2018年 安田記念 最終予想
今週の日曜日に行われる安田記念(G1)の最終予想を始めるわ!
果たして、どの馬が春のマイル王者に君臨するのか…今から楽しみね!
ただ残念なのが、藤沢厩舎の3頭が出走回避したこと。
フルゲート割れってのが寂しいわね…。
…ま、決まったものは致し方なし。
予想しやすくなったということにして、前向きに行くわよ。
じゃ、本題に戻るとして。
月曜の事前予想でも触れたように、安田記念は荒れるレース!
さらに、今の東京は高速馬場で前が残りやすくなっているわ。
先週のダービーで、エポカドーロとコズミックフォースが見せた展開も十分あり得るってこと。
しかも、有力馬の大半が後方組。
…波乱が起きそうな気配がプンプンするわね!
今回は、人気馬を切って配当にも期待できる馬単6点に絞って予想したわ。
どの馬を切ったのかにも要注目よ!
それじゃ、最終予想に入る前に確定した枠順を見てちょうだい。
2018年 安田記念 枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | スワーヴリチャード | 牡4 | 58.0 | M.デム | 庄野靖志 | 栗東 |
2 | サトノアレス | 牡4 | 58.0 | 蛯名正義 | 藤沢和雄 | 美浦 | |
2 | 3 | ダッシングブレイズ | 牡6 | 58.0 | 北村宏司 | 吉村圭司 | 栗東 |
4 | アエロリット | 牝4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 菊沢隆徳 | 美浦 | |
3 | 5 | ペルシアンナイト | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 | 池江泰寿 | 栗東 |
6 | レーヌミノル | 牝4 | 56.0 | 和田竜二 | 本田優 | 栗東 | |
4 | 7 | ウエスタンエクスプレス | セン6 | 58.0 | クリッパ | サイズ | 外国 |
8 | キャンベルジュニア | 牡6 | 58.0 | 石橋脩 | 堀宣行 | 美浦 | |
5 | 9 | レッドファルクス | 牡7 | 58.0 | 田辺裕信 | 尾関知人 | 美浦 |
10 | モズアスコット | 牡4 | 58.0 | ルメール | 矢作芳人 | 栗東 | |
6 | 11 | リアルスティール | 牡6 | 58.0 | 岩田康誠 | 矢作芳人 | 栗東 |
12 | ヒーズインラブ | 牡5 | 58.0 | 藤岡康太 | 藤岡健一 | 栗東 | |
7 | 13 | ブラックムーン | 牡6 | 58.0 | 秋山真一 | 西浦勝一 | 栗東 |
14 | リスグラシュー | 牝4 | 56.0 | 武豊 | 矢作芳人 | 栗東 | |
8 | 15 | サングレーザー | 牡4 | 58.0 | 福永祐一 | 浅見秀一 | 栗東 |
16 | ウインガニオン | 牡6 | 58.0 | 津村明秀 | 西園正都 | 栗東 |
そして、月曜日に出した事前データがコチラ。
■前走クラス別成績
前走重賞組が中心
(特に前哨戦からの臨戦に注目)
前走OP特別組は苦戦
■前走着順別成績
前走で馬券に絡んだ馬が中心
着外からの巻き返しも多いが二桁決着は厳しい
(目安は着差0.9秒以内)
■所属別成績
海外馬は不振
■牡牝別成績
3頭の中で気になるのは、リスグラシューとアエロリット
■上がり3ハロン別成績
3位以内が中心
(前走の上がり3ハロンも要確認)
それじゃ、過去10年分のデータを2つ追加して安田記念の最終予想に入るわよ!
まずは、当日の人気別成績から。
2018年 安田記念 枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0- 2- 1-16/19 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
2枠 | 2- 1- 3-13/19 | 10.5% | 15.8% | 31.6% |
3枠 | 2- 1- 1-15/19 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
4枠 | 0- 0- 1-18/19 | 0.0% | 0.0% | 5.3% |
5枠 | 3- 1- 0-16/20 | 15.0% | 20.0% | 20.0% |
6枠 | 0- 2- 2-16/20 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 2- 1- 1-23/27 | 7.4% | 11.1% | 14.8% |
8枠 | 1- 2- 1-25/29 | 3.4% | 10.3% | 13.8% |
1番人気の複勝率は50%…ちょっと頼りない数字ね。
買い目に入れるなら、本命より相手にしておく方が無難よ。
どうせなら6番人気以降を積極的に狙っていきたいところね!
馬券に絡んだ頭数は半数以上の15頭。
勝ち馬に限ってみると、6~9番人気で1番人気と同じ4勝を挙げているわ。
荒れる安田記念、大きく狙っていくわよ!
最後に、人気薄で気になるデータが見つかった脚質別成績を見てもらうわ。
2018年 安田記念 脚質別成績
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
平地・逃げ | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.00% | 20.00% | 20.00% |
平地・先行 | 3- 2- 2- 28/ 35 | 8.60% | 14.30% | 20.00% |
平地・中団 | 5- 5- 2- 66/ 78 | 6.40% | 12.80% | 15.40% |
平地・後方 | 1- 2- 6- 40/ 49 | 2.00% | 6.10% | 18.40% |
平地・マクリ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
馬券に絡んだ頭数では差し馬がトップの12頭。
けど、率で見ると大差ナシと言った感じね。
その中でも目を引くのが逃げ馬の成績。
ともにロゴタイプの成績(2016・2017年)で、8番人気で穴を開けたのよね。
特に今の東京は前が残りやすいし、有力馬は後方勢が多いから妙味を狙うなら前に行く馬が良いわ。
今回は前に行きたい馬が少ないことも手伝って、ペースも落ち着きそう。
恐らくハナを切るのはアノ馬、マイペースに走られたらチョット怖いわよ…!
