2018年 愛知杯 事前予想
今日は4歳牝馬のハンデ戦、愛知杯の予想をしていくわよ!
愛知杯といえば、5年前の2013年に400万オーバーの超高額配当が出たのを覚えている人もいるんじゃないかしら。
今年もマキシマムドパリのような実績馬から、下剋上を狙う1000万クラスの馬までバリエーション豊かなメンバーがそろったわ。
2013年のような、荒れるレースも期待できるわよ!
まずは、過去10年の結果を見てもらうわね。
※2015年は開催中止よ。
2013年や2008年の7桁馬券が目立つけど、それ以外のレースも常に高配当!
表を詳しく見て貰えばわかるとおり、このレースは1番人気があまり馬券に絡んでいないから、データを使って本命馬を割り出すことがより重要になるわ。
今回も4つのデータを駆使して、勝利まであり得る有力穴馬をピックアップしたから、最後まで見て行ってちょうだい。
詳しい予想に入る前に、今回の特別登録馬を確認するわよ。
2018年 愛知杯 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アンドリエッテ | 牝 | 52.0 | 牧田和弥 | 栗東 |
エテルナミノル | 牝 | 54.0 | 本田優 | 栗東 |
オートクレール | 牝 | 53.0 | 中野栄治 | 美浦 |
キンショーユキヒメ | 牝 | 53.0 | 中村均 | 栗東 |
ギモーヴ | 牝 | 52.0 | 池添学 | 栗東 |
クィーンチャーム | 牝 | 53.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
クインズミラーグロ | 牝 | 54.0 | 和田正道 | 美浦 |
ゲッカコウ | 牝 | 54.0 | 高橋義博 | 美浦 |
コパノマリーン | 牝 | 51.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
サンタフェチーフ | 牝 | 53.0 | 斉藤崇史 | 栗東 |
シャルール | 牝 | 54.0 | 松永幹夫 | 栗東 |
タニノアーバンシー | 牝 | 52.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
ハッピーユニバンス | 牝 | 52.0 | 平田修 | 栗東 |
ブラックオニキス | 牝 | 52.0 | 加藤和宏 | 美浦 |
マキシマムドパリ | 牝 | 56.0 | 松元茂樹 | 栗東 |
メイズオブオナー | 牝 | 50.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
リーサルウェポン | 牝 | 48.0 | 武市康男 | 美浦 |
リカビトス | 牝 | 51.0 | 奥村武 | 美浦 |
レーヌドブリエ | 牝 | 51.0 | 矢作芳人 | 栗東 |
レイホーロマンス | 牝 | 51.0 | 橋田満 | 栗東 |
ロッカフラベイビー | 牝 | 53.0 | 鹿戸雄一 | 美浦 |
ワンブレスアウェイ | 牝 | 54.0 | 古賀慎明 | 美浦 |
それじゃ過去10年のうち、中京競馬場で開催された7レース分のデータを使って、愛知杯の予想をしていくわ。
まずは前走クラス別成績から見ていくわよ。
2018年 愛知杯 前走クラス別成績
まず注目して欲しいのは、前走1000万下組の成績の良さ!
勝率・連対率・複勝率どれも申し分ないから、ぜひ馬券の軸に据えたいわね。
今回、前走1000万下から出走するのはメイズオブオナー1頭よ!
