2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 事前予想
今週は初冬の2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズを予想するわよ!
ソダシ、レシステンシア、ラッキーライラックなど、のちのG1戦線を沸かすスターホースが誕生するこの一戦。
今年もそんな若き女王の座を射止めに、そうそうたる顔ぶれが集結したわね。
ただ出走数の少ないこの世代は、実力が測りにくく、予想をするとなるとかなり難解。
思わぬ伏兵の台頭なんかも十分にある舞台だから、データを駆使して各馬を評価するのが肝心よ。
今回もいつものように過去のデータを用いて、上位人気馬を蹴散らす材料の揃った穴馬候補を見つけ出すことができたの。
詳しくはページの後半で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、特別登録馬から確認していくわよ!
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アネゴハダ | 牝 | 54.0 | 佐々木晶 | 栗東 |
ウォーターナビレラ | 牝 | 54.0 | 武幸四郎 | 栗東 |
エンタングルメント | 牝 | 54.0 | 昆貢 | 栗東 |
キミワクイーン | 牝 | 54.0 | 奥村武 | 美浦 |
サークルオブライフ | 牝 | 54.0 | 国枝栄 | 美浦 |
サウンドビバーチェ | 牝 | 54.0 | 高柳大輔 | 栗東 |
サク | 牝 | 54.0 | 北出成人 | 栗東 |
シークルーズ | 牝 | 54.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
シンシアウィッシュ | 牝 | 54.0 | 吉村圭司 | 栗東 |
スタティスティクス | 牝 | 54.0 | 石坂公一 | 栗東 |
ステルナティーア | 牝 | 54.0 | 木村哲也 | 美浦 |
スプリットザシー | 牝 | 54.0 | 西村真幸 | 栗東 |
タナザウィング | 牝 | 54.0 | 清水久詞 | 栗東 |
ダークペイジ | 牝 | 54.0 | 吉村圭司 | 栗東 |
トーホウラビアン | 牝 | 54.0 | 川村禎彦 | 栗東 |
ナミュール | 牝 | 54.0 | 高野友和 | 栗東 |
ナムラクレア | 牝 | 54.0 | 長谷川浩 | 栗東 |
ナムラリコリス | 牝 | 54.0 | 大橋勇樹 | 栗東 |
パーソナルハイ | 牝 | 54.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
ヒノクニ | 牝 | 54.0 | 深山雅史 | 美浦 |
ベルクレスタ | 牝 | 54.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
ラブリイユアアイズ | 牝 | 54.0 | 黒岩陽一 | 美浦 |
ルージュラテール | 牝 | 54.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
それじゃあ今週も、過去10年分のデータを使って阪神ジュベナイルフィリーズの予想を組み立てていくわよ。
まずは、前走クラス別成績から見てちょうだい!
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 前走クラス別成績
前走 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
同クラス | 8 | 6 | 7 | 82 | 7.8% | 13.6% | 20.4% |
今走昇級戦 | 2 | 4 | 3 | 64 | 2.7% | 8.2% | 12.3% |
前走が同クラスだった馬の成績がいいわね。
とくにアルテミスSを使った馬は、【3-3-3-15】と好調だから要注目よ。
とはいえ、昇級組でも前走が新馬戦だった馬たちを含めそれなりの好走率はあるし、勝ち馬になった前例もあるから注意したいところ。
前走同クラス組を中心に、他のデータも見ながら昇級戦組にも手を出していくのがよさそうね。
次は、前走着順別成績を見てもらうわよ。
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 前走着順別成績
前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
前走1着 | 8 | 8 | 5 | 70 | 8.8% | 17.6% | 23.1% |
前走2着 | 2 | 1 | 3 | 18 | 8.3% | 12.5% | 25.0% |
前走3着 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
前走4着 | 0 | 0 | 0 | 13 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走5着 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
前走6~9着 | 0 | 0 | 1 | 20 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
前走10着~ | 0 | 0 | 0 | 12 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
