2020年 スプリンターズステークス 最終予想
スプリンターズステークスの最終予想をするわよ！
今年の春に安田記念を制したグランアレグリアをはじめとして、この秋最初のG1にふさわしいメンバーが揃った今回。
このスプリンターズステークスは本命サイドが強いレースとして有名だし、カンタンに予想できると思っている人も多いかもしれないわね。
でも、上位陣が強いわりに配当が高くなりがちなのがこのレースの面白いところ。
有力どころを手堅く買ってお小遣いを稼ぐのもいいけど、できることなら紐荒れを演出してくれそうな穴馬を探し出して、3連単を大きく当てたいわよね。
そんな夢にも期待できるウチの予想印、ページの最後で紹介しているからぜひチェックしてちょうだい。
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さっそく、確定した枠順を見てもらうわね。
2020年 スプリンターズステークス 枠順
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ダイメイプリンセス | 牝7 | 55.0 | 秋山真一 | 森田直行 | 栗東 |
| 2 | モズスーパーフレア | 牝5 | 55.0 | 松若風馬 | 音無秀孝 | 栗東 | |
| 2 | 3 | ダノンスマッシュ | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 安田隆行 | 栗東 |
| 4 | キングハート | 牡7 | 57.0 | 北村宏司 | 星野忍 | 美浦 | |
| 3 | 5 | メイショウグロッケ | 牝6 | 55.0 | 浜中俊 | 荒川義之 | 栗東 |
| 6 | ライトオンキュー | 牡5 | 57.0 | 古川吉洋 | 昆貢 | 栗東 | |
| 4 | 7 | ミスターメロディ | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 | 藤原英昭 | 栗東 |
| 8 | ダイメイフジ | 牡6 | 57.0 | 菱田裕二 | 森田直行 | 栗東 | |
| 5 | 9 | ダイアトニック | 牡5 | 57.0 | 横山典弘 | 安田隆行 | 栗東 |
| 10 | グランアレグリア | 牝4 | 55.0 | ルメール | 藤沢和雄 | 美浦 | |
| 6 | 11 | ラブカンプー | 牝5 | 55.0 | 斎藤新 | 森田直行 | 栗東 |
| 12 | ビアンフェ | 牡3 | 55.0 | 藤岡佑介 | 中竹和也 | 栗東 | |
| 7 | 13 | レッドアンシェル | 牡6 | 57.0 | Ｍ．デム | 庄野靖志 | 栗東 |
| 14 | エイティーンガール | 牝4 | 55.0 | 池添謙一 | 飯田祐史 | 栗東 | |
| 8 | 15 | クリノガウディー | 牡4 | 57.0 | 三浦皇成 | 藤沢則雄 | 栗東 |
| 16 | アウィルアウェイ | 牝4 | 55.0 | 松山弘平 | 高野友和 | 栗東 |
詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわよ。
■前走レース別成績
G1組とセントウルS組が好成績
キーンランドC組、かつ当日9番人気の馬が好走してきた
■前走着順別成績
前走掲示板内の馬が強い
前走6着以降かつ4歳以下の馬は切る
■レース当日人気別成績
勝ち馬のほとんどは3番人気以内
中穴中心の押さえ馬券を買っておく
■年齢別成績
4歳馬がかなりの好成績
6歳以上の馬は大穴を狙う
それじゃあ月曜から引き続き、過去10年中、中山開催だった全9レースのデータを使って予想を詰めていくわ。
枠順別成績から見てちょうだい！
2020年 スプリンターズステークス 枠順別成績
| 枠 | １着 | ２着 | ３着 | ４着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １ | 1 | 1 | 2 | 14 | 5.6% | 11.1% | 22.2% |
| ２ | 0 | 2 | 3 | 13 | 0.0% | 11.1% | 27.8% |
| ３ | 0 | 0 | 3 | 15 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
| ４ | 4 | 2 | 0 | 12 | 22.2% | 33.3% | 33.3% |
| ５ | 2 | 1 | 0 | 14 | 11.8% | 17.6% | 17.6% |
| ６ | 0 | 0 | 0 | 18 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| ７ | 1 | 2 | 1 | 13 | 5.9% | 17.6 | 23.5% |
| ８ | 1 | 1 | 0 | 16 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
勝ち馬の多くは真ん中から出ていて、馬券内の馬は多くが内枠から出ているようだわ。
今回勝率の高い5枠に入ったグランアレグリア、やっぱり高く評価せざるを得ないわね…。
内枠について詳しく見てみると、1～3枠はいずれも複勝回収率が100％オーバー。
