2021年 新潟記念 事前予想
今週はサマー2000シリーズを締めくくる中長距離重賞、新潟記念(G3)を予想するわよ!
夏競馬も終盤に差し掛かり、気持ちはすでに秋のビッグレースへ、なんて人も多いかもしれないけど…。
直近10年で6桁配当が6度も飛び出している、超大荒れ傾向の本走を忘れちゃダメよ!
今年も下位人気まで実力拮抗の面々が揃い、まさに混戦模様といった感じ。
どんなに荒れてもおかしくないから、より世間の評価に惑わされない客観的な予想が重要になるわね。
こんなレースこそ、データ検証に強いアドレナリンの出番!
今回も過去のデータを基に、番狂わせの見込める伏兵を炙り出しておいたわ。
6桁配当が狙える注目の穴馬情報はページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい!
さっそく、今年の特別登録馬を確認してもらうわね。
2021年 新潟記念 特別登録馬
馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アドマイヤポラリス | 牡 | 55.0 | 友道康夫 | 栗東 |
エフェクトオン | 牡 | 53.0 | 久保田貴 | 美浦 |
ギベオン | 牡 | 57.5 | 藤原英昭 | 栗東 |
サトノアーサー | 牡 | 57.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
サトノクロニクル | 牡 | 56.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
ザダル | 牡 | 57.5 | 大竹正博 | 美浦 |
ショウナンバルディ | 牡 | 55.0 | 松下武士 | 栗東 |
トーセンスーリヤ | 牡 | 57.5 | 小野次郎 | 美浦 |
プレシャスブルー | 牡 | 54.0 | 相沢郁 | 美浦 |
マイネルサーパス | 牡 | 56.0 | 高木登 | 美浦 |
マイネルファンロン | 牡 | 55.0 | 手塚貴久 | 美浦 |
ヤシャマル | 牡 | 54.0 | 尾形和幸 | 美浦 |
ラーゴム | 牡 | 53.0 | 斉藤崇史 | 栗東 |
ラインベック | 牡 | 54.0 | 友道康夫 | 栗東 |
クラヴェル | 牝 | 52.0 | 安田翔伍 | 栗東 |
パルティアーモ | 牝 | 52.0 | 池上昌和 | 美浦 |
リアアメリア | 牝 | 55.0 | 中内田充 | 栗東 |
レッドサイオン | セン | 53.0 | 藤沢和雄 | 美浦 |
それじゃあ今週は、過去10年分のデータを基に新潟記念の予想を組み立てていくわよ。
まずは、前走クラス別成績から見てちょうだい。
2021年 新潟記念 前走クラス別成績
前走クラス | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 2 | 1 | 0 | 12 | 13.3% | 20.0% | 20.0% |
G2 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0% | 0% | 0% |
G3 | 7 | 7 | 7 | 78 | 7.1% | 14.1% | 21.2% |
OPEN特別 | 0 | 0 | 2 | 12 | 0% | 0% | 14.3% |
3勝クラス | 1 | 2 | 1 | 22 | 3.8% | 11.5% | 15.4% |
基本的には重賞組が勝利する傾向にあるようだわ。
重賞組で勝ち鞍の9割を占めているし、ここから最先着候補を探すべき、と言えそうなんだけど…。
なぜかG2組だけはまったく結果が出せていないのよね。
重賞組のなかでも、アドマイヤポラリスを買うならそれなりの理由が必要よ。
ちなみに前走G3組はサンプルが多いとはいえ、単純な勝ち馬の数がもっとも多く、単勝回収率も120%と高水準。
穴馬になる可能性が高い、という見方もできるから見逃せないわよ。
次は、前走着順別成績を見てもらおうかしら。
2021年 新潟記念 前走着順別成績
前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 3 | 3 | 1 | 30 | 8.1% | 16.2% | 18.2% |
2着 | 2 | 1 | 1 | 14 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
3着 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0% | 0% | 0% |
4着 | 0 | 0 | 0 | 14 | 0% | 0% | 0% |
5着 | 2 | 0 | 2 | 4 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
6~9着 | 3 | 3 | 5 | 28 | 7.7% | 15.4% | 28.2% |
10着以下 | 0 | 3 | 1 | 32 | 0% | 8.3% | 11.1% |
一見、前走で勝ち負けした馬が好調だけど…。
前走6~9着の、掲示板に届かなかった子たちもよく走る傾向にあるようだわ。
この範囲内だった馬は単勝・複勝ともに回収率が150%を超えているし、巻き返しを見込んで積極的に狙っていきたいわね。
