2018年 CBC賞 事前予想
今週は、サマースプリントシリーズの第2戦、CBC賞の予想をしていくわよ!
CBC賞といえば、まず思い出されるのは昨年の41万馬券。
当時13番人気のセカンドテーブルが1位とハナ差の2着だったわけだけど…
もしクビの上げ下げで彼が勝っていたら、更にとんでもない配当になっていたかもしれないレースだったわね。
このレースは例年1番人気が不振で軸が定まりにくく、さらに2桁人気の大穴もバンバン馬券に絡んでくるから、昨年のような高配当が期待できるわ!
今年もデータを駆使して、6桁、7桁クラスの高配当を演出してくれそうな穴馬を見つけ出したわよ!
このページの最後で紹介しているから、期待していてちょうだい。
さっそく、今年の特別登録馬を見てもらうわね。
2018年 CBC賞 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アクティブミノル | 牡 | 56.0 | 北出成人 | 栗東 |
アサクサゲンキ | 牡 | 53.0 | 音無秀孝 | 栗東 |
アレスバローズ | 牡 | 54.0 | 角田晃一 | 栗東 |
グレイトチャーター | 牡 | 54.0 | 鮫島一歩 | 栗東 |
コウエイタケル | 牡 | 54.0 | 山内研二 | 栗東 |
スノードラゴン | 牡 | 58.0 | 高木登 | 美浦 |
セカンドテーブル | 牡 | 56.0 | 崎山博樹 | 栗東 |
ダイメイフジ | 牡 | 56.0 | 森田直行 | 栗東 |
トーキングドラム | 牡 | 55.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
トウショウピスト | 牡 | 56.0 | 角田晃一 | 栗東 |
ナリタスターワン | 牡 | 55.0 | 高橋亮 | 栗東 |
フミノムーン | 牡 | 55.0 | 西浦勝一 | 栗東 |
レーヴムーン | 牡 | 53.0 | 藤岡健一 | 栗東 |
ダイメイプリンセス | 牝 | 54.0 | 森田直行 | 栗東 |
トシザキミ | 牝 | 48.0 | 鮫島一歩 | 栗東 |
ナガラフラワー | 牝 | 52.0 | 高橋亮 | 栗東 |
ペイシャフェリシタ | 牝 | 54.0 | 高木登 | 美浦 |
ワンスインナムーン | 牝 | 54.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
それじゃ、過去10年のデータを使って、CBC賞の予想を組み立てていくわ。
前走レース別成績から見てちょうだい!
2018年 CBC賞 前走レース別成績
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
マイラーG2 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100% | 100% | 100% |
欅S | 1- 0- 1- 0/ 2 | 50% | 50% | 100% |
阪神牝馬G2 | 1- 1- 0- 1/ 3 | 33% | 67% | 67% |
マーガレ | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0% | 100% | 100% |
谷川岳S | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33% | 33% | 33% |
栗東S | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33% | 33% | 33% |
ポートア | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0% | 0% | 100% |
AQスG1 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0% | 0% | 100% |
安土城SH | 2- 1- 1- 9/13 | 15% | 23% | 31% |
高松宮記G1 | 2- 1- 2-10/15 | 13% | 20% | 33% |
テレビ愛 | 1- 2- 1-14/18 | 6% | 17% | 22% |
ヴィクトG1 | 0- 1- 1- 6/ 8 | 0% | 13% | 25% |
水無月S1600 | 0- 1- 1- 4/ 6 | 0% | 17% | 33% |
春雷S | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
鞍馬S | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0% | 0% | 33% |
葵S | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0% | 17% | 17% |
京王杯スG2 | 0- 1- 0- 9/10 | 0% | 10% | 10% |
北海道G3 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
桜花賞G1 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
バーデンH | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
鞍馬SH | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0% | 0% | 0% |
天保山S | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
オーシャG3 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0% | 0% | 0% |
舞子特別1000 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
