今週は年明け一戦目のG2競争としておなじみの、日経新春杯を予想するわよ!
昨年100万馬券に近い配当が飛び出したことも記憶に新しい、このレース。
今年も引き続き、そんな大荒れとなった中京が舞台とあって、より一層の高配当に期待ができるわね。
今回もデータを駆使して各馬を調べ上げたところ、とある不人気馬に番狂わせを狙える好材料が備わっていることがわかったわ。
この伏兵が勝つようなことになれば、7桁配当決着だって夢じゃないほどよ!
いつものように、注目穴馬としてページの最後で紹介するから、ぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、特別登録馬から見ていくわよ。
2022年日経新春杯 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
エフェクトオン | 牡 | 53.0 | 久保田貴 | 美浦 |
ショウナンバルディ | 牡 | 57.0 | 松下武士 | 栗東 |
ステラヴェローチェ | 牡 | 57.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
ダノンマジェスティ | 牡 | 55.0 | 音無秀孝 | 栗東 |
トップウイナー | 牡 | 55.0 | 鈴木孝志 | 栗東 |
トラストケンシン | 牡 | 53.0 | 高橋文雅 | 美浦 |
フライライクバード | 牡 | 55.0 | 友道康夫 | 栗東 |
プレシャスブルー | 牡 | 55.0 | 相沢郁 | 美浦 |
マイネルウィルトス | 牡 | 56.0 | 宮徹 | 栗東 |
マイネルフラップ | 牡 | 53.0 | 梅田智之 | 栗東 |
モズナガレボシ | 牡 | 55.0 | 荒川義之 | 栗東 |
ヤシャマル | 牡 | 54.0 | 尾形和幸 | 美浦 |
ヨーホーレイク | 牡 | 55.0 | 友道康夫 | 栗東 |
ロードマイウェイ | 牡 | 56.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
カセドラルベル | 牝 | 52.0 | 西村真幸 | 栗東 |
クラヴェル | 牝 | 54.0 | 安田翔伍 | 栗東 |
アフリカンゴールド | セン | 55.0 | 西園正都 | 栗東 |
それじゃあ今週も過去10年分のデータを基に、日経新春杯の予想を組み立てていくわね。
今年も去年から引き続き中京での開催だけど、レースの傾向を掴む上で、通常開催時に舞台である京都のデータも参考にしているわよ。
まずは、前走クラス別成績から見てちょうだい。
2022年日経新春杯 前走クラス別成績
前走 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 5 | 0 | 0 | 24 | 17.2% | 17.2% | 17.2% |
G2 | 1 | 1 | 4 | 22 | 3.6% | 7.1% | 21.4% |
G3 | 0 | 3 | 1 | 28 | 0.0% | 9.4% | 12.5% |
OP特別 | 0 | 1 | 2 | 21 | 0.0% | 4.2% | 12.5% |
※今回登録されている馬の前走クラスだけを取り上げているから、各列合計が10にならないわよ。
レースの格が上がるほど好走率も高まる、というデータね。
となれば、注目すべきは当然前走G1組。
過去10年では半分のレースでここから勝ち馬が出ているし、さらに回収率も高めとあって、軸馬を選ぶ際は見逃せないわ。
今年は昨年の有馬記念を沸かせたステラヴェローチェを筆頭に、のべ4頭がこの条件に該当するわよ。
逆に今回もっとも好走率の低い、前走にオープン特別戦を使った馬たちだけど…。
昨年はこの条件だった2頭が、2着3着に入る激走を見せているのよね。
他のデータがよければ、前走の格に限らず積極的に買っていきましょう。
次は、前走着順別成績を見てもらうわよ。
2022年日経新春杯 前走着順別成績
前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
前走1着 | 2 | 5 | 3 | 8 | 11.1% | 38.9% | 55.6% |
前走2着 | 1 | 1 | 3 | 11 | 6.3% | 12.5% | 31.3% |
前走3着 | 1 | 2 | 2 | 6 | 9.1% | 27.3% | 45.5% |
前走4着 | 1 | 1 | 1 | 4 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
前走5着 | 2 | 0 | 0 | 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
前走6~9着 | 3 | 1 | 0 | 36 | 7.5% | 10.0% | 10.0% |
前走10着~ | 0 | 0 | 1 | 47 | 0.0% | 0.0% | 2.1% |
前走の勝ち馬はやはり好調だけど、前走で掲示板になっていれば好走する傾向にある、と言えそうね。
今回、前走で掲示板を確保できた馬は6頭しかいないから、該当馬は高く評価したわ。
ちなみに昨年この日経新春杯を制したショウリュウイクゾは、その前走では8着。
巻き返しての勝利だったわけだけど…。
調べてみたら、彼は本走と同じ条件の中京2200mのレースで馬券になった実績があったのよね。
今回彼と同じく前走で掲示板を外していて、かつ本走と同条件のレースで馬券になったことのある馬はダノンマジェスティのみ。
警戒しておきたいわね。