また前走で10着以下と大敗した馬も、勝利こそ難しいものの、馬券圏内は十分ある、と言えそうな感じ。
他に買えるデータが揃っていれば、馬券に含めるのもアリね。
次は、レース当日の人気別成績を見てもらうわよ。
2021年 新潟記念 レース当日人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 2 | 2 | 0 | 6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 3 | 0 | 0 | 7 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
3番人気 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0% | 10.0% | 30.0% |
4番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0% | 0% | 0% |
5番人気 | 1 | 1 | 1 | 7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6~9番人気 | 3 | 6 | 4 | 28 | 7.3% | 22.0% | 31.7% |
10番人気以下 | 1 | 0 | 3 | 71 | 1.3% | 1.3% | 5.3% |
上位人気が好調、とは言い難いデータね。
1番人気も複勝率こそそこそこだけど勝率は低めだから、世間の評判はあまりあてにしない方がよさそうよ。
そんな中、6~9番人気だった子たちはよく馬券に絡んでいるわ。
データのいい中堅クラスは狙い目、ってことね。
ちなみに10番人気以降で馬券になったのべ4頭だけど、うち3頭は重賞で馬券経験のある子たちだったの。
傾向上、レッドサイオンやアドマイヤポラリスなんかは買いにくくなるから注意してちょうだい。
最後は、年齢別成績を見てもらうわよ。
2021年 新潟記念 年齢別成績
年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3歳 | 1 | 0 | 0 | 6 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
4歳 | 2 | 3 | 2 | 20 | 7.4% | 18.5% | 25.9% |
5歳 | 4 | 4 | 5 | 34 | 8.5% | 17.0% | 27.7% |
6歳 | 1 | 2 | 1 | 43 | 2.1% | 6.4% | 8.5% |
7歳 | 2 | 1 | 2 | 23 | 7.1% | 10.7% | 17.9% |
基本的にはどの条件からでも馬券にはなり得る、って感じのデータね。
複勝率が高めな4・5歳馬が馬券の中心という印象だけど、データ上このレースに限ってはそこまで馬齢に評価の重きを置かなくてよさそうよ。
ただ、7歳馬がよく走れている、というところは覚えておきたいポイント。
通常は敬遠されがちな高齢馬だけど、本走では要注目ね。
そんなところで、現段階における注目馬を発表するわよ!
2021年 新潟記念 注目馬①
ザダル(牡5)
【前走:エプソムカップ(G3)3番人気1着】
前走のエプソムCで重賞初制覇を果たした、ザダル。
かなりの好メンバーを相手に勝利したとあって、今回は1番人気もあり得るほどの評価を受けているわね。
となると、コスパ重視の穴党としてはちょっと狙うのがためらわれるところだけど、彼はデータ面でも絶好調。
3走前の関越Sでは後続をぶっちぎって最先着しているし、適性のある新潟が舞台の今回は文句なしの勝ち馬候補と言えるわ。
あとは調教での様子を加味しながら、金曜日までかけて信頼度を検証していきましょう。
2021年 新潟記念 注目馬②
エフェクトオン(牡5)
【前走:阿武隈ステークス(3勝クラス)5番人気1着】
前走の勝ち馬からは、エフェクトオンにも注目よ。
未だ重賞経験がなく、今回のメンバーではちょっと地力で劣る印象の彼だけど…。
データ上は十分馬券内に期待できる感じ。
本走は3勝クラスから参戦した馬が勝利した前例もあるし、前走の勝利で勢いがついていることを含めれば、この舞台で好走しても不思議はないわよね。
今のところオッズは配当妙味十分だし、このレースの傾向からして彼のような伏兵は見逃すわけにはいかないわよ!
今年も大荒れの雰囲気漂う、新潟記念。
アノ伏兵を馬券に含めれば、6桁配当がより近づくわ!
2021年 新潟記念 注目穴馬
プレシャスブルー(牡7)
【前走:七夕賞(G3)15番人気5着】
現段階における穴馬候補として注目したいのが、プレシャスブルーよ!
前走の七夕賞では、掲示板の確保がやっとだった彼だけど…。
伝えたようにこの新潟記念は、たびたび前走で掲示板付近だった馬が巻き返す傾向にあるし、G3組が好調。
昨年上がり最速で3着入線した新潟大賞典と同じ舞台であることを加味すれば、上位に食い込んできてもおかしくはないわよね。
彼は他の好データにもよく該当していたし、世間の評判に反してかなり買える存在。
本走は大穴クラスが馬券を賑わす傾向も強いし、このままの人気で推移すればまさに6桁配当配当請け合いの1頭、ってところだから、データを使って金曜日までしっかりと追っていくわよ!