【スプリングステークス2025予想】消去法から回収率116％に該当する穴馬を無料公開！アドレナリン競馬

3月16日(日)に東京競馬場で開幕される重賞「スプリングステークス(G2)」の予想を公開！

クラシック戦線の登竜門と言われているこのレースは、皐月賞への前哨戦として位置づけられているの。

今年も『キングスコール』や『ピコチャンブラック』、『ダノンセンチュリー』といった注目馬が揃っているわよ。

今回も各種データを用いて、高配当を演出し得る穴馬候補を炙り出しておいたわ。

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スプリングステークス2025予想 有力馬評価【5頭】

注目馬①：キングスコール

血統	ドゥラメンテ×レインオンザデューン
騎手	藤岡佑介
前走	2歳新馬 1着

注目馬1頭目は、約8カ月ぶりの復帰戦となる『キングスコール』。

デビュー戦となった昨年7月の新馬戦では、序盤からスムーズに流れに乗り、2～3番手の好位をキープ。

道中も折り合いはバッチリで、3〜4コーナーでは早めにポジションを押し上げ、直線に入る頃には勝利確信の内容だったわ。

そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。しかも時計は1分48秒5と、札幌芝1800mの2歳レコードを更新するおまけ付き。

自在な脚質と完成度の高さは、当時からすでに重賞級とも言えるほどのパフォーマンスだったの。

ただ、その直後に左前脚の第一指骨を骨折し、クリーニング手術→長期休養に。

今回が復帰初戦になるから、デビュー戦並みのパフォーマンスをいきなり出せるかがポイントね。

さらに、札幌芝しか経験がないため、中山競馬場への適性が未知数という点も少し不安材料かも。

それでも素質の高さは間違いなく一級品だから、無事なら一発あっても驚けない存在よ。

注目馬②：ピコチャンブラック

血統	キタサンブラック×トランプクイーン
騎手	石橋脩
前走	ホープフルS(G1) 13着

注目馬2頭目は、デビュー戦で圧倒的な存在感を見せた『ピコチャンブラック』よ。

前走のホープフルSでは、デビュー戦での圧勝が評価され、3番人気に支持されたわ。

スタート直後にやや左に寄れる場面はあったものの、すぐに立て直して3番手の好位をキープ。

しかし、直線では伸びを欠いてしまい、13着と大敗…。

ただ、これは力負けというよりも、気性面や折り合いの課題が影響した結果だと考えられるわ。

その証拠に、デビュー戦の福島競馬場芝2,000mではスローペースの中、7馬身差の逃げ切り勝ちを決めているの。

もともとのポテンシャルが高い馬だから、課題さえクリアすれば巻き返しは十分可能よ。

さらに、今回はデビュー戦でコンビを組んだ石橋脩騎手が再び手綱を取るのも心強い材料ね！

注目馬③：ダノンセンチュリー

血統	フィエールマン×シャンブルドット
騎手	戸崎圭太
前走	3歳新馬 1着

注目馬3頭目は、25年2月2日にデビューしたばかりの新生『ダノンセンチュリー』。

前走のデビュー戦では、スタート直後から積極的にハナを奪い、道中は後続を引き離して縦長の展開を作り出したわ。

直線に入ってからも脚色は鈍ることなく、2着馬の追撃を振り切り堂々の逃げ切り勝ち。

このレース内容から、自らレースを作る能力と持続力のある末脚を兼ね備えていることが分かったわね。

まだ中山競馬場での経験はなく、鞍上も戸崎圭太騎手に乗り替わる点は少し不安材料ではあるものの、スプリングSは勢いのある馬が好走しやすいレース。

