックもペースが落ち着きやすいから、コーナー手前で位置を上げて前残りを狙うのも十分ありそうかしら。
チェルヴィニア
前走:京都記念(GII)1人気9着
牝馬クラシック2冠のチェルヴィニアが初の海外重賞に挑戦。
前走の京都記念はスローペースと稍重馬場が合わず9着に大敗。単勝1番人気を裏切る結果に。
ジャパンカップは不向きなスローペースながらも、斤量ハンデを活かし4着。
上がり3ハロンも4位と、この時期の3歳牝馬にしてはかなり優秀な時計だったわ。
メイダン競馬場は瞬発力を活かせる舞台で適性は問題なし。
ただし追走力に課題があり、スローペース前残りの展開になりやすいドバイシーマクラシックでは、差し届かない展開も十分考えられるわ。
ドバイシーマクラシック2025 海外有力馬の評価
仏:カランダガン
前走:英チャンピオンステークス(G1)1人気2着
世界レーティング5位(125)で今回のメンバーでは実績最上位よ。
前走の英チャンピオンステークスは最内枠からラチ沿いを通り、じっくり脚を溜める無駄のない内容。
直線で前がなかなか空かず、やや追い出しが遅れるロスもあり、さらに後方に控えていたアンマートに差される結果となったわ。
2100m以上のレースは2戦2勝と相性が良く、距離適性の高さや馬場不問な点から安定感の高さが魅力よ。
ただ、初の欧州以外の海外遠征で、輸送や気候、馬場などの適性で未知数な部分が多いのは懸念点かしら。
長期休養明けでいきなり走れるのかどうか、人気を背負う割に不安材料が多いから妙味は薄いタイプね。
UAE:レベルスロマンス
前走:アミールトロフィー(G3)1着
昨年のドバイシーマクラシックの勝ち馬「レベルスロマンス」は、世界レーティング現在11位(123)。
前走のアミールTはスタート後すぐにハナを取り、一度も先頭を譲らずそのままゴール。
欧州、ドバイ、アメリカ、香港など世界各国のG1芝2400m戦を制覇していて、距離適性の高さで安定感が抜群よ。
地元ドバイのレースで、ゴドルフィンと名門調教師「C.アップルビー」の黄金コンビ。
主戦ビュイック騎手を起用し、盤石の体制で本気度も伺えるわ。
懸念点を挙げるとすれば、もう7歳馬だから年齢による衰えにくわえ、昨年よりメンバーレベルが上がる点かしら。
今年は日本馬を中心にスピード競馬が展開される可能性もあり、キレ勝負になると分が悪いわね。
英:ジアヴェロット
前走:香港ヴァーズ(G1)8人気1着
世界レーティングは現在24位(121)の「ジアヴェロット」。
イギリスのジアヴェロットは前走の香港ヴァーズで力強い内容を見せたわ。
3着のステレンボッシュ、2着のドバイオナーを突き放し、2.5馬身差の勝利。
メイダン競馬場の芝適性が未知数ななか、陣営も高速馬場が得意と言っていて、不気味な伏兵として軽視はできない存在に。
前走は人気薄のなか好走していて、今回もあまり目立った人気にはならなそう。メンバーレベルが格段に上がるんだけど、まだ底を見せていないと考えれば、妙味があるのはこの子かしら。
ドバイシーマクラシック2025 開催情報・賞金額
開催日時 | 2025年4月5日(日) 24時50分~ |
開催場所 | メイダン競馬場 |
コース | 芝2,410m |
レースグレード | G1 |
出走条件 | 北半球産4歳以上 南半球産3歳以上 |
負担重量 | 北半球産馬、南半球産4歳以上馬57kg 南半球産3歳馬54.5kg、牝馬2kg減 |
賞金 | 総賞金600万米ドル(約9億) 1着:348万米ドル(約5億2000万) |
ドバイシーマクラシックの過去10年の優勝馬
年 | 馬名 (英名) | 性齢 | タイム | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
2015年 | Dolniya | 牝4 | 2:28.21 | C.スミヨン | A.ロワイエ=デュプレ |