あとデータを見ていて気になるのは、前走G2組がまったく馬券に絡んでいないこと。
該当する馬が少ないから何とも言えないけど、今回G2から出走するロッカフラベイビーについては、他に怪しいデータがあれば切る必要があるわね。
次は、前走着順別成績。
2018年 愛知杯 前走着順別成績
前走5着までの馬が、満遍なく成績を残しているように見えるわね。
今回の登録馬の中で、前走掲示板入りした馬は以下の8頭。
・アンドリエッテ
・エテルナミノル
・ギモーヴ
・ゲッカコウ
・サンタフェチーフ
・マキシマムドパリ
・メイズオブオナー
・レイホーロマンス
基本的には彼らを中心に馬券を組み立てれば良さそうだけど…
とはいえ穴党として気になるのは、前走6着以降で馬券に絡んだ馬たち。
該当する6頭のうち、現在の出走条件に含まれない3歳馬を除いた5頭について詳しく調べてみたら、いずれも前走からの斤量差が1kg以内という共通点が見つかったわ。
斤量に関しては更におもしろいデータがあるから、出走馬の情報が出そろう金曜日に詳しく見ることにするわね。
次は、年齢別成績。
2018年 愛知杯 年齢別成績
※三歳馬が出走可能だった時期のデータが含まれているわよ。
勝ち馬は4~5歳馬からしか出ていないのね!
とくに4歳馬の成績がずば抜けて高いから、ぜひ馬券の中心に据えたいわ。
今回の登録馬の中ではブラックオニキス、メイズオブオナー、リカビトスが4歳ね。
あと過去に7歳馬がまったく馬券に絡んでいない、というのも気になるところ。
今回該当するオートクレールとリーサルウェポンにとっては厳しいデータになるわ。
次は、脚質別成績。
2018年 愛知杯 脚質別成績
過去7レースのうち、逃げ馬が馬券に絡んだ年が2回もあるのね。
今回ハナを切りそうなコパノマリーン、タニノアーバンシーには要注意だわ。
またほかの脚質に注目すると、勝ち馬は後方から、2~3着馬はより前方から多く出ているのがわかるわね。
フォーメーションで馬券を買うときの参考にしてちょうだい。
さあ、ここまでのデータを基に、現状での注目馬を紹介するわよ!
2018年 愛知杯 注目馬①
マキシマムドパリ(牝6)
【前走:中日新聞杯(G3)4番人気5着】
2017年、1番人気に応えて愛知杯を制したマキシマムドパリ。
彼女は社台系の牝馬ということで、6歳3月での引退が決まっているから、本走がラストランになりそうね。
今回の出走馬の中では実績も頭一つ抜けているし、今年も上位人気は堅いわ。
データを見ても大きな不安材料はないんだけど…
6歳という年齢や、前からの競馬が得意な脚質などを考慮すると、勝ち馬候補というよりは紐に押さえておく位がちょうどいいわね。
ラストランを勝利で飾ってほしい想いはありつつ、あくまでシビアに見ていくわよ!
2018年 愛知杯 注目馬②
タニノアーバンシー(牝5)
【前走:逆瀬川ステークス(1600万下)3番人気6着】
出走が確定すれば、ウォッカの子として初めて重賞を走ることになるタニノアーバンシー。
彼女は2015年のデビュー以来、昨年末の前走で6着になるまで一度も掲示板を外したことのなかった、非常に安定感の高い馬よ。
唯一掲示板を外した前走も、内容を見れば彼女の1800mにおける持ち時計を更新した好走。
1着のサトノアリシアより1kg重い斤量を背負った上で着差が0.3秒に収まっているわけだから、着実に力を付けていると考えていいわ。
これまで牡馬とも対等に渡り合ってきた彼女なら、このレースで勝ち負けするのは間違いないわね!
超高配当に期待が高まる今年の愛知杯。
あまり注目されていない伏兵たちの中から、勝利まであり得る有力馬を探し出したわ!
2018年 愛知杯 注目穴馬
メイズオブオナー(牝4)
【前走:3歳上1000万下 4番人気1着】
ぎりぎり除外対象を免れる賞金額のメイズオブオナー。
ハーツクライ産駒という血統的に、まだまだ成長途上と思われている彼女だけど、ここまでの競争成績は(3-2-4-4)となかなかのもの。
さらに今回調べたデータについても、「4歳馬」「追い込み脚質」など、このレースの勝ち馬としての条件によく合致しているわ。
4歳になった今年は、そろそろ本格化を期待する競馬ファンが出てきそうな頃合い。
彼女をおいしいオッズで買えるのは、本走が最後かもしれないわよ!