そもそも出走条件との兼ね合いで、条件戦上りで参戦してくる馬たちはほどんどが前走の勝ち馬ではあるんだけど…。
前走3着以降だった馬は好走率がガクっと落ちて、ほぼほぼ馬券にすら絡めていないことがわかるわね。
馬券は前走の1・2着馬をメインに考えて、3着以降だった馬を選ぶ場合はよほどのデータが出た場合に限るのが賢明だわ。
次は、レース当日の人気別成績を見てもらおうかしら。
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ レース当日人気別成績
当日人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4 | 1 | 1 | 4 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 1 | 4 | 0 | 5 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 0 | 1 | 3 | 6 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
4番人気 | 2 | 0 | 3 | 5 | 20.0% | 20.0% | 50.0% |
5番人気 | 3 | 0 | 0 | 7 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
6~9人気 | 0 | 2 | 2 | 36 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 0 | 2 | 1 | 85 | 0.0% | 2.3% | 3.4% |
1番人気が抜けていい印象があるけど、5番人気までなら信頼度は高い、って感じのデータね。
勝ち馬に関しても同じような傾向にあるから、上位陣にはしっかり目を配るようにしましょう。
逆に、6番人気以降の子たちだけど…。
馬券になった7頭について詳しく知らべみたら、うち5頭が前走の勝ち馬だった、ということがわかったの。
穴馬候補はそのあたりも踏まえて選びたいわね。
最後は、騎手の乗り替わり別成績を見てもらうわよ。
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 騎手の乗り替わり別成績
前走騎手 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
同騎手 | 8 | 6 | 5 | 68 | 9.2% | 16.1% | 21.8% |
乗替り | 2 | 4 | 5 | 80 | 2.2% | 6.6% | 12.1% |
勝率は前走と同騎手が乗った馬が、5倍近くリードしているわね。
ここまで開きがあれば、勝ち馬候補は同騎手が鞍上の馬を軸に選んでよさそうだわ。
ちなみに上位人気しているステルナティーアは、前走から乗り替わりがあるみたいね。
そんなところで、現段階における注目馬を紹介するわよ。
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 注目馬①
サークルオブライフ(牝2)
【前走:アルテミスステークス(G3)7番人気1着】
前走のアルテミスSでは、下馬評をひっくり返し最先着を果たしたサークルオブライフ。
そんな活躍もあって現段階では、3連勝中のウォーターナビレラと共に1番人気の筆頭に支持されているわね。
ただこの阪神JFは前走にアルテミスSを使った馬が好調、というのは伝えた通りだし、そこを勝ち切って来るサークルオブライフは、そのウォーターナビレラ以上に評価できる存在。
デビューからずっと主戦を務めてくれたMデムーロJが、この舞台でも続投してくれるのは大きな有利になるし、十分勝利するだけの材料が揃っている、と言えるわ。
ここを勝って、前走がフロックでないことを証明してほしいわね!
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 注目馬②
ナムラクレア(牝2)
【前走:ファンタジーステークス(G3)1番人気2着】
前走のファンタジーSでは、勝ち馬のウォーターナビレラに0秒1差まで迫ったナムラクレア。
人気面では今のところ、そのウォーターナビレラよりもかなり低い支持に落ち着いているわね。
ただこのレースは前走で連対している馬なら十分に勝つ見込みがあるし、彼女は他のデータと照らしてもいいものが揃っているの。
そんな馬が単勝オッズ10倍程度がつきそうだ、となれば、それこそコスパ面では見逃せない存在と言えるわよね。
前走では上がり最速を記録するなど急坂も苦にしないところがあるし、有力な優勝候補として1週間しっかりとデータ検証していくわよ。
伏兵たちが急成長を遂げていることも多い、阪神ジュベナイルフィリーズ。
彼女をおさえておかないと、みすみす高配当を逃しかねないわよ!
2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ 注目穴馬
エンタングルメント(牝2)
【前走:2歳新馬 1番人気1着】
注目の穴馬候補としておさえておきたいのが、エンタングルメントよ!
賞金面で出走権の確保には至らず、彼女は現段階では抽選対象馬のうちの1頭ではあるんだけど…。
それでも末脚だけで楽勝した前走の新馬戦は十分にこの舞台でも戦える、と思わせてくれるものだったし、データも上位陣に引けを取らないものばかり。
さらに鞍上も前走からかわらず横山典弘Jが務めるとあって、抽選が通りさえすれば、それこそ番狂わせにかなり期待のできる存在、って感じよ。
オッズもそこまで低くならなそうだし、優勝まで見えるオイシイ穴馬候補として金曜日まで要注目ね!