2018年 ローズステークス 事前予想
今週は秋華賞に向けた大事なトライアル、ローズステークスの予想をしていくわよ！
春の牝馬クラシック上位組が軒並み出走を回避し、一見メンバーがちょっと物足りなく見える今年のレース。
その分、思わぬ伏兵馬に激走のチャンスがあるわ！
今回もデータを使って好走必至の穴馬を探しだしたから、33万馬券が出た去年のような払い戻しに期待できるわよ。
注目馬はページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい。
さっそく、今回の特別登録馬を確認してもらうわね。
2018年 ローズステークス 特別登録馬
| 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
|---|---|---|---|---|
| アドマイヤクィーン | 牝 | 54.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
| アンコールプリュ | 牝 | 54.0 | 友道康夫 | 栗東 |
| ウスベニノキミ | 牝 | 54.0 | 鈴木孝志 | 栗東 |
| ウラヌスチャーム | 牝 | 54.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
| オールフォーラヴ | 牝 | 54.0 | 中内田充 | 栗東 |
| カンタービレ | 牝 | 54.0 | 中竹和也 | 栗東 |
| ゴージャスランチ | 牝 | 54.0 | 鹿戸雄一 | 美浦 |
| サトノワルキューレ | 牝 | 54.0 | 中竹和也 | 栗東 |
| サラキア | 牝 | 54.0 | 池添学 | 栗東 |
| スカーレットカラー | 牝 | 54.0 | 高橋亮 | 栗東 |
| センテリュオ | 牝 | 54.0 | 高野友和 | 栗東 |
| ダンサール | 牝 | 54.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
| トーセンブレス | 牝 | 54.0 | 加藤征弘 | 美浦 |
| フィニフティ | 牝 | 54.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
| ラテュロス | 牝 | 54.0 | 高野友和 | 栗東 |
| レオコックブルー | 牝 | 54.0 | 牧田和弥 | 栗東 |
| レッドランディーニ | 牝 | 54.0 | 石坂正 | 栗東 |
| ロケット | 牝 | 54.0 | 石橋守 | 栗東 |
それじゃ、過去10年のデータを使って、ローズステークスの予想を進めていくわ。
レース間隔別成績から見てちょうだい！
2018年 ローズステークス レース間隔別成績
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 連闘 | 1- 0- 0- 14/ 15 | 6.7% | 6.7% | 6.7% |
| ２週 | 7- 7- 7- 56/ 77 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
| ３週 | 2- 5- 3- 52/ 62 | 3.2% | 11.3% | 16.1% |
| ４週 | 1- 0- 2- 20/ 23 | 4.3% | 4.3% | 13.0% |
| 5〜 9週 | 5- 7- 7- 65/ 84 | 6.0% | 14.3% | 22.6% |
| 10〜25週 | 8- 6- 6- 86/106 | 7.5% | 13.2% | 18.9% |
| 半年以上 | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
この夏をしっかり休んできた馬たちが馬券の中心のようね。
でもここで注目したいのは、7月下旬～8月上旬のレースを使ってきた5～9週間隔の馬たち。
複勝率がもっとも高い上に、単勝・複勝ともに回収率がいいのよ。
つまりこのレースでは、5～9週間隔の馬が穴をあけてきたってこと。
本走でいうと以下のような馬たちね。
アドマイヤクィーン
ウラヌスチャーム
サラキア
センテリュオ
ラテュロス
ロケット
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2018年 ローズステークス 前走着順別成績
| 前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 前走１着 | 12- 7- 5- 76/100 | 12.0% | 19.0% | 24.0% |
| 前走２着 | 3- 4- 5- 16/ 28 | 10.7% | 25.0% | 42.9% |
| 前走３着 | 4- 4- 1- 26/ 35 | 11.4% | 22.9% | 25.7% |
| 前走４着 | 2- 3- 2- 17/ 24 | 8.3% | 20.8% | 29.2% |
| 前走５着 | 0- 1- 3- 20/ 24 | 0.0% | 4.2% | 16.7% |
| 前走6〜9着 | 3- 4- 3- 73/ 83 | 3.6% | 8.4% | 12.0% |
| 前走10着〜 | 1- 2- 6- 64/ 73 | 1.4% | 4.1% | 12.3% |
おおむね、前走の着順が良ければ良いほど本走でも好走するようだわ。
ただその中でも、前走2着馬の複勝率が妙に高いわね…
今回該当するウスベニノキミとウラヌスチャーム、注視しておいてちょうだい。
また今回、前走6着以下で馬券に絡んだ馬について詳しく調べてみたんだけど…