デビュー間もないこの子は、好走データにも多く該当しており注目すべき存在と言えそうよ！

注目馬④：マテンロウバローズ

血統	ロジャーバローズ×パルテノン
騎手	横山典弘
前走	こぶし賞(1勝クラス) 1着

注目馬4頭目は、現在2戦2勝で勢い抜群の『マテンロウバローズ』。

父は日本ダービー馬のロジャーバローズという良血馬で、デビュー戦からその素質を存分に発揮。

直線では鋭い末脚を繰り出し、危なげなく快勝したわ。

続く前走・こぶし賞でも、スタートで若干出遅れたものの、道中で冷静に立て直し、直線では上がり最速34.3秒の末脚を繰り出してクビ差で差し切り勝ち。

これまでの2戦を見ても、レースセンスの高さと終いの決め手を兼ね備えた完成度の高さが光るわね。

しかも、今回も横山典弘騎手とのコンビが継続。このベテランとの相性の良さは大きな強みよ。

中山コースや1800mの経験はないけれど、血統背景＋レース内容から見れば十分対応可能と考えて良さそう。

勢いとセンスを武器に、無傷の3連勝＆重賞初制覇も期待できる1頭ね。

注目馬⑤：レーヴブリリアント

血統	スワーヴリチャード×リリレフア
騎手	Ｃ．ルメール
前走	3歳1勝クラス 1着

注目馬5頭目は、直近の中山競馬場で開催された3歳1勝クラスを勝利した『レーヴブリリアント』よ。

前走は中団からの競馬を選択し、道中はしっかり折り合いをつけながら4～5番手で脚を溜める理想的な展開に。

直線では、鞍上の舟山瑠泉騎手が冷静に進路を確保し、スムーズに外へ持ち出すと、一気に加速。

そのまま上がり34.4秒の鋭い末脚で先頭に立ち、最後まで危なげなく押し切ったわ。

スタート直後から好位をキープし、折り合いがついていたことが勝因だったと言っても過言じゃないわね。

ただ、前走は減量騎手の恩恵を受けられたことも事実だから、その点は少し割引が必要かもしれないわ…。

とはいえ、直線での伸び脚や最後まで余裕を持って押し切った内容を考えると、この子のポテンシャルの高さは確かよ。

今回は初の1,800m戦になるから距離延長の適性は未知数だけど、過去の成績を見ても中山競馬場との相性は抜群。

さらに、鞍上は2走ぶりにC.ルメール騎手が務めるから、スムーズな立ち回りができれば好勝負必至よ！

スプリングステークス2025 出走予定馬・騎手

馬名	性齢	斤量	騎手	厩舎
キングスコール	牡3	57	藤岡佑	栗東矢作
クモヒトツナイ	牡3	57	横山和	美浦堀内
ジェットマグナム	牡3	57	津村	栗東安達
スナークピカソ	牡3	57	菅原明	栗東高橋一
スワローシチー	牡3	57	田辺	美浦相沢
ダノンセンチュリー	牡3	57	戸崎圭	美浦萩原
ニホンピロデヴィン	牡3	57	小沢	栗東緒方
ピコチャンブラック	牡3	57	石橋脩	美浦上原佑
フクノブルーレイク	牡3	57	松岡	美浦竹内
マテンロウバローズ	牡3	57	横山典	栗東昆
レーヴブリリアント	牡3	57	ルメール	美浦田中博
ローレルオーブ	牡3	57	原	栗東杉山佳

スプリングステークス2025 予想オッズ

人気	馬名	予想オッズ
1	キングスコール	3.5
2	ダノンセンチュリー	4.3
3	ピコチャンブラック	5.0
4	マテンロウバローズ	5.2
5	フクノブルーレイク	13.2
6	ジェットマグナム	14.5
7	レーヴブリリアント	16.7
8	ニホンピロデヴィン	28.4
9	スナークピカソ	30.1
10	スワローシチー	31.2
11	クモヒトツナイ	31.9
12	ローレルオーブ	579.1