2016年 | Postponed | 牡5 | 2:26.97 | A.アッゼニ | R.ヴェリアン |
2017年 | Jack Hobbs | 牡5 | 2:32.39 | W.ビュイック | J.ゴスデン |
2018年 | Hawkbill | 牡5 | 2:29.45 | W.ビュイック | C.アップルビー |
2019年 | Old Persian | 牡4 | 2:27.17 | W.ビュイック | C.アップルビー |
2021年 | Mishriff | 牡4 | 2:26.65 | D.イーガン | J.ゴスデン |
2022年 | シャフリヤール | 牡4 | 2:26.88 | C.デムーロ | 藤原英昭 |
2023年 | イクイノックス | 牡4 | R2:25.65 | C.ルメール | 木村哲也 |
2024年 | Rebel’s Romance | 騸6 | 2:26.72 | W.ビュイック | C.アップルビー |
日本馬の優勝 → 2022年 シャフリヤール、2023年 イクイノックス
最速タイム → 2023年 イクイノックス (2:25.65)
最多勝騎手 → W.ビュイック(4勝)
最多勝調教師 → C.アップルビー(3勝)
ドバイシーマクラシックのコース「メイダン競馬場 芝2410m」の特徴
メイダンの芝2410メートルは、左回りの平坦コースで最後の直線は450メートル。
スタートしてすぐに第1コーナーが来るから、前に行きたい子はスタートダッシュが肝心よ。
芝はバミューダグラスにライグラスを重ねた軽めの馬場で、重たい欧州の芝より日本馬には走りやすいの。
コーナーも大きくて脚を溜めやすいから、前で運べる先行馬がとっても有利なのよ〜。
だから展開と位置取りが勝負の分かれ目ってワケ!
- スタートから第1コーナーまで約200m
- 軽めの芝でスローペースになりやすい
- 日本馬と相性の良い馬場状態
- コーナーが緩く先行馬に有利
- 勝ち馬の多くは4コーナーで3番手以内
ドバイシーマクラシックのレース傾向と予想のポイント
ファクター | 重要度 | 詳細 |
---|---|---|
先行力(ポジション) | ★★★★★ | コーナーで位置取れるか |
上がりの速さ | ★★★★☆ | スロー→瞬発戦になる傾向 |
GI実績 | ★★★★☆ | 国内外問わず重要 |
左回り適性 | ★★★☆☆ | 東京実績などもヒントに |
海外遠征経験 | ★★★☆☆ | 初の海外輸送はマイナス材料に |
年齢 | ★★★☆☆ | 4~5歳ベスト、6歳以上慎重に |
ドバイシーマクラシックは、「位置取り+瞬発力」が鍵。
過去の国内馬はサンデーサイレンス系の血統しか勝ち鞍がなく、日本の芝中距離レースっぽい適性が求められることが分かるわ。
ただし、差しが届かないケースが多く、前残り決着が多いのも特徴。昨年のレースも先行馬がそのまま馬券に絡んでいるから、前が止まりにくいコースなのよね。
スローペースからの瞬発力勝負になりやすいから、早めに位置を取れる機動力と、直線で加速する瞬発力を持った馬が好走しやすいわ。
前哨戦別で見る好走パターン
タイプ | ポイント |
---|---|
日本馬(国内前哨戦) | ・上がり最速(33秒台) ・東京/京都の好走歴 ・中山記念で掲示板差し |
日本馬(ぶっつけ) | ・天栄/しがらき帰りで最終追い軽め ・パドック気配・体重に注目 |
海外馬 | ・ドバイシティオブゴールドで掲示板以内 ・欧州中距離G1で好走歴あり ・凱旋門賞でも上がり使えている馬 |
今年の出走予定馬の中で、上記の好走パターンに該当するのは以下の4頭よ。
ドゥレッツァ(日本):国内重賞での実績と速い上がりを評価。
レベルスロマンス(UAE):前哨戦での先行力と安定した成績を評価。
カランダガン(フランス):欧州G1での実績を評価。
シンエンペラー(日本):外厩での調整と初戦での高パフォーマンスを評価。