【新潟競馬場の特徴】芝/ダートコース・距離別の傾向を詳しく紹介

新潟競馬場の特徴と傾向

新潟競馬場の特徴といえば、何と言っても日本一の長さをほこる659mの直線。

さらに第4コーナーが急なスパイラルカーブとなっていて、直線に向いた段階で馬群がばらけやすい傾向があるわ。

この2つの特徴からもわかるように、基本的には差し馬有利なコースよ。

ただし、特定の条件では先行馬が逃げ粘ったり、追い込み馬の脚が届いたりすることもあるから油断は禁物。

そのあたりを見極められてこそ、高配当をより高い確率で的中させられるわ。

それじゃあ、芝・ダートコース、距離別に詳細な特徴と傾向を見ていきましょう！

新潟競馬場 芝コースの特徴と傾向

芝	全周	幅員	直線距離	高低差	発走距離
野芝	内1,623.0m 外2,223.0m	21～25m	内358.7m 外658.7m	内0.8m 外2.2m	1,000m、1,200m、1,400m 1,600m、2,000m、2,200m 2,400m

新潟競馬場の芝コースは、野芝を使用しているのが特徴。

踏み込んだ際に深く沈まないから、スピードが出やすく、パワーを必要としないのがポイントよ。

またJRA唯一の直線コースがあり、アイビスSDや韋駄天Sといった新潟ならではの名物レースが開催されるわ。

新潟競馬場 芝1000mの特徴と傾向

開催レース：アイビスサマーダッシュ（G3）・韋駄天S

アイビスサマーダッシュが行われる芝1000mは、日本で唯一となるカーブのない直線コース。

そのため内枠の有利がなく、傷んだ芝を走らなくていい外枠、主に8枠の馬に大きな有利が働くわ。

脚質に関してはセオリー通り差し馬が有利だけど、3レースに1度逃げ馬が勝っているのは見逃せないところ。

残り600mほどの地点にゆるやかな谷があって、前を走る馬に息が入りやすくなるからって言われているわ。

また、特殊なつくりであるこのコースは、特定の騎手や馬が何度も好走する傾向が強いから注意が必要よ。

同コースの条件戦で好走歴のある馬なら、人気薄でも積極的に買うべきね。

新潟競馬場 芝1200mの特徴と傾向

開催レース：マリーゴールド賞・カンナS

アップダウンがなく、平坦な1200mコース。

向こう正面の直線入口からスタートし、コーナーまでは448mと長め。

先行争いが熾烈になることは少ないけど、野芝ならではのハイペースでコーナーへ走るケースが多く、スパイラルカーブでさらに加速がついて高速決着になりがち。

前が潰れて差し馬や追い込み馬といった後方から競馬をした馬が勝利するパターンもある、というのは覚えておいたほうがいいわ。

新潟競馬場 芝1400mの特徴と傾向

開催レース：朱鷺S・谷川岳S

スタート地点は向こう正面右奥コーナーポケット。

最初のコーナーまでおよそ648mと長いため、序盤の位置取りは激しくならないわ。

その分最後の直線は短いから、逃げ・先行馬がそのまま入線するケースも少なくないわよ。

新潟競馬場 芝1600mの特徴と傾向

開催レース：関屋記念（G3）・新潟2歳S（G3）

スタートは向こう正面の中ほどで、コーナーまでは約548m。

コーナーはワンターンで、緩い上り坂から頂点を超えると下り坂へ。

最後は日本一の長さをほこる659mの直線となり、差し・追い込みが前を捕えやすい傾向にあるわ。

キレや長く脚が使える馬が走るコースよ。

新潟競馬場 芝1800mの特徴と傾向

開催レース：OP・条件戦・未勝利・新馬

スタートは向こう正面の直背入口で、コーナーまでは約748mと長め。

コーナーはワンターンで、緩い上り坂から頂点を超えると下り坂へ。

最後は659mの直線となり、1600m同様に差し・追い込みが前を捕えやすい傾向にあるわ。

新潟競馬場 芝2000mの特徴と傾向

開催レース：新潟大賞典（G3）・新潟記念（G3）

新潟の芝2000mは内と外の2コースあるけど、重賞で使われるのは外回りコース。

早いラップの出がちな長い直線と、ペースを落とさなければ曲がれない急なコーナーで構成されていて、緩急の激しいレース展開になりがちよ。

だから逃げ馬にとっては厳しいコースでもあって、セオリー通り差し馬が有利。

他の競馬場で差し届かなかった馬がここで伸びきることも多いから、差し馬であれば人気が低くても積極的に狙っていきましょう。

新潟競馬場 芝2200mの特徴と傾向

開催レース：OP・条件戦・未勝利・新馬

内回りでアップダウンがない平坦な2200mコース。

コーナー4つで持久力勝負になると思われがちだけど、前残りの展開も多いのがポイント。

スピードのある馬なら買える中長距離コースね。

新潟競馬場 芝2400mの特徴と傾向

開催レース：OP・条件戦・未勝利・新馬

スタート地点は外回りの4コーナーポケット地点。

最初のコーナーまではおよそ836mとかなり長いから、序盤の位置取りは激しくなりにくいわ。

さらに終始平坦なコース形状だから、道中は脚を溜めて瞬発力勝負ができる馬が好走する傾向にあるわよ。

新潟競馬場 ダートコースの特徴と傾向

全周	幅員	直線距離	高低差	発走距離
1,472.5m	20m	353.9m	0.6m	1,200m、1,800m、2,500m

新潟競馬場 ダート1200mの特徴と傾向

開催レース：OP・条件戦・未勝利・新馬

スタートは2コーナーのポケット地点の芝コースから。

アップダウンがない平坦なコースで、JRAのダートコースでもっとも高低差が少ないのが特徴。

逃げ・先行勢が圧倒的に有利なコースよ。

新潟競馬場 ダート1800mの特徴と傾向

開催レース：レパードS（G3）・BSN賞

ダートコースは内回りコースのさらに内側を使用するから、芝コースと比べて直線は大幅に短く、コーナーはますますキツくなるわ。

また前を走る馬がコーナーで息を入れやすく、また差しも届きにくくなるから、逃げ・先行馬にとって有利なコース、と言えるわね。

後方から競馬をした馬はことごとく届かない、なんてデータもあるから、芝のイメージに影響されて安易に差し・追い込み馬を買ってしまわないように気を付けてちょうだい。

新潟競馬場 ダート2500mの特徴と傾向

開催レース：開催レース：OP・条件戦・未勝利・新馬

スタートは向こう正面2コーナー付近から。

最初のコーナーまでおよそ350m、コーナーを6つ回るわよ。

最後の直線は、約353mとダートコースとしては平均的な長さ。

コーナーからまくってきた馬がよく馬券に絡む傾向があるわ。