2024年の年末を飾る国際的なビッグレース『香港カップ』。
現在2連覇中の「ロマンチックウォリアー」に対抗する日本馬は、「リバティアイランド」と「タスティエーラ」の2頭！
ほかにも、あまり知られていない海外馬に強力な伏兵を見つけてしまったわ…。
なにかと予想が難しい海外G1だけど、この記事では日本馬・海外馬の戦績や適性を徹底分析し、香港カップ2024の予想を攻略していくわよ！
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12月1日(日) チャンピオンズカップ 中京11R
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香港カップとは？レースの概要と注目ポイント
香港カップは、毎年12月に香港のシャティン競馬場で開催されるG1レースで、香港国際競走の中でも最も注目度の高い一戦。
距離は2000m（芝）、4歳以上の国際招待馬が出走可能で、右回りコースが舞台。2024年の総賞金は約3,000万香港ドル（約5億円相当）が予定されているわ。
香港国際競走の中での香港カップの位置付け
香港カップは、香港国際競走（Hong Kong International Races）の4つのG1レースのうちのひとつ。
同日の「香港マイル」「香港スプリント」「香港ヴァーズ」と共に開催されるの。
香港マイル（1600m）がスピード重視、香港ヴァーズ（2400m）がスタミナ勝負の色が強いのに対し、香港カップはスピードとスタミナのバランスが求められるから、オールラウンダーな能力を持つ馬が有利とされているわ。
香港カップ2024 出走予定馬・枠順
| 馬名 | 国籍 | 主な実績 |
|---|---|---|
| リバティアイランド | 日本 | 2023年三冠牝馬、天皇賞（秋）13着 |
| タスティエーラ | 日本 | 2023年日本ダービー優勝、天皇賞（秋）2着 |
| ロマンチックウォリアー | 香港 | 香港カップ3連覇を目指す香港の絶対王者 |
| スピリットダンサー | イギリス | G2バーレーンインターナショナルトロフィー連覇 |
| カリフ | フランス | 2024年G1ダルマイヤー大賞優勝 |
| コンテント | アイルランド | 2024年英G1ヨークシャーオークス優勝 |
12月8日（日曜）
日本時間の17時40分（現地時間 16時40分）発走予定
香港カップ2024 過去10年の結果・歴代勝ち馬
| 開催日 | 勝ち馬 | 性齢 | 調教国 | 勝ち時計 | 騎手 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023/12/10 | ロマンチックウォリアー | セ5 | 香港 | 2.02.00 | J.マクドナルド | C.シャム |
| 2022/12/11 | ロマンチックウォリアー | セ4 | 香港 | 1.59.70 | J.マクドナルド | C.シャム |
| 2021/12/12 | ラヴズオンリーユー | 牝5 | 日本 | 2.00.66 | 川田将雅 | 矢作芳人 |
| 2020/12/13 | ノームコア | 牝5 | 日本 | 2.00.50 | Z.パートン | 萩原清 |
| 2019/12/08 | ウインブライト | 牡5 | 日本 | 2.00.52 | 松岡正海 | 畠山吉宏 |
| 2018/12/09 | グロリアスフォーエバー | セ4 | 香港 | 2.01.71 | S.デソウサ | F.ロー |
| 2017/12/10 | タイムワープ | セ4 | 香港 | 2:01.63 | Z.パートン | A.クルーズ |
| 2016/12/11 | モーリス | 牡5 | 日本 | 2:00.9 | R.ムーア | 堀宣行 |
| 2015/12/13 | エイシンヒカリ | 牡4 | 日本 | 02:00.6 | 武豊 | 坂口正則 |
| 2014/12/14 | デザインズオンローム | 牝4 | 香港 | 2.01.96 | J.モレイラ | J.ムーア |
香港カップ2024の注目日本馬
有力日本馬①：リバティアイランド
ドバイシーマクラシック（G1）：3着
天皇賞（秋）（G1）：13着
リバティアイランドは芝1600mから2400mの距離で高いパフォーマンスを示してて、香港カップの2000mは得意の距離と言えるわ。
持ち前の瞬発力を活かした差し脚が武器で、舞台となるシャティン競馬場の広い直線を活かせる可能性があるわ。
前走の天皇賞（秋）は大敗したものの、国内最終追い切りでは軽快な動きを見せていて、調子は上向きと思うわよ。
中団から直線で鋭く伸びる末脚を活かしたレース進行が予想されるわね。
有力日本馬②：タスティエーラ
天皇賞・秋（G1）：9人気2着
天皇賞・春（G1）：4人気7着
