2018年 大阪杯 最終予想
豪華メンバー集結の大阪杯(G1)が、いよいよ日曜日に開催されるわね!
このレースは、1番人気の複勝率90%という信頼度の高さが特徴なんだけど、中穴も1・2着に絡んでくるから要注意!
また、1番人気は当初のスワーヴリチャードからアルアインに逆転しそう。
やっぱり右回りが懸念されたのかしらね…。
今回はデータ的にも信用できるアルアイン◎から、○▲☆に流しての馬単3点に絞ったわよ。
適性的に不安のあるアノ馬は、3・4着とみなして切ったわ。
そこら辺の話も最後にするわね!
じゃあ予想へ入る前に、確定した枠順から見てちょうだい。
2018年 大阪杯 枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ミッキースワロー | 牡4 | 57.0 | 横山典弘 | 菊沢隆徳 | 美浦 |
2 | サトノダイヤモンド | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 | 池江泰寿 | 栗東 | |
2 | 3 | ヤマカツエース | 牡6 | 57.0 | 池添謙一 | 池添兼雄 | 栗東 |
4 | シュヴァルグラン | 牡6 | 57.0 | 三浦皇成 | 友道康夫 | 栗東 | |
3 | 5 | ペルシアンナイト | 牡4 | 57.0 | 福永祐一 | 池江泰寿 | 栗東 |
6 | スマートレイアー | 牝8 | 55.0 | 四位洋文 | 大久保龍 | 栗東 | |
4 | 7 | ゴールドアクター | 牡7 | 57.0 | 吉田隼人 | 中川公成 | 美浦 |
8 | アルアイン | 牡4 | 57.0 | 川田将雅 | 池江泰寿 | 栗東 | |
5 | 9 | トリオンフ | セン4 | 57.0 | 田辺裕信 | 須貝尚介 | 栗東 |
10 | サトノノブレス | 牡8 | 57.0 | 幸英明 | 池江泰寿 | 栗東 | |
6 | 11 | ウインブライト | 牡4 | 57.0 | 松岡正海 | 畠山吉宏 | 美浦 |
12 | ヤマカツライデン | 牡6 | 57.0 | 酒井学 | 池添兼雄 | 栗東 | |
7 | 13 | マサハヤドリーム | 牡6 | 57.0 | 北村友一 | 今野貞一 | 栗東 |
14 | ダンビュライト | 牡4 | 57.0 | 浜中俊 | 音無秀孝 | 栗東 | |
8 | 15 | スワーヴリチャード | 牡4 | 57.0 | M.デム | 庄野靖志 | 栗東 |
16 | メートルダール | 牡5 | 57.0 | 松山弘平 | 戸田博文 | 美浦 |
月曜日に出した事前データも振り返っておくわよ。
■前走クラス別成績
馬券の中心は前走G1・G2組
最も成績が良いのは前走有馬記念組(G1)
■前走着順別成績
中心は前走掲示板組
前走6~9着の巻き返しはあるが、二桁決着の大敗は厳しい
■前走着差別成績
勝ち馬は0.2秒以内から
1.0秒以上の差を付けられて負けた馬は割引
■年齢別成績
勝ち馬は4歳or5歳
7歳以上は阪神での好走経験に注目
では早速、過去10年のデータを使って大阪杯の最終予想を始めるわ!
まずは、当日の人気別成績から。
2018年 大阪杯 レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 4- 3- 2- 1/ 10 | 40.0% | 70.0% | 90.0% |
2番人気 | 2- 1- 1- 6/ 10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 1- 0- 4- 5/ 10 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
5番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 2- 1- 1- 6/ 10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
7番人気 | 0- 2- 0- 8/ 10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
8番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
9番人気 | 0- 1- 0- 8/ 9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
10番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
冒頭でも触れたように、1番人気の成績がズバ抜けているわ。
複勝率は90%、軸としては信頼できる数字ね。
繰り返しになるけど、アルアインには良いデータよ。
10番人気以降に目を移してみると、馬券に絡んだ馬はなし。
無理な大穴狙いは避けた方が良さそうね。
このデータで注目して欲しいのは、6~9番人気。
複勝率も20.5%で、3番人気と大差なし!
