2014年現在、地方競馬を開催している主催者は14団体、地方競馬の競馬場は全国に15あるわよ。
地方競馬のレースは基本的には中央競馬と同じ平地レースで、馬券の種類は中央競馬とほぼ同じラインナップになっているわよ。
1986年に我が国初となるナイター競馬を実施したのが大井競馬場なのよ。
帯広競馬場
独特の特色があるレースを行っているのが、帯広競馬場のばんえい競馬よ。
門別競馬場
1997年に開場した門別競馬場は、この記事を記載している時点では日本で一番新しい競馬場よ。
門別競馬場は全くの新設競馬場ではないわ。
盛岡競馬場
盛岡競馬場は岩手県盛岡市新庄字上八木田に位置する地方競馬場よ。
レース主催者は盛岡市と奥州市、岩手県が構成する岩手県競馬組合。
地方競馬場の多くが経営不振にあえぐ中、地方競馬場ではこれまでなかったダートコースと芝コースの両方をトラックに備えた、新盛岡競馬場に移転したという経緯があるわよ。
水沢競馬場
水沢競馬場は奥州市水沢区にあり、東北新幹線の水沢江刺駅よりタクシーで5分の場所にあるわ。
周囲は美しい岩手の山々や北上川に囲まれているの。
浦和競馬場
浦和競馬場は住宅街の一角に存在するわ。
競馬場の一角を近隣住民の車が走り抜けるなど生活に密着した浦和競馬場は、レース開催日以外は馬場内にある運動場を市民に開放するなど、地密着型の運営を行っているの。
船橋競馬場
船橋競馬場は京成線船橋競馬場駅から徒歩5分の場所にあるわ。
船橋競馬場のコースの一番の特徴はスパイラルカーブよ。
カーブに差し掛かる場面ではスピードが落ちず、その後が勝負どころになるわね。
大井競馬場
大井競馬場は、全国の競馬場で初めてナイター競馬「トゥインクルレース」を始めた競馬場よ。
会社帰りのOLさんや競馬は初めてというお客さんが急増し、競馬界のリーダー的存在といえるわ。
1970年代に大井競馬場でデビューし、中央競馬界でも活躍して、日本競馬界を誇る名馬となったハイセイコーね。
この馬も競馬人気を高めた伝統の馬なの。
川崎競馬場
川崎競馬場は地域密着型の競馬場で、地元の商店や飲食店と協力して川崎の街を元気にするお手伝いをしているわ。
直ぐ近くにある大井競馬場で開催されるトゥインクルレースと被らないよう、お互いにスケジュールを組んで通常は月に1度、連続する平日の5日間の開催になっているのよ。
もう1つ、川崎競馬場で気になるのが個人協賛レースよ。
金沢競馬場
金沢競馬場は、地方競馬においては日本海側で唯一の競馬場となっているわ。
金沢は日本三大名園である兼六園や金沢城の城下町として栄華を極め、現在も北陸屈指の経済都市、観光地として国内外から連日多くの人が訪れる場所よ。
そのため待ちに待った4月の開幕には先着1000名にどら焼きをプレゼントしたり、毎週日曜日ごとにイベントを行って多くの人に来場してもらう工夫をしているわよ。
笠松競馬場
笠松競馬場は、名古屋からほど近い岐阜県羽島郡にあるわ。
この笠松競馬場は「笠松けいば」として地元民から愛されている地方競馬場なの。
「平成三強」という言葉を知っている人も多いかもしれないわね。
地方競馬に興味のある人は、是非とも一度は訪れてほしい競馬場の一つね。
名古屋競馬場
名古屋競馬場は赤字経営で存続の危機にさらされていたけど、名古屋競馬の様々なアイデアと努力により経営危機を脱して存続が認められたの。
そのアイデアというのが競馬場に足を運んでもらうための、様々な仕掛けよ。
わずか1万円以上の景品を用意するだけで、 誕生日や記念日などに自分の名前や子供の名前を冠したレースを開催することができるのよ。
園田競馬場
園田競馬場は、2013年から本格的に「そのだ金曜ナイター」を開催しているわ。
2012年に10日間に渡る試行レースを行い、用意周到に準備されてきたの。
またナイターらしいワクワク感やロマンチック感を味わえるようイルミネーションも充実させていて、華やかに迎えてくれるわよ。
またもう1つの園田競馬場の見どころといえば、年1回開催されるゴールデンジョッキーカップね。
姫路競馬場
姫路競馬場は兵庫県姫路市広峰にある競馬場よ。
正式名称は姫路公園競馬場で、各種球技場や野球グラウンド、遊園地が併設された市民の憩いの場ともなっているわ。
高知競馬場
高知競馬場の魅力は「夜さ恋ナイター」よ。 夏に行われる有名な高知のお祭り、よさこい祭りに掛けたネーミングも素敵だけど、1年中ナイターが楽しめるのは全国でも唯一高知だけと言われているわ。
競馬ファンならずとも足を運んでしまう楽しさね。
佐賀競馬場
佐賀競馬場は、九州に住んでいる競馬ファンにとっては思い入れが深い場所よ。
第一次世界大戦の興奮が冷めやらない大正13年に佐賀県佐賀市神野町に開設され、戦前・戦後の地方競馬の人気隆盛に大きな役割を果たしてきた競馬場なの。
地方競馬が全国的に不振にある中で佐賀競馬場の人気が今もって高い理由は、 佐賀には馬の文化が古くから定着しているということが挙げられるわ。
その証拠のひとつに、佐賀競馬場にはよその地方競馬場には見られない特殊な習慣があるの。
騎手が競走馬に騎乗する際は必ず右側から騎乗することと、レース出走馬がパドックを周回するのも右回りなことよ。