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阪急杯2022のデータ予想を大公開!アドレナリン競馬

今週のメインは中山記念だけど、配当面では阪急杯(G3)に注目よ!

高松宮記念の前哨戦と位置づけられる、このレース。

今年も大舞台での活躍を目論む、スプリンターたちが集結したわね。

ただこのレース、2017年には250万馬券が飛び出した、荒れ模様の一戦であることも忘れないでちょうだい。

人気どころに隠れた好走傾向の強い伏兵を探し出せれば、オイシイ馬券にありつけるわよ。

今回も各種データを基に各馬を調べ上げたところ、世間ではノーマークの1頭に思わぬ好材料が見つかったの。

馬券になるだけで万馬券が見込める注目穴馬として紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!

さっそく、特別登録馬から確認していくわよ。

目次

特別登録馬

馬名 性別 負担
重量
調教師 所属
クリノガウディー 56.0 藤沢則雄 栗東
グルーヴィット 56.0 松永幹夫 栗東
グレイイングリーン 56.0 池江泰寿 栗東
サンライズオネスト 56.0 河内洋 栗東
ザイツィンガー 56.0 牧田和弥 栗東
タイセイビジョン 56.0 西村真幸 栗東
ダイアトニック 56.0 安田隆行 栗東
トゥラヴェスーラ 56.0 高橋康之 栗東
ミッキーブリランテ 56.0 矢作芳人 栗東
モントライゼ 56.0 松永幹夫 栗東
リレーションシップ 56.0 須貝尚介 栗東
ヴィジュネル 56.0 渡辺薫彦 栗東
エイティーンガール 54.0 飯田祐史 栗東
コントラチェック 54.0 藤沢和雄 美浦
マリーナ 54.0 矢作芳人 栗東
リンゴアメ 54.0 菊川正達 美浦

それじゃあ今回も過去10年分のデータを使って、阪急杯の予想を組み立てていくわね。

まずは、レース当日の人気別成績から狙い目の券種を炙り出すわよ。

レース当日人気別成績

当日人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0%
2番人気 2 2 2 4 20.0% 40.0% 60.0%
3番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
4番人気 1 4 1 4 10.0% 50.0% 60.0%
5番人気 0 0 2 8 0.0% 0.0% 20.0%
6~9人気 3 1 1 35 7.5% 10.0% 12.5%
10番人気以下 1 1 2 71 1.3% 2.7% 5.3%

荒れ模様とはいうものの、1・2番人気の複勝率は60%とまずまず馬券には絡めている、という印象ね。

ただ勝率に関してはさほど高くないし、6番人気以降からも4頭が勝ち馬になっていることから、頭として固定するのはオススメできないわ。

1・2番人気を絡めた、ボックス買いがよさそうね。

また穴馬の傾向について見てみると、2017年に3着入線したナガラオリオンは当時12番人気で単勝オッズは96倍、2013年に3着入線したオリービンは当時11番人気で単勝オッズは79倍と、やはり大穴クラスも馬券に絡んでくることがわかるわ。

さらに2019年には当時11番人気だった、スマートオーディンが最先着しているのよね。

大穴も来る荒れるレースであることを前提に、券種は点数を抑えられる3連複をオススメしておくわ。

次は、前走クラス別成績を見ていくわよ。

前走クラス別成績

前走 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
G1 1 1 2 10 7.1% 14.3% 28.6%
G2 2 4 3 23 6.3% 18.8% 28.1%
G3 3 4 3 56 4.5% 10.6% 15.2%
OP特別 1 1 2 36 2.5% 5.0% 10.0%
3勝クラス 1 0 0 10 9.1% 9.1% 9.1%

※今回登録されている馬の前走クラスだけを取り上げているから、合計が10にならない列があるわよ。

基本的には前走のレースの格が高い順に好走率も高まる、という感じね。

ただ前走クラス別ではそこまでデータに大きな差がないから、とくに成績のいいレース別に限定して、それぞれ今回該当する登録馬を当てはめてみるわよ。

■マイルCS(G1)【1-0-2-5 / 勝12.5% 連12.5% 複37.5%】:クリノガウディー

■阪神C(G2)【2-4-3-21 / 勝6.7% 連20.0% 複30.0%】:タイセイビジョン

■京都金杯(G3)【1-1-1-9 / 勝8.3% 連16.7% 複25.0%】:ヴィジュネル・ダイアトニック

■京阪杯(G3)【0-0-1-4 / 勝0.0% 連0.0% 複20.0%】:エイティーンガール

■洛陽S(L)【1-0-0-3 / 勝25.0% 連25.0% 複25.0%】:ザイツィンガー

■ニューイヤーS(L)【0-1-0-0 / 勝0.0% 連100.0% 複100.0%】:リレーションシップ

勝率がもっとも高いのは、洛陽S組ね。

このローテンションで勝利したのは、あの250万馬券が出た2017年に下位人気だったトーキングドラム

そして今回洛陽Sを使ってくるのは、現時点で大穴クラスのザイツィンガーとあって、かなり期待が高まる展開ね。

また同じリステッド競走では、ニューイヤーS組も連対率・複勝率100%と派手な成績になっているんだけど…。
こちらも今回該当するのは、大穴クラスのリレーションシップ

どちらも母数は少ないデータではあるものの、軽視できないわよ!