ここに入った馬は、人気を問わず買って大丈夫、ってことね。
次は、馬体重別成績を見てちょうだい。
2020年 スプリンターズステークス 馬体重別成績
| 馬体重 | １着 | ２着 | ３着 | ４着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ～459kg | 0 | 1 | 2 | 17 | 0% | 5.0% | 15.0% |
| 460～479kg | 4 | 0 | 4 | 24 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
| 480～499kg | 3 | 5 | 2 | 31 | 7.3% | 19.5% | 24.4% |
| 500～519kg | 1 | 3 | 0 | 25 | 3.4% | 13.8% | 13.8% |
| 520kg～ | 1 | 0 | 1 | 18 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
500kgを超えると、やや成績が落ちる傾向にあるようね。
もっとも、去年はこの条件から人気馬が2頭馬券に入っているし、数字の上でもそこまで大きな差ではないし、本命を選ぶ際はあまり気にする必要はないわ。
ただ穴馬については、あまり大きすぎない馬を狙ったほうがよさそうね。
さあ、ここで今週の予想印を発表するわよ。
2020年 スプリンターズステークス 注目馬①
グランアレグリア（牝4）
【前走：安田記念（G1）3番人気1着】
どれだけ検証しても、やはり本命評価を与えることになってしまうグランアレグリア。
枠順も絶好、馬体重もよい範囲だし、実績を無視してデータだけ見ても本走トップの存在よ。
世間でも、1番人気は確実なくらいの評価を得ているけど…
過剰人気が嫌われたのか、あるいは本命サイドに指示がばらけたのか、当日はなんとか単勝2倍ちょっと付きそうな感じ。
費用対効果の面でも、おおむね問題なくなったと言えるわ。
最終追い切りでもよく動けていたし、安心して買えるわね！
2020年 スプリンターズステークス 注目馬②
ダノンスマッシュ（牡5）
【前走：セントウルステークス（G2）1番人気1着】
好走率の高いセントウルS組である、このダノンスマッシュも見逃せない存在。
馬体重に関して言えば、彼は本命のグランアレグリアよりも好走に期待できる範囲にいるのよね。
枠順については、これまで1頭も勝ち馬が出ていない所なのがやや気になるけど…
この枠には、過去9レースのうち単勝10倍未満の馬がわずか1頭しか入っていなかった、というデータがあるの。
今回のダノンスマッシュは、前例に当てはまらない存在だってわけね。
彼の最終追い切りは、栗東の坂路をほぼ馬なりで4ハロン52.3-12.6という時計。
この秋で明らかに成長しているし、G1勝利の悲願達成は近いわ！
2020年 スプリンターズステークス 注目馬③
ミスターメロディ（牡5）
【前走：セントウルステークス（G2）2番人気3着】
4番人気以降の馬はほとんど勝てていないのがこのレースだけど、その前例を覆す可能性が最も高いのはこのミスターメロディね。
これまで最も多くの勝ち馬を輩出している4枠に入った上に、その他のデータも悪くないものばかり。
前走ではダノンスマッシュに1馬身程度まで迫っているし、実力のほうも折り紙付きよ。
彼は調教も順調そうで、最終追い切りは栗東の芝コースを単走して5ハロン64.5-11.5という時計。
芝だからタイムの評価は難しいところだけど、使って良くなるタイプの彼にしっかり負荷をかけた内容は好印象だわ。
彼が勝てば配当はものすごいことになるし、現にその可能性は十分よ！
2020年 スプリンターズステークス 注目馬④
エイティーンガール（牝4）
【前走：キーンランドカップ（G3）5番人気1着】
実績には大きな開きがあるとはいえ、グランアレグリアと同じ4歳牝馬であるエイティーンガール。
このレースで4歳馬がかなり有利であることは伝えた通りだけど、実はほかにも、牡馬よりも牝馬の方が馬券に入りやすい、というデータもあるのよね。
彼女はほかのデータも悪くないものが揃っているし、十分激走に期待できる存在。
前走キーンランドカップ組で、さらに当日の人気もおそらく9番人気前後とあって、これまで激走してきた穴馬との共通点がかなり多いのよね。
最終追い切りでも反応よく動けていたし、狙い目よ！
どんな高配当が出てもおかしくないスプリンターズステークス
10万馬券が欲しければ、アノ6歳馬に注目してちょうだい！
2020年 スプリンターズステークス 注目穴馬
メイショウグロッケ（牝6）
【前走：セントウルステークス（G2）12番人気2着】
月曜日にも注目穴馬として紹介していたメイショウグロッケ。
今日の検証で、彼女くらいの体重の馬が好走しやすいとわかって、ますます買いやすくなったわね。
彼女について考える際のポイントとなるのは、前走での一変をどう評価するか？ということ。
フロックとみなしてしまうのが一番自然なんだけど…
しまいの脚は明らかにこれまで以上だったし、なにより彼女は1200mが初挑戦だった、という点を評価したいわ。
勝手のわかってきた本走でなら、前走をさらに上回る走りを見せてくれる可能性は十分。
馬券内どころか、勝利まで考えられるわよ！
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