2018年 オータムハンデ 事前予想
今週は、サマーマイルシリーズの最終戦、京成杯オータムハンデキャップの予想をしていくわよ!
京成杯OHといえば、2015年の222万馬券が象徴するように、ハンデ戦らしい高額配当に期待できるレース。
その割に予想が簡単だから、この秋の軍資金を稼ぐのにピッタリよ。
今週もデータを使って、手軽に高配当を取らせてくれそうな注目馬を見つけ出したから、最後まで読んでいってちょうだい。
さっそく、今年の特別登録馬を確認してもらおうかしら。
2018年 オータムハンデ 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
ウインガニオン | 牡 | 57.0 | 西園正都 | 栗東 |
ゴールドサーベラス | 牡 | 54.0 | 清水英克 | 美浦 |
ショウナンアンセム | 牡 | 56.0 | 田中剛 | 美浦 |
ストーミーシー | 牡 | 54.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
ダイワリベラル | 牡 | 55.0 | 菊沢隆徳 | 美浦 |
トーセンデューク | 牡 | 54.0 | 杉浦宏昭 | 美浦 |
トウショウドラフタ | 牡 | 55.0 | 萱野浩二 | 美浦 |
ヒーズインラブ | 牡 | 56.5 | 藤岡健一 | 栗東 |
ベステンダンク | 牡 | 56.0 | 安達昭夫 | 栗東 |
ミッキーグローリー | 牡 | 55.0 | 国枝栄 | 美浦 |
ヤングマンパワー | 牡 | 57.0 | 手塚貴久 | 美浦 |
ロードクエスト | 牡 | 56.5 | 小島茂之 | 美浦 |
ロジクライ | 牡 | 56.5 | 須貝尚介 | 栗東 |
ワントゥワン | 牝 | 53.0 | 藤岡健一 | 栗東 |
ミュゼエイリアン | セン | 56.0 | 黒岩陽一 | 美浦 |
それじゃ、過去10年のうち、中山開催分9レースのデータを基に、京成杯オータムハンデの予想を進めていくわ。
前走クラス別成績から見てもらうわね。
2018年 オータムハンデ 前走クラス別成績
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2勝 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3勝 | 2- 0- 0- 4/ 6 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
OPEN非L | 2- 1- 0- 39/ 42 | 4.8% | 7.1% | 7.1% |
G3 | 4- 6- 9- 60/ 79 | 5.1% | 12.7% | 24.1% |
G2 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G1 | 2- 3- 1- 11/ 17 | 11.8% | 29.4% | 35.3% |
地方 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
海外 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
馬券の中心は前走G3組ね。
ただ好走率でいうと、このレースから復帰するG1組か、対照的に夏競馬を駆け上がってきた準オープン(1600万下)組が優秀だわ。
この表の中でいまひとつ目立たないOP特別組について、詳しく調べてみたんだけど…
該当するクラスから馬券に入った馬は全員、前走の5番人気以内であることがわかったの。
前走の時点である程度見込まれている馬でないと厳しい、ってことね。
条件に当てはまらないダイワリベラル、トーセンデューク、ベステンダンク、ミュゼエイリアンは切っていいわよ。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2018年 オータムハンデ 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 5- 0- 1- 11/ 17 | 29.4% | 29.4% | 35.3% |
前走2着 | 2- 0- 0- 14/ 16 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
前走3着 | 0- 1- 4- 10/ 15 | 0.0% | 6.7% | 33.3% |
前走4着 | 0- 0- 2- 11/ 13 | 0.0% | 0.0% | 15.4% |
前走5着 | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
前走6〜9着 | 1- 5- 1- 35/ 42 | 2.4% | 14.3% | 16.7% |
前走10着〜 | 2- 3- 2- 37/ 44 | 4.5% | 11.4% | 15.9% |
前走連対組はほとんどピンかパー、つまり勝つか馬券にならないかで両極端ね。
更に馬券になった馬は全員、当日の3番人気以内であることがわかったわ。
今年でいうと、ワントゥワンあたりは当日の人気次第で買えるかどうか微妙なところね。
2着・3着の馬については、着順だけではなんとも言えないって感じ。
言い換えれば、前走で惨敗して人気を落としている馬は狙い目よ。
次は、当日人気別成績。
2018年 オータムハンデ レース当日人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 2- 0- 0- 8/ 10 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
2番人気 | 4- 1- 2- 3/ 10 | 40.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 2- 0- 2- 6/ 10 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6番人気 | 0- 2- 1- 7/ 10 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
7番人気 | 0- 2- 2- 6/ 10 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
8番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
9番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
10番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
11番人気 | 0- 2- 0- 8/ 10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 1- 0- 0- 9/ 10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
14番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5番人気以内の馬だけで、馬券の半分を占めているのね。
とくに勝ち馬は9割近くがその範囲から出ているわ。
じゃあ紐にすべき穴サイドの馬はどう買えばいいか?という点についてだけど…
次の所属別成績を見てちょうだい。
2018年 オータムハンデ 所属別成績
調教師分類 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
美浦 | 8- 4- 5- 67/ 84 | 9.5% | 14.3% | 20.2% |
栗東 | 2- 6- 5- 54/ 67 | 3.0% | 11.9% | 19.4% |
地方 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
外国 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
中山開催だけあって、関東馬が馬券の大半を占めているわね。
でも、穴を狙うなら関西馬に注目よ。
このレース、2桁人気で馬券に絡んだ馬が過去5頭いるんだけど、うち4頭が関西馬なの。
つまり軸は関東馬、紐は関西馬、という風に買うのがオススメよ。
そんなところで、現段階における注目馬を紹介するわね。
2018年 オータムハンデ 注目馬①
ミッキーグローリー(牡5)
【前走:阿武隈ステークス(1600万下)1番人気1着】
前走では、3番人気エマノンに2馬身近い差をつけて快勝したミッキーグローリー。
C.ルメール騎手が騎乗するとあって、当日もかなりの人気になりそうね。
前走比200mの距離短縮を気にする人もいるかもしれないけど…
彼のキャリアを見ると、1400から1800まで、多少の距離の差はお構いなしに勝っているのよね。
彼は本命どころの関東馬であることをはじめとして、本走の好走条件がよく揃っているから、今の所かなり安心して買えそうな一頭。
今年の上位陣は支持が割れそうだし、配当の面でも期待できるわ!
2018年 オータムハンデ 注目馬②
ヒーズインラブ(牡5)
【前走:安田記念(G1)12番人気13着】
人気サイドの関東馬として、もう一頭注目したいのがヒーズインラブ。
本走唯一の前走G1組であることをはじめとして、データ上不安なところはないわね。
過去に中山マイルで3勝を挙げている、というのも頼もしいわ。
ただちょっと気になるのは、2走前のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)での勝利がどの程度ハンデに響いてくるか、というところ。
他の人気どころとあまりに斤量差がつくようなら、さすがに買い目を考慮しなければならないわね。
その辺りも含め、金曜までかけてじっくり吟味していくわよ!
200万オーバーの配当が記憶に新しい京成杯OH。
この馬を押さえて、サクッと高配当をゲットしてちょうだい!
2018年 オータムハンデ 注目穴馬
ウインガニオン(牡6)
【前走:関屋記念(G3)7番人気12着】
昨年の中京記念以降、勝利から遠のいているウインガニオン。
前走もあまり見所のない結果だったし、もうピークは過ぎたのか?という感じがしていたんだけど…
このところ、調教でかなり動いているのよね。
1週前追い切りでは、栗東の坂路で51.5-12.0という結構な時計を出していたのよ。
このところ負け続けているおかげでハンデも軽くなるだろうから、本走あたりでもう一発勝ってもおかしくないって感じ。
なにより、データ上も不安なところがないしね。
皆が彼のことを忘れているうちに、こっそりチェックしておいてちょうだい!