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アメリカジョッキークラブカップ2022のデータ予想を大公開!アドレナリン競馬

今週は中山伝統のG2競走、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)を予想するわよ!

春のビッグレースに向けて、有力馬の他にも小粒ながら実力は確かな中距離ホースたちが参戦してくるこのレース。

その分下位人気馬による番狂わせもたびたび見られ、6桁配当で決着することも少なくないのよね。

今回もデータを駆使して、そんな波乱を演じ得る穴馬候補を探し出しておいたわ。

注目穴馬としてページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!

さっそく、特別登録馬から見ていくわよ。

目次

競走成績

馬名 性別 負担
重量
調教師 所属
キャッスルトップ 57.0
アサマノイタズラ 56.0 手塚貴久 美浦
アンティシペイト 56.0 国枝栄 美浦
エヒト 56.0 森秀行 栗東
オーソクレース 55.0 久保田貴 美浦
キングオブコージ 56.0 安田翔伍 栗東
クレッシェンドラヴ 56.0 林徹 美浦
スマイル 56.0 堀宣行 美浦
ボッケリーニ 56.0 池江泰寿 栗東
ポタジェ 56.0 友道康夫 栗東
マイネルファンロン 56.0 手塚貴久 美浦
ラストドラフト 56.0 戸田博文 美浦
ソッサスブレイ セン 56.0 粕谷昌央 美浦
ダンビュライト セン 56.0 音無秀孝 栗東

それじゃあ今週も過去10年分のデータを基に、AJCCの予想を組み立てていくわね。

まずは、前走クラス別成績から検証していくわよ!

前走クラス別成績

前走 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
G1 5 4 1 24 14.7% 26.5% 29.4%
G2 3 0 3 22 10.7% 10.7% 21.4%
G3 0 4 4 28 0.0% 11.1% 22.2%
OP特別 0 2 1 24 0.0% 7.4% 11.1%
3勝クラス 1 0 1 11 7.7% 7.7% 15.4%

※今回登録されている馬の前走クラスだけを取り上げているから、合計が10にならない列があるわよ。

基本的には、レースの格が上がるにつれて好走率も上がる、というデータね。

となればもっとも警戒すべきは、前走G1組
過去10年のうち5年でここから勝ち馬が出ているし、単勝回収率は180%オーバーとコスパもいいのよね。

さらにレース別で見ると前走に有馬記念を使った馬の活躍が目立っているから、前走G1組の中でもとくにアサマノイタズラは要注目よ。

また、本走が昇級戦となる前走3勝クラス組も直近で人気薄2頭が馬券になった前例があるわ。

この馬券を賑わせた2頭、どちらも前走の勝ち馬だった、というデータもあるし、今回該当するエヒトスマイルなんかも下馬評が低いとはいえ侮れないわよ。

次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。

前走着順別成績

前走着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
前走1着 1 3 1 12 5.9% 23.5% 29.4%
前走2着 2 2 3 12 10.5% 21.1% 36.8%
前走3着 1 0 2 7 10.0% 10.0% 30.0%
前走4着 2 0 0 9 18.2% 18.2% 18.2%
前走5着 0 0 1 9 0.0% 0.0% 10.0%
前走6~9着 2 3 1 28 5.9% 14.7% 17.6%
前走10着~ 2 2 2 33 5.1% 10.3% 15.4%

前走の順位にかかわらず、馬券に絡む傾向があるわ。

前走の結果がダイレクトに反映されるレースではない、という見方もできるから、前走で大敗したような子たちも軽視せず、他の検証で好データに該当している馬を選んでいきましょう。

ちなみに今年は、前走にダート戦を使った馬が2頭いるんだけど…。
前走の結果に関わらず、直近10年でダート戦から来た馬は一度も馬券になっていないのよね。

ダンビュライトキャッスルトップの扱いには気をつけてちょうだい。

次は、レース当日の人気別成績を見てもらうわよ。

レース当日の人気別成績

当日人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 3 0 4 30.0% 60.0% 60.0%
2番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0%
3番人気 1 2 1 6 10.0% 30.0% 40.0%
4番人気 1 0 2 7 10.0% 10.0% 30.0%
5番人気 0 2 1 7 0.0% 20.0% 30.0%
6~9人気 2 1 4 33 5.0% 7.5% 17.5%
10番人気以下 0 1 0 49 0.0% 2.0% 2.0%

