2018年 アルゼンチン共和国杯 事前予想
今週は、この秋久々のハンデ重賞、アルゼンチン共和国杯の予想をしていくわよ!
このレースは、ハンデ戦としてはかなり堅めに決着することの多いレース。
今年も本命サイドを中心に予想を組み立てるつもりだったんだけど…
どうにも切れない穴馬が1頭いたのよ。
押さえておけばかなりの配当になりそうだわ。
このページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい。
さっそく、今年の特別登録馬を確認してもらうわね。
2018年 アルゼンチン共和国杯 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アクションスター | 牡 | 51.0 | 和田勇介 | 美浦 |
アルバート | 牡 | 58.5 | 堀宣行 | 美浦 |
ウインテンダネス | 牡 | 56.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
エンジニア | 牡 | 54.0 | 牧光二 | 美浦 |
ガンコ | 牡 | 57.0 | 松元茂樹 | 栗東 |
ジナンボー | 牡 | 49.0 | 堀宣行 | 美浦 |
トウシンモンステラ | 牡 | 51.0 | 村山明 | 栗東 |
トレジャーマップ | 牡 | 49.0 | 石栗龍彦 | 美浦 |
ノーブルマーズ | 牡 | 56.0 | 宮本博 | 栗東 |
パフォーマプロミス | 牡 | 56.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
ヘリファルテ | 牡 | 53.0 | 堀宣行 | 美浦 |
ホウオウドリーム | 牡 | 54.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
ムイトオブリガード | 牡 | 55.0 | 角田晃一 | 栗東 |
ルックトゥワイス | 牡 | 54.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
ヴォージュ | 牡 | 55.0 | 西村真幸 | 栗東 |
マコトガラハッド | セン | 51.0 | 鮫島一歩 | 栗東 |
それじゃ、過去10年のデータを使って、アルゼンチン共和国杯の予想を組み立てていくわよ。
まずは前走クラス別成績から見てちょうだい!
2018年 アルゼンチン共和国杯 前走クラス別成績
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2勝 | 0- 0- 2- 1/ 3 | 0.0% | 0.0% | 66.7% |
3勝 | 3- 4- 1- 20/ 28 | 10.7% | 25.0% | 28.6% |
OPEN非L | 2- 0- 2- 38/ 42 | 4.8% | 4.8% | 9.5% |
G3 | 0- 0- 1- 12/ 13 | 0.0% | 0.0% | 7.7% |
G2 | 3- 5- 2- 61/ 71 | 4.2% | 11.3% | 14.1% |
G1 | 2- 1- 2- 8/ 13 | 15.4% | 23.1% | 38.5% |
地方 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
海外 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
複勝率を見ると、条件戦組かG1組か、という両極端な傾向が見られるわね。
負担重量とも密接にかかわるデータだから、金曜日にはその辺りもしっかりチェックしていくわよ。
いちおう、好走条件に当てはまる馬をリストアップしておくわね。
【前走G1】
ノーブルマーズ
パフォーマプロミス
【前走条件戦】
ジナンボー
トレジャーマップ
ヘリファルテ
マコトガラハッド
ムイトオブリガード
ルックトゥワイス
ちなみに、出走数のわりに成績が振るわない前走OP組について。
ここから馬券に絡んだ4頭について調べてみたところ、全員前走にアイルランドトロフィーを使っていたことがわかったわ。
丹頂Sから挑む2頭、トウシンモンステラとヴォージュはちょっと買いにくい、って感じね。
次は、レース当日人気別成績を見てもらおうかしら。
2018年 アルゼンチン共和国杯 レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 3- 1- 1- 5/ 10 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 3- 2- 0- 5/ 10 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 2- 1- 5- 2/ 10 | 20.0% | 30.0% | 80.0% |
4番人気 | 0- 5- 0- 5/ 10 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
5番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7番人気 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
9番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
10番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