スプリングステークス2025 1週前/最終追い切り・調教

馬名	調教場・コース・馬場	調教師・助手・騎手	距離・タイム	他馬との比較
キングスコール	栗東・CW・稍重	藤岡佑	6F 85.5-70.1-54.8-38.8-11.4（G前仕掛け）	オリーブグリーン（一杯）の内0.7秒追走・0.2秒遅れ
クモヒトツナイ	美浦・ウッド・稍重	横山和	6F 83.7-67.4-53.0-38.3-11.7（馬なり）	パッカパッカブー（末強め）の内1.0秒追走・同入
ジェットマグナム	栗東・坂路・稍重	助手	800m 53.8-38.2-24.9-12.7（末強め）	単走
スナークピカソ	栗東・坂路・稍重	助手	800m 54.7-39.3-25.2-12.4（馬なり）	クラシックステップ（馬なり）に0.8秒先行・同入
スワローシチー	美浦・ウッド・稍重	助手	6F 83.9-66.9-52.0-37.3-11.5（馬なり）	ライラック（馬なり）の外0.5秒先行・同入
ダノンセンチュリー	美浦・ウッド・稍重	助手	6F 84.3-67.4-52.8-38.2-11.7（馬なり）	単走
ニホンピロデヴィン	栗東・CW・稍重	助手	4F 50.0-36.1-11.6（一杯）	単走
ピコチャンブラック	–	–	–	–
フクノブルーレイク	美浦・ウッド・稍重	松岡正	6F 83.6-66.7-51.4-36.7-11.4（馬なり）	イサチルシーサイド（馬なり）の内0.8秒追走・同入
マテンロウバローズ	栗東・CW・稍重	横山典	6F 84.3-67.8-52.3-37.3-11.4（強め）	ヒルノショパン（馬なり）の内0.3秒追走・0.2秒先着
レーヴブリリアント	連闘のため軽めの調整	–	–	–
ローレルオーブ	栗東・坂路・稍重	助手	800m 55.7-40.5-25.9-12.9（一杯）	単走

スプリングステークス2025 開催情報

開催日時	2025年3月16日(日) 中山11R
開催場所	中山競馬場
コース	1,800m
レースグレード	G2
出走条件	サラ系３歳 オープン
負担重量	馬齢