勝率こそそこまで高くないものの、1・2番人気はまずまず好走に期待できそうね。

とくに複勝率はどちらも60%と高いから、馬券に含める分にはまったく問題なさそうだわ。

今年上位人気を争っているのは、前走G1組のオーソクレースポタジェアサマノイタズラの3頭。
調教の良し悪しなどでも人気に差がつかないようであれば、よりデータの好調な子を選ぶようにしましょう。

さて、このデータで見逃せないのが6~9番人気だった馬の好成績ね。

複勝率では上位人気に劣るものの、馬券に絡んだ数は7頭と見過ごせない馬なの。
穴馬はこのあたりの中堅クラスから狙いたいわね。

そうそう、10番人気以降で唯一馬券になった2014年のサクラアルディートについても調べてみたんだけど…。
正直データで拾える馬ではなくて、ベリーJが上手くさばいて連対させたような感じ。

それにこの条件の馬が馬券に絡む確率も2%と重視すべきものではないから、馬券は当日1桁人気の馬から組むべき、と言えるわ。

最後は、所属別成績を見てもらうわよ。

所属別成績

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
関東 5 7 7 70 5.6% 13.5% 21.3%
関西 5 3 3 40 9.8% 15.7% 21.6%

一見、関東所属馬の方が馬券に絡んでいる印象が強いけど…。
好走率で見ると、関西所属馬の方が優勢よ。

とくに勝率は関西馬の方が倍近い数値になっているし、単勝回収率も100%を超えているの

フォーメーションで馬券を組むならば、関西馬に重心をおいて考えるのがいいかもしれないわ。

そんなところで、現段階における注目馬と穴馬候補を紹介していくわよ!

注目馬➀

アサマノイタズラ(牡4)
【前走:有馬記念(G1)10番人気16着】

前走の有馬記念では最下位に沈んだ、アサマノイタズラ

初の古馬混合戦だったとはいえ、同じ中山が舞台のセントライト記念では強さを見せていただけに、ちょっと心配にさえなる負け方だったわね。

ただ、そんな大敗からの仕切り直しとなるこのAJCCでは、データ上は大いに激走が期待できそうよ。

本走は前走の結果が影響しにくい、というのは伝えた通りだし、有馬記念からのローテーションは絶好調
自身2勝の実績がある得意の中山が舞台とあって、巻き返しての勝利も十分にあり得るんじゃないかしら。

上位陣の中ではもっとも配当妙味の期待できる1頭だし、コスパのいい勝ち馬候補として注目よ!

注目馬②

ラストドラフト(牡6)
【前走:中日新聞杯(G3)5番人気9着】

AJCCでは2年連続で3着入線を果たしている、ラストドラフト

この舞台との相性がいいのはまちがいないから、あとは6歳になって迎える今回はどうか、ってところなんだけど…。
データ上は今年も好走が見込めそうよ。

前走の中日新聞杯では9着と大敗した彼だけど、このAJCCは巻き返しが期待できる舞台だし、ローテーションも連対した2020年と一緒
それこそ人気面は穴馬が出やすい中堅クラスになりそうだし、なかなか狙い目な1頭と言えるわ。

ただ、やはり昨年のAJCC以降の4戦で馬券から見放されているのは気になるところ。
高齢になってもこの舞台で馬券内に持ってこられるだけの状態にあるのか、データや調教の様子を考慮して金曜日に判断するわよ。

伏兵の台頭で、たびたび番狂わせが巻き起こるAJCC。
今年はアノ伏兵が、高配当決着を演出しそうよ!

注目穴馬

スマイル(牡6)
【前走:迎春ステークス(3勝クラス)4番人気1着】

現段階でもっとも好走に期待できる注目の穴馬候補が、スマイルよ!

前走の迎春Sでは、後続を2馬身ちぎっての快勝劇を見せてくれた彼。
このAJCCは、そんな今回が昇級戦となる上がり馬が馬券になり得る舞台だし、本走と同条件で勝利した勢いは番狂わせを期待させるに十分ね。

今回は彼自身初となる中1週でのレースだけど、この強行ともいえるローテーションも陣営に勝機があるからこそできるもの
むしろ前走の調子が持続している今のままの状態で走れれば、この舞台でも上位陣と勝ち負けできるはずよ。

重賞馬が揃う今回はそこまで人気することもないだろうし、配当面での活躍にも期待大ね!

エビコ

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