それじゃ、これまでのデータを踏まえて安田記念の印を発表するわ!
今回は◎○→▲△☆の馬単6点勝負!
◎ペルシアンナイト
○サトノアレス
▲レッドファルクス
△アエロリット
☆ウインガニオン
2018年 安田記念 注目馬①
ペルシアンナイト(牡4)
【前走:大阪杯(G1)6番人気2着】
昨年のマイルチャンピオンシップ覇者のペルシアンナイト。
前走の大阪杯ではスワーヴリチャードに着差0.1秒、惜しかったわ…!
けど、今回は得意のマイル戦ってことでリベンジの大チャンスがやってきたわね!
アチラは初マイルだけど、ペルシアンナイトの1600m成績は(3-0-1-1)と堅実な結果。
馬券に繋がらなかった1回も、しっかり掲示板を確保しているの!
東京マイルは富士ステークスで経験済み。
5着だったけど、不良馬場で持ち味が活かせなかったと考えれば大きなマイナスではないわ!
追い切りも、3週みっちり負荷をかけられているのが好印象。
しっかり乗り込まれているんじゃないかしら。
鞍上は乗り替わりになってしまうけど、川田騎手は2017年サトノアラジン、2015年モーリスで2勝しているからマイナスではないわね。
むしろ勝率40%と、頼もしい存在よ!
上位人気馬の中でもマイナス要素がないペルシアンナイト、秋春マイル統一王者誕生に待ったナシ!
あの有力馬は3着と睨んで切り!
妙味馬券に期待できるこの4頭をしっかり押さえて高配当をゲットしてちょうだい!
2018年 安田記念 注目馬②
サトノアレス(牡4)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2)2番人気3着】
前走は、休み明けながら1着とタイム差なしの3着に健闘。
上がり2位をマークし、直線で見せた伸びは良いものだったわ!
前回は初の1400mだったけど、1600mの成績は(2-2-0-1)連対率・複勝率80%と申し分なし。
得意距離への距離延長は歓迎材料ね。
東京でも5戦中4回が馬券になっていて、抜群のコース適性も魅力!
上がり3ハロンもキャリア13戦中12戦で3位以内をマークしていて、3・2走前では33秒台を出しているのも高ポイントね。
最終追い切りからも僚馬を5・6馬身追走しての1馬身先着と、ひと叩きされた効果がうかがえるわ。
得意舞台と自慢の末脚で、久々のG1制覇に期待が高まるわね!
2018年 安田記念 注目馬③
レッドファルクス(牡7)
【前走:高松宮記念(G1)1番人気8着】
前走は1番人気に推されるも8着。
惨敗…って思うかもしれないけど、ちょっと待って欲しいわ。
厳しい位置取りと、直線で無くなった進路。
それでも上がり最速の33.7秒で、後方から着差0.4秒までに追い上げた脚はさすがの一言。
この敗戦で見切るのは、早計じゃないかしら。
まあ、そのおかげで人気しないから美味しくて良いけどね!
あと、昨年の安田記念3着という実績も忘れちゃいけないわ。
ロゴタイプやショウナンマイティ、ストロングリターンなど安田記念はリピーターの多いレース。
今年も注意しておくべき1頭よ!
鞍上の田辺騎手も心強い存在。
彼は2015年から3年連続で馬券に絡んでいるの!
リピーター・レッドファルクスが今年も波乱を起こしてくれるはず!
2018年 安田記念 注目馬④
アエロリット(牝4)
【前走:ヴィクトリアマイル(G1)3番人気4着】
前走は不得意な馬場で、しかも落鉄があった中での4着。
最後は上位3頭に交わされてしまったけど、着差0.1秒と健闘したわ!
昨年のNHKマイルカップ覇者で、1600mは6戦して全て掲示板確保と得意舞台。
良馬場に限れば4連対よ!
今週は天気も良さそうだから、良馬場で走れそうね。
脚質別成績で触れたように、前残りに気を付けたい馬の1頭でもあるの。
この馬の先行力は魅力よね!
枠も2枠と良いところを引いたわね。
恐らくハナはウインガニオン、その後ろ2番手で進む感じかしら。
スタート良く先行できれば、前残りの可能性も十分あるわ。
鞍上の戸崎騎手がダービーで見せた、エポカドーロの再現も有り得るということよ!
人気も落ち着きそうだから、今回も思い切った騎乗に期待ね!
2018年 安田記念 注目穴馬
ウインガニオン(牡6)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2)11番人気7着】
前走は7着と敗れたものの、着差は0.3秒。
休み明けかつ上位が後方勢だったことを考えれば、先行した中ではよく粘った方だと思うわ。
さらに、暖かくなると調子を上げ始めるので有名な同馬。
実際6~9月の成績は(7-1-0-1)となっていて、連対率・複勝率は驚異の88.9%!
6月に限れば3戦全勝と、まさに調子が上がり始める時季なの。
もうひとつ注目なのが、この馬が先行タイプという点よ。
前に行きたい馬が少ないから、積極的にハナを奪いに行くはず。
マイペースで運んだ場合、しぶとく粘って前残り…なんてパターンも十分有り得るわ。
展開次第にはなるけど、東京の馬場を考えると押さえておきたい1頭。
人気も低そうだから、配当も美味しくなるわね!