スプリングステークス2025のコース「中山競馬場1800m」の特徴・レース傾向

スプリングSは、中山芝1,800m（右回り・内回りコース）で開催されるわ。

スタートは正面スタンド前からで、最初のコーナーまでの距離は約405mと長めだから、比較的隊列が整いやすいの。

コースには4つのコーナーがあり、特に内回りを使うため、コーナーでの位置取りが重要よ。

ペースが速くなりやすいから、先行馬が有利になりがちだけど、差し馬も決まりやすい傾向があるわ。

さらに、直線は短く、ゴール前には高低差2.4mの急坂が待ち受けているの。

この急坂をどう攻略するかがレースの大きなポイントになるから、器用に内をロスなく回れる『小回り巧者』や、パワーがある『持続力タイプ』の馬が有利よ。

レースのペースやコース形状を考慮して、前で競馬ができる馬を中心に注目してみてちょうだい！

スプリングステークス2025 過去10年の結果と配当

日付	馬名	性別	年齢	騎手	斤量	頭数	人気	着順	距離	馬場状態	単勝	複勝	枠連	馬連	馬単	3連複	3連単
240317	シックスペンス	牡	3	ルメール	57	10	1	１	芝1800	良	¥290	¥150	¥2,340	¥4,920	¥7,340	¥9,100	¥53,380
	アレグロブリランテ	牡	3	横山和生	57	10	9	２	芝1800	良		¥530	¥2,340	¥4,920	¥7,340	¥9,100	¥53,380
	ルカランフィースト	牡	3	横山武史	57	10	4	３	芝1800	良		¥260				¥9,100	¥53,380
230319	ベラジオオペラ	牡	3	横山武史	56	16	2	１	芝1800	重	¥370	¥180	¥730	¥1,170	¥1,750	¥5,760	¥18,150
	ホウオウビスケッツ	牡	3	横山和生	56	16	3	２	芝1800	重		¥210	¥730	¥1,170	¥1,750	¥5,760	¥18,150
	メタルスピード	牡	3	津村明秀	56	16	8	３	芝1800	重		¥410				¥5,760	¥18,150
220320	ビーアストニッシド	牡	3	岩田康誠	56	13	5	１	芝1800	稍	¥700	¥230	¥1,500	¥1,820	¥3,690	¥7,370	¥40,790
	アライバル	牡	3	ルメール	56	13	2	２	芝1800	稍		¥190	¥1,500	¥1,820	¥3,690	¥7,370	¥40,790
	サトノヘリオス	牡	3	岩田望来	56	13	6	３	芝1800	稍		¥370				¥7,370	¥40,790
210321	ヴィクティファルス	牡	3	池添謙一	56	15	3	１	芝1800	重	¥710	¥200	¥7,270	¥8,890	¥13,660	¥5,410	¥51,870
	アサマノイタズラ	牡	3	嶋田純次	56	15	7	２	芝1800	重		¥330	¥7,270	¥8,890	¥13,660	¥5,410	¥51,870
	ボーデン	牡	3	川田将雅	56	15	1	３	芝1800	重		¥140				¥5,410	¥51,870
200322	ガロアクリーク	牡	3	ヒューイ	56	10	6	１	芝1800	良	¥1,660	¥380	¥710	¥2,910	¥9,820	¥3,050	¥37,220
	ヴェルトライゼンデ	牡	3	池添謙一	56	10	1	２	芝1800	良		¥110	¥710	¥2,910	¥9,820	¥3,050	¥37,220
	サクセッション	牡	3	三浦皇成	56	10	2	３	芝1800	良		¥140				¥3,050	¥37,220
190317	エメラルファイト	牡	3	石川裕紀	56	16	10	１	芝1800	良	¥2,710	¥590	¥1,670	¥10,290	¥23,610	¥32,400	¥235,870
	ファンタジスト	牡	3	武豊	56	16	1	２	芝1800	良		¥230	¥1,670	¥10,290	¥23,610	¥32,400	¥235,870
	ディキシーナイト	牡	3	石橋脩	56	16	7	３	芝1800	良		¥410				¥32,400	¥235,870
180318	ステルヴィオ	牡	3	ルメール	56	13	1	１	芝1800	良	¥230	¥120	¥570	¥680	¥1,120	¥2,230	¥7,440
	エポカドーロ	牡	3	戸崎圭太	56	13	3	２	芝1800	良		¥180	¥570	¥680	¥1,120	¥2,230	¥7,440
	マイネルファンロン	牡	3	柴田大知	56	13	6	３	芝1800	良		¥260				¥2,230	¥7,440
170319	ウインブライト	牡	3	松岡正海	56	11	5	１	芝1800	良	¥810	¥250	¥260	¥1,350	¥3,330	¥6,670	¥34,730
	アウトライアーズ	牡	3	田辺裕信	56	11	2	２	芝1800	良		¥160	¥260	¥1,350	¥3,330	¥6,670	¥34,730
	プラチナヴォイス	牡	3	和田竜二	56	11	6	３	芝1800	良		¥440				¥6,670	¥34,730
160320	マウントロブソン	牡	3	シュタル	56	11	4	１	芝1800	良	¥800	¥190	¥4,050	¥3,390	¥7,610	¥1,690	¥19,380
	マイネルハニー	牡	3	柴田大知	56	11	5	２	芝1800	良		¥220	¥4,050	¥3,390	¥7,610	¥1,690	¥19,380
	ロードクエスト	牡	3	池添謙一	56	11	1	３	芝1800	良		¥110				¥1,690	¥19,380
150322	キタサンブラック	牡	3	北村宏司	56	12	5	１	芝1800	良	¥1,230	¥220	¥930	¥1,090	¥3,220	¥1,180	¥10,310
	リアルスティール	牡	3	福永祐一	56	12	1	２	芝1800	良		¥110	¥930	¥1,090	¥3,220	¥1,180	¥10,310
	ダノンプラチナ	牡	3	蛯名正義	56	12	2	３	芝1800	良		¥140				¥1,180	¥10,310

スプリングステークス2025 過去10年のデータ傾向

ここからは過去10年分の各種データを基に、スプリングステークスの好走傾向を炙り出していくわよ。

中間人気の伏兵の台頭には要注意

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番人気	2- 3- 2- 3/ 10	20.0%	50.0%	70.0%
２番人気	1- 2- 2- 5/ 10	10.0%	30.0%	50.0%
３番人気	1- 2- 0- 7/ 10	10.0%	30.0%	30.0%
４番人気	1- 0- 1- 8/ 10	10.0%	10.0%	20.0%
５番人気	3- 1- 0- 6/ 10	30.0%	40.0%	40.0%
６番人気	1- 0- 3- 6/ 10	10.0%	10.0%	40.0%
７番人気	0- 1- 1- 8/ 10	0.0%	10.0%	20.0%
８番人気	0- 0- 1- 9/ 10	0.0%	0.0%	10.0%
９番人気	0- 1- 0- 9/ 10	0.0%	10.0%	10.0%
10～人気	1- 0- 0- 36/ 37	2.7%	2.7%	2.7%

