いよいよ、今年もG1戦線が開幕するわね!
その初戦を飾るのは春の短距離王決定戦、高松宮記念よ。
と、その前に、アドレナリン会員のみんなはご存知かと思うけど、先週のファルコンS予想で大的中が出たわ!
注目穴馬で紹介したタイセイディバインが2着に入線、さらに推奨した3連単フォーメーション126点で払い戻し239,540円。
回収率1900%の特大万馬券よ!
レース後は会員さんからのお礼メールの対応に大忙しだったわ~!
やっぱり信じるべきはデータよね!!
そして、そんな大的中が出た直後の高松宮記念。
2019年には450万馬券が飛び出している大荒れ必至のレース、今回も各種データを用いて激走傾向にある伏兵を炙り出しておいたわ。
6桁配当が見込める注目穴馬としてページの後半で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、特別登録馬から確認していくわよ。
特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
カイザーメランジェ | 牡 | 57.0 | 中野栄治 | 美浦 |
クリノガウディー | 牡 | 57.0 | 藤沢則雄 | 栗東 |
グレナディアガーズ | 牡 | 57.0 | 中内田充 | 栗東 |
サリオス | 牡 | 57.0 | 堀宣行 | 美浦 |
サンライズオネスト | 牡 | 57.0 | 河内洋 | 栗東 |
ジャンダルム | 牡 | 57.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
ダイアトニック | 牡 | 57.0 | 安田隆行 | 栗東 |
ダイメイフジ | 牡 | 57.0 | 森田直行 | 栗東 |
トゥラヴェスーラ | 牡 | 57.0 | 高橋康之 | 栗東 |
ナランフレグ | 牡 | 57.0 | 宗像義忠 | 美浦 |
ファストフォース | 牡 | 57.0 | 西村真幸 | 栗東 |
ライトオンキュー | 牡 | 57.0 | 昆貢 | 栗東 |
ヴェントヴォーチェ | 牡 | 57.0 | 牧浦充徳 | 栗東 |
エイティーンガール | 牝 | 55.0 | 飯田祐史 | 栗東 |
シャインガーネット | 牝 | 55.0 | 栗田徹 | 美浦 |
メイケイエール | 牝 | 55.0 | 武英智 | 栗東 |
レイハリア | 牝 | 55.0 | 田島俊明 | 美浦 |
レシステンシア | 牝 | 55.0 | 松下武士 | 栗東 |
ロータスランド | 牝 | 55.0 | 辻野泰之 | 栗東 |
キルロード | セン | 57.0 | 田村康仁 | 美浦 |
それじゃあ今回も過去10年分のデータを基に、高松宮記念の予想を組み立てていくわね。
はじめに、レース当日の人気別成績から見ていくわよ。
レース当日人気別成績
当日人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 2 | 1 | 3 | 4 | 20.0% | 30.0% | 60.0% |
2番人気 | 3 | 4 | 0 | 3 | 30.0% | 70.0% | 70.0% |
3番人気 | 2 | 2 | 3 | 3 | 20.0% | 40.0% | 70.0% |
4番人気 | 1 | 0 | 1 | 8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
6~9人気 | 1 | 2 | 0 | 37 | 2.5% | 7.5% | 7.5% |
10番人気以下 | 0 | 1 | 3 | 85 | 0.0% | 1.1% | 4.5% |
まずは勝ち馬について見ていきたいんだけど…。
荒れるレースとは言え、1着馬の9割は5番人気以内から出ているわ。
そして5番人気以降から唯一最先着した、2020年のモズスーパーフレア(当時9番人気)はスプリンターS・連対経験のある実績馬。
下馬評において、5番人気以降の馬にモズスーパーフレアほど実績のある馬はいないから…。
今回は当日5番人気以内から勝ち馬を選びたいわ。
現時点では、
レシステンシア
グレナディアガーズ
メイケイエール
サリオス
ダイアトニック
が最先着候補、ということになるわよ。
また、馬券圏内で見てみると…。
3番人気までは複勝率が60%以上と、まずまずの信頼度。
上位人気3頭から少なくとも1頭は、馬券に含めたいわね。
ちなみに6番人気以降から馬券になったのべ7頭は、いずれも「前走に短距離重賞を使って掲示板内だった」、もしくは「短距離重賞で勝ち鞍がある」という共通点があるの。
現在6番人気以降の馬で、
クリノガウディー
ライトオンキュー
キルロード
ヴェントヴォーチェ
ダイメイフジ
の5頭はこれらの条件に該当しないから注意してちょうだい。
次は、前走クラス別成績を見てもらうわよ。
前走レース別成績
前走レース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シルクロードS | 4 | 2 | 2 | 22 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
阪急杯 | 3 | 3 | 3 | 37 | 6.5% | 13.0% | 19.6% |
オーシャンS | 1 | 2 | 4 | 58 | 1.5% | 4.6% | 10.8% |
香港スプリント | 1 | 0 | 1 | 0 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
京都牝馬S | 0 | 1 | 0 | 4 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
阪神C | 0 | 1 | 0 | 6 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
香港マイル | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