次は、レース当日の人気別成績を見てもらうわよ。
2022年日経新春杯 レース当日人気別成績
当日人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4 | 3 | 0 | 3 | 40.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 3 | 1 | 0 | 6 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 0 | 1 | 5 | 4 | 0.0% | 10.0% | 60.0% |
5番人気 | 0 | 2 | 0 | 8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9人気 | 2 | 0 | 3 | 35 | 5.0% | 5.0% | 12.5% |
10番人気以下 | 1 | 2 | 1 | 52 | 1.8% | 5.4% | 7.1% |
荒れるレースとはいえ、1・2番人気が好調ね。
とくに1番人気は複勝率が70%にもなるから、データ上は馬券には含めておきたいところ。
今年の1番人気は、ほぼ間違いなくステラヴェローチェ。
他のデータがよければ、さらに信頼度は増すわね。
ちなみに10番人気以降から馬券になったのべ4頭について調べてみたら、うち3頭が関西所属の6歳馬だった、という傾向が見られたわ。
該当する6頭は、下馬評が低くても無視できない存在ね。
最後は、年齢別成績を見てもらおうかしら。
2022年日経新春杯 年齢別成績
年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4歳 | 7 | 3 | 0 | 20 | 23.3% | 33.3% | 33.3% |
5歳 | 2 | 4 | 5 | 25 | 5.6% | 16.7% | 30.6% |
6歳 | 1 | 3 | 5 | 29 | 2.6% | 10.5% | 23.7% |
7歳以上 | 0 | 0 | 0 | 35 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
若ければ若いほど走る、というわかりやすいデータね。
とくに本走において最年少となる4歳馬はズバ抜けた勝率になっているし、単勝回収率も100%オーバーと絶好調。
ステラヴェローチェとヨーホーレイクは、有力な勝ち馬候補ね。
逆に7歳以上の高齢馬にとっては、かなり厳しいデータよ。
該当馬はまとめて切っちゃってもいいほどだから、もし馬券に加えるとしたらそれなりの理由が必要、ってことは覚えておいてちょうだい。
そんなところで、現段階における注目馬の紹介に入るわよ!
2022年日経新春杯 注目馬①
ステラヴェローチェ(牡4)
【前走:有馬記念(G1)3番人気4着】
昨年の有馬記念では4着に食い込む走りを見せた、ステラヴェローチェ。
そんな前走の成績や世代トップクラスの実績から、本走では圧倒的な1番人気に支持されそうね。
彼はここまでの検証でもほぼパーフェクトに近い、と言っていいほど好データに該当していて、まさに隙の見えない存在。
本走と同条件だった去年の神戸新聞杯でも勝利した実績があるし、この日経新春杯でも勝ち馬候補の筆頭に推せるわ。
ただ問題はその人気で、現段階では単勝2倍を切ろうかといったところ。
軸馬として本当に信頼できるのか、金曜日まで他のデータや調教の様子を含めシビアに探っていきましょう。
2022年日経新春杯 注目馬②
ダノンマジェスティ(牡7)
【前走:アンドロメダステークス(OP特別L)3番人気6着】
気になる存在として紹介しておきたいのが、ダノンマジェスティよ。
彼はここ1年勝利から遠ざかっているだけでなく、重賞では掲示板内の経験もない存在。
さらにこの日経新春杯はダノンマジェスティと同じ7歳馬がまったく走れていないし、一見ここで結果を残すのは難しいように感じるんだけど…。
伝えた通り、彼は昨年この舞台を勝利したショウリュウイクゾと同じように、本走と同条件のレースで馬券になった実績があるわ。
しかもその中京では、これまでに3戦して2勝1連対と相性もいいのよね。
懸念材料も多いけど、前例を覆して巻き返し得るデータも揃っているから、この段階で切っちゃうのは不的中のもとになりかねない、って感じ。
金曜日に追加するデータ次第では馬券に含めるべき、なんてこともあり得るし、1週間要注目ね。
どれほど荒れてもおかしくない、日経新春杯。
今年は好材料の揃ったアノ伏兵が、例年以上の高配当をもたらしそうよ!
2022年日経新春杯 注目穴馬
マイネルウィルトス(牡6)
【前走:チャレンジカップ(G3)3番人気6着】
現時点でもっとも活躍が期待できる注目の穴馬候補が、マイネルウィルトスよ!
勝ち馬候補として挙げられるほどだった前走のチャレンジCでは、やや残念な結果だった彼。
その負けが影響してか、今のところ人気は中堅クラスに落ち着いているわね。
ただ伝えてきたように、この日経新春杯は彼と同じ「関西所属の6歳馬」がたびたび波乱を巻き起こしている舞台。
検証したデータでもいいものに該当していた彼は、十分穴馬としての材料を持ち合わせている、と言えるわ。
さらにマイネルウィルトスは、本走の舞台である中京では通算4戦してすべてで掲示板を確保しているなど、コースとの相性のよさも評価できるポイント。
中長距離の適性もアル共での走りを見れば十分であることがわかるし、この舞台で勝つようなことがあっても不思議はないわ。
もちろんデータ上懸念点がないわけでないから予想は慎重に進めていくけど、例年以上の高配当が狙える穴候補として覚えておいて損はなさそうよ!