2019年 フェブラリーステークス 事前予想
今週は今年一発目のG1競走、フェブラリーステークスの予想をしていくわよ!
藤田菜七子騎手のG1初挑戦ということもあって、例年以上の注目を集めている今回のレース。
「今年はどの馬が走りそうか?」と予想をするつもりが、ついつい「藤田Jは買えるのか?」と考えてしまっている競馬ファンも多いんじゃないかしら?
今回、データを駆使して注目馬を見つけ出すのはもちろん、藤田J騎乗のコパノキッキングがどの程度走りそうか、データにもとづいて分析を行っているわ。
それぞれページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしていってちょうだい。
さっそく、今年の特別登録馬を確認してもらうわね。
2019年 フェブラリーステークス 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
インティ | 牡 | 57.0 | 野中賢二 | 栗東 |
オメガパフューム | 牡 | 57.0 | 安田翔伍 | 栗東 |
クインズサターン | 牡 | 57.0 | 野中賢二 | 栗東 |
ゴールドドリーム | 牡 | 57.0 | 平田修 | 栗東 |
サクセスエナジー | 牡 | 57.0 | 北出成人 | 栗東 |
サンライズソア | 牡 | 57.0 | 河内洋 | 栗東 |
サンライズノヴァ | 牡 | 57.0 | 音無秀孝 | 栗東 |
ナムラミラクル | 牡 | 57.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
ノボバカラ | 牡 | 57.0 | 森秀行 | 栗東 |
メイショウウタゲ | 牡 | 57.0 | 安達昭夫 | 栗東 |
モーニン | 牡 | 57.0 | 石坂正 | 栗東 |
ユラノト | 牡 | 57.0 | 松田国英 | 栗東 |
ワンダーリーデル | 牡 | 57.0 | 沖芳夫 | 栗東 |
ヴェンジェンス | 牡 | 57.0 | 大根田裕 | 栗東 |
アンジュデジール | 牝 | 55.0 | 昆貢 | 栗東 |
レッツゴードンキ | 牝 | 55.0 | 梅田智之 | 栗東 |
コパノキッキング | セン | 57.0 | 村山明 | 栗東 |
ノンコノユメ | セン | 57.0 | 加藤征弘 | 美浦 |
それじゃ、過去10年のデータを使って、フェブラリーステークスの予想を組み立てていくわ。
前走クラス別成績から見てちょうだい!
2019年 フェブラリーステークス 前走クラス別成績
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3勝 | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
OPEN非L | 1- 0- 0- 10/ 11 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
G3 | 3- 2- 1- 66/ 72 | 4.2% | 6.9% | 8.3% |
G2 | 2- 1- 1- 12/ 16 | 12.5% | 18.8% | 25.0% |
G1 | 3- 2- 2- 10/ 17 | 17.6% | 29.4% | 41.2% |
地方 | 1- 4- 6- 28/ 39 | 2.6% | 12.8% | 28.2% |
海外 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
複勝率を見てみると、G1 > 地方 > G2 > その他 、というわかりやすい傾向が見られるわね。
ただし、前走地方組は今一つ勝ちきれていないことと、前走G3以下から4頭の勝ち馬が出ていることには注意してちょうだい。
今回の登録馬を、前走クラス別にリストアップしておくわよ。
【前走G1】
サンライズソア
ノンコノユメ
レッツゴードンキ
【前走G2】
アンジュデジール
インティ
【前走G3】
クインズサターン
コパノキッキング
サンライズノヴァ
ノボバカラ
メイショウウタゲ
モーニン
ユラノト
ワンダーリーデル
【前走OP特別】
サクセスエナジー
ナムラミラクル
ヴェンジェンス
【前走地方】
オメガパフューム
ゴールドドリーム
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2019年 フェブラリーステークス 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 6- 5- 5- 23/ 39 | 15.4% | 28.2% | 41.0% |
前走2着 | 0- 2- 2- 19/ 23 | 0.0% | 8.7% | 17.4% |
前走3着 | 2- 2- 1- 12/ 17 | 11.8% | 23.5% | 29.4% |
前走4着 | 0- 0- 0- 11/ 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走5着 | 0- 1- 0- 14/ 15 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
前走6〜9着 | 1- 0- 1- 29/ 31 | 3.2% | 3.2% | 6.5% |
前走10着〜 | 1- 0- 1- 20/ 22 | 4.5% | 4.5% | 9.1% |
馬券の八割は、前走で複勝圏内に入った馬から出ているのね。
ステップレースでいい結果を残した馬を中心に馬券を組み立てましょう。
ちなみに、前走4着以降で馬券に絡んだ馬について詳しく調べてみたんだけど…
該当する馬は全員、前走で1800~2000mを使っていたことがわかったわ。
距離短縮がいい結果に繋がりそうな馬がいれば、チェックしておきましょう。
今回該当しそうなのはアンジュデジールとノンコノユメの2頭ね。
次は、当日人気別成績を見てちょうだい。