この8頭のうち6頭は、1年前後に行なわれた阪神での重賞において掲示板に載った実績があったわ。
残りの2頭には、阪神好走歴はなかったけど2000mレースで馬券に絡んだ実績アリ。
阪神適性か距離適性が必要ってことね。
ちなみに前者6頭は関西馬だったから、ホームである関西馬には阪神適性が必須と言えるわ。
当日の人気は分からないけど、6番人気以降が予想される馬で該当するのは下記7頭。
ウインブライト ※2走前・中山金杯(2000m)2着
ゴールドアクター ※2走前・宝塚記念(阪神)2着
スマートレイアー ※4走前・鳴尾記念(阪神)2着
ダンビュライト ※4走前・神戸新聞杯(阪神)4着
ペルシアンナイト ※6走前・アーリントンカップ(阪神)1着
メートルダール ※2走前・中日新聞杯(2000m)1着
ヤマカツエース ※前年大阪杯3着
ゴールドアクターとメートルダールは、何度も言っているように今回は厳しそう。
となれば、実質5頭になるわ。
ただ、スマートレイヤーは恐らく10番人気以降…。
大阪杯は大穴狙いが難しいから、データ的に消しかしらね。
次は、所属別成績を見てちょうだい。
2018年 大阪杯 所属別成績
調教師分類 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
美浦 | 0- 3- 0- 24/ 27 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
栗東 | 10- 7- 10- 69/ 96 | 10.4% | 17.7% | 28.1% |
地方 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
外国 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
何ともハッキリとしたデータね。
1着は関西馬、関東馬は頑張っても2着まで。
ゴールドアクターとメートルダールは事前予想の段階で厳しい評価だったから気にしなくていいけど、ウインブライトとミッキースワローは要注意。
永久的に関西馬が勝ち続けるって訳ではないけど、データの傾向から見るとこの2頭が勝ち切るのは難しそうね。
最後に、過去10年における大阪杯の傾向を話しておくわ。
ずばり、
“阪神or内回り・小回り適性”
過去10年の連対馬20頭中17頭が1年前後で行われた阪神重賞、または内回り・小回りの重賞で馬券になっていた実績があったの。
残り3頭中の2頭も、重賞ではないけど3着以内に入っていたわ。
大阪杯は阪神での好走経験か、小回り・内回りの適性を求められる傾向があるのよ。
ここで気になったのが、スワーヴリチャード。
1年前後で阪神重賞を走っていないし、2走前の有馬記念(内回り)も4着。
傾向的に、少し不安なのよね。
今回はスワーヴリチャードにとって、色々と試されるレースとなりそうよ。
それじゃ、以上のことも踏まえて大阪杯の印を発表するわ!
◎⇒○▲☆の馬単3点推奨よ!
◎アルアイン
〇シュヴァルグラン
▲サトノダイヤモンド
☆ウインブライト
2018年 大阪杯 注目馬①
アルアイン(牡4)
【前走:京都記念(G2)3番人気2着】
前走はクリンチャーを捉えられなかったけど、ダービー馬レイデオロにはクビ差で先着。
皐月賞馬の意地を見せたわね。
有力馬の中でも、不安な要素が1番少ないアルアイン。
前走レースが京都記念だった馬は(1-2-2-8)複勝率38.5%と、出走数のわりに好成績。
年齢も相性の良い4歳と、データからはマイナス材料がないの。
さらに阪神は2戦2勝とコース適性も抜群で、距離2000mも皐月賞を勝っているから問題なし!
鞍上が引き続き川田騎手なのも良いわね。
今年に入ってから川田騎手の重賞成績は、(4-3-3-7)複勝率58.8%と好調なのよ!
もうひとつ、大阪杯はディープインパクト産駒の成績が(3-2-1-8)連対率35.7%と優秀なのもプラス材料。
去年は2着だったけど、その前までは3連勝していたほどよ。
好材料の揃ったアルアイン、皐月賞以来のG1制覇に期待が高まるわね!
大阪杯攻略は適性がカギを握る!
拮抗する2着争いを制するのは
実力・実績・適性が揃ったコノ3頭!
2018年 大阪杯 注目馬②
シュヴァルグラン(牡6)
【前走:有馬記念(G1)3番人気3着】
前走の有馬記念は不利な状況にあったのが大きかったわね。
それでも着差0.2秒、2着クイーンズリングとはハナ差と健闘したわ。
毎年、本レースは前走有馬記念組が活躍するんだけど、今年はシュヴァルグランだけ。
改めて前走有馬記念組を振り返ると、(3-1-3-9)複勝率43.8%とトップ成績。
さらに、馬券圏内だった馬に限ると(2-1-0-0)で複勝率100%なの!
この鉄板データは見逃せないわ。
さらに阪神は9戦3勝(3-2-1-3)複勝率66.7%と、相性の良いコース。
6歳の力を見せつけてくれるわ!
2018年 大阪杯 注目馬③
サトノダイヤモンド(牡5)
【前走:金鯱賞(G2)2番人気3着】
凱旋門賞15着のダメージが抜けないながらも、前走は3着。
この馬にとっては、少し物足りない感じがしたわね。
けど、一度使ったことによってレース勘を取り戻したはずよ。
最終追い切りも併せ馬できっちり先着し、良化をアピール。
上積みも見込め、状態が上がっているのは間違いないわ。
なんと言っても、国内では馬券を外したことがないほど安定した走りができる同馬。
阪神は去年の阪神大賞典(G2)を制しているし、トータル成績は3戦3勝!
阪神適性が高いのは大きなポイントじゃないかしら。
また、アルアインと同じくサトノダイヤモンドもディープ産駒なのも良いわね。
前走よりも迫力のある走りをしてくれるはずよ!
2018年 大阪杯 注目穴馬
ウインブライト(牡4)
【前走:中山記念(G2)2番人気1着】
前走で重賞3勝目を挙げ、勢いのあるウインブライト。
阪神は未出走ながら、内回り・小回り重賞の成績は(3-1-0-1)複勝率80%と優秀な数字をマークしているの。
阪神内回りへの対応も問題ないわ!
あと、ステイゴールド産駒も(2-0-1-5) 連対率25.0% と好成績。
以前は中団後ろで控える競馬をしていたけど、最近は前目に出る競馬もできるのが魅力ね。
ここを目標にしっかり調整されているのも好印象だわ。
恐らく人気は6・7番手と落ち着きそうだから、アルアインを入れてもまずまずの配当になるわね!
関東馬ということで勝ち切るのは難しいけど、2着激走は十分アリよ!