該当する馬は全員、前走で東京または札幌のレースを使っていたことがわかったの。
つまり札幌以外での夏競馬や阪神のG1で負けた馬は、本走で巻き返した例がないってこと。
桜花賞組の2頭とロケットにとっては良くないデータだわ。
次は、当日人気別成績を見てもらうわね。
2018年 ローズステークス レース当日人気別成績
| 前走人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 前走１人気 | 2- 1- 7- 28/ 38 | 5.3% | 7.9% | 26.3% |
| 前走２人気 | 2- 3- 0- 14/ 19 | 10.5% | 26.3% | 26.3% |
| 前走３人気 | 1- 2- 1- 7/ 11 | 9.1% | 27.3% | 36.4% |
| 前走４人気 | 2- 0- 0- 9/ 11 | 18.2% | 18.2% | 18.2% |
| 前走５人気 | 0- 0- 1- 10/ 11 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
| 前走6〜9人 | 2- 3- 1- 41/ 47 | 4.3% | 10.6% | 12.8% |
| 前走10人〜 | 1- 1- 0- 17/ 19 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
1番人気の信頼度はさすがね。
また詳しく調べてみたところ、過去馬券になった30頭のうち28頭が当日の10番人気以内から出ていることがわかったわ。
とはいえ2～10番人気までの成績はおおむね横ばい。
この範囲からならどんな馬が飛び込んできてもおかしくない、というのが、このレースの難しさね。
ちなみに、11番人気以降で3着以内に入った2頭については「前走距離が2000mだった」という共通点があったわ。
大穴を狙うときは参考にしてちょうだい。
次は、脚質別成績よ。
2018年 ローズステークス 脚質別成績
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 平地・逃げ | 0- 2- 1- 7/ 10 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
| 平地・先行 | 3- 0- 2- 30/ 35 | 8.6% | 8.6% | 14.3% |
| 平地・中団 | 5- 5- 6- 53/ 69 | 7.2% | 14.5% | 23.2% |
| 平地・後方 | 2- 3- 1- 37/ 43 | 4.7% | 11.6% | 14.0% |
| 平地・ﾏｸﾘ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
馬券の7割以上が後方の馬から出ているのね。
つまり操縦性の高さやゲートの巧さよりも、切れる脚を重視して馬を選ぶべきだってこと。
ただし、逃げ馬が過去3度馬券になっているのは見逃せないところだわ。
差し馬を中心に馬券を組み立てるにしても、ダンサールのような馬が楽に逃げる展開は警戒しておきたいわね。
そんなところで、現段階における注目馬を紹介するわよ。
2018年 ローズステークス 注目馬①
サトノワルキューレ（牝3）
【前走：優駿牝馬（G1）3番人気6着】
2走前のフローラステークス（G2）ではみごと勝利、前走でもレベルの高いメンバーの中で6着に入ったサトノワルキューレ。
そのオークスで先着された馬が本走には1頭も出てこないわけだから、ここでの実績は最上位と言っていいわね。
M.デムーロ騎手の続投も決まって、抜けた1番人気になりそうな彼女。
ここまで調べたデータにひととおり合致しているから、穴党の私としても切るに切れないわ。
一つ心配事があるとすれば、角居厩舎のトラブルによって転厩したことがどう響くか？というところ。
中竹厩舎に不安があるわけではないけれど、馬に余計なストレスがかかっていないか心配だわ。
その辺りは、金曜日までかけてじっくり吟味していきましょう！
2018年 ローズステークス 注目馬②
センテリュオ（牝3）
【前走：都井岬特別（500万下）2番人気1着】
本走で数少ない「前走勝ち馬」の中からは、このセンテリュオを紹介するわ。
その都井岬特別では、ほとんど勝ちを確信していたであろうノーブルカリナンをぶっちぎった末脚が印象的だったわね。
馬込みの中でひるまなかった勝負根性も評価したいわ。
彼女はただ前走を勝っただけでなく、ここまで4戦のキャリアで一度も連対を外していない安定感が魅力。
今の所あまり注目されていないようだけど、かなり安心して買える1頭よ。
あとはなるべく人気が出ないことを願うばかりね！
昨年は33万馬券が出たローズステークス
前走でいい脚を見せたアノ馬をチェックして、高配当を勝ち獲ってちょうだい！
2018年 ローズステークス 注目穴馬
ウラヌスチャーム（牝3）
【前走：三面川特別（1000万下）3番人気2着】
妙に成績の良い「前走2着馬」の中でも、とくに注目したいのがこのウラヌスチャーム。
三面川特別ではレーストップの上がりを見せて、四歳馬ディメンシオンにハナ差まで迫るいいレースを見せてくれたわね。
本走は前走の新潟と同じように直線の長い阪神で行われるから、また彼女の末脚がさく裂しそうだわ。
そんな彼女にちょっと気になることがあるとすれば右回りの適性。
彼女の過去2勝はいずれも左回りコースのものなのよね。
とはいえ、右回りの中山では2走して（0-2-0-0）だったというデータもあるし、そんなに利き足の影響が出る馬ではなさそう。
前走勝ちきれなかったおかげか、今一つ人気していないから狙い目よ！