2019年 フェブラリーステークス レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 3- 2- 3- 2/ 10 | 30.0% | 50.0% | 80.0% |
2番人気 | 2- 1- 2- 5/ 10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 1- 2- 1- 6/ 10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
4番人気 | 1- 1- 1- 7/ 10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 0- 3- 0- 7/ 10 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
6番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7番人気 | 1- 0- 2- 7/ 10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
8番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
10番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 1- 0- 0- 8/ 9 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
2014年に、当時最下位人気だったコパノリッキーが激走した光景は記憶に新しいけど…
基本的には、1桁人気の馬がほとんどね。
今年は当時の彼のような人気薄の4歳馬もいないし、基本的には上位9頭で馬券を組み立てていきましょう。
次は、脚質別成績よ。
2019年 フェブラリーステークス 脚質別成績
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
平地・逃げ | 1- 0- 0- 9/ 10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
平地・先行 | 5- 3- 2- 28/ 38 | 13.2% | 21.1% | 26.3% |
平地・中団 | 2- 4- 6- 49/ 61 | 3.3% | 9.8% | 19.7% |
平地・後方 | 2- 3- 2- 43/ 50 | 4.0% | 10.0% | 14.0% |
平地・マクリ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
ダートは前!というセオリー通りのデータではあるけれど、G1だけあってレベルの高い差し馬もなかなか結果を残しているわ。
とくに上がりトップの馬が馬券から外れた例は2頭しかないから、切れる脚があればあまり位置取りにこだわらず買っても大丈夫よ。
そんなところで、現段階における注目馬を紹介するわね。
2019年 フェブラリーステークス 注目馬①
インティ(牡5)
【前走:東海テレビ杯東海ステークス(G2)1番人気1着】
2017年夏から6連無敗、さらに前走では単勝1.5倍の支持を集めて快勝したインティ。
今後ダート界の歴史に残る活躍をしてくれるのは間違いない所だと思うけど…
私たちにとっては、このレースを勝ってくれるのか?というところが問題よね。
彼の実力については疑いようもないけれど、今回は初めての東京、初めての1600mと、不安な要素も数多くあるわ。
ここまで調べたデータについても、取り立てて問題はないけど抜群にいいというわけでもない、という感じで、安心して買えるかは微妙なところ。
彼が馬券内から外れる、とはさすがに考えにくいけど…
印については、金曜日までかけて慎重に検討していくわ!
2019年 フェブラリーステークス 注目馬②
コパノキッキング (セ4)
【前走:根岸ステークス(G3)2番人気1着】
ある意味、本走においてもっとも注目されているのがこのコパノキッキング。
彼が、というよりも、今回がG1初挑戦となる鞍上の藤田菜七子騎手が話題を集めているわよね。
心情的には人馬ともども応援したいところなんだけど、気持ちだけじゃ馬券は当てられないわ。
彼らがこの舞台に通用するかどうか、ちゃんと調べておいたわよ。
まずここまで調べたデータについては…
前走勝っているし、前で競馬のできる馬だし、人気もそれなりにするだろうからなかなかの高評価。
あと問題は、これまでスプリント路線で戦ってきた彼に、1600mという距離が務まるかどうかよね。
過去、前走に1400mを使って出走してきた馬について調べてみると、着別度数は(3-2-1-58)で、複勝率は10%未満。
その中でも当日5番人気以内だった馬に限定して数字を出すと(2-2-1-8)で、複勝率は38.5%ほどになるけど…
そもそも1~5番人気馬全体の複勝率が46%あることを考えると、少し物足りないわ。
ここまで総合的に考えると、「馬券圏内に期待できなくはないけど、オッズ次第では切る」のが得策じゃないかしら。
引き続き、動向を注視していきましょう。
普段は堅い分、荒れればデカいのがフェブラリーステークス
この実績馬を押さえて、高配当をゲットしてちょうだい!
2019年 フェブラリーステークス 注目穴馬
ノンコノユメ(セ7)
【前走:チャンピオンズカップ(G1)6番人気7着】
前年のフェブラリーステークス覇者であるノンコノユメ。
彼はこのレースに過去3度出走していて、(1-1-0-1)という成績を残しているわ。
過去8勝のうち6勝を東京で挙げている彼にとって、本走の条件はまさにピッタリって感じね。
彼は「前走4着以降、かつ本走で距離短縮」であることをはじめとしてかなりいいデータが揃っているし、かなり安心して買える1頭。
それなのに、近走の成績が不安視されているからか、世間的にはほとんど注目されていないのも有難いわ。
連はもちろん、前が流れてくれれば勝利まであり得るわよ!