ニュージG2 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
春雷SH | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
NHKマG1 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
障害未勝利 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
韋駄天SH | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0% | 0% | 0% |
阪神カッG2 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
キーンラG3 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
淀屋橋H1600 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
スワンSG2 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
オーストH | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0% | 0% | 0% |
つばさ賞 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
尾張S | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
駿風S1600 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
キャピタ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
洛陽S1600 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
栗東SH | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
米子S | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0% | 0% | 0% |
函館スプG3 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
六甲S | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
朱雀S1600 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
福島民友 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
駿風SH1600 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
陽春S1600 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
ディーH | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0% | 0% | 0% |
淀短距離 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0% | 0% | 0% |
※今回出走する馬の前走レースだけを取り上げているから、各列の合計が10にならないわよ。
安土城S(OP特別)から出走してきた馬の成績がいいわね。
今回該当するのは、一番人気候補のダイメイフジ、そして逆にほとんど目立っていないトーキングドラムとトウショウピスト。
ひととおり押さえておきたいわね。
さて、馬券内の馬を出していないレースに目をやると、悪い意味で気になるのが前走函館スプリントステークス(G3)の馬。
過去に2頭しかいないからデータとしては不十分だけど、重賞を戦ってきた、という理由で過剰人気しそうな点も考慮すると買いにくいわね。
前走函館スプリントステークスを使ってきた馬といえば、本走でもそこそこ人気しそうなワンスインナムーン。
彼を買うつもりなら、十分気を付けてちょうだい。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2018年 CBC賞 前走着順別成績
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走1着 | 4- 2- 1- 14/ 21 | 19.0% | 28.6% | 33.3% |
前走2着 | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
前走3着 | 0- 1- 4- 13/ 18 | 0.0% | 5.6% | 27.8% |
前走4着 | 0- 2- 2- 5/ 9 | 0.0% | 22.2% | 44.4% |
前走5着 | 2- 0- 0- 10/ 12 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
前走6〜9着 | 1- 2- 2- 33/ 38 | 2.6% | 7.9% | 13.2% |
前走10着〜 | 2- 3- 1- 53/ 59 | 3.4% | 8.5% | 10.2% |
前走勝ち馬は安定して好成績ね。
ただここから馬券になった馬は、みんな当日の本命どころばかりなの。
今回でいうとダイメイフジやペイシャフェリシタのような馬ね。
穴を探すなら、ここで注目したいのは前走3~5着の馬。
このレースでは、2桁人気の馬が過去10年で5頭馬券に絡んできているんだけど、その内4頭がこの条件に当てはまっているのよ。
今回の登録馬の中で、人気が低くて前走3~5着の馬というと、以下の5頭ね!
アレスバローズ
コウエイタケル
スノードラゴン
トウショウピスト
トシザキミ
次は、脚質別成績よ。
2018年 CBC賞 脚質別成績