次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。

前走着順別成績

前走着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
前走1着 2 1 1 20 8.3% 12.5% 16.7%
前走2着 0 1 1 5 0.0% 14.3% 28.6%
前走3着 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
前走4着 1 4 0 8 7.7% 38.5% 38.5%
前走5着 0 1 2 8 0.0% 9.1% 27.3%
前走6~9着 3 1 4 33 7.3% 9.8% 19.5%
前走10着~ 3 2 2 52 5.1% 8.5% 11.9%

前走の結果に関係なく馬券にはなり得る、というデータよ。

そして注目すべきは、勝ち馬の半数以上は前走6着以降の馬から出ている、というところ。

この前走6着以降から勝利したのべ6頭ついて調べて見たら、うち5頭がスプリント重賞で勝ち鞍があった、という傾向が見つかったの。

今回この条件に該当する、
コントラチェック
モントライゼ
リンゴアメ

の3頭は1着まであると見て予想していきたいわね。

また前項でピックアップした馬たちを、このデータに当てはめてみると…。

クリノガウディー
ヴィジュネル
ザイツィンガー
リレーションシップ

の4頭は、スプリント重賞での勝ち鞍なしに該当。

人気馬やいかにも穴馬として面白そうな面々だけど、ここは割り引いて考えたいわね。

次は、年齢別成績を見ていくわよ。

年齢別成績

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
4歳 2 2 3 21 7.1% 14.3% 25.0%
5歳 4 3 2 34 9.3% 16.3% 20.9%
6歳 3 3 3 38 6.4% 12.8% 19.1%
7歳 1 1 1 27 3.3% 6.7% 10.0%

※今回登録されている馬の年齢だけを取り上げているから、合計が10にならない列があるわよ。

基本的には若い馬ほど馬券になりやすい、といったデータね。

ただ微々たるところではあるけど、もっとも勝率が高いのは5歳馬
前項までに紹介した中で好条件に該当していた馬に当てはめてみると、5歳馬はタイセイビジョンだけが残る、ということは覚えておいてちょうだい。

また、他と比べて好走率がガクッと下がる7歳馬だけど…。
7歳馬で馬券になった3頭中2頭は、高松宮記念で馬券になった実績ある、という傾向があるの。

これを高齢馬が好走する条件とするなら、一昨年の高松宮記念で3着入線したダイアトニックは走る、という風に考えていいわね。

そんなところで、現段階における注目馬と穴馬候補を発表するわよ!

注目馬➀

タイセイビジョン(牡5)
【前走:阪神カップ(G2)10番人気4着】

前々走の京阪杯では実に1年半振りとなる馬券圏内を確保した、タイセイビジョン

3歳時に重賞を2つ勝利している実力馬だけに、彼の復活でスプリント戦線はますます面白くなりそうね。

本走と同条件だった前走の阪神Cでも好走できていたし、検証の通りローテンション的にも不安なし。

5歳馬がもっとも走れている、というデータも合わせれば、久々の重賞制覇も十分ありそうよね。

前項で紹介した「1・2番人気を馬券に含める」といったところでも、人気馬の中で彼は切れない存在よ。

注目馬②

ダイアトニック(牡7)
【前走:京都金杯(G3)12番人気4着】

こちらも重賞2勝の実績をほこる、ダイアトニック

ただ1番人気に推された2020年のキーンランドCでは15着の大敗、さらに骨折での長期休養と、ここ2年弱は重賞戦線で目立った成績を残せていなかったわけだけど…。

半年ぶりのレースとなった前走京都金杯では、最後に鋭く伸びて最先着馬に0秒1差の4着に入線。
明らかに復調してきたところを見せてくれたわ。

7歳になる今年も昨年1レースしか走っていないとあって、ダメージの蓄積は同じ年の馬に比べ少ないし、何より彼は高齢馬が好走する条件でもある「高松宮記念で馬券になった実績あり」に該当するのよね。

前走に比べメンバーが落ちる今回、ひと叩きされて状態もさらに上向いた彼なら十分勝ち負けになると見ているわ。

荒れ模様ながら、今年は上位陣が好調な阪急杯。
ただ信頼度がもっとも高い1頭は、検証では名前の出ていなかった伏兵。
不人気サイドの外してはいけない1頭を紹介するわ!

注目穴馬

サンライズオネスト(牡5)
【前走:カーバンクルステークス(OP特別)4番人気1着】

検証では名前が出なかった、サンライズオネスト

ただローテンション以外はすべて好データに該当していたし、走る十分に材料は備わっているわ。

もともと彼は、デビューから中距離戦線を主戦としてたわけだけど…。
昨年距離短縮で挑んだ1400mの志摩Sと水無月Sでは3着と1着になるなど、スプリンターとしての才能を開花させたのよね。

1200mだった前走のカーバンクルSでも勝利しているし、高い適性を示す短距離戦の今回も有力な馬券候補と言えるんじゃないかしら。

下馬評でも中堅人気とされているし、彼が馬券を賑わせてくれれば3連複でも万馬券はカタいわよ!

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