大阪杯（G1）：1人気11着
タスティエーラは2023年の日本ダービー（G1）馬で、今年の天皇賞（秋）では2着と好走しているわ。
先行力と粘り強さを兼ね備えていて、シャティン競馬場のコースにも適応できそうだし、持ち前の器用さで好位をキープできればチャンスは十分ありそうよ。レースでは、先行策からの押し切りが期待されるわね。
海外馬の評価
有力海外馬①：ロマンチックウォリアー（香港）
ジョッキークラブカップ(G2)：1着
安田記念(G1)：1着
QE2世C(G1)：1着
香港ゴールドC(G1)：1着
今回の主役はもちろん、今年で3連覇がかかる「ロマンチックウォリアー」よ。
香港を代表する競走馬であり、数々のG1レースで輝かしい実績を持っています。
2022年から2024年にかけてクイーンエリザベス2世カップを3連覇し、2022年と2023年の香港カップでも連覇を達成。
2023年にはオーストラリアのコックスプレートを制し、国際的な評価を高めたわ。
2024年6月には日本の安田記念を制するなど、18年ぶりに海外調教馬として同レースを勝利する快挙。
この舞台は文句なしの世界一。6歳になっても衰え知らずなこの馬なら、あっさり3連覇しちゃっても不思議じゃないわね。
有力海外馬②：スピリットダンサー（イギリス）
バーレーンインターナショナルトロフィー（G2）：1着
ダーレーステークス（G3）：7着
スピリットダンサーはイギリスを拠点とする競走馬で、近年の活躍が目覚ましい馬なの。
2024年11月に行われたG2バーレーンインターナショナルトロフィーでは2連覇を達成。
香港カップ2024では初の香港遠征となるけど、能力と2000mの距離実績で言えば上位陣に食い込むレベルよ。
有力海外馬③：カリフ（フランス）
バーレーンインターナショナルトロフィー（G2）：3着
ドラール賞（G2）：4着
ダルマイヤー大賞（G1）：1着
カリフはフランス調教の競走馬で、2024年7月にドイツのG1ダルマイヤー大賞を制したG1馬よ。
11月のG2バーレーンインターナショナルトロフィーでは3着に入線、2000mの重賞で安定した成績を残しているわね。
カリフは海外遠征においても適応力が高く、堅実な走りが期待できるわ。
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香港カップ2024予想 シャティン競馬場の特徴と求められる能力
香港カップが行われるシャティン競馬場は、広大でフラットな芝コースが特徴的よ。
特に直線が約430mと長く、最後の直線でのスパートが勝敗を左右することが多いわ。
内回りの右回りコースだから、カーブをスムーズにこなせる馬が有利よ。
求められる能力
瞬発力：長い直線で瞬時にギアを切り替えられる加速力が重要。
持久力：シャティンの芝は適度に硬く、長時間のスピード維持が必要。
2000m戦ではスタミナとスピードのバランスが取れた馬が上位に来る傾向。
位置取りの良さ：先行有利な展開になる場合も多いため、前半の立ち回りがカギ。
香港カップ2024予想 展開予想
海外遠征馬が多く出走するから、レース序盤は探り合いが続いて、仕掛けが後半に集中するケースが多いの。
前半のペースが落ち着きやすいから、先行馬が楽に運べる展開になることが多いわ。
シャティン競馬場の広いコースでは、先行した馬がそのまま押し切るパターンも珍しくないわね。
後半にペースが上がることから、末脚自慢の差し馬や追い込み馬にもチャンスがあるわよ。
ただし、位置取りを誤ると直線の伸びを欠く場合もあるため、鞍上の判断が重要。
2024年はスピリットダンサーやカリフといった実力派の海外馬がペースメーカー役を担う可能性があるから、レース展開が例年と異なる流れになるかもしれないのよね。
リバティアイランドやタスティエーラは、得意の脚質を活かし、最後の直線で逆転を狙う進行になりそうよ。
香港カップ2024予想 注目穴馬＆買い目
ウイングスパン（Wingspan）牝3歳
戦績：7戦2勝 [2-2-1-2]
調教師：A.オブライエン（アイルランド）
騎手：W.ローダン
ブリーダーズカップターフ（G1）：5着
英チャンピオンズフィリーズ＆メアズステークス（G1）：2着
父は名馬ドバウィ（Dubawi）、母はG1馬ハイドレンジア（Hydrangea）という良血馬で、潜在能力の高さが期待される3歳牝馬。
2走前のアスコットで行われた英チャンピオンズフィリーズ＆メアズステークス（G1）では、ハナを取って好位をキープし続け、最後の直線もしぶとく脚を使って2着に好走。
Sペースになりやすい香港カップは展開が向きそうだし、位置取り次第で他の強力なライバルを出し抜けるチャンスがあるわよ。
さらに、名門A.オブライエン厩舎の管理馬で、国際G1レースでの豊富な実績を持っているのも心強いわね。
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