11番人気 | 1- 0- 0- 9/ 10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年で馬券に絡んだ馬のうち、75%以上が4番人気以内から出ている、というデータよ。
とくに3番人気馬の複勝率が妙に高いから、迷った時は参考にしたいわ。
また、下位人気について掘り下げてみると、過去12番人気以降で馬券になった馬は一頭もいないことがわかったの。
各所の予想オッズを参考に、アクションスター、トウシンモンステラ、トレジャーマップ、マコトガラハッド当たりを切ることにするわね。
続いて、前走着順別成績を見てもらうわね。
2018年 アルゼンチン共和国杯 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 2- 3- 4- 18/ 27 | 7.4% | 18.5% | 33.3% |
前走2着 | 3- 0- 1- 8/ 12 | 25.0% | 25.0% | 33.3% |
前走3着 | 0- 3- 1- 6/ 10 | 0.0% | 30.0% | 40.0% |
前走4着 | 2- 1- 0- 9/ 12 | 16.7% | 25.0% | 25.0% |
前走5着 | 0- 1- 1- 15/ 17 | 0.0% | 5.9% | 11.8% |
前走6〜9着 | 2- 2- 2- 41/ 47 | 4.3% | 8.5% | 12.8% |
前走10着〜 | 1- 0- 1- 42/ 44 | 2.3% | 2.3% | 4.5% |
前走の結果に囚われすぎちゃだめ!というデータね。
今後迷ったら前走成績が良かった方を買う、くらいに考えておけばいいわ。
ただそんな中でも、前走2桁決着の馬は成績が一段落ちるのよね。
そこから3着以内に入った2頭について詳しく調べてみたところ、どちらも負担重量が57.5kgだったことがわかったの。
斤量の情報はまだ出ていないけど、前走大敗した出走メンバーの中に、そこまで見込まれる馬がいるようにも見えないわね。
新たにホウオウドリームを切ることにするわ。
最後に、年齢別成績よ。
2018年 アルゼンチン共和国杯 年齢別成績
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳・10-12 | 1- 0- 3- 1/ 5 | 20.0% | 20.0% | 80.0% |
4歳・10-12 | 7- 4- 4- 23/ 38 | 18.4% | 28.9% | 39.5% |
5歳・10-12 | 0- 4- 3- 42/ 49 | 0.0% | 8.2% | 14.3% |
6歳・10-12 | 2- 2- 0- 30/ 34 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
7歳以上 | 0- 0- 0- 44/ 44 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
まず、7歳以上の馬は過去まったく馬券になっていないことがわかるわね。
今年人気しそうなアルバート、大丈夫かしら…
若い方に目をやると、圧倒的に好走しているのが4歳以下の馬たち。
ここまでに切っていない4歳以下の馬というと、かなり限られてくるわ。
そんなところで、現段階における注目馬を紹介するわ。
2018年 アルゼンチン共和国杯 注目馬①
ムイトオブリガード(牡4)
【前走:六社ステークス(1600万下)2番人気1着】
前走で、マコトガラハッドやルックトゥワイスを下してオープン入りを果たしたムイトオブリガード。
3歳時はずっとダートで使われていたんだけど、今年満を持して芝に戻ってからというもの、かなり安定した成績を残しているわ。
このレースにおいて4歳馬の成績がいい、というのはすでに話したとおり。
ただ他の若駒はどれもデータに難があったり、別のレースに出走しそうだったりで買いにくいのよね。
つまり彼は実質ほぼ唯一の「買える4歳馬」。
その他のデータについても不安なところがないし、ぜひ馬券に含めておきたいわ。
あとは直近の3連勝が斤量にどう響くか?というところだけが気がかりだけど…
仮にも重賞初挑戦の彼、そこまでの重量にはならないはずよ!
2018年 アルゼンチン共和国杯 注目馬②
ノーブルマーズ(牡5)
【前走:宝塚記念(G1)12番人気3着】
前走宝塚記念組からは、より先着したノーブルマーズに注目よ。
実績の上では、日経新春杯を勝ったパフォーマプロミスも気になるんだけど…
負担重量に響いてしまいそうなのが良し悪しよね。
G2馬に先着した実績があり、さらに負担重量も軽くなりそうな彼。
すでになかなか人気しているようだけど、穴党の私としても注目せざるを得ないわ。
5歳という年齢も、データ上まあまあの馬券内率があって悪くないわよね。
軸を任せられるかは微妙なところだけど、基本的には買うこと前提で考えていくわよ!
過去には92万馬券も出たアルゼンチン共和国杯
今年馬券を賑わしてくれそうな伏兵馬はこの馬よ!
2018年 アルゼンチン共和国杯 注目穴馬
エンジニア(牡5)
【前走:新潟記念(G3)5番人気4着】
前走では、前からやや離され4着だったエンジニア。
近走の内容も、データ上も、正直そんなにパッとしたところのない馬なんだけど…
逆に切るほどの問題も見当たらない、って感じなのよね。
とくに今回は下位人気の馬をばっさり切ることになったから、そんな中で「生き残っている」彼は注目せざるを得ないわ。
思えば前走、さすがに勝利は厳しかったかも知れないけど、展開次第では3着もあり得た走りをしているの。
これで負担重量が軽めだったら、本走でこそ馬券に食い込んでくる可能性も十分あるわ。
オッズや斤量など、引き続き警戒していくわよ!