北九州短距離S | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
京阪杯 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
香港スプリントを使った馬が絶好調ね。
母数は少ないけど、複勝率100%は見逃せない数値よ。
今回このローテーションで来るのは、1番人気筆頭のレシステンシア1頭。
彼女は馬券から外せないわね。
また、シルクロードS組も悪くない成績。
単純な勝ち馬の数はもっとも多いし、回収率も単勝・複勝ともに130%オーバーと好調よ。
メイケイエールとシャインガーネットの、シルクロードS1・2着馬も有力な馬券候補ね。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
前走着順別成績
前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
前走1着 | 4 | 5 | 2 | 22 | 12.1% | 27.3% | 33.3% |
前走2着 | 2 | 2 | 2 | 18 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
前走3着 | 0 | 1 | 1 | 16 | 0.0% | 5.6% | 11.1% |
前走4着 | 2 | 0 | 1 | 10 | 15.4% | 15.4% | 23.1% |
前走5着 | 1 | 1 | 2 | 11 | 6.7% | 13.3% | 26.7% |
前走6~9着 | 1 | 0 | 1 | 33 | 2.9% | 2.9% | 5.7% |
前走10着~ | 0 | 1 | 1 | 39 | 0.0% | 2.4% | 4.9% |
前走で掲示板になったか否かで、複勝率に大きな開きが出ているわね。
馬券候補は前走5着以内であるか、を基準にして考えてよさそうよ。
逆に、前走6着以降から馬券になった子たちだけど…。
該当するのべ4頭のうち3頭は、中京1200mの重賞で勝ち鞍がある、という共通点があったの。
今回この条件に当てはまるのは、葵Sでの勝利があるレイハリアのみ。
前走京阪杯での大敗はひっかかるところではあるけど、データ上彼女は巻き返す可能性があるから侮れないわよ。
次は、年齢別成績を見てもらおうかしら。
年齢別成績
年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4歳 | 3 | 2 | 4 | 30 | 7.7% | 12.8% | 23.1% |
5歳 | 5 | 2 | 3 | 36 | 10.9% | 15.2% | 21.7% |
6歳 | 1 | 6 | 3 | 34 | 2.3% | 15.9% | 22.7% |
7歳 | 1 | 0 | 0 | 27 | 3.6% | 3.6% | 3.6% |
8歳 | 0 | 0 | 0 | 16 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6歳までならどこが馬券になってもおかしくない数値になっているわね。
ただ勝ち馬に関しては、4・5歳馬から出る可能性が高そう。
4・5歳馬を中心にして、6歳馬は買える材料の揃った子がいれば馬券に含めるようにしたいわね。
ちなみに過去10年において、唯一7歳で馬券になった2015年のエアロヴェロシティは、海外所属でかつ海外G1を勝利するほどの実績馬なの。
今回登録されている7歳以上の馬で彼と条件の似た馬はいないから、高齢馬については扱いに注意するようにしてちょうだい。
そんなところで、現段階における注目馬と穴馬候補を紹介するわよ!
注目馬①
レシステンシア(牝5)
【前走:香港スプリント(G1)2番人気2着】
初の海外レースとなった前走の香港スプリントで、堂々の2着入線を果たしたレシステンシア。
G1では勝ち切れない印象もあるけど、ダノンスマッシュが引退し、ピクシーナイトが不在の今回は、地力・実績ともに頭ひとつ抜けた存在として1番人気の筆頭に挙げられているわね。
昨年のこの舞台での連対、さらにセントウルS最先着と1200mレース・中京コースの適性は申し分なし。
香港スプリントからのローテーションも絶好とわかったし、今年こそは下馬評に違わぬ好走を見せてくれるはずよ。
あとはなんとか単勝2倍程度ついてくれれば、コスパも最低限は見込めるようになるわね。
注目馬②
メイケイエール(牝4)
【前走:シルクロードステークス(G3)2番人気1着】
1200mの重賞に限れば、勝利数でレシステンシアを上回るメイケイエール。
一線級のポテンシャルがありながら、その気性難から思うような競馬のできないレースが続いていたんだけど…。
馬具の恩恵もあって、前走のシルクロードSでは久々の快勝。
池添謙一Jとコンビを組んでからは折り合い面も安定してきたし、データ面でも検証したすべての項目で好走傾向にあった今回は、かなり条件のいい中でレースができるんじゃないかしら。
もちろん枠や調教も加味しての判断になるけど、現時点では配当の妙味も含め、軸として十分活躍してくれると考えているわ!
今年も穴馬の激走に期待できる、高松宮記念。
6桁配当決着なら、立役者はアノ伏兵しかいないわ!
注目穴馬
レイハリア(牝4)
【前走:京阪杯(G3)2番人気14着】
前走の京阪杯では2番人気に推されながら、案外の大敗を喫したレイハリア。
負け方がよくなかっただけに、この大舞台での挽回は難しいように感じてしまうんだけど…。
伝えたように、彼女は巻き返すための条件とも言える、「中京1200mの重賞で勝ち鞍がある」に該当しているわ。
検証では4歳馬であることも有利とわかったし、データ上は好走に期待大よ。
そもそも前走まではキーンランドCでの最先着を含め4連勝していたわけだし、そこから馬体が減っていたことも加味すれば京阪杯は力負けでの最下位とは言えないはず。
休養して状態の戻った今回は、馬券圏内は十分にある、と見ているわ!