1番人気は複勝率70.0%と、信頼度の高さは抜群ね。

ただ、勝率は20.0%と意外と低め。連軸としては優秀だけど、頭固定には少しリスクがありそうだわ…。

逆に勝率トップは5番人気。

クラシックを目指す素質馬や良血馬が集まるレースだけに、人気薄の中にも実力馬が潜んでいるのかもしれないわね。

とはいえ、7番人気以下になると、好走率は一気に低下。

過去に下位人気馬が馬券内に飛び込んできた年を調べてみると、馬場が不良だったケースが目立つのよ。

普段は前が止まりにくい中山だけど、馬場が悪化すると差しが届きやすくなるから、大荒れパターンも警戒したいわ。

しかも、今週末の中山は雨予報。

もし重馬場適性の高い子が下位人気にいたら、積極的に狙ってみる価値は十分ありそうね。

勢いのある上がり馬が活躍しやすい

前走クラス	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１勝	7- 6- 3- 34/ 50	14.0%	26.0%	32.0%
OPEN非L	0- 0- 0- 1/ 1	0.0%	0.0%	0.0%
OPEN(L)	0- 0- 2- 3/ 5	0.0%	0.0%	40.0%
Ｇ３	2- 2- 1- 29/ 34	5.9%	11.8%	14.7%
Ｇ２	0- 0- 1- 2/ 3	0.0%	0.0%	33.3%
Ｇ１	1- 2- 2- 8/ 13	7.7%	23.1%	38.5%

勝ち馬が最も多いのは1勝クラス組。

スプリングSは「実績馬 vs 勢いのある上がり馬」という構図になりやすいんだけど、勢いそのまま押し切る若馬が目立つレースなのよね。

実際、昨年・一昨年の馬券内6頭はすべて1勝クラス組だったことを考えても、1勝クラスを中心に予想を組み立てるのが堅実かもしれないわ。

ただ、レース別成績に目を向けると、共同通信杯組（G3）は【2-1-0-10】と好走傾向なの。

22年の勝ち馬『ビーアストニッシド』や、21年『ヴィクティファルス』も、前走で共同通信杯の馬券内に入っていたのよ。

しかも、この2年とも馬場は不良。

こうなると、実績馬の地力がものを言うパターンね。

今年も馬場コンディション次第では、実績馬優勢の流れになる可能性も。

当日の馬場状況を見極めながら、1勝クラスの勢い馬と実績馬のバランスを取ることがカギになりそうね！

前走重賞組は穴候補として警戒

前走着順	着別度数	勝率	連対率	複勝率
前走１着	6- 5- 6- 41/ 58	10.3%	19.0%	29.3%
前走２着	2- 2- 2- 13/ 19	10.5%	21.1%	31.6%
前走３着	1- 0- 0- 7/ 8	12.5%	12.5%	12.5%
前走４着	1- 3- 1- 8/ 13	7.7%	30.8%	38.5%
前走５着	0- 0- 0- 6/ 6	0.0%	0.0%	0.0%
前走6～9着	0- 0- 0- 16/ 16	0.0%	0.0%	0.0%
前走10着～	0- 0- 1- 6/ 7	0.0%	0.0%	14.3%

勝ち馬の数は前走1着馬が最多だけど、だからといって「1着馬＝鉄板」とは言い切れないわね…。

むしろ母数は少ないながらも、前走3・4着馬の好走率が意外と高く、穴馬候補としてはかなり優秀なデータになっていたの。

特に調べてみると、この該当馬の多くが前走で重賞に出走していた馬だったわ。

となると、重賞組の巻き返しはしっかり警戒しておいたほうが良さそうね。

一方で、前走5着以下になると勝率は0.0%までガクッと落ちるから、前走で大きく崩れた馬は基本的に消しでOKよ。

クラス別成績でも触れたけど、馬場次第で勢い馬と実績馬の優劣が入れ替わるのもこのレースの特徴。

他のデータと合わせて、しっかり総合的に判断することが重要になりそうね。

内が荒れやすく、差しが決まりやすい

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率
逃げ	1- 2- 0- 8/ 11	9.1%	27.3%	27.3%
先行	3- 5- 5- 25/ 38	7.9%	21.1%	34.2%
差し	5- 3- 3- 26/ 37	13.5%	21.6%	29.7%
追込	0- 0- 1- 36/ 37	0.0%	0.0%	2.7%

過去10年のデータを見ると、馬券に絡んだ馬の半数以上が差し馬。

やっぱり前を見ながら差せるタイプが強い傾向にあるわ。

これは、スプリングSが皐月賞を見据えた仕上がり途上の馬が多いこととも関係していて、前半は無理せず末脚勝負に回る馬が多いからなの。

さらに、近年の中山競馬場は内が荒れやすい傾向があって、差しが決まりやすくなっているのも追い風ね。

実際、2020年と2024年を除く8年で、必ず差し馬が馬券に絡んでいるわ。

この傾向を考えれば、差し馬を中心に予想を組み立てるのがセオリーよ。

とはいえ、逃げ馬が粘り込むケースもあるから、スローで前が止まらない展開になった場合は前残りの警戒も必要ね。

脚質との相性（枠順×脚質）が重要

枠順	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１枠	3- 1- 1- 7/12	25.0%	33.3%	41.7%
２枠	1- 0- 1-11/13	7.7%	7.7%	15.4%
３枠	0- 1- 1-11/13	0.0%	7.7%	15.4%
４枠	1- 3- 0-11/15	6.7%	26.7%	26.7%
５枠	1- 2- 1-12/16	6.3%	18.8%	25.0%
６枠	1- 0- 3-14/18	5.6%	5.6%	22.2%
７枠	1- 2- 0-17/20	5.0%	15.0%	15.0%
８枠	2- 1- 3-14/20	10.0%	15.0%	30.0%

すべての項目で1枠が最も高い数値を記録していたわ。

中山競馬場芝1,800mは4コーナーを4回回る小回りコースだから、距離ロスなく立ち回れる内枠が圧倒的に有利なの。

特に、勝ち馬3頭のうち逃げ・先行馬が2頭を占めていたから、先行力のある馬が1枠に入ったら大チャンスね。

さらに、回収率も単勝227%・複勝106%と優秀で、人気薄でも馬券に絡むケースが多いのも見逃せないポイント。

こういった条件を考えると、1枠に入った馬は人気に関係なく積極的に狙いたい存在になるわ。

ただ、全体を見れば枠順ごとの大きな偏りはなく、重要なのは枠順×脚質の相性。

それぞれの馬が脚質に合ったポジションを取れるかどうかで、人気薄でも好走チャンスが生まれるのよ。

枠順だけでなく、脚質との組み合わせを意識することが馬券攻略のカギになりそうね！

スプリングステークス2025予想 好走データに該当する有力馬

馬名	前走	着順	脚質
キングスコール	新馬戦	1着	逃げ
クモヒトツナイ	未勝利	1着	先行
ジェットマグナム	G3	9着	先行
スナークピカソ	未勝利	1着	先行
スワローシチー	1勝	8着	差し
ダノンセンチュリー	新馬戦	1着	逃げ
ニホンピロデヴィン	1勝	2着	逃げ
ピコチャンブラック	G1	13着	先行
フクノブルーレイク	1勝	3着	差し
マテンロウバローズ	1勝	1着	先行
レーヴブリリアント	G3	12着	差し
ローレルオーブ	1勝	13着	差し

消去法で炙り出した回収率116%の穴馬

好走データから消去法で炙り出した穴馬は、『フクノブルーレイク』よ。

血統	ウインブライト×ブルーエクセル
騎手	松岡正海
前走	フリージア賞(1勝クラス) 3着

前走のフリージア賞では、スローペースで前残りの展開の中、4～5番手の好位を追走。

直線ではジリジリと前との差を詰め、上がり34.1秒の末脚を発揮して3着に食い込んだわ。

この子の父『ウインブライト』は、2017年のスプリングSを制した中山巧者。

これまでのレース内容を見る限り、父譲りの晩成傾向があり、成長とともに力を発揮するタイプだと考えられるわ。

ウインブライトにとってスプリングSが飛躍のきっかけとなったように、この子にとっても大きなターニングポイントになる可能性は十分。

さらに、鞍上の松岡正海騎手はウインブライトの主戦ジョッキー。

もちろん、スプリングSの勝利時も手綱を取っていただけに、このコンビ復活は大きなプラス材料になりそうね。

スプリングステークス2025予想 買い目

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