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
平地・逃げ | 1- 2- 2- 5/ 10 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
平地・先行 | 3- 4- 1- 32/ 40 | 7.5% | 17.5% | 20.0% |
平地・中団 | 3- 3- 6- 56/ 68 | 4.4% | 8.8% | 17.6% |
平地・後方 | 3- 1- 1- 41/ 46 | 6.5% | 8.7% | 10.9% |
平地・マクリ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
このデータで押さえておきたいところは二つ。
まず、逃げ馬は2頭に1頭馬券に絡んでいるということ。
そして、スプリントの割には中段・後方の馬が好成績を残しているということ。
今年ハナを主張しそうな馬が2頭ほどいるから、ぜひ押さえておきたいところね。
差し・追い込み馬については、脚質だけで積極的に買うほどではないけれど…。
「前に出られないから」という理由で人気を落としている馬がいたら狙い目よ。
次は、年齢別成績を見てちょうだい。
2018年 CBC賞 年齢別成績
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳・4-6月 | 0- 2- 0- 3/ 5 | 0.0% | 40.0% | 40.0% |
3歳・7-9月 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4歳・4-6月 | 2- 1- 2- 11/ 16 | 12.5% | 18.8% | 31.3% |
4歳・7-9月 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5歳・4-6月 | 0- 0- 0- 19/ 19 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5歳・7-9月 | 5- 4- 4- 16/ 29 | 17.2% | 31.0% | 44.8% |
6歳・4-6月 | 3- 0- 1- 16/ 20 | 15.0% | 15.0% | 20.0% |
6歳・7-9月 | 0- 1- 1- 20/ 22 | 0.0% | 4.5% | 9.1% |
7歳以上 | 0- 2- 2- 34/ 38 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
やはり馬券の中心は5歳前後の馬ね。
7歳以上もなかなか健闘しているように見えるけど…。
詳しく調べてみたところ、該当する馬が馬券になったのは、2011年が最後だと分かったわ。
「7歳以上かつ5番人気以降」の馬に限定すると、2008年のテイエムアクションが最後ね。
言い換えると、ここ9年間は7歳以上の馬が穴をあけた例はないし、2012年以降は人気どころでさえ馬券に絡んでいないってこと。
人気の低い次のような高齢馬は、まとめて切ってしまった方がいいわ。
コウエイタケル
スノードラゴン
トーキングドラム
トシザキミ
それじゃ、現時点における注目馬を紹介していくわ。
2018年 CBC賞 注目馬①
ダイメイフジ(牡4)
【前走:安土城ステークス(OP特別)3番人気1着】
後に安田記念勝ち馬となるモズアスコットを前走で下しているダイメイフジ。
その実績や、本走で鞍上を務める予定のデムーロJへの信頼などから、今回トップクラスの支持を得そうだわ。
とはいえハンデ戦である今回、「G1馬に勝った」という実績は斤量として重くのしかかってきそうよね…。
彼はデータもいいものが揃っているし、今の所「十分に買える」と判断しているけど、もとよりこのCBC賞は1番人気が不振なレース。
負担重量や、最終追い切りの状態によっては、切ることも考えなければならないわ。
彼のことは、金曜日までかけてじっくり吟味していくわよ!
2018年 CBC賞 注目馬②
アクティブミノル(牡6)
【前走:鞍馬ステークス(OP特別)6番人気8着】
今年の逃げ馬候補としてぜひ押さえておきたいアクティブミノル。
2015年のセントウルステークス以来、まったく勝てていない彼だけど…
昨年のCBC賞で逃げに転向して3着に入ったのを皮切りに、年末のタンザナイトステークス(OP特別)3着、淀短距離ステークス(OP特別)では2着と、少しずつ復調しつつあるわ。
逃げ馬が断然有利な本走なら、勝利は厳しくても2~3着に飛び込んでくることは十分に考えられるわね。
また彼についてもう一つ気になることといえばローテーション。
前々走で慣れないダートを走り、そこから連闘で鞍馬ステークス、となかなかの無理をしてきたから、本走までに疲れが抜けているか心配だわ。
とはいえこのレースにおける前走鞍馬ステークス組の成績はなかなかのものだし、追い切りの状態さえよければあまり不安に思う必要もないわね。
昨年のような状態で同じように走れれば、今年も馬券内は固いわ!
伏兵馬の激走で高配当が続出のCBC賞
来れば配当が1桁増えそうなこの馬、ぜひ押さえておいてちょうだい!
2018年 CBC賞 注目穴馬
トウショウピスト(牡6)
【前走:安土城ステークス(OP特別)9番人気5着】
逃げ馬候補としてもう一頭押さえておきたいのが、このトウショウピストよ!
「前走安土城ステークスで5着」という、このレースにおける穴馬の条件にバッチリはまっているから、データ上はアクティブミノルよりもさらに信頼できるわね。
このところはずっと1400~1600mのレースを使って不調続きだった彼。
とはいえもともとスタートが上手な馬だから、今回の距離短縮は彼にとって大きなプラスになりそうだわ。
思えば、彼がここまでに挙げた過去6つの勝ち鞍のうち、4レースは1200mでのものなのよね。
とくに彼が準オープンを勝ち上がったレースは、まさに本走と同じ中京の芝1200mでのレースよ。
トウショウピストにとってこのレースは「ただの距離短縮」というよりも「適性距離への復帰」だと考えた方がよさそうだわ。
その割に今の所まったく注目されていない彼、配当の